JEAN COCTEAU ジャン・コクトー(1889-1963)
芸術のジャンルを軽やかに横断し、無数の作品を残したジャン・コクトー
1889年、パリ郊外の裕福な家庭に生まれる。
九歳で父の自殺に見舞われる。
少年時代には男子への片想いを経験。
青年時代から社交界に出入りし才気あふれる詩人として頭角をあらわす。
ジャンルを問わない前衛作家として驚異の夢を紡(つむ)ぎつづける。
小説の代表作に『大胯(おおまた)びらき』(1923年)、
『白書』(1928年)、『恐るべき子供たち』(1929年)がある。
デアギレフ、ニジンスキー、ピカソ、サティ、ジュネ、ヴィアン、トリュフォーらるとの交際でも知られる。
第二次大戦後は『双頭の鷲(わし)』や『オルフェ』など映画制作にも従事。
1963年、親友エディット・ピアフの訃報(ふほう)で心臓発作を起こし、七十四歳で死去。
親交のあったモジリアニの J,コクトーの肖像画 をキャッチにしました。