ダットサン フェアレディ1500 1962年

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1961(昭和36)年秋の第8回東京モーターショーで話題をさらったダットサンフェアレディ1500(SP310型)は、1962年10月に国産初の本格的スポーツカーとして発売されました。ダットサン310型(初代ブルーバード)のシャシーとセドリック30型のエンジンをベースにしたもので、当時のMGやトライアンフ等の欧州のスポーツカーに近いフォルムをまとっています。搭載された1,488ccのG型OHVエンジンは初期のスペックで最高出力71馬力、最大トルク11.5kg-mを発生し、1963年以降は、輸出仕様と同様にSUツインキャブレターを採用し80馬力にパワーアップされました。このクルマは、フレームやボディを含めフルレストアされ、ターンシグナルやアンテナ等を含めオリジナルに近い状態を取り戻しました。

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