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"white” / 井上陽水(紙ジャケCD)

1977年9月に大麻所持で逮捕された井上陽水が、懲役8か月、執行猶予2年の判決を受け、その執行猶予期間中に出した6枚目のアルバム。 前作からは2年のブランクがあるものの、このスピードで復帰できた当時って凄いなと思いますし、オリコンチャートでも3位を獲得しており、世間の目という観点で行けば今ほど社会的制裁は少なかったようにも思えます。実際、ビートルズをはじめ海外アーティストはドラッグが黙認されていたような時代でしたから、コンプラにうるさい現代なら週刊誌の攻撃も激しく、復帰にはもっと時間がかかりそうです。 大麻に至った経緯はどちらかというと前作「招待状のないショー」の方に影響が出ているように感じ、本作はどちらかというと「その後の陽水」が描かれており、事件を肯定するとも否定するとも取れそうな意味深な歌詞を幾つか見つけることができます。中でも留置場で作った「青い闇の警告」と「ミスコンテスト」の2曲は陽水の隠と陽を垣間見たようで面白い作品です。 ちなみに、逮捕された井上陽水の音楽を援護したのが朝日新聞記者だった筑紫哲也で、当時面識のなかった二人の縁はのちに強く結ばれます。 「青い闇の警告」https://youtu.be/XfQSF-6Yjyg?si=xwgdA3BnHtQbrb6X 「ミスコンテスト」https://youtu.be/mqwdFWC9o8w?si=RF9QNlHY8zFx4ZgX

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#1 RECORD / BIG STAR(紙ジャケCD)

発売当時は多くから関心を得られることがなかったビッグ•スターの1stアルバムですが、時代を経て名盤と呼ばれるようになり、2022年に発売された雑誌「レコード•コレクターズ」の企画「70年代のロックアルバム200」では「オペラ座の夜」や「ホテル•カリフォルニア」、「こわれもの」などより上位に来る31位にランクされました。 確かに、1972年にギターポップを確立していることは時代を先見しており、後世の多くのロックバンドに多大な影響を与えた作品だと思います。 こういうことがあるから、日の目を見ないロックバンドも応援したくなるのです。 https://youtu.be/NpqEjOzCS6o

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(UNTITLLED)/(UNISSUED) / THE BYRDS(紙ジャケCD)

バーズ初の2枚組となった9作目。 解雇されたジョン•ヨークに代わり、スキップ•バッティンがベーシストとして加入したことでライブパフォーマンスの質が上がり、本作誕生のきっかけになりました。 ジャムセッションを導入した新メンバーでのライブが1枚、スタジオ録音が1枚の2枚組で、過去の経歴で得た様々なジャンルの楽曲を含むことでバーズを代表するアルバム、70年代を代表するアルバムとなりました。 https://youtu.be/myLTgLqFaj8

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1 / THE BEATLES

EU盤 EMI STEREO 2000 DIGITAL REMASTERS 7243 5 29325 1 1

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1.OUTSIDE / DAVID BOWIE(紙ジャケCD)

ティン•マシーンでの成功をおさめることができなかったデヴィッド•ボウイはソロ活動を再開し、ナイル•ロジャースを再度プロデューサーに迎えた「BLACK TIE WHITE NOISE」で久々の全英NO.1を獲得します。 本作はその次作にあたり、ブライアン•イーノのプロデュースにより90年代に流行ったインダストリアル系のサウンドを試みます。 タイトルが「1.OUTSIDE」となっているのは当初5部作を予定していたためで、しかしながら内容の暗さから評判を得ることができず、予定していた「2.INSIDE」以降のアルバムはお蔵入りとなりました。 今聴くといかにも90年代なサウンドで、時代の波に乗った新しいボウイの世界観が広がっています。 ちなみに本作の紙ジャケ盤はボーナストラックかろ17曲追加され、「EXCERPTS FROM OUTSIDE」というタイトルが付けられています。 https://youtu.be/4FQc4tbNjPA

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100% FUN / MATTHEW SWEET

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100％男女交際 / 小泉今日子

Kyon2の18枚目のシングル。 大ヒットした前作「なんてったってアイドル」の呪縛に苦しめられた曲で、当初のタイトルはCMソング「明るいナショナル」 を意識した「明るい男女交際」でしたが、「なんてったってアイドル」を超える作品をと目論む制作陣の思惑が紆余曲折し「100％男女交際」で落ち着きました。ちなみにKyon2的には「明るい男女交際」が気に入っていたようです。 作詞は麻生圭子、作曲は馬飼野康二、編曲は山川恵津子で、ノベルティーとして秋元康が作詞をした「あぶない男女交際」という曲も存在します。 https://youtu.be/77WXaPE4bFc?si=_8SfrSCF9iGikR3C

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10ナンバーズ•からっと / サザンオールスターズ

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11 / THE SMITHEREENS

スミザリーンズの3rdアルバムは、映画「オーシャンズ11」にインスパイアされたジャケットで、ベリンダ•カーライルがゲストボーカルで参加しています。 デビュー当時よりもやや角が取れた感じですが、ガレージロックのスタイルは相変わらずで、エバーグリーンなロックを聴かせてくれます。 当時よく比較されたR.E.M.はこの頃次々ヒットを飛ばしますが、スミザリーンズはここから迷走し、方向性を模索します。 個人的にはどちらも甲乙つけ難いバンドでしたが、明暗の別れたこの辺からのアナログ盤を見つけるのもかなり困難な作品となっています。

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11 O’CLOCK TICK TOCK / U2

U2の3rdシングル メジャーのアイランドと契約後初のシングルで、デビューアルバム「ボーイ」の先行シングルとなりました。 パンクでもない、ニューウェーブでもないサウンドは既にU2として確立していますね。 あまり映ってませんが、ドラムスのラリーがまだあどけなくて可愛いです。 https://youtu.be/X8BHUqwa6I4?si=nZxbX4eE5lqxDu3b

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12 / SLOAN

スローン、4年ぶりの12作目 今回はビッグスターやマシュー•スウィートのようなオルタナギターポップな作品。 ぐるっと回って原点回帰したような内容です。 https://youtu.be/_fhKeAJp1o8?si=OEyJ857sltLlokr5

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12 GARDENS LIVE / BILLY JOEL(紙ジャケCD)

ビリー•ジョエルは1993年の「RIVER OF DREAMS」以降、クラシックのアルバム一枚と映画用の新曲以外新譜を出していません。 引退も示唆する中、ライブ活動だけは積極的に行い、これまでにも2枚のライブアルバムを発表しています。 今作は2006年1月から4月にかけて計12回行われたNY、マジソンスクエアガーデンでのライブを収めたもので、その人気から日本でも8年ぶりにライブが行われました。 当時、ソニーのホームページからCDを買ったところ、この東京ドームのチケットプレゼントに当たり、秋田から新幹線に乗って観に行きました。 セットリストはこのCDとほぼ同じだったので、予習でも繰り返し聴きましたし、ライブ後も、ドライブの際には爆音で繰り返し聴いた思い出のアルバムです。 ビリー•ジョエルは現在も精力的にライブを行なっていますが、活動できなかったコロナ禍の期間もツアーメンバー全員に報酬を払い続けていたそうです。そういう漢気も含めて、ビリー•ジョエルは大好きなアーティストのひとりです。

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12 LITTLE SPELLS / ESPERANZA SPALDING

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12 SONGS / RANDY NEWMAN

ランディー•ニューマンの2ndアルバム。 ここに収録の「ママ•トールド•ミー•ノット•トゥ•カム」をスリー•ドッグ•ナイトがカバーし全米第1位となったことでランディーの知名度が上がりました。 今は「トイ•ストーリー」や「モンスターズ•インク」といったフィクサーアニメの映画音楽の方が有名ですが、その原型が本作に中にあります。 https://youtu.be/wR0D6HJms8w?si=zapqqqwy8-zMQXQ6

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12月の雨 / 荒井由実

ユーミンのシングル4作目。演奏はティンパン•アレイ、コーラスはシュガーベイブが担当。ジャケットはアルバム「ミスリム」とは別カットの写真が使われています。 また、B面の「瞳を閉じて」はユーミン初の校歌として作られたものです。

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