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LIVE AT THE BBC / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
ダイアー•ストレイツ解散のタイミングで発売されたBBCライブの初期音源で、1曲目から7曲目までが1978年、8曲目だけが1981年の音源です。 直近のライブ音源はアルバム「ON THE NIGHT」として発売されていたので、ノップラー兄弟唯一の共作で未発表でもあった「WHAT’S THE MATTER BABY?」を含む蔵出し音源として今作が発売されました。 まあ、ファンでなければ手を出さないアルバムです。 https://youtu.be/kf60wwDfWpc?si=z8HORepnBnQ5nCic
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1995年犬がミケの一族
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ON EVERY STREET / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
大ヒットアルバム「ブラザーズ•イン•アームズ」発売の3年後、ダイアー•ストレイツは解散しますが、更にその3年後、本アルバムで再結成します。 再結成はドラマーのテリー•ウィリアムズ以外のメンバーが集まり、ドラムはTOTOのジェフ•ポーカロとフランスのドラマーでピーター•ガブリエルの「SO」参加で一躍有名になったマヌ•カチェが叩いています。 このアルバムは大ヒットとなり、大規模なツアーも行われますが、このツアーに疲弊したマーク•ノップラーはアルバム発売の4年後に再度解散することを選びました。 これはモンスターアルバムを作ってしまったバンドの典型的な末路ですが、一旦解散したことにより様々なことが整理され、一定の時間をかけ、やり残したことを凝縮してまとめたという印象を持つ作品です。 https://youtu.be/BUavFsfbFv8?si=G8R2Lt4yiAzawXSf
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1991年犬がミケの一族
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BROTHERS IN ARMS / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
ダイアー•ストレイツとして最大ヒット作となった5作目は、当時まだ珍しかったフル•デジタル•レコーディングで、アナログ盤とCDは似て非なる別物。 収録できる時間帯の違いを意識して、大半の曲がアナログ盤よりもCDの方が1分以上長いバージョンになっています。 そんなことを知ってか知らずか、史上初めてCDがアナログ盤よりも多く売れたアルバムがこの「ブラザーズ•イン•アームズ」だったりします。 かく言う私も当時はCDを買いました。 https://youtu.be/kd9TlGDZGkI?si=KOhFNWb9hCzHe0dh
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1985年犬がミケの一族
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LOVE OVER GOLD / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
5人組となったダイアー•ストレイツが初の全英No.1を獲得した4作目。 長めの曲が増えて、プログレっぽさがあるものの、そこはダイアー•ストレイツらしさが勝りプログレという枠にははまりません。 このバンドの魅力ってやはり、マーク•ノップラーのギターなんだなと改めて考えさせられる一枚です。 馬鹿売れした次作よりも、こちらを傑作とするファンも多く、特に14分に及ぶ「テレグラフ•ロード」の美しさは必聴です。 https://youtu.be/1TTAXENxbM0?si=7zf8oN_BNK9wxshu
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1982年犬がミケの一族
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MAKING MOVIES / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
製作中にマーク•ノップラーの弟、デヴィッド•ノップラーが脱退してしまった3作目。 プロデュースはジミー•アイオヴィンとマーク•ノップラー、ゲストとしてEストリート•バンドのロイ•ビタンがキーボードを弾いています。 80年代に突入しても、サウンドが全く流行を意識していなく、流行を超えたサウンドになっているので、今出た新譜と言ってもわからない完成度です。 本作発売後、ハル•リンデス(ギター)とアラン•クラーク(キーボード)が加わり、バンドは5人組となりました。 https://youtu.be/rC95MEenIxA?si=LwLukUZBDXoG7gEg
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1980年犬がミケの一族
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COMMUNIQUÉ / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
ヒットした1stアルバムの流れを継承する2ndアルバム。こちらもヒットしました。 ニューウェーブ好きにも刺さるし、ディラン好きにも刺さる絶妙なバランスが、単純なジャンルの枠には当てはめられない感じがあり、ユニークな存在になっていたと思います。 ヒットシングルの邦題は「「翔んでる!レディ」 これ絶対、漫画「翔んだ!カップル」から取ったと思うんですが、どうでしょう? https://youtu.be/BlD6jCGVU4A?si=pofAwvCMcWw_6zCh
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1979年犬がミケの一族
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DIRE STRAITS / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
ダイアー•ストレイツのデビューアルバム。 当時、常に困窮した状態でバンド活動を続けていた彼らを友人が揶揄ったところから「ひどい、無残な、差し迫った」という意味のダイアーと「苦境、困窮」という意味のストレイツを繋げてバンド名にしました。 デビュー間も無く、トーキング•ヘッズのツアーでオープニングアクトを務め、ややボブ•ディランに似たボーカルと流行の音楽には当てはまらない独自の音楽性が認められて、デビュー曲の「悲しきサルタン」がいきなりヒットし、アルバムも全英5位となりました。 プロデュースはスティーヴ•ウィンウッドの兄、マフ•ウィンウッドで、バンドとマフはこのアルバムを聴いたことがきっかけとなりボブ•ディランに召集され、ディランのアルバム「スロー•トレイン•カミング」に参加することになります。 まさにデビューから順風満帆だった名盤です。 https://youtu.be/h0ffIJ7ZO4U?si=cunqKIqCITlmg3JU
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1978年犬がミケの一族
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BUG / DINOSAUR JR.
インディーズ最後の作品となったダイナソーJrの3rdアルバム。 本作を最後にルー•バーロウが脱退し、ルーはセバドーやフォーク•インプロージョンを結成し、Jマスシスとは袂を分かち合うことになります。 本作からは「フリーク•シーン」がヒットし、初期ダイナソーの集大成的なアルバムとなり、その勢いはメジャーレーベルへの移籍、次作「グリーン•マインド」の大ヒットへと繋がっていきました。 荒削りでアオハルな作品ですが、この時だからこそ出せた荒削りなパワーが、色褪せない魅力となっている作品です。 https://youtu.be/5eO6up9Gpv0?si=PcHXTB8WJSCIFInZ
紙ジャケットCD D 2600円 2007年7月 1988年犬がミケの一族
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YOU’RE LIVING ALL OVER ME / DINOSAUR JR(紙ジャケCD)
バンド名をダイナソーJrに改めた2ndアルバム。 当時、ソニック•ユースやサウンド•ガーデン、ハスカー•デューなどが在籍していたインディーズレーベル、STTからの発売で、それら周辺バンドの影響を大きく受けるとともに、周辺のバンドもダイナソーの影響を大きく受け、オルタナグランジロックのブームが徐々に着火して行きました。 パンク以上に壊れたサウンドなのに、そのメロディに美しさを垣間見てしまうところがグランジの魅力だと思います。 https://youtu.be/UT7IpRx08tE?si=kI2B75NDWBo3lv5v
紙ジャケットCD D 2600円 2007年7月 1987年犬がミケの一族
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DINOSAUR / DINOSAUR JR.
高校の同級生だったJ.マスシスとルー•バーロウが結成したバンド、ダイナソーのデビューアルバム。 元々ドラマーだったJ.マスシスは、ギタリストのルーと共にディープ•ウーンドというハードコアパンクバンドを結成していましたが、解散後にギタリストに転向し、ベースに転向したルーと二人でダイナソーを結成します。そこにドラマーのマーフが加わり制作されたのが本作ですが、発売後に同名のバンドが存在することがわかり、2ndアルバムからはバンド名をダイナソーJrに変更しました。 この1stも再発されたものはバンド名にJr.が付いています。 歪んだギターとぶっといベースラインに気怠い無気力ボーカルが魅力的で、ソニック•ユースに認められたことで一気に知名度を上げ、アメリカはオルタナグランジロックのブームに突入していきます。 https://youtu.be/FLknODB7Fuc?si=gt2hiXMmQTjDOre5
紙ジャケットCD D 2600円 2007年7月 1985年犬がミケの一族
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LAYLA AND THE ASSORTED LOVE SONGS / DEREK AND THE DOMINOS(紙ジャケリマスターCD)
2001年に発売された1996年デジタルマスターを使用した紙ジャケCDです。 本作はクラプトンが酒とドラッグに溺れた頃と重なります。 本作でも「リトル•ウイング」をカバーしていますが、その作者であるジミ•ヘンドリックスが同時期にオーバードーズで亡くなり、本作に多大なる貢献をしたオールマン•ブラザーズ•バンドのギタリスト、デュアン•オールマンも本作発売の僅か10日前、交通事故で亡くなります。 本作がすぐにはヒットしなかったことなども重なり、クラプトンは不安からドラッグに溺れていきました。 奇しくも、こういった頃の作品が評価されてしまうのは芸術家ゆえであり、幸せな日々よりも、堕落したり、貧しい時の体験が名曲を生むことが多くあります。 https://youtu.be/s7mGEuwzDOk?si=pay40Hr-6ALwW8NO
紙ジャケットCD D 2141円 2011年8月○時 1971年犬がミケの一族
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LAYLA AND THE ASSORTED LOVE SONGS / DEREK AND THE DOMINOS(紙ジャケCD)
デラニー&ボニー&フレンズのメンバーから派生したデレク&ザ•ドミノス唯一のアルバム。 良くも悪くもクラプトンの運命を変えた作品です。 同時期、ジョージ•ハリスンは「オール•シングス•マスト•パス」を製作中で、このレコーディングもデレク&ザ•ドミノス結成と大きな関わりがあります。 本作のレコーディングにはデュアン•オールマンやデイヴ•メイソンも参加し、2枚組の壮大な内容となりましたが、発売当初はチャートアクションも伸び悩む結果となり、「いとしのレイラ」がシングルカットされた2年後にようやくチャートインする結果となりました。 表題曲「いとしのレイラ」はジョージの奥さんだったパティ•ボイドに恋したことを歌ったクラプトンの名曲ですが、長く続くこの二人の関係性は一般論では理解し難い絆を感じます。 https://youtu.be/TngViNw2pOo?si=WgGSUVFvsUx2stz-
紙ジャケットCD D 2200円 1998年3月 1970年犬がミケの一族
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IT’S A POPPIN’ TIME / 山下達郎
LP や 5500円 Amazon 2023年9月犬がミケの一族
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HOME / DELANEY & BONNIE(紙ジャケCD)
デラニー&ボニーの2ndアルバム。 アイク&ティナ•ターナーの専属ボーカルグループにいたボニー•リン•オファレルと、テレビ番組のハウスバンドに所属していたデラニー•ブラムレットが結婚し、デュオグループ、デラニー&ボニーが結成されました。 スタックス•レコードと契約した彼らは1stアルバムを制作しますがお蔵入りし、エレクトラに移りアルバム「オリジナル•デラニー&ボニー」でデビューします。 当初はジョージ•ハリスンがアップル•レコードからデビューさせようとしたため、当時付けようとしたアップルのレコードカタログ番号は欠番となりました。 デラニー&ボニーを気に入っていたジョージは、彼らをクラプトンに紹介し、ブラインド•フェイスのツアーオープニングアクトを務めたことから交流が深まり、クラプトンがデラニー&ボニーのサポートギタリストになったり、クラプトンの1stソロをデラニーがプロデュースするなど親交が続き、南部ロックに傾倒したクラプトンはデレク&ザ•ドミノス結成へと発展します。 本作は1stアルバムヒットののち、お蔵入りしていた幻のデビューアルバムを再編集し、2ndアルバムとしたもので、スタックス•レコードに所属していたブッカーT&ザ•MGSやアイザック•ヘイズが参加した少しソウル寄りな作品です。 こういう売れた後の編集盤って、安直なジャケットになることも多いんですが、本作の夫婦とデラニーの祖父により撮られたスナップショットはジャケットアートワークとしても秀逸で、オリジナル作品としても遜色ない見事な出来映えです。 本作はデラニー&ボニーとしては唯一ヒットしなかったアルバムですが、本作制作時のアウトテイク「ピース•オブ•マイ•ハート」はのちにジャニス•ジョプリンがカバーし、当時のクラプトンとの共作シングル「カミン•ホーム」のカップリング曲だったレオン•ラッセルとの共作曲「グルーピン」はのちにタイトルを「スーパースター」に変え、カーペンターズの大ヒットシングルになりました。 https://youtu.be/8nzVM1cwAkw?si=dJ-esChmEy6RHlsa
紙ジャケットCD D 1580円 1996年10月 1969年犬がミケの一族
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WHO DO WE THINK WE ARE / DEEP PURPLE(紙ジャケCD)
「ライブ•イン•ジャパン」とほぼ同時期に制作されたディープ•パープルの7枚目のオリジナルアルバム。 邦題は「紫の肖像」で、いわゆるイアン•ギランが在籍した第2期パープルのラストとなった作品です。 バカ売れした前作「マシン•ヘッド」以上を期待するリスナーへのプレッシャーや、ツアーで疲弊したメンバー間のギクシャクもあり、期待を超える作品とはなりませんでした。 結果、イアン•ギランもロジャー•グローヴァーもリッチー•ブラックモアも脱退を示唆しますが、イアンが抜けるのであればとリッチーは踏み止まり、イアンとロジャーが脱退することになりました。 以降も、バンド存続をメンバーチェンジで維持することがディープ•パープルのスタイルになっていきます。 https://youtu.be/lElg5rh5CIg?si=aiXHByg3DDUaJ5kP
紙ジャケットCD D 2100円 1998年4月 1973年犬がミケの一族
