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UNION 76 Tokheim 350 Twin Gas Pump 1954 Series 11 Green Light
UNION 76 Tokheim 350 Twin-Gas Pump (1954)Series 11 Green Light 日本人にも馴染みがある"76" 1932年にユニオン石油(後のユノカル・Unocal)が、アメリカ独立宣言の年である1776年に因みに名付けたブランドらしい。また76は、当時のガソリンのオクタン価でもあった。 日本の石油小売業界と同じく、合併や買収が多く、アメリカ版Wikipediaを読んでみても変遷はよく分からなかった。現在の状況だけいうと、フィリップス66とサウジアラムコ系の企業のブランドのようだ。 モデルはトクハイムのガスポンプ350。トクハイムの創業者は、1901年に世界初のガスポンプで特許を取得した。正式にはディスペンサーと言うらしい。 全く余談だが、スマホを買い替えたら、1:1サイズが撮影できなくなった。レタッチするのは面倒だし、前のスマホで撮影して飛ばして…も面倒。みなさん、どうしていますか?こういう状況の時は。
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FIAT-BARTOLETTI 306/2 Transporter TEAM JCB RACING(1962)Norev
FIAT-BARTOLETTI 306/2 Transporter TEAM JCB RACING(1962)Norev OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporter (1967) CMRを購入してから、なんとなく欲しくなった。 OM Fiat 150 Rolfoよりも前に発売されていたので、気になりだしてからは値段が上がっていたから更に悩む。本当は映画"Le Mans"仕様の黒ホイール、ボディ同色フロントグリル、スポンサー・ステッカー付きが欲しかったが、それだと支払総額10万円。 国内サイトで安いのを見つけたが、実はサイトの管理不足で売り切れ。結果、このモデルにする。 ロンドン郊外からスタンダードパッケージで、1週間という驚異的な早さで届いた。宅配ボックスに入らなかったので、福山通運までお迎えに行きました。 開けて残念、OM Fiat 150 Rolfo同様、破損していた。ルーフのカウルと、上段の左右ガード、上段の積載用のラダーのフラップが破損。 受け取る時点で箱を確認したが、特に大きな損傷はなかった。どうやら最近、運が悪い。 前回みたいにハンドルがない、みたいなものではないので受け取ることにしたが、直すのが面倒だな。 ただ、受け取り報告時に破損していた旨を連絡すると£50割り引かれた。たぶん、配送会社が負担するんだろうが、外箱の損傷はほぼなく、工場出荷時の損傷と思われる。 仕上がり・再現度からいうと、決して高くない。 ラダー、前輪は動くが、ドアや左右のサービスドアは開かない。ただ、後部のラダーを留めるフックが実際にラダーを固定する。また、レジンパーツが多く(損傷部は全てレジン)、壊れそうだしやたらに軽い。 フェラーリのデカールは貼付されておらず、どうするかは思案中。 実車 色々と調べたが、情報が少ない。 まず"JCB"だが、クレジットカード会社ではない。イギリスの建設・農業機械メーカー、ジョセフ・シリル・バンフォード・エクスカベーターズである。 1960-1970年代にレースをしており、Ferrari 250GTO・365GTB/4とMaserati Tipo61(所謂、バードケージ)が積載された写真は見つけた。 AI調べによると、スクーデリア・フェラーリから譲り受け(同型が2台あったとも)、レース撤退時にS.F.に戻り、Maseratiが使用した・Shelbyが使用した云々と出たが、文章を保存できず再度調べても違う答えが出て真偽は不明。 確かにMaseratiやShelbyのモデルも存在する。 ホイールが黄色なのは、J.C.B.のコーポレートカラーだからだ。 現在、Aston Martin Formula 1のサポート企業のようだが、詳細は不明。 '60-'70年代のJCBレーシングの情報がございましたら、ご一報いただくとありがたいです。 宜しくお願いします。 今回も長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
ミニカー 1/18 NOREV64style
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Ferarri F512 M (1994) Hot Wheels
Ferarri F512 M (1994) Hot Wheels かなり以前からこのモデルを見つけていたが、Eliteモデルがあればそちらが欲しいと思って購入していなかった。 結局、Eliteモデルはどこのサイトでも見つからず、これを購入した。たぶんレギュラーモデルしか販売されなかったのだろう。 当館はブラーゴのTestarossa(1984)”を収蔵しているが、そのモデルよりも仕上がりがいまひとつ。 特にエンジンの造形が致命的な貧弱さだ。 もう少し再現度の高いモデルが欲しいところだが、かなりのレア物なので満足している。 実車 ご存じ1984年発表の"Testarossa”の最終モデルである。"Testarossa”は1992年に"512TR”にモデルチェンジし、1994年に"F512 M”が最終モデルとして登場した。 エンジン出力が"Testarossa”が380〜390PS、"512TR”が428PSである。 フェラーリ5リットル12気筒・Modificata(改良型)の"F512M”は440ps/6,750rpmとなる。 もちろん最終型のなので、各部の軽量化や強化などが行われたが、最大の変化は見てのとおりの造形変化である。 リトラクタブルヘッドライトの廃止、これが最大の特徴だろう。これはアメリカの保安基準が変更され、常時点灯が義務付けされたことに伴う変化だ。 この変化は好き嫌いが分かれるところだが、空力特性上は向上しているので改良に繋がっている。 またテール部分は"Testarossa”と"348シリーズ"に採用されていた、黒いルーバー越しのテールレンズが廃止され、剥き出しの丸型テールレンズに変更された。黒いルーバー越しのテールレンズが不評だったとも聞くが、大変斬新で私はさすがピニンファリーナと思っていた。 フロントフードにはNACAダクトが左右に1カ所づつ追加され、空調の強化に使用された。 またホイールは、ピニンファリーナのMythos(ミトス・当館収蔵)のデザインによく似ている。 ところでこの"F512 M”、実車のオークションでもジリジリと値を上げている。 2025年1月25日に行われたRM Sotheby'sの"ARIZONA 2025"のオークションで、USD555.000(約8.600万円)で落札された。 https://rmsothebys.com/auctions/az25/lots/r0007-1995-ferrari-f512-m/ 事前の落札予想金額が、USD425.000~450.000だったのでかなりの競り合いが行われたようだ。 古いオークション結果を見ると、2024年1月24日の"PARIS 2024”では€308.750(約4940万円)、2022年1月27日の”ARIZONA 2022"ではUSD527.500(約5775万円)で落札されている。 為替の変動を考慮に入れても、価格は上昇しているようだ。 "Testarossa”は7.177台、"512TR”は2.280台、"F512 M”は501台の生産であるので、"F512 M”の希少性は今後も高まっていくだろう。
レギュラー ミニカー 1/18 ピニンファリーナ64style
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日産 パルサー GTI-R
日産 パルサー GTI-R 知る人ぞ知る、パルサーGTI-Rである。まずパルサーをご存知ないだろう。そのスポーツ仕様車がGTIだったのだが、この車には-Rが付く。 同時期のスカイラインGT-R(BNR32)と比べると、信号レースは勝ちだったような… もちろん、あとで抜かれるが。 本当は当時の人気色のガンメタリックが欲しかったが、ガチャゆえに仕方がない。何回も回すほど欲しくもないし。
ガチャガチャ 1/64 スタンド・ストーンズ64style
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Ferrari 410 Super America (1956)Hot Wheels Elite Limited Edition 1of up to 5000
Ferrari 410 Super America (1956)Hot Wheels Elite Limited Edition 1 of up to 5000 久しぶりにeBayで手に入れたのだが、このモデルは記憶する限り1年前からすでに結構な数が出品されていた。 売れ残っていたのは、人気のあるモデルではないからだろう。 しかし、国内の販売サイトや買取店、フリマサイトを見渡しても、このモデルは見つからない。 50年代のフェラーリは大好物だが、あまりにアメリカを意識したディティールで避けていたのだが、買いそびれは嫌なので購入した。 モデルはマテルのエリートのため、細部の造形はなかなか上質である。 プロポーションモデルで綺麗なモデルもあるようだが、やはり各部が開閉し、特にエンジンが再現されているものが好みである。 前述のとおり、アメリカ向けの車のため、メッキを多用したデザインである。エンジンフードのインテークはこのころのヨーロッパ向けにもよく見るもの。サイドのアウトレットは、当館所蔵の’56 250GTベルリネッタに似ている。また全体は’60 250GTカリフォルニアスパイダーと酷似している。 実車はカロッツェリアによって造形が違うし、顧客のオーダーによっても違う。大きなドルフィンテールのモデルでも探してみようかとも思いだした。 実車 410スーパーアメリカは375アメリカの後継で。1955年パリサロンでローリングシャシーの形で一般公開され、1956年のブッリュセルショーで完成車が発表された。 1956-1959年の間にシリーズⅠ~Ⅲに分かれて生産され、Ⅰはホイールベース2800mm、Ⅱは2600mm、Ⅲは2600mmでボディはピニンファリーナによる架装だった。 ボディや内装に関しては、オーナーの要望に対応しており、細部は異なっている。 また完全なワンオフのものもあり、同じシリーズながらバリエーションがある。 この時期、ピニンファリーナや、スカリエッティ、カロッツェリア・ボアーノやカロッツェリア・ギアなどが、フェラーリが本格進出を目指すアメリカ向けに、ドルフィンテールやメッキパーツを多用したデザインを試みていた。410スーパーアメリカは、正にアメリカの顧客に照準を合わせたモデルだった。 シリーズⅠ,Ⅱのシャシは前述のとおり長さが違うが、いずれもTipo514と呼ばれる。シリーズ3は、Tipo514/Aと呼ばれた。 いずれも車台番号は当時のルールに従い、ロードゴーイング用の奇数であり、末尾にSAがつく。 サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン+コイルスプリング+ダンパーで独立、リヤは半楕円リーフ+油圧ダンパーとなっている。 シリーズⅠ、Ⅱのエンジンは375アメリカのランプレディロングブロックのブラッシュアップで、Tip126とよばれた。 ストロークを変更せず、ボア拡大して排気量をあげ、ツインチョークウェバー40DCF×3基+ツインコイル+ディストリビューターの装備で最高出力は340bhpとなった。 変わってシリーズⅢはTipo126/58と呼ばれ、シリンダーヘッドの設計変更を行いプラグをVバンクの外側に配置したのだが、フェラーリの通例としては内側に配置されていたので珍しいレイアウトである。 ギアボックスは4速オールシンクロメッシュで最終減速比などは顧客が選択できた。
Elite ミニカー 1/18 Hot Wheels64style
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FERRARI FLYER
FERRARI FLYER 2024年7月日本公開の映画のフライヤー。 既出のパンフレットを展示するときに探したが見つからず、今ごろ出てきた。 ところで、フライヤーという語源だが、街頭のスタンドから「飛ぶように手に取られていく」と聞いた気がしていた。 今回調べてみると、軽飛行機からバラまいていた時の名残りだそうだ。 アドバルーンは見たことがあるが、流石にチラシが空から待ってきたのを見たことはない。 戦地のプロパガンダでも、今や行なわれないだろう。
無料 109シネマ 2024年4月64style
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フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊
フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊 輸入車中古車情報誌の別冊付録。 たまたま書店で見かけて購入した。 書籍はアマゾンで購入するのがほとんどになったが、当てもなく何かを見つけるのには書店がいい。この時もふらりと立ち寄り、新書とこれを手にすることになった。古書店巡りも同じ楽しみがあるのだろう。 内容はフェラーリとピニンファリーナの歩んだ歴史を振り返る記事。 特別目新しいことはなかったが、ピニンファリーナ・ファンとしては買わずにはいられなかった。
書籍 524円 書店64style
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Camera man(springcamera)/RACE DAY 1 /FIGURE Ⅲ /American Diorama
Camera man(springcamera)/RACE DAY 1/FIGUREⅢ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のフィギュアが収蔵されている。 同じく当館収蔵のFerrari 312TBを購入したときに、DAY2を先に購入した。パドックガールが70年代っぽく、312TBに合いそうだったからだ。 今回はドライバーと、このオレンジの服のカメラマンだけが欲しかっただが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからず、このフィギュアと別のカメラマン、メカニック3体(購入済みと同じもの)のセット購入をした。 これでカメラを携えた人が3体とTVCAMのスタッフ1体となった。もうカメラ系はお腹いっぱい。 蛇腹カメラを構えたところに時代感があり、'60-'70のモデルに合いそうだ。 ただ、プロフェッショナルな機材風だが、正面から見るとカメラが傾いている。斜めの構図で切り取るつもりなのだろうか?
ミニカー 1/18 AMERICAN DIORAMA64style
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Camera man(Compactcamera)/RACE DAY 1 /FIGURE Ⅱ /American Diorama
Camera man(compactcamera)/RACE DAY 1/FIGUREⅡ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のフィギュアが収蔵されている。 今回はドライバーとオレンジの服のカメラマンだけが欲しかっただが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからず、このフィギュアとメカニック3体(購入済みと同じもの)計6体のセット購入をした。 先に収蔵した立て膝をついたカメラマンと被るが、6体で12000円ほどなので、必要な2体だけとしても6000円なので安い買い物だったかもしれない。 '70年代のファッションのイメージなのだろうが、'90年代のグランジ・ファッションにも見える。流行は循環する。
ミニカー 1/18 AMERICAN DIORAMA64style
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Driver/RACE DAY 1/FIGURE Ⅰ /American diorama
Driver/RACE DAY 1/FIGUREⅠ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のドライバーのフィギュアが収蔵されている。 同じく当館収蔵のFerrari 312TBを購入したときに、DAY2を先に購入した。セットのパドックガールが70年代っぽく、312TBに合いそうだったからだ。 今回はこのドライバーとオレンジの服のカメラマンだけが欲しかったが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからずメカニック3体(購入済みと同じもの)とのセット購入をした。 今まさにマシンに乗り込もうとしているポーズで、先に購入したドライバーとは違う。 別途収蔵済みの330P3にピッタリと雰囲気が合うだろ。
フィギュア ミニカー 1/18 AMERICAN DIORAMA64style
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BETA TOOLS TRUE SCALE MINIATURES
BETA TOOLS TRUE SCALE MINIATURES Beta Utensili(Beta tools)のモデル。 ツール・キャビネット、チェスト、フロア・ジャッキ、ジャッキ、溶接機、溶接用マスク、スターター、トロリーのセット。oil pressure can(ピストル・オイラー?)と記載があるが、どれだか不明。黒い棒状の物、これは溶接の機具ではないのだろうか? 当館では、同じくTRUE SCALE MINIATURES製の、Snap-onのツールセットも収蔵している。 当館収蔵の"FIAT 642 RN2 BARTOLETTI TRANSPORTER(1957)CMR"の撮影時に、Snap-onのツールセットを合わせた。 しかし、スクーデリア・フェラーリのフィアット製トランスポーターに、アメリカ製のスナップオンとの組み合わせはないだろう、と思っていた。 先日、ゲッティイメージズだったかを検索していたら、スクーデリア・フェラーリのパドックに"Beta tools"が写っていた。 そういえばECサイトで時々見かけるな、ということで探すとあっさり見つかった。 曰く因縁のある例のショップではあったが、すぐに購入した。(OM Fiat 150 Rolfoをご参照ください) Beta Utensiliとは ベータ・ウテンシリは、1923年にイタリア・ロンバルディア州コモ県エルバにて、金型製造などの会社として設立される。 その後、1938年に工具専業となり、1939年に "BETA"を商標登録する。 1960年代後半からは、モータースポーツ界隈に進出していく。 F1では、スクーデリア・フェラーリ、ジョーダン、マクラーレン、ミナルディなどへツールを提供した。また、MotoGPでは、ドゥカティ、ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハなどが採用しているらしい。
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OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporter (1967) CMR
OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporter (1967) CMR またトラブル、がっかり… 某EC店で、2023年12月31日15時31分(予約番号で分かる!)に予約した。晩秋から各ECサイトで売られており、どこも即デリバリーだったが、1万円以上安かったので半年待った。 待ちに待った開封式。むやみに長い固定用のネジを回す。頭は小さいしプラスチックの留め具が奥深くまで入っていて、ちゃんと回っているかもよく解らない。いつも思うが、ここは改良すべき点だろう。 昔のブラーゴはネジ頭は見えるし、二本止めで簡単でよかった。 やっとのことで取り出して、さっそく検品するが、なんと不良箇所があった。 まず車を載せるラック板が、取り付け不良で波打っていた。この時点では「仕方ないな、手直しするか」だったが、次に衝撃が走った。 運転席を確認すると、ハンドルが無い。外れたのかと思い、室内を探しパッケージも確かめたが、どこにも無い。 「ダメだこりゃ」と思いつつ外観を確認すると、フロントのアンテナ様の部品がグニャリと曲がっていた。返品決定。 しかし返品には応じるものの、交換には応じない。半年待っている間に他ECでの価格は上がっているので(需給と為替の関係だろう)交換してもらわないと困る。売ります・買います・カードで決済だから契約は成立だというと、ECの売買規約(不備がある場合は返品・返金)を持ち出してきた。少額訴訟も考えたが、時間のムダ、金(5000円ぐらいだが)のムダ。 検品もせず、ただの転売ヤーだ、こんなEC。 ぱっと気持ちを切り替えて、Webで探すとディスカウント品を発見したので即購入。返品したものより少し高かったが、まあ仕方がない。 しかし、なんでトラブルが多いのか?買っても送ってこないなんてことも何度もあるし。(全額回収はしているが) 閑話休題 モデルカーの出来具合 モデルカー自体はなかなかの出来だが、レジン製で大きさの割に軽い。 運転席周りはそつなく作られているが、質感が今一つの感じがする。フロントガラスの上に、行先表示版(Nürburgringと表示)のようなものがあるが変更することはできない。出来れば面白かったんですがね。 車を昇降させるスロープは、上段・下段・収納位置にツメがあって留ることが可能だ。しかし、モデルカーを載せて上下段で固定するほど荷重に耐えられない。支えるワイヤーが、ただの銀色の紐だからだが、チェーンに替えるとどうだろう? (ということで、100均でチェーンと丸カンを買ってきて補修した。以外と手こずり45分もかかった。が、撮影時、一瞬で外れた。) 後の扉はストッパーが無いので、閉じてもだらしなく少し開く。 ボディ両サイドのドアは跳ね上げ開閉し、側面下段を手前に倒すと昇降ステップが現れる。 運転席後方と積載スペースとの間は、作業スペースとなっており、ワークデスクに万力が付いている。 また、この作業スペースから積載ラック上段に上がる梯子が付いていて、積載部のルーフは一部がガラスルーフになっている。 肝心の車載だが、下段は簡単に入るが、上段はルーフの梁が干渉する。ラックを下にたわませると入るのだが、奥まで入れると出すのにも苦労する。まあ、おもちゃですから、なにぶん。 *撮影をしてみたものの、イマイチの写真なので再撮影をしたいと思います。 実車 当館収蔵のFIAT 642 RN2 BARTOLETTI TRANSPORTER(1957)同様、WEB上で写真は見つかるが、車両の来歴が纏まって記載されたものが見つからない。色々なサイト・書籍で判明したことが以下のとおりだ。 モデル名の"OM"は、"Officine Meccaniche"(オフィチーネ・メカニケ)のことで1933年にフィアットに買収され商用車専業になり、1968年にフィアットグループに統合され、更に1975年に"IVECO"(イヴェコ)に吸収される。 "Rolfo"(ロルフォ)は、イヴェコ、メルセデス・ベンツ、ボルボ、スカニアに車体を提供するコーチビルダーである。 つまりこの車は、フェラーリのオーダーで、OM150の車台とフィアット製エンジン(6気筒186馬力・型式不明)を使い、Rolfoがボディを製作した。 1967年から使用し(前述の通り、翌年OMはフィアットに吸収される)、1975年(同年にOMはイヴェコに吸収される)まで使用された。 "Officine Meccaniche"の最後期に居合わせた車なのだ。 その後の経緯は不明ながら、実車は現在、博物館に収蔵されている。ドイツ・ヘッセン州のディーツヘルツタールという小さな町にあり、"Nationales Automuseum The Loh Collection"という。 The Loh Collection は、Friedrich Christian Lohという産業用ロボットやオートメーションの企業オーナーが集めたものだ。 これまたどういう意図かは不明だが、50を超えるブランドの合計150台が集められた。 OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporterも、同年代のF1と一緒に展示されといる。このモデルも博物館の協力を得て再現されたようだ。(パッケージに博物館のロゴが付いている) 素晴らしいコレクションなので、是非WEBにてご覧いただきたい。 https://www.nationalesautomuseum.de/en また調査の途中で、Rosso Alfaさんのブログの 「Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5」という記事に辿り着いた。 極初期から近年までのスクーデリア・フェラーリのトランスポーターの実車写真とモデルカーの紹介がある。 是非皆さまにご紹介いたしたく、リンク掲載をお願いしたところ快諾いただきました。 ありがとうございます。 フェラーリ以外のトランスポーターもたくさん記事にされていますが、メイン記事はお名前のとおりアルファロメオです。ぜひご一読下さい。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1804628/blog/43991216/ 今回も長文にお付き合い戴き、誠にありがとうございます。
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FERRARI 映画パンフレット
FERRARI 映画パンフレット 2024年7月日本公開の映画パンフレット。 昨年冬にトレイラーが公開されていて、観るのを楽しみにしていた。 監督のマイケル・マンは、『フォードvフェラーリ』の製作者の一人。 主演のアダム・ドライバーは、『沈黙・サイレンス』で宣教師を『ハウス・オブ・グッチ』でマウリツィオ・グッチを演じた。 ペネロペ・クルスは、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』などがあるが、個人的には『バニラ・スカイ』が記憶に残る。 現在公開中の映画なので詳細は控えるが、エンツォが妻ラウラと愛人リナとの関係に揺れ、会社の危機を迎えていた1957年が描かれる。 ミッレミリアで起死回生の勝負をするのだが、レースシーンもなかなか素晴らしい。 映画レビューで悪趣味とも評価されたクラッシュシーンは、レースは命懸けだと今更ながらに感じさせる。 映画序盤では、モデナの本社に帰ってきたテスタロッサが見られ、テストコースでは801らしきマシーンも走る。 メインのミッレミリアのシーンでは、315S、335S、ライバルのマセラティ450Sなどが爆走する。 315Sは1台30億円(2016年に3500万ドル)は下らないマシーンなので、レプリカなのは分かっていたが、こんな走りをするのかなと少し感動さえ感じた。 そのレプリカだが、実車を3Dスキャンして制作したとパンフレットに記載がある。 また、ミッレミリアのスタート前に映るメルセデス、ポルシェは全てオリジナルで、フェラーリも何台かはオリジナルだそうだ。 ところで、平日のレイトショーでエグゼクティブシートを予約し観にいった。 なんとその回は、エグゼクティブシート以外は完全な空席。 2席空席の10名で楽しく鑑賞いたしました。 あと、エグゼクティブシート、もう少し座面が大きければなといつもながら思います。
映画パンフレット 東宝 アダム・ドライバー64style
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スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録
スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録 本来の蒐集対象はフェラーリのストラダーレ(公道車)だ。しかしエンツォ・フェラーリは、レースが目的。レース資金獲得のために、富裕層にストラダーレを売っていた。 ということは、スクーデリア・フェラーリにフェラーリの核心がある。 あるサイトでスクーデリア・フェラーリのメディアブックを見つけ買うかどうか思案していたところ、この本を見つけ即購入した。 興味の対象は60年代ぐらいまでだが、なかなか見応えのある書籍で満足している。 背表紙が日焼けしているものの、他は綺麗で535円は安かった。
350円+送料185円 ヤフオク 2024年7月64style
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Ferrari 360 Spider(2000)burago
Ferrari 360 Spider(2000)burago ヤフオクで探しものがあり、途中で脱線して見つけてしまった。フリマでも見つけていたのだが、こちらの方を入札。ウォッチ数の割に全く競らず、スタート価格で買えた。 推察するに、送料落札者負担で荷姿も不明だからだろう。フリマサイトでも、送料込みでないとなかなか売れないものだ。 モデルは古いものの、開閉部の保護テープが付いたままの状態だった。 塗装は少々荒れあり。元々なのか、経年劣化かは分からない。 ホットウィールの通常モデルなので、作りが安っぽい。室内の質感はないし、アルミホイールも色艶がない。 エンジン・フード、フロント・フードともに開くが、指で押さえていないと閉まってしまう。フロント・フードは更に、半開き程度しか開かない。購入価格4020円(本体3000+送料1020円)だからまあいいか。 実車 基本的にはベルリネッタの360モデナとの相違はないが、オープンにするためにサイドシルなどの補強はなされている。 また横転時の乗員保護のため、チューブラー式スチール製ロール・バーが装備されている。 その結果、ベルリネッタと比べ重量が60kgほど増加している。 また、ベルリネッタのCD値:0.33に対し、スパイダーは0.36である。 エンジン:ミドシップ縦置き・90度V型8気筒 3586.20 cc ボア・ストローク:85 x 79mm 圧縮比:11 : 1 最高出力:294 kW (400 hp) at 8500 rpm 最大トルク:373 Nm (38 kgm) at 4750 rpm 燃料供給: ボッシュ・モトロニック ME7.3 電子制御式インジェクション 点火装置:ボッシュ・モトロニック ME7.3点火システム 潤滑システム:ドライサンプ
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