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FERRARI FLYER
FERRARI FLYER 2024年7月日本公開の映画のフライヤー。 既出のパンフレットを展示するときに探したが見つからず、今ごろ出てきた。 ところで、フライヤーという語源だが、街頭のスタンドから「飛ぶように手に取られていく」と聞いた気がしていた。 今回調べてみると、軽飛行機からバラまいていた時の名残りだそうだ。 アドバルーンは見たことがあるが、流石にチラシが空から待ってきたのを見たことはない。 戦地のプロパガンダでも、今や行なわれないだろう。
無料 109シネマ 2024年4月64style
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フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊
フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊 輸入車中古車情報誌の別冊付録。 たまたま書店で見かけて購入した。 書籍はアマゾンで購入するのがほとんどになったが、当てもなく何かを見つけるのには書店がいい。この時もふらりと立ち寄り、新書とこれを手にすることになった。古書店巡りも同じ楽しみがあるのだろう。 内容はフェラーリとピニンファリーナの歩んだ歴史を振り返る記事。 特別目新しいことはなかったが、ピニンファリーナ・ファンとしては買わずにはいられなかった。
書籍 524円 書店64style
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BETA TOOLS TRUE SCALE MINIATURES
BETA TOOLS TRUE SCALE MINIATURES Beta Utensili(Beta tools)のモデル。 ツール・キャビネット、チェスト、フロア・ジャッキ、ジャッキ、溶接機、溶接用マスク、スターター、トロリーのセット。oil pressure can(ピストル・オイラー?)と記載があるが、どれだか不明。黒い棒状の物、これは溶接の機具ではないのだろうか? 当館では、同じくTRUE SCALE MINIATURES製の、Snap-onのツールセットも収蔵している。 当館収蔵の"FIAT 642 RN2 BARTOLETTI TRANSPORTER(1957)CMR"の撮影時に、Snap-onのツールセットを合わせた。 しかし、スクーデリア・フェラーリのフィアット製トランスポーターに、アメリカ製のスナップオンとの組み合わせはないだろう、と思っていた。 先日、ゲッティイメージズだったかを検索していたら、スクーデリア・フェラーリのパドックに"Beta tools"が写っていた。 そういえばECサイトで時々見かけるな、ということで探すとあっさり見つかった。 曰く因縁のある例のショップではあったが、すぐに購入した。(OM Fiat 150 Rolfoをご参照ください) Beta Utensiliとは ベータ・ウテンシリは、1923年にイタリア・ロンバルディア州コモ県エルバにて、金型製造などの会社として設立される。 その後、1938年に工具専業となり、1939年に "BETA"を商標登録する。 1960年代後半からは、モータースポーツ界隈に進出していく。 F1では、スクーデリア・フェラーリ、ジョーダン、マクラーレン、ミナルディなどへツールを提供した。また、MotoGPでは、ドゥカティ、ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハなどが採用しているらしい。
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OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporter (1967) CMR
OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporter (1967) CMR またトラブル、がっかり… 某EC店で、2023年12月31日15時31分(予約番号で分かる!)に予約した。晩秋から各ECサイトで売られており、どこも即デリバリーだったが、1万円以上安かったので半年待った。 待ちに待った開封式。むやみに長い固定用のネジを回す。頭は小さいしプラスチックの留め具が奥深くまで入っていて、ちゃんと回っているかもよく解らない。いつも思うが、ここは改良すべき点だろう。 昔のブラーゴはネジ頭は見えるし、二本止めで簡単でよかった。 やっとのことで取り出して、さっそく検品するが、なんと不良箇所があった。 まず車を載せるラック板が、取り付け不良で波打っていた。この時点では「仕方ないな、手直しするか」だったが、次に衝撃が走った。 運転席を確認すると、ハンドルが無い。外れたのかと思い、室内を探しパッケージも確かめたが、どこにも無い。 「ダメだこりゃ」と思いつつ外観を確認すると、フロントのアンテナ様の部品がグニャリと曲がっていた。返品決定。 しかし返品には応じるものの、交換には応じない。半年待っている間に他ECでの価格は上がっているので(需給と為替の関係だろう)交換してもらわないと困る。売ります・買います・カードで決済だから契約は成立だというと、ECの売買規約(不備がある場合は返品・返金)を持ち出してきた。少額訴訟も考えたが、時間のムダ、金(5000円ぐらいだが)のムダ。 検品もせず、ただの転売ヤーだ、こんなEC。 ぱっと気持ちを切り替えて、Webで探すとディスカウント品を発見したので即購入。返品したものより少し高かったが、まあ仕方がない。 しかし、なんでトラブルが多いのか?買っても送ってこないなんてことも何度もあるし。(全額回収はしているが) 閑話休題 モデルカーの出来具合 モデルカー自体はなかなかの出来だが、レジン製で大きさの割に軽い。 運転席周りはそつなく作られているが、質感が今一つの感じがする。フロントガラスの上に、行先表示版(Nürburgringと表示)のようなものがあるが変更することはできない。出来れば面白かったんですがね。 車を昇降させるスロープは、上段・下段・収納位置にツメがあって留ることが可能だ。しかし、モデルカーを載せて上下段で固定するほど荷重に耐えられない。支えるワイヤーが、ただの銀色の紐だからだが、チェーンに替えるとどうだろう? (ということで、100均でチェーンと丸カンを買ってきて補修した。以外と手こずり45分もかかった。が、撮影時、一瞬で外れた。) 後の扉はストッパーが無いので、閉じてもだらしなく少し開く。 ボディ両サイドのドアは跳ね上げ開閉し、側面下段を手前に倒すと昇降ステップが現れる。 運転席後方と積載スペースとの間は、作業スペースとなっており、ワークデスクに万力が付いている。 また、この作業スペースから積載ラック上段に上がる梯子が付いていて、積載部のルーフは一部がガラスルーフになっている。 肝心の車載だが、下段は簡単に入るが、上段はルーフの梁が干渉する。ラックを下にたわませると入るのだが、奥まで入れると出すのにも苦労する。まあ、おもちゃですから、なにぶん。 *撮影をしてみたものの、イマイチの写真なので再撮影をしたいと思います。 実車 当館収蔵のFIAT 642 RN2 BARTOLETTI TRANSPORTER(1957)同様、WEB上で写真は見つかるが、車両の来歴が纏まって記載されたものが見つからない。色々なサイト・書籍で判明したことが以下のとおりだ。 モデル名の"OM"は、"Officine Meccaniche"(オフィチーネ・メカニケ)のことで1933年にフィアットに買収され商用車専業になり、1968年にフィアットグループに統合され、更に1975年に"IVECO"(イヴェコ)に吸収される。 "Rolfo"(ロルフォ)は、イヴェコ、メルセデス・ベンツ、ボルボ、スカニアに車体を提供するコーチビルダーである。 つまりこの車は、フェラーリのオーダーで、OM150の車台とフィアット製エンジン(6気筒186馬力・型式不明)を使い、Rolfoがボディを製作した。 1967年から使用し(前述の通り、翌年OMはフィアットに吸収される)、1975年(同年にOMはイヴェコに吸収される)まで使用された。 "Officine Meccaniche"の最後期に居合わせた車なのだ。 その後の経緯は不明ながら、実車は現在、博物館に収蔵されている。ドイツ・ヘッセン州のディーツヘルツタールという小さな町にあり、"Nationales Automuseum The Loh Collection"という。 The Loh Collection は、Friedrich Christian Lohという産業用ロボットやオートメーションの企業オーナーが集めたものだ。 これまたどういう意図かは不明だが、50を超えるブランドの合計150台が集められた。 OM Fiat 150 Rolfo Scuderia Ferrari Transporterも、同年代のF1と一緒に展示されといる。このモデルも博物館の協力を得て再現されたようだ。(パッケージに博物館のロゴが付いている) 素晴らしいコレクションなので、是非WEBにてご覧いただきたい。 https://www.nationalesautomuseum.de/en また調査の途中で、Rosso Alfaさんのブログの 「Classic Racing Car Transporterの世界 Part 5」という記事に辿り着いた。 極初期から近年までのスクーデリア・フェラーリのトランスポーターの実車写真とモデルカーの紹介がある。 是非皆さまにご紹介いたしたく、リンク掲載をお願いしたところ快諾いただきました。 ありがとうございます。 フェラーリ以外のトランスポーターもたくさん記事にされていますが、メイン記事はお名前のとおりアルファロメオです。ぜひご一読下さい。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1804628/blog/43991216/ 今回も長文にお付き合い戴き、誠にありがとうございます。
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Camera man(springcamera)/RACE DAY 1 /FIGURE Ⅲ /American Diorama
Camera man(springcamera)/RACE DAY 1/FIGUREⅢ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のフィギュアが収蔵されている。 同じく当館収蔵のFerrari 312TBを購入したときに、DAY2を先に購入した。パドックガールが70年代っぽく、312TBに合いそうだったからだ。 今回はドライバーと、このオレンジの服のカメラマンだけが欲しかっただが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからず、このフィギュアと別のカメラマン、メカニック3体(購入済みと同じもの)のセット購入をした。 これでカメラを携えた人が3体とTVCAMのスタッフ1体となった。もうカメラ系はお腹いっぱい。 蛇腹カメラを構えたところに時代感があり、'60-'70のモデルに合いそうだ。 ただ、プロフェッショナルな機材風だが、正面から見るとカメラが傾いている。斜めの構図で切り取るつもりなのだろうか?
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Camera man(Compactcamera)/RACE DAY 1 /FIGURE Ⅱ /American Diorama
Camera man(compactcamera)/RACE DAY 1/FIGUREⅡ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のフィギュアが収蔵されている。 今回はドライバーとオレンジの服のカメラマンだけが欲しかっただが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからず、このフィギュアとメカニック3体(購入済みと同じもの)計6体のセット購入をした。 先に収蔵した立て膝をついたカメラマンと被るが、6体で12000円ほどなので、必要な2体だけとしても6000円なので安い買い物だったかもしれない。 '70年代のファッションのイメージなのだろうが、'90年代のグランジ・ファッションにも見える。流行は循環する。
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Driver/RACE DAY 1/FIGURE Ⅰ /American diorama
Driver/RACE DAY 1/FIGUREⅠ/American Diorama 当館には既に、‘Race Day 2’のドライバーのフィギュアが収蔵されている。 同じく当館収蔵のFerrari 312TBを購入したときに、DAY2を先に購入した。セットのパドックガールが70年代っぽく、312TBに合いそうだったからだ。 今回はこのドライバーとオレンジの服のカメラマンだけが欲しかったが、あいにくカメラマンのバラ売りが見つからずメカニック3体(購入済みと同じもの)とのセット購入をした。 今まさにマシンに乗り込もうとしているポーズで、先に購入したドライバーとは違う。 別途収蔵済みの330P3にピッタリと雰囲気が合うだろ。
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FERRARI 映画パンフレット
FERRARI 映画パンフレット 2024年7月日本公開の映画パンフレット。 昨年冬にトレイラーが公開されていて、観るのを楽しみにしていた。 監督のマイケル・マンは、『フォードvフェラーリ』の製作者の一人。 主演のアダム・ドライバーは、『沈黙・サイレンス』で宣教師を『ハウス・オブ・グッチ』でマウリツィオ・グッチを演じた。 ペネロペ・クルスは、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』などがあるが、個人的には『バニラ・スカイ』が記憶に残る。 現在公開中の映画なので詳細は控えるが、エンツォが妻ラウラと愛人リナとの関係に揺れ、会社の危機を迎えていた1957年が描かれる。 ミッレミリアで起死回生の勝負をするのだが、レースシーンもなかなか素晴らしい。 映画レビューで悪趣味とも評価されたクラッシュシーンは、レースは命懸けだと今更ながらに感じさせる。 映画序盤では、モデナの本社に帰ってきたテスタロッサが見られ、テストコースでは801らしきマシーンも走る。 メインのミッレミリアのシーンでは、315S、335S、ライバルのマセラティ450Sなどが爆走する。 315Sは1台30億円(2016年に3500万ドル)は下らないマシーンなので、レプリカなのは分かっていたが、こんな走りをするのかなと少し感動さえ感じた。 そのレプリカだが、実車を3Dスキャンして制作したとパンフレットに記載がある。 また、ミッレミリアのスタート前に映るメルセデス、ポルシェは全てオリジナルで、フェラーリも何台かはオリジナルだそうだ。 ところで、平日のレイトショーでエグゼクティブシートを予約し観にいった。 なんとその回は、エグゼクティブシート以外は完全な空席。 2席空席の10名で楽しく鑑賞いたしました。 あと、エグゼクティブシート、もう少し座面が大きければなといつもながら思います。
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スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録
スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録 本来の蒐集対象はフェラーリのストラダーレ(公道車)だ。しかしエンツォ・フェラーリは、レースが目的。レース資金獲得のために、富裕層にストラダーレを売っていた。 ということは、スクーデリア・フェラーリにフェラーリの核心がある。 あるサイトでスクーデリア・フェラーリのメディアブックを見つけ買うかどうか思案していたところ、この本を見つけ即購入した。 興味の対象は60年代ぐらいまでだが、なかなか見応えのある書籍で満足している。 背表紙が日焼けしているものの、他は綺麗で535円は安かった。
350円+送料185円 ヤフオク 2024年7月64style
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Ferrari 360 Spider(2000)burago
Ferrari 360 Spider(2000)burago ヤフオクで探しものがあり、途中で脱線して見つけてしまった。フリマでも見つけていたのだが、こちらの方を入札。ウォッチ数の割に全く競らず、スタート価格で買えた。 推察するに、送料落札者負担で荷姿も不明だからだろう。フリマサイトでも、送料込みでないとなかなか売れないものだ。 モデルは古いものの、開閉部の保護テープが付いたままの状態だった。 塗装は少々荒れあり。元々なのか、経年劣化かは分からない。 ホットウィールの通常モデルなので、作りが安っぽい。室内の質感はないし、アルミホイールも色艶がない。 エンジン・フード、フロント・フードともに開くが、指で押さえていないと閉まってしまう。フロント・フードは更に、半開き程度しか開かない。購入価格4020円(本体3000+送料1020円)だからまあいいか。 実車 基本的にはベルリネッタの360モデナとの相違はないが、オープンにするためにサイドシルなどの補強はなされている。 また横転時の乗員保護のため、チューブラー式スチール製ロール・バーが装備されている。 その結果、ベルリネッタと比べ重量が60kgほど増加している。 また、ベルリネッタのCD値:0.33に対し、スパイダーは0.36である。 エンジン:ミドシップ縦置き・90度V型8気筒 3586.20 cc ボア・ストローク:85 x 79mm 圧縮比:11 : 1 最高出力:294 kW (400 hp) at 8500 rpm 最大トルク:373 Nm (38 kgm) at 4750 rpm 燃料供給: ボッシュ・モトロニック ME7.3 電子制御式インジェクション 点火装置:ボッシュ・モトロニック ME7.3点火システム 潤滑システム:ドライサンプ
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Ferrari 375Plus Winner Panamericana(1954)KK scale
Ferrari 375Plus Winner Panamericana 1954 KK scale 予約したものの半年以上発売されていないモデルがあり、それを調べている途中で見つけた。 なかなかレアな車種なので、満足している。 他にも、プレーンボディ、ル・マン優勝車もあり、私が手に入れたより安いものも未だ見つかるようだ。 このボディを選んだのは、当館収蔵のFerrari 340 Berlinetta Mexico 1952 と同じ"1・2・3"のデカールがあるからだ。 プロポーションモデルのため、フードは開閉せず、エンジンは再現されていない。10倍ほどお金を出せば、完全再現モデルも手に入るだろうが、他にもしたいことがあるから諦める。 ただし、ハンドルと前輪は連動して動き、助手席トノカバーは取り外せる。 余談だが、最近のKK scale は、中身が見える外箱である。更にモデルを固定しているケースも、そのままディスプレイできるものだ。 実車 F-1でのフェラーリ1強が続くのを懸念したFIAは、1952年シーズンのワールド・チャンピオンをF-2で行うことにした。 しかし、F-2でもフェラーリは強く、1954年からF-1のエンジン規格を自然吸気2.5リットルにしワールド・チャンピオンシップとした。 フェラーリのエンジン開発は遅れ、ライバルに勝てなくなる。 そのかわり、375MMをベースに375Plusを開発する。排気量が4522.9c.c.から4954.34c.c.になる。故に"Plus"。 ランプレディの60°V12は、ボア・ストローク84×74.5、圧縮比9.2:1、燃料供給はウェバー(トリプル)46 DCF/3キャブレター。最高 出力は、330hp@6000r.p.mであった。 生産台数は、車台番号0384、0386、0392、0396、0398、の5台とされ末尾にAMがつく。 しかし、0488の車台番号で、ベルギー国王レオポルド3世のために公道用のスパイダーがつくられたらしい。 また資料によっては、375MMから0478がつくられたともある。 モデルの実車は0392AMで、1954年のカレラ・パナメリカーナ・メヒコの優勝車だ。 ドライバー:ウンベルト・マリオーリが、5日間かけ約3000kmを平均172km/h、最終ステージにいたっては平均222km/hで駆け抜けた。 他の戦績としては、0384が1954年ミッレミリアで、0396が同年のル・マンで、0392が同年シルバーストーン・インターナショナルでそれぞれ優勝している。 カレラ・パナメリカーナ・メヒコ Carrera Panamericana Mexico このレースは、アメリカ大陸縦断道路『パンアメリカハイウェイ』のメキシコ国内線完成記念として1950年から始まった。 『パンアメリカハイウェイ』は専用の道路があるのではなく、各国の主要道路をネットワーク化したものと捉えるのが適切だ。 レースはアメリカとの国境付近から始まり、グアテマラ国境付近までの約3000kmをいくつかのステージに分け5日間で行われる。 大平原を延々と走る直線道路や、標高3000m(メキシコシティが標高2240m)もある山岳地帯を走るかなり過酷なレースだ。 メキシコの国威発揚とフェラーリをはじめ欧州メーカーのアメリカ向けプロモーションが合致していた。しかし、1955年のル・マンで82人が亡くなった大惨事をうけ、1954年で終了することになる。 ちなみにポルシェの"カレラ(レースの意)"、"パナメーラ"は、このレース名が起源である。 また、メルセデスの縦フィンのグリル(パナメリカーナグリル)は、このレースに出た300SLが由来である。
プロポーションモデル ミニカー 1/18 ピニンファリーナ64style
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Lancia Thema 8.32 2S MITICA
Lancia Thema 8.32 2S MITICA 暫く前に商品は見つけていたが、集めているのはあくまでもフェラーリなので後回しにしていた。 また、左右フロントドアの開閉が可能なのでプロポーションモデルではないが、肝心のフェラーリ製V8エンジンが再現されていない。 コレクションに加えるか、少し躊躇した。 他にエンジン付きのものがリリースされていないかを調べる過程で、『Lancia Ferrari』を見つけてしまいそちらを先に購入した。 結局、こちらも購入したのだが、コレクターって全部欲しくなるんだな。 赤狙いのコレクションだが、メタリックかソリッドかで迷った。ソリッドはシリーズ2にはなく、シリーズ3のたった32台の限定モデルにしかなかったらしいからだ。 しかし、当館収蔵の『Mondial8』を、まあいいかでメタリックをチョイスし、少々後悔していた経験がある。実車で存在した否かも重要だが、自分が何を蒐めたいのかが更に重要な気がする。 実車 ランチア・テーマは、1978年に『γ9プロジェクト』として開発が始まり、サーブ、アルファロメオ、フィアット共同の『ティーポ4プロジェクト』に発展する。 『ティーポ4プロジェクト』は、開発コスト圧縮を目的とした共通プラットフォーム開発プロジェクトである。 1987年10月発売のランチア・テーマ以外の車種は、サーブ9000、アルファロメオ164、フィアット・クロマである。 デザインは、外装をジョルジェット・ジウジアーロ(イタルデザイン)が、内装はランチア・チェントロ・スティーレ(Lantia Centro Stile)がデザインを担当した。 直線基調のデザインでおるが、CD値は0.32と当時のセダンとしては優秀な値である。 1988年にはI.DE.Aによって内外装のブラッシュアップが行われた。 なお1986年発売のステーションワゴンは、ピニンファリーナのデザイン・生産である。 その他、内装素材や製作に家具ブランドのポルトローナ・フラウ、ハイエンド・アパレルブランドのエルメネジルド・ゼニアなどが関わっている。アフリカン・ローズウッドのパネルを用いるなど、高級車の要素を取り揃えていた。 モデルカーのグレード『8.32』は、フェラーリ308クワトロヴァルヴォーレのV8・32バルブのエンジンを各部改修して搭載したモデルで、1988年から1日あたり6-7台で生産された。 スペックは、215 PS/5,750 rpm、29.0 kgm/4,500 rpmであった。 エンジンの他にも、星型ホイールや格子状フロントグリルなどフェラーリのデザインとの共通点がある。 また、専用装備として電動収納できるリヤスポイラーが、トランクリッドに装備されている。 本来は車速に合わせて出し入れ可能なものが企図されたが、技術的に完成させることができなかったらしい。 生産台数は、3,973台とのことだ。
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Lancia Ferrari D50 nr.20 J.M.Fangio/Eugenio Castelletti Monaco GP 4th 1956 Limited edition 500pcs GP REPLICAS
Lancia Ferrari D50 nr.20 J.M.Fangio/Eugenio Castelletti Monaco GP 4th 1956 Limited edition 500pcs GP REPLICAS なんとも長い商品名だが、このカーナンバーでドライブした2人のレーサーの名前を冠している。 予約販売時点で見つけていたが、他にも購入したいものがあったので断念。 今回、別のランチアを探している過程で再発見し購入した。 が、これが後悔のタネとなった。 予約販売終了品だった上、中古品とやらで安かった(と思った)が、なんと最安値の倍近い高値掴みをしていたのを後で知った。やはり買う前に再度のリサーチは必要だ。 ただし、強弁するわけではないが、このカーナンバーは見つからない。でも、悔しい… 残り◯個、◯人がカートに入れました、セール残り時間◯分、などなど、全て所謂ダークパターンなのでお気をつけ下さい、悔しい! モデルは合皮のマウントにメタルのプレート(限定なのにシリアルナンバーは無い)が付き、アクリルのカバーが付いている。 可動部は無いが、エンジンフードが取り外せる。 エンジンの再現度は低いが、この車の特徴である前後中心線からのオフセットでの搭載がされている。ボディー底には、同様にオフセットされたオイルパンが見える。 実車は名前のとおり、ランチアのレーシングマシン。開発主任はヴィットリオ・ヤーノ。エンツォのアルファロメオ時代からの旧知で、のちにフェラーリに移籍する天才エンジニアだ。フェラーリ1号車の125Sを設計したジョアッキーノ・コロンボは、ヤーノのアルファロメオ時代の弟子だ。 前述のとおり、エンジンは15°オフセット搭載されている。理由は、ドライバーシートの横にドライブシャフトを通すことが可能になり、全高を下げ前面投影面積を小さくできるためだ。 また、エンジンとシャシを接合し、ボディの一部にすることにより剛性を高めた。ストレスメンバー化というらしい。 さらに、両サイドのポンツーンは、燃料タンク兼エアロパーツとなっている。ヤーノ、天才! それが、である。 フェラーリからランチアに移籍したエースドライバーのアルベルト・アスカリが事故死する。 それを切っ掛けに、ランチアはF1から撤退する。 フィアットを交えた交渉の結果、ランチアからフェラーリにD50と資材一式を譲り、ヤーノを含めた技術者も移籍することになった。 フェラーリ移籍後のこの車体は、ポンツーンはボディと一体になり、燃料タンクも通常の後部に移される。マシンの形の面白さでは、ランチア時代が私は好きだ。 ドライバー名が2人なのは、2人がドライブしたからだ。理由はこうだ。 モナコGP2周目でファンジオは藁束に接触し、あおりでチームメイトのルイジ・ムッソはリタイアする。 32周目で壁にホイールを接触させてピットインし、クラッチトラブルでリタイアしていたカステロッティにマシンを譲り#20は4位になる。 ファンジオは54周目でピットインしたピーター・コリンズから#26を譲られ、独走状態のマセラティのスターリング・モスを猛追するが6.1秒も開けられ2位となった。 コリンズが、ファンジオにマシンを譲ったのは、ドライバータイトルへの戦略だったのかは解らない。なお、コンストラクタータイトルは1958年から始まった。 長文読了、ありがとうございます
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Ferrari F40 Team Kroymans Limited Edition 255/500(1987)Cavallo Scrimante/Burago
Ferrari F40 Team Kroymans Limited Edition 255/500(1987) Cavallo Scrimante/Burago Buragoの通常モデルを、オランダのCavallo Scrimanteというメーカーがカスタマイズしたもの、らしい。 らしいというのは、メーカーサイトなどを見つけることができず、詳細が分からなかったからだ。 ただ、カーナンバー違いや348Challengeなども発売していたようだ。 デカールだけの変更ならば買わなかったのだが、タイヤやリヤのリフレクターなどの変更があったので購入した。(Buragoのデカール付きならば、5000〜10000円以下で手に入る) 実車のことも調べてみたが、詳細不明なのでモデルのことを更に書きすすめよう。 ベースモデルとは、灯火まわりやタイヤ+ホイール(BBSの意匠がプリントされたワッシャのようなものが貼ってある)の違いがすぐ目につく。左右の給油口やら、スポイラー廻りも手が加えられている。また、レーシングカーらしくパッセンジャーシートが外されているが、フロアの処理はなされていないので取り付けの爪がそのままになっている。 デカールを見ていくと、 Team Kroymans/オランダ・ヒルフェルスムのフェラーリ、アストンマーティン、カルマなどのインポーター Beek Auto Racing/ オランダ・ハーグのチューニングショップ。現在はBMW MINIに特化しているようだ。 Michelin/言わずと知れたタイヤメーカー。Pilot SXを装着している。 Moret Ernst&Young/世界的な会計事務・コンサルタント会社だ。Big4の1社なので、お世話になっている方も多いだろう。 Musko Racing/詳細不明だが、オランダ・アウトガステルのチューナーのようだ。 Shell/フェラーリと言えば、シェル。 Ferodo/ブレーキパッドなどのメーカー。 Coni/ショックアブソーバーなどのメーカー。 Cavallo Scrimante/このモデルカーのメーカー、らしい。 Dick Waajenberg/このF40のドライバー。名前から推察するとオランダ人。 シリアルナンバーは、箱の台座部分に手書きしてある。説明のリーフレットに書いてある文言が、イマイチよく解らない。 記載されているのは"2nd Place Spa Ferrari Days" シルキュイ・ド・スパ-フランコルシャンで行われた、Ferrari Racing Daysで、カテゴリーは不明だが第2位だったってこと? よく解りません。
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Ferrari 296GTB (2021)Burago
Ferrari 296GTB(2021)Burago・Race&Play Series 昨年(2023年)から色々と予約販売品を注文し買いすぎなので、このモデルは購入を控えていた。 先日たまたま安いものをYahoo!ショッピングで見つけ、PayPay残高やポイントやらが残っていたので即購入した。(昨年の予約価格は確か12000円程度だったような、待ってて良かった) モデルはBuragoのRace&Playなので、造りはイマイチ。 昔のBuragoのスタンダードモデルと似たりよったりだが、エンジンの再現性が特に低い。 昔、4000円まで。今、8000円。そんなクオリティーのモデルカー。30年で倍になったが、高いのか安いのか微妙だ。 Ferrari 296GTBは、2021年に発表されたV6エンジン+電動モーターのプラグインハイブリッド車(PHV)である。 V6エンジン搭載のフェラーリは、かつてディーノブランドで発表されたディーノ・206/246以来であり、フェラーリブランドとしては史上初となる。PHVとしては、SF90ストラダーレに続き2車種目である。 296GTBの名前は、2.9リットル・V6、グランツーリズモ・ベルリネッタを意味する。 エンジンは、TipoF163型 2,992ccV型6気筒ツインターボで、ターボはIHI製である。 7.45kWhの電動モーターと組み合わせ、最高出力:830PS/8,000rpm(エンジン663PS+モーター167PS)、最大トルク:75.5kgm(740Nm) /6,250rpmのパフォーマンスである。 内装は、フェラーリの伝統的なクラフトマンシップと洗練されたデザインが見事に融合しており、スポーティでありながらも上質な雰囲気を醸し出している。レザーやアルカンターラなどで仕上げられている。 また、最新のテクノロジーも内装に取り入れられており、デジタルディスプレイやタッチスクリーンを備えたインフォテイメントシステムが搭載されている。これにより、ドライバーや乗客は快適な車内空間で最新のコネクティビティ機能を楽しむことができるようになっている。
ミニカー 1/18 bburago64style