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跳ね馬を2000台直したメカによる フェラーリ メカニカル・バイブル
跳ね馬を2000台直したメカによる フェラーリ メカニカル・バイブル 著者:平澤雅信・講談社・2017年7月28日 第1刷 メカニカルなことは、からっきしである。 (自分の名誉のために言うが、数学はできる) フェラーリは、造形の素晴らしさに惚れている。 でも少しぐらいメカについても知りたくて、本書を購入した。 ただ、まともに読んだことはない(笑)
書籍 講談社 1800円64style
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街乗りV8からモンスターV8への系譜
308GTB、GTO、288エボルツィオーネ、F40。 この4台の共通点は、V8エンジンだということ。 308と288Evo.の2台はさておき、GTOとF40は当時のフラッグシップモデルのはずだ。 にも関わらず、V12ではないと言う事実。 フェラーリにおける真のフラッグシップモデルは、V12+FRのストラダーレなのかもしれない。 この4台を眺めると、デザインの進化が解る。 308とGTO。フロントの造形、サイドのエアインテーク。308をブリスターフェンダーにしたのが、GTO。簡単に言えばそういうこと。ただし、フロントガラス以外に共通部品はない。 諸般の事情でレースを諦めたGTOを、ブラッシュアップした288Evo。技術者たちは勤務時間外や休日に手弁当で開発したらしい。 フロントは切り落とされたような造形。あちこちに増設された各種インテークと無数のスリット。内装はほぼ取り去った。 紆余曲折の後、正式なプロダクトとなったF40。 Evo.では過剰なほどのダクトとスリットがあったが、それは減数された。そして、エンジンフードに取り付けてあった可変式のスポイラーが、F40ではリヤカウル一体式に変更された。 かくして、街乗り(スパルタンな走りもするが)クルマが、サーキットのモンスターに進化を遂げたのだ。このモンスター、時々燃えるのが玉にキズ。
ミニカー 1/18 赤64style
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系統発生 同祖異種
「個体発生は系統発生を繰り返す」という。詳しくは生物学者ヘッケルをググっていただきたいが、生物は受精から誕生までに先祖からの進化を繰り返すということだ。人間の胎児の初期に、尻尾があったり、脳が爬虫類時代の脳から次第に発達するのがそれだ。 ここに掲載したフェラーリは、同族ではある。が、全くの別物でもある。タイトルを「似て非なるもの」としようとも思ったが、「似非」は偽物と言う意味だからそぐわない。 いずれも599GTB Fioranoから派生し、全く違う車に仕上がった。 特徴的なCピラーのFioranoから、昔のカロッツェリアのボディワークのようなシルバー・ルーフへの変化。 流麗なシルバーのホイールは、GTOではマット・ブラックの精悍なものに替わる。 伝統の丸4灯のテール・デザインから脱却したFioranoだったが、599XXに至ってはテールライトですらなく、ボディ下部の空気を流すアウトレットになった。
ミニカー 1/18 HOTWHEELS64style
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日産 ラシーン RASHEEN(ホワイト・1/64)
日産 ラシーン RASHEEN(ホワイト・1/64) 当館ではブルーも収蔵しているが、購入したのはこちらが先。 ガチャでブルーが先に出ていれば、2台持ちはしなかっただろう。(理由は後半に) オフホワイトだが、現車の初期モデルはペールホワイト?、少し黄色がかっていた。 前期モデルのタイプⅡにオプションのフロントガード+フォグランプが付いている(標準バンパーとの選択) 実はこの車、色違いの実車を長らく乗っていた。14万km、15年ぐらい乗っただろうか。 1500cc+フルタイム4WDで、決して速くもなく、燃費も悪く、小回りも効かない車だった。 しかし、大好きな車だった。 いま上質な個体を手に入れようとすると、200万円はするようだ。 死ぬまでにもう一度乗りたい気持ちもある。 別れても好きな人、である。
カプセルトイ ミニカー 1/64 スタンド・ストーンズ64style
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日産 ラシーン RASHEEN(ブルー・1/64)
日産 ラシーン RASHEEN (ブルー・1/64) リヤタイヤのステーが細いうえに、金型が悪いのか取り付けに難儀した。結果、折れてどこかにいってしまった。バックドアも収まりが悪い。 カプセルトイだから、ということにしよう。 前期モデルのタイプⅡにオプションのフロントガード+フォグランプが付いている(標準バンパーとの選択) 実はこの車、正にこのグレード+この色+このオプションの実車を長らく乗っていた。14万km、15年ぐらい乗っただろうか。 1500cc+フルタイム4WDで、決して速くもなく、燃費も悪く、小回りも効かない車だった。 しかし、大好きな車だった。 いま上質な個体を手に入れようとすると、200万円はするようだ。 死ぬまでにもう一度乗りたい気持ちもある。 別れても好きな人、である。
カプセルトイ ミニカー 1/64 スタンド・ストンーズ64style
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日産 フィガロ FIGARO(オレンジ・1/64)
日産 フィガロ FIGARO(オレンジ・1/64) Be-1,PAO,ESCARGOTに続く、『PIKE CAR』の限定車(確か2万台限定) Be-1,PAOはK10(初代マーチ)のエンジンだったが、FIGAROはマーチターボのエンジンを載せた。 手動式のオープンルーフで、シートは本革。スイッチ類やオプションのオーディオ(CDチューナー)など細部にわたり凝った意匠だった。 そのため価格も跳ね上がり、200万円オーバーだったと思う。 このオレンジは現車には設定がない。
カプセルトイ ミニカー ミニカー 1/6464style
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日産 パオ PAO(アクアブルー・1/64)
日産 パオ PAO(アクアブルー) ノーマルルーフ仕様。パオにはこの他に、キャンパストップ仕様があり、各々3ATと5FTの設定があった。パワステとエアコンは装備されていたが、パワーウインドウはなく、三角窓が付いている。 後席両サイドの窓は、下側が少しだけ外に開く。コンセプトモデルでは、下側が上側に跳ね上げることが出来た。 バックドアは、ガラスハッチだけで開くことができ、下側ゲートも手前に開く。 この車体色は「アクアブルー」だが、実際は少しグレーがかっている。 他の色は、「テラコッタ」「アイボリー」「モスグリーン」があったと思うが、写真にある「ピンク」「ライムグリーン」は設定にない。 新車時にオプションでアイボリーカラーの象が付いたキーホルダーがあった。 ただ、パオと言う名前は象の鳴き声からとったのではなく、遊牧民の移動式家屋から採られている。以外にもアクティブなコンセプトの車なのだった。 イメージビデオやそれを書き起こした書籍まで用意されており、さすがバブル晩期の車だ。 なぜにここまで詳しいのか。もうお気づきとは思うが、このグレード+この色を新車から13万kmほど乗っていた。 いま見かけても新鮮な印象がある。
カプセルトイ ミニカー 1/6464style
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日産 エスカルゴ ESCARGOT(サンドベージュ・1/64)
日産 エスカルゴ ESCARGOT(サンドベージュ・1/64) 『パイクカー』のミニカーを蒐めだし、最後の車種がこれ。一応、組み立て式だが、車輪を含むシャシ+内装のパーツと外装をはめるだけ。特徴的なヘッドライトのみ、ライナーに付いた別パーツだった。少々キズが多いが、まあいいや。 現車は『ADバン』をベースにした商用車だが、ほぼ全てがオリジナルパーツ。外装のグレーの部分は、未塗装の部分。変わっているのは、ドアのガラス。モデルでもうっすらと円弧を描く線が見えるが、下のガラスだけが昇降できる。 以下、ChatGPT作成(一部修正) 日産自動車のエスカルゴは、1989年に生産された特異なデザインの小型商用自動車です。その外観は、巻き貝(エスカルゴ)を連想させ、ユニークでありながらもコンパクトなサイズを持っています。エンジンは1500ccで、小回りが利き、都市部での利便性が高いのが特徴。また、室内はコンパクトながら広々とした空間を提供し、その独創的なスタイルと実用性から、コレクターズアイテムとしても注目を集めました。
カプセルトイ ミニカー 1/64 スタンド・ストンーズ64style
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日産 Be-1 ビーワン(パンプキンイエロー・1/64)
日産 Be-1 ビーワン(パンプキンイエロー・1/64) カプセルトイではなく、ランダムの箱売り商品。 少し左に傾いているが、なかなかの出来。 最初はカプセルトイでパイクカーを揃えたかったが、メインカラーの『パンプキンイエロー』が見つからなかった。 ちょっと高かったが、ポイントが貯まっていたので即購入した。 実車は『パイクカー』の第1号車。レトロフューチャー的なデザインが特徴だ。 パワーウインドウ、パワーステアリングはなく(そのためハンドルが太い)、エアコンもオプションだったような。 極上車に300万円のプライスが付いているのを、極最近見かけた。 以下、ChatGPTによる解説 日産自動車のBe-1は、1987年に限定生産されたコンパクトカーで、その独自のデザインとシンプルな外観が特徴です。このモデルは、ベーシックながらもレトロで個性的なスタイリングが注目を集めました。ボディはコンパクトでありながらも、丸いヘッドランプや特徴のあるテールランプが、80年代のヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。
ミニカー 1/64 アオシマ64style
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ミニカーファン vol.2 Scuderia Ferrari 魅惑の迷宮
ミニカーファン vol.2 Scuderia Ferrari 魅惑の迷宮 暇な時にECサイトやフリマサイトなどを、『フェラーリ ミニカー ferrari diecastcar miniature 1/18 1:18』などで探索する。 そんな感じで見つけたのが、この本。 内容は、166シリーズから348チャレンジまでのツーリングカーの1/43モデル。 30ページもあり、なかなか充実している。 表紙に写っているトランスポーターは記事にはないが、別の特集として2000年前後のトランスポーターが10ページ掲載されている。
ミニカー 500円 メルカリ64style
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フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊
フェラーリとピニンファリーナ CARSENSOR EDGE 9月号別冊 輸入車中古車情報誌の別冊付録。 たまたま書店で見かけて購入した。 書籍はアマゾンで購入するのがほとんどになったが、当てもなく何かを見つけるのには書店がいい。この時もふらりと立ち寄り、新書とこれを手にすることになった。古書店巡りも同じ楽しみがあるのだろう。 内容はフェラーリとピニンファリーナの歩んだ歴史を振り返る記事。 特別目新しいことはなかったが、ピニンファリーナ・ファンとしては買わずにはいられなかった。
書籍 524円 書店64style
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フェラーリで家族の送り迎え
フェラーリといえば、F1?、780HPのハイブリッド?、オークションで50億円? いずれにしても庶民とはかけ離れたところに存在する、特別なものである。 市販車でも2シーターでトランクも無く、あってもスペアタイヤや工具がでーんと居座り、任務はただただ速く走ること。 そんなフェラーリにも、家族の送り迎えや、買い物に使えるクルマがある。 2+2(2by2)である。2ドアで4名乗車のモデルが複数存在する。 ほとんどがFR車だが、MR車が2系統(Dino208/308GT4系、Mondial系)存在する。 かつてはフラッグシップモデルはMRではなくてFRのV12搭載車だったが、当時でも2+2はディフュージョンライン、サブブランドのようなものだった。 しかし、基本的にフラッグシップモデル同様のV12を搭載し、最新の技術満載の車だった。 MRの2系統はDinoがV6、MondialがV8だが、現在では当然のミッドシップ自体が最新技術であった。 どのモデルも後席の居住性は低い。どうにか乗れる程度だろう。実質は、前席+室内の荷物置き程度ではないだろうか。特にミッドシップの2系統は更に狭く感じる。モデルカーとしては見かけないが、カブリオレがあるのだが、まずもって大人は座れそうにない。 買い物や、幼稚園の送り迎えに使うかどうか、使えるかどうかは別にして、普段使いも楽しいドライブだろう。なんとも羨ましい。
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スバル360(イエロー)
スバル360(イエロー) 特に思い入れはなかったが、直近に蒐めていた1/64ということと、義父がかつて所有していたということで購入した。 本当は白が欲しかったが、ガチャなんでしかたがない。 しかし、本当に小さな車だ。スケールが間違っているんじゃないかと疑ったが、これで間違いないのだろう。 MiniやMicra(日産マーチ)をイギリス人が乗っているのだから、当時の日本人には必要十分だったのだろう。 RRレイアウトなのがカッコいい。 ドアのヒンジが後ろにあるのがまたいい感じ。
カプセルトイ ミニカー 1/6464style
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スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録
スクーデリア・フェラーリ 1947-1997 50年全記録 本来の蒐集対象はフェラーリのストラダーレ(公道車)だ。しかしエンツォ・フェラーリは、レースが目的。レース資金獲得のために、富裕層にストラダーレを売っていた。 ということは、スクーデリア・フェラーリにフェラーリの核心がある。 あるサイトでスクーデリア・フェラーリのメディアブックを見つけ買うかどうか思案していたところ、この本を見つけ即購入した。 興味の対象は60年代ぐらいまでだが、なかなか見応えのある書籍で満足している。 背表紙が日焼けしているものの、他は綺麗で535円は安かった。
350円+送料185円 ヤフオク 2024年7月64style
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WORLD CAR GUIDE 3 FERRARI
多分、この本が最初に買ったフェラーリ関連書籍だ。 ミニカーを集めだした頃に、書店で見つけて購入した。 1/18ミニカー1号車は、ブラーゴ製の348tbだったのだが、その頃の車種が巻頭に掲載されている。 内容はエンツォ・フェラーリの生い立ちから始まり、レーサーとしての活躍〜レースマシンの開発〜商業的な成功〜更にレースに邁進、という記載。各時代のモデルの解説や図版が充実している。 即ち、1923年6月のチルクィット・デル・サビオ優勝から1988年8月14日の死まで、1940年4月のアウト・アビオ・コストルツィオーネ・tipo815の開発から、1993年2月の348スパイダーの発売までが記載されている。 私のフェラーリの知識の基礎は、ほぼこの書籍で培われた。 タイトルの『3』はフェラーリ『1』や『2』が出版されているのではなく、ポルシェやメルセデスなどの各メーカーごとのシリーズになっている。 何度も何度も読み返しているので、ボロボロになっていて、買い直そうとしたが絶版のようだ。
書籍 ネコパブリッシング 1200円64style