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Konigsberg:The Soviet Attack on East Prussia,1945
ケーニヒスベルクは、Revolution Games社出版のゲームで、1945年1月における第2白ロシア方面軍および第3白ロシア方面軍の攻勢を再現しています。 システムはチットプルシステムで、全体的にシンプルなルール構成でプレイアブルです。 同システムにPoland DefiantおよびNarvaがありますが、細かいところで少し違うルールになってます。Narvaは所有していないので、Polandとの比較でいうと、敵Zocへの出入りのMPコスト、航空機の扱い、独立部隊を動かせる数などです。 小さなゲーム屋さんから入手しました。
作戦級 あり Revolution Gamesファイトいっぺい
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沖縄の落日(Game Journal #73)
沖縄の落日(Game Journal #73)は、1945年4月からの沖縄戦を扱うシミュレーションですが、最も激戦となった首里前面にフォーカスをあてており、南部は地図に含まれていません。時期については、第1海兵師団(上陸直後は北部を掃討していた)、第77歩兵師団(4月は伊江島を攻略)が増援として登場しないため、4月中の戦に限定しているようで、5月の首里陥落までは扱っていません(米軍が快進撃すれば首里の占領も可能です)。ただし、これらは将来の追加シナリオのために、ユニットとしては存在しています。 システムは、チットシステム。イベント(大和、陽動、菊水作戦など)、増援(戦車連隊、特設連隊など)、戦術(煙幕、支援砲撃など)などがあります。空海の戦いは、このチットで処理されます。 沖縄戦のゲームについては、その期間中陣地戦がほとんどですので、戦線が動きにくくダイナミックな展開がないため、ゲームとして作りにくいと考えます。ただし、このように時期と地域を絞ることにより、じわじわ首里に迫る様子を再現できます。 沖縄戦では、Wargamer誌のOKINAWAが有名ですが、一時Grognard Simulationというメーカーが、Pacific Island Campaignシリーズの一つとして沖縄戦のゲームの発売を予定していた時期がありました。しかし、ほどなくしてオーダーから外されてしまいました。現在では、情報源は未確認ですが、Compass Gamesが、CSSシリーズの一つとして沖縄戦のゲームを予定しているそうです。これはビッグゲームになると予想され、発売が待ち遠しいです。 ちなみに、自分はフルマップ4枚の沖縄戦のゲームを自作していますので、いずれアップする予定です。
作戦級 あり Game Journalファイトいっぺい
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Le Franc Tireur #5
Le Franc Tireur(LFT)は、フランスのASL専門誌です。これは、第5巻で、100%フランス語で書かれています(あとで再確認したら、軍用犬ルール2頁が英文でした)。なので、読めません。LFTは、巻を重ねる毎に英語比率が多くなり、2020/4/18現在発行されている最新刊第14巻は、全部英語になっています。 読めないながらも写真などから推察すると、この第5巻は、最新作の紹介(サードパーティーも含む)、Red Baricade の新しいキャンペーンシナリオ、VASLの紹介、地雷原の攻撃効果分析などからなっているみたいです。全46頁。 R2.5.28追記 フランス語ではありますが,Google翻訳で読めました!スマホのアプリで写真に撮れば,あまり違和感のない日本語に。大要をつかむのには十分です。Google翻訳恐るべし!
Le Franc Tireur なし フランスファイトいっぺい
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Desert Fox Deluxe(Strategy & Tactics#300)
Desert Fox Deluxeは、1940年6月から1943年7月までの北アフリカ戦域のほぼ全体を再現するゲーム。 北アフリカ戦域のゲームは、エジプトーリビア間における戦いにフォーカスを当てたゲームが多く、ロンメルがリビアから追い出されて終わりというものが多いです。しかし、このゲームは、その後のチュニジア戦も続けて再現可能です。もっとも、アルジェリアは一部含まれ、モロッコは含まれていません。ですので、トーチ作戦は含まれていません(ただし、イベントとして扱われています)。 このゲームは、S&T誌に過去に掲載された3作を1作にまとめたもので、300巻を記念して付録化されたもののようです。第1作のDesert Foxは、Six Angles誌として日本版が発売されています。 最近Decision GamesからBox版として再販されています。
作戦級 なし Decision Games なしファイトいっぺい
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Forgotten Pacific Battles(World at War #71)
Forgotten Pacific Battles(太平洋の島嶼戦)は、本日(R2.4.27)到着したばかりの新作。 Guam、Tinan、Parry、Angaur、Engebiという5島を同時にあるいは時系列で攻略するゲームで、ソリティアにも向いているゲームです。ルールは簡単で、Decision Gamesのフォリオシリーズで多く用いられているFire and Movementシステムが用いられています。 フォリオシリーズでは先行してサイパンが出版済みなので、島嶼戦のラインナップが増えたことになります。 共通ルールは明確化とアップデートがされているようです。
作戦級 Decision Games あり 太平洋島嶼部ファイトいっぺい
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Operation Typhoon(SPI/HJ)
Operation Typhoon(SPI/HJ)は、1941年11月から約1ヶ月間のモスクワ前面の作戦を再現するシミュレーション。ドイツ軍によるタイフーン作戦は、10月から始まったとされていますが、これはその後半戦を表すものです。 マップ3枚のビッグゲームながら、プレイアブルという評判を聞いていましたが、今回連休(R2年ゴールデンウイーク)にあたりプレイしてみようと初めてルールブックを読んでみたところ、確かにプレイしやすそうです。 システムは、アントライド(おおまかな戦力は予想できるが、戦闘するまでその部隊の戦力が判明しないルール)が特徴。このほか、ドイツ軍のきびしい補給状況を反映するため、完全戦力で攻撃できる部隊が制限される「支援」ルールがあるほか、ドイツ軍の冬季装備不足を表すため積雪時は攻撃力が半減するなどのルールがあります。 アントライドシステムは、その後、西方の勝利シリーズ(西部戦線シリーズ)や、NESのKilling Groundなどに引き継がれています。
作戦級 あり あり 東部戦線(モスクワ近郊)ファイトいっぺい
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スターリングラード
エポック社から1982年に発売された青作戦を扱うゲーム。 システムの一番の特徴は、攻撃側が戦闘の損害の大きさを任意に決定できる攻撃命令のルールでしょう。予めドイツ軍は0−5、ソ連軍は0−10の範囲で損害の増分を宣言し、CRTで決まった損害を増やすことができます。このほか、珍しいルールはスタック制限がないこと。とはいっても、極端にスタック枚数を増やしても、戦線が薄くなり、突破されてしまうので、結局は自制することになります。また、ソ連軍は、戦ってみないと戦力が分からないというアントライドシステムを採用しています。最後に、1ターンに3回の移動又は戦闘の機会があるので、攻防ともに予備が重要となるゲームです。 このゲームはしばらく積みゲーでしたが、令和2年のゴールデンウイークに積みゲー消化週間の一作としてソロプレイしてみました。当時の難易度は星5つ(結構難しい方)でしたが、難易度はそう高くはありません。国際通信社から再販されています。
戦略級 あり エポックファイトいっぺい
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Phase Line Smash
Phase Line Smashは、湾岸戦争時の1991年2月24日から28日までにおける、アメリカ第7軍団とイラク軍の戦いをシミュレートしたゲーム。ソリティアゲームです。 このゲームを購入した直前、湾岸戦争大戦車戦(イカロス出版)という本を読んでいたため、面白そうと思い購入した。 GDWのゲームに、First Battleシリーズという簡単な戦術級ゲームがあるのでそのイメージで購入したところ、英文ルールがびっちり55ページという大物だったことが判明(図も少ないし、文字もびっちり)。おそらく、プレイしない可能性が大。でも、前述の本はかなり面白かったので、プレイ意欲だけはあります。いつか手を出して挫折するかも。。。
戦術級 なし GDW なしファイトいっぺい
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Schwerpunkt6色ダイスセット
Advanced Squad Leaderのシナリオ集を発売しているSchwerpunkt(Sherry Enterprise)が発売したもの。1の目にロゴが入ってます。 サイズは1.6センチ。角が丸いため、よく転がります。このためユニットを蹂躙しやすいので、ダイストレイは必須です。
Sherry Enterprise 2016年頃 1.6センチ USAファイトいっぺい
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Battle for Stalingrad
Battle for Stalingradは1942年9月中旬から11月初めまでのスターリングラード市街地における戦いをシミュレートしている。 Squad Leaderをデザインしたジョン ヒルによる作戦戦術級の名作。写真は日本のSix Angles版です。 ルールの特徴は、徹底した独ソ両軍の作戦能力の違いをルールで表現していること。例えば砲兵に関し、ソ連軍は視認が必要だが、ドイツ軍は不要とか、ソ連軍はオーバーランできないとか、たくさんあります。 アントニービーバーの「スターリングラード」を読了した段階でプレイしてみました。 史実では最終ターン以後、ルーマニア、イタリア軍戦線(本ゲームの外側)が崩壊し、第6軍は包囲されることになります。
作戦戦術級 あり Six Angles ありファイトいっぺい
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SS装甲師団長(Game Journal No75)
SS装甲師団長は、1944年の西部戦線におけるドイツ軍SS装甲師団と連合軍師団との戦いを表すゲームです。 これは、ドイツ装甲師団長(アド・テクノス)をリメイクしたドイツ装甲師団長2(Game Jourmal)の続編です。 この3作共通でいえることですが、部隊の種類により攻撃のタイミングや相性(ある意味当然ですが対戦車砲は装甲に強いとか、歩兵が街に立て篭ると防御力が増すなど)、作戦能力が異なっており、必然的に諸兵科連合を意識するプレイを心がけるようになるということです。部隊の相性とは、あえてわかりやすく言えば軍人将棋みたいなものといえるでしょう(大将は中将より強いがスパイには弱いなど)。それでいて、ルールはシンプルですぐにプレイできます。 自分は名作だと思っていますが、R2.7.23現在、ネット上で検索してもプレイしたという記述が出てきません。手軽なゲームなので、どこかの例会でプレイされ、リプレイ記事が見つかるとは思いますが。
作戦戦術級 あり Game Journal 西部戦線ファイトいっぺい
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ASL Action Pack #15 Swedish Volunteers
ASL Action Pack #15 Swedish Volunteersは、スウェーデン義勇兵を新しくASLのオーダーオブバトルに加えるもの。これは、もともと、2009年にスウェーデンのサードパーティが発表したもので、これをMMPが買い取って(?)再販したもののようです。 オリジナル版は、クリーム色のカウンターでしたが、MMP版では、グレーかかった青になっています。自分は、オリジナル版の方が北欧の雰囲気が出ていて好みです。 シナリオは2つ増えて、16個。ドイツ軍のノルウエー侵攻(義勇兵は連合国側)、冬戦争、継続戦争(義勇兵はフィンランド側)という三つの時期のシナリオによって構成されています。 内容物は、シナリオが増えている以外はオリジナル版と同じ。カウンターシートのデザインも同じです。 義勇兵に車両ユニットはありません。歩兵は、新兵、2線級、1線級の3種類で、エリート部隊はありません。SSRも少なめです。
戦術級 なし Multimanpublishingファイトいっぺい
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Poland Defiant
Poland Defiantは、ドイツのポーランド侵攻(Case White)の最初の10日間のシミュレーション。もともとスウェーデンのスリー・クラウンズ・ゲームズというところが出版していたもののようです。本作は、Revolution Games版。日本では、「小さなゲーム屋さん」から購入可能ですし、和訳もついてきます(ただし、売り切れの可能性あり)。 システムは、チットを引いて、その軍麾下の部隊が移動戦闘が可能になるというもの(チット・プル・システムというのかな)。ルールはシンプルで、すぐにプレイできるが、ユニットに配置コードが書いてないので、少し苦労します。ポーランドの騎兵は、機械化部隊以外から攻撃を仕掛けられると、回避して退却可能です。そこで、ポーランド軍は、騎兵を前線において遅滞戦術を試みるのが良いかもしれません。 同システムで、NarvaとKoinigsberg(知る限り2作)が出版されています。このうち、Narvaは、日本版が出ています(CMJ112号)。ただし、CMJ版は、スリー・クラウンズ版を日本語化したもので、Revolution版よりもルールが細かくなっているようです。確かに、CMJのNarvaとPolandを比較すると、Narvaは細かいルールが多いようです。
作戦級 あり Revolution Gamesファイトいっぺい
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ASLマグカップ
ゲーマーならゲーム以外のアイテムにもこだわりたいもの。そこで、ASLのモジュールやシナリオ集のパッケージ写真をたくさん並べたマグカップを入手しました。MMPのHPから直接入手可能です。サイズは、さすがにアメリカン。一見、一回り大きいくらいですが、実際に手に持ってみると、容量は3倍くらいに見えます。いまだ満タンにしてコーヒーを飲んだことはないです。
Multimanpublishingファイトいっぺい
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ダイスタワー
ほとんどのシミュレーション・ウオーゲームはプレイにダイスが必須。そこで、ダイスタワーまたはダイストレイがあると、マップ上の1個軍を吹き飛ばしたりしないので、便利です。 写真は、イタリア人のMarioさんに作ってもらったもの。デザインについては希望を聞いてくれるので、好みのゲームのボックスアートで作ってもらえます。
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