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バーレスク
原題: Burlesque きれいなオネエチャンと怒涛の歌声が大迫力の映画。洋楽に興味のない私が、思わずサントラ買っちゃったほど。 パンフレットも全部のページがつやつやのグラビア紙で、オネエチャン達の出し惜しみなし。おお、清く正しい。表紙は変則的な折り方になっていて、二人の歌姫の関係を、パンフレットでも表現している。楽しい。
歌って踊って恋をして 監督 スティーヴ・アンティン 600円 映画館BLACK
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シャーロック・ホームズ
Sherlock Holmes パンフレットの表紙をめくると、「世界は、初めてのシャーロック・ホームズに出会う」って書いてあるんだけど。別に肉体派ホームズってこれが初めてってわけでもないよなぁ。そもそも原作のホームズが柔道(ぽい何か)よく使うし。 で、ホームズの魅力たる「謎解きの快感」が映画で表現されてるかってぇと。まあその。 でも、パンフレットは文字情報多し。画面が全体に暗いせいで、スチル写真載せても映えないからか。表紙、裏表紙は折り込みになってるけど、特にびっくりするような情報はなし。
名探偵、皆を集めて「さて」と言い 監督 ガイ・リッチー 700円 映画館BLACK
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涼宮ハルヒの消失
英題:The Disappearance of Haruhi Suzumiya 「涼宮ハルヒ」の「消失」、というわけで、それまで脇役だった長戸を主役に据えた映画。いや、それまで「ハルヒ」ってほとんど知らなかったんだけど、おっそろしく丁寧な演出と描写にうなってしまった。京都アニメーション恐るべし。 パンフレットもその主役を表紙にもってきている。で、その表紙の絵だけで物語りの奥行きを表現している。ガラス?鏡?手前にいるのは? 中身も濃いけど、ちょっと小ぶりなのが残念。
あーはいはいそういう映画ね、と思ったら。 監督 石原立也 不明 映画館BLACK
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バレンタインデー
原題: Valentine's Day 日本ではすっかり「チョコレートの日」として定着しましたが(それでも、そうなったのはそんなに古い話じゃない。アニメ版のサザエさんで、登場人物が「バレンタインデーとは何ぞや」という会話を交わしたのを見た記憶がある)。 本場のバレンタインデーで起きる様々な人間模様を切り取ったのがこの映画。甘くて苦くて、やっぱりチョコレートだな。 パンフは小ぶり。表紙は美女の山。ウラ表紙は男性陣。中身、地の色と字の色のせいでちょっと読みにくいところはあるけど、極力ネタバレにならないように、この映画の魅力を伝えてます。あ、ビールとアルバの両ジェシカが同じページにいるな。 あと、軍人役のジュリア・ロバーツがえらいことかっこいい。
ラブコメ 監督 ゲイリー・マーシャル 700円 映画館BLACK
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グリーン・ゾーン
Green Zone 制作費1億ドルだって。これが? とか思わなくもないけど、まあ見えないとこにお金かかってるんでしょう。つかまあ、日本で100億円かけて「政府のインボウを暴く」映画が作れるかってぇと絶対無理なんで、ある意味うらやましくはあるね。 パンフは一見普通なんだけど、折り込みでストーリー紹介してる。ストーリー紹介にわざわざ折込を使わなくても、とも思いますが、ははぁ、これが「見えないところに使った100億円(の一部)」なんだな、と無理やり納得しよう。
社会派(笑) 監督 ポール・グリーングラス 600円 映画館BLACK
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SPACE BATTLESHIP ヤマト
数あるヤマトの中でも、これは俗に「キムタクヤマト」「実写ヤマト」って呼ばれてる一本ですね。 皆さん、なんだかんだおっしゃいますが、これはこれでアリなのでは。キャラクターデザインは上手い事アニメに寄せられてる(真田さんの似てること!)し、似せられなくても「ああ、ありだよね」って納得できるようになってる。佐渡先生が美人なのは、後の2199に逆輸入されてる。 そんで、ストーリーも、原作のおいしい部分(主に無印とさらば)から、ちゃんと燃えるエピソードを抽出して再構成できてるし、所々ビンボ臭い部分に目をつぶれば面白い映画と言ってもいいよね。 パンフは真ん中に折り込みでヤマトの側面図入り。ちょいちょい原作、アニメへのリスペクト入り。
松本零士 監督 山崎貴 700円 映画館BLACK
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ハリー・ポッターと死の秘宝 パート1
Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 長い長いハリポタシリーズの最終章。でもまだパート1.これが出たときは(原作読まない派なので)「パート2とか3とか10とかまで出るんじゃね?」なんてこと思ってましたが、さすがにそれはありませんでした。 ここまで来ると、パンフレットで紹介する内容なんかなんくなりまして、スタッフの紹介を最小限(2ページ)やって、あとは全部、ぜんぶ写真メインのページ!という大胆な構成。もちろん、ここまでシリーズに付き合った人にはそれで正解だろうね。
魔法使いモノ 監督 デイビッド・イェーツ 800円 映画館BLACK
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パーフェクト・ゲッタウェイ
原題: A Perfect Getaway これもネタバレアウトな一品。どんでん返しの前に「兆候」はあったかな? と二回目の鑑賞が楽しい。 パンフは縦長の変形。極力ネタバレ避けてるところが親切。めっちゃ「それ見せちゃダメ」な写真も大きく載ってるけど、でも映画をみるまではそれが何故「見せちゃダメ」なのかわかんない。映画をみたあとで「ああ!」と納得できる。おいしいパンフ。
ネタバレ厳禁 監督 デヴィッド・トゥーヒー 600円 映画館BLACK
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セックス・アンド・ザ・シティ2
Sex and the City 2 あー。まあ、ね。いいや。お好きな方にはたまらんでしょう。パンフも完全に「お好きな方向け」仕様。
独占!女の60分 監督 マイケル・パトリック・キング 700円 映画館BLACK
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ナイト&デイ
原題: Knight and Day キムタクがキムタクの役しか出来ないように、トムクルーズもまたトムクルーズしか(暴言)。 ならば、と逆手にとってコメディにしちゃった作品。しかし、トムクルーズはいつまでたってもオッサンにならんなあ。競演のキャメロンディアスがおばさんになったというのに(暴言2)。 でも、パンフは。そのディアスを大写しにする暴挙(暴言3)。チャレンジャーだなあ。
スパイ大作戦 監督 ジェームズ・マンゴールド 600円 映画館BLACK
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プレデターズ
Predators 「プレデター」シリーズも、作ればある程度のヒットは見込めるわけで。「エイリアン」シリーズと同様「監督の個性むき出し発表会」「監督の腕試し」が作れるってのがいいよね。ただまあ、この作品は「むき出し」とまでは行かなかったようですが。 パンフ、だからというわけでもないけど、「普通」な作り。プレデターの顔が大写しになってるページあり。こういうページは楽しい。よーく見ると、ショルダーキャノンって、ドライヤーか? 戦車のプラモデルの部品を貼り付けてそれっぽくしてるように見える。 「安っぽい」と言うなかれ。スターウォーズだって似たようなことをしてるんだから。
侵略しない宇宙人 監督 ニムロッド・アーントル 600円 映画館BLACK
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第9地区
原題: District 9 「南アフリカ出身の俺っちが、アパルトヘイトをテーマに映画を作ると言ったら、意識高い系の皆さんがお金出してくれるんじゃねぇ?」 「いいねぇー」 「そんでもって、一見それっぽいストーリーにして、UFOとかエイリアンとかロボットスーツとか出しちゃえば『SF映画の皮を被った社会派』とか言って持ち上げられるんじゃね?」 「いいねー」 ……もうね、ぜったいそんな会話あったに違いない。こんなん、社会派でもなんでもねえ。単に監督が撮りたい物とっただけじゃねぇか。そして、(お金と技術と腕があれば)「撮りたい物をとった」映画は、傑作が多いわけで。いやー面白かった。 パンフレットも、おー、騙されてますなー。「差別意識の鏡としてのエイリアン」とか小難しいページもあるぞ。
社会派(笑) 監督 ニール・ブロムカンプ 不明 映画館BLACK
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NINE
原題: Nine 美人さんがお尻も谷間も丸見えで歌ったり踊ったりしてるのに、それも次から次へといろんな人が出てくるのに。どうして、こんなに眠いの? これを面白いと感じるには、私にあと何が必要なんだろう? パンフもちょっと大きめで大作っぽい作り。女優の写真も山盛り。谷間の写真もてんこ盛り。でも、どのおっぱいがどの話だったか、まるで思い出せない。なんてこったい。
歌って踊って恋をして 監督 ロブ・マーシャル 900円 映画館BLACK
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TEKKEN -鉄拳-
Tekken ゲームの映画化は、まあ、コケることが多いようで。そりゃそうさ。プレイヤーが頭の中でドラマを作って、自分の指先で演出して、予想外のドラマで終わるのがゲームの楽しみなんだよ。他人のやってるゲームを二時間見せられて楽しいわけがない。 パンフ、ざらっとした触感の安そうな紙、粒子の粗い印刷。お金かかってません。格闘技なんだから、役者や格闘家の肉体美を載せればいいのに、写真はどれも小さめ。うーん。
格ゲー 監督 ドワイト・リトル 700円 映画館BLACK
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タイタンの戦い
原題: Clash of the Titans 人形のストップモーションから、CGへ。技術は進歩した。話の面白さは、といいますと。まあその。まだ公開から10年も経ってないのにほとんど記憶に残ってないってこた、まあ、そういうことなんだろうな。そも、この手の「モンスターと剣で戦う」ってぇアクションは、既にスター・ウォーズがやっちゃってるし。ああ、だからリーアム・ニーソンか。 パンフは、表紙が横にべろべろっと広がる、ちょっとだけ凝った作り。
リメイク 監督 ルイ・レテリエ 700円 映画館BLACK
