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葵祭の華
祇園祭の主役たち
ごりょうさんのお祭り
箱根へ往きかうロマンスカーたち(2300形まで)
箱根へ往きかうロマンスカーたち(SE3000形の誕生)
箱根へ往きかうロマンスカーたち(NSE3100形の誕生)
箱根へ往きかうロマンスカーたち(41.6.1の大変革)
箱根へ往きかうロマンスカーたち(行楽と通勤の二役特急の登場)
多彩な顔のロマンスカーたち(箱根特急編)
多彩な顔のロマンスカーたち(ビジネス特急編)
御殿場へ往きかうロマンスカーたち
江ノ島へ往きかうロマンスカーたち
小田急ロマンスカー時刻表
ロマンスカーたちの記憶
ロマンスカードたちの集い
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憧れの蒸気機関車(実機編)
憧れの蒸気機関車(模型編)
憧れの蒸気機関車(図書編)
つばめ号の部屋
こだま号の部屋
日本各地を往きかう特急列車たち(新幹線開業前/ヨンサントオ改正前まで)
西日本圏+大阪・名古屋発着の特急列車たち(「ひかりは西へ」とともに)
東京〜中部•関西•中国•九州を往きかう急行列車たち(ヨンサントオ改正前まで)
東京〜中部•関西•中国•九州へ往きかう夜行列車たち(前室のあと)
名古屋•京都•大阪〜各地を往きかう急行列車たち(ヨンサントオ改正前まで)
名古屋•京都•大阪〜各地を往きかう急行列車たち(ヨンサントオ改正後から)
上野•新宿〜中部•東北へ往きかう優等列車たち
伊豆へ往きかう列車たち
北海道を往きかう優等列車たち
九州内各地、九州〜中国を往きかう優等列車たち
四国内各地を往きかう優等列車たち&ユニークな経路の優等列車
ローカル各地の臨時列車、準•急行たちの部屋
大好きな小田急ロマンスカーの特急券やリーフレットのコレクションです。
各ルームの設定やアイテムの分類、説明は次の記事を参考にしました。
刈田草一、小田急列車運転慨史(全)、鉄道ピクトリアルNo.405('82年6月増刊号), p15-23.
市川健三、乗車券から見た小田急特急の移り変り、同上, p162-165.
刈田草一、小田急ロマンスカー運転史、とれいん増刊レイル1980 Summer, p41-48.
当ルームでは2300形までの車両で運行された列車が登場します。
昭和25(1950)年8月1日より箱根湯本直通運転が開始されました。特急は列車番号一桁の1レ,2レ「あしがら」、3レ,4レ「はこね」、5レ,6レ「乙女」と毎月の状況に応じて決められた4000番台の「明神」「はつはな」「神山」「あしのこ」「明星」「さがみ」「金時」が運転されました。
S30.4.1からの2300形の営業開始に合わせた3.25のダイヤ改正で列車番号は全て4000番台になっています。
昭和42年から「はこね」の一部列車を新原町田に停車させ愛称名を「あしがら」として運行して通勤の利便性を図ることによる乗客増が計画されました。
途中駅停車化は進み、当室アイテムで確認しても「第1、第2はこね」は早くも1970(昭和45)年には「第1さがみ」「第4あしがら」に置き換わっているのが判ります。その結果、2004(平成16)年12月にはこね特急を全て「はこね」に改称するまでの約34年間、「はこね」のトップナンバーは欠番になっていました。
「あしがら」化の一方で、昭和50年代から夕刻の列車において、下りでは休前日に「はこね」、それ以外の日に「あしがら」を、上りでは休日に「はこね」、それ以外の日に「あしがら」を運転するといった箱根宿泊客に合わせた運用がされました。同じ年代やそれ以降に「あしがら」と「はこね」で同一の号数のアイテムがあるのはそのためです。
「さがみ」は年代により下りは新宿7:00または7:30発の凡そ2本が箱根特急で、他は小田原特急でした。
1999(平成11)年に「さがみ」と「あしがら」を統合して「サポート」に改称され、2004年に「さがみ」は小田原特急に復活しましたが、「あしがら」は廃止されました。
当室の「はこね」では、券面を切り取って小児料金とする特急券を集めました。小田原乗車の「あしがら」には箱根湯本の発車時刻も印刷されています。
硬券の地紋の色は「はこね」が淡青、「あしがら」が淡黄、「さがみ」が薄茶に区別されています。
小田急線と御殿場線の直通運転によるロマンスカー券と参考アイテムを集めました。
券面の「愛称」(列車番号)の変遷は以下の通りです。
・昭和30年10月からキハ5000形で運行する特別準急
下り「銀嶺」(2905)、「芙蓉」(2907)
上り「銀嶺」(2906)、「芙蓉」(2908)
・34年7月からキハ5000形,5100形で運行する連絡準急
下り「銀嶺」(2701)、「朝霧」(2703)、「芙蓉」(2705)、「長尾」(2707)
上り「銀嶺」(2702)、「朝霧」(2704)、「芙蓉」(2706)、「長尾」(2708)
・列車番号変更
下り「銀嶺」(2711)、「朝霧」(2713)、「芙蓉」(2715)、「長尾」(2717)
上り「銀嶺」(2712)、「朝霧」(2714)、「芙蓉」(2716)、「長尾」(2718)
・電化により43年7月からSSE3000形で運行する連絡準急「あさぎり」
下り 1号(2711)、2号(2713)、3号(2715)、4号(2717)
上り 1号(2712)、2号(2714)、3号(2716)、4号(2718)
・国鉄準急廃止により43年10月から連絡急行「あさぎり」1,2,3,4号(上下とも)
・53年10月から号数変更により連絡急行「あさぎり」
下り 1号(2711)、3号(2713)、5号(2715)、7号(2717)
上り 2号(2712)、4号(2714)、6号(2716)、8号(2718)
・その後に列車番号変更、下り(401,403,405,407)、上り(402,404,406,408)
・1991(平成3)年3月16日からRSE20000形、JR東海371系で運行する特急「あさぎり」
・上記の時期を通して小田急電鉄が発行した薄緑地紋常備券の「あさぎり号急行券」
・2012年3月17日からMSE60000形で運行する特急「あさぎり」
・2018年3月17日からMSE60000形で運行する特急「ふじさん」
戦後、東海道新幹線開業(昭和39年10月1日)前日までの東海道•山陽道を走った特急列車たち、およびヨン•サン•トオ(昭和43年10月1日)のダイヤ白紙改正前に東日本、山陰、紀州を走った特急列車たちの切符、記念券などのコレクションです(「つばめ」「こだま」は独立部屋にも展示してます)。
主に
”国鉄監修時刻表 昭和31年12月号、日本交通公社”、
”国鉄監修時刻表 昭和38年4月号、日本交通公社”、
”国鉄監修時刻表 昭和39年2月号、日本交通公社”、
”国鉄監修時刻表 昭和39年4月号、日本交通公社”、
”国鉄監修時刻表 昭和39年10月号、日本交通公社 2018.9復刻”、
”国鉄監修時刻表 昭和42年7月号、日本交通公社”、
[1]”国鉄•JR特急列車100年(三宅俊彦・寺本光照)、JTBパブリッシング”、
[2]Wikipedia記事
などを参考にして編集しました。