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AIWA TPR-255
当時のBCLブームに対するアイワの解答がこんな、ある意味トゥーマッチなカタチになったのでしょうか。遙か遠い国から流れてくる短波放送のジングルなどをなんとかして録音したい、という思いは誰にでもあったはず。(たぶん)後発でソニーやナショナルからも立派なカセット付受信機が出ましたが、さすがアイワは「まずカセットありき」という男気が際立っていました。
1970年代Hirokicks
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AIWA TRP-3001
やはりそこはアイワですから、このカテゴリーに。70年代、エアチェックが盛んに行われていた頃はカセットデッキの性能が非常に重要視されていました。特にナカミチ、ティアック、アカイ、そしてこのアイワもカセットデッキに特化したメーカーでした。そんなアイワだからなし得たこの組み合わせとデザイン。レシーバーに堂々とスロットインタイプのデッキを配置する潔さに当時のアイワがどれだけカセットデッキの性能に自信を持っていたのかが伺えます。
1970年代Hirokicks
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AUDIO-TECHNICA AT-SP35
古くから無指向型のスピーカーはありましたがそのルックスはどこかスペーシーなものが多いですね。JBLやテクニクスなどの角形でもビクターのGB-1のような球体型でも360度から音が出るという仕組み自体に夢がありますね。このAT-SP35はさらに小技をきかせて、壁掛けもできるようになっています。オーディオテクニカはカートリッジやヘッドホンが有名ですがそういったアクセサリーメーカーだからこそ意表を突いてこのようなユニークなモデルが出せるのかも知れません。
1980年代Hirokicks
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AUREX RT-CDW500
スクエアなボディに丸いスピーカーを配したいわゆる「バブカセ」の中でもシンプルなデザインですがやはりポイントは「オーレックス」ブランドという希少性。・・・と思いきやこちらはシャープのOEMでした。それでもラジオとCDも聞けて、テープもダビングできて迫力のステレオスピーカー(AST)搭載、という至れり尽くせりの内容。蓋を全部開くとまるでロボコンに登場したガンツ先生みたいです。
1980年代Hirokicks
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AUREX SB-66C & ST-55
東芝のオーレックスブランドも今はなくなってしまいました。 ステレオブランド的には結構地味な存在でしたが 80年代に発売されたこのシリーズはずば抜けてカッコ良かった。 確かこれもグッドデザイン賞を取ったような・・・。 ただボリュームツマミなどの素材が安っぽいのがちょっと残念。 しかしブラックフェイスにハーフミラーのアクリルパネルは 特に夜のイルミネーションを際だたせて、それは美しいものでした。
1980年代Hirokicks
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AUREX SB-66C & ST-55
東芝のオーレックスブランドも今はなくなってしまいました。ステレオブランド的には結構地味な存在でしたが80年代に発売されたこのシリーズはずば抜けてカッコ良かった。確かこれもグッドデザイン賞を取ったような・・・。ただボリュームツマミなどの素材が安っぽいのがちょっと残念。しかしブラックフェイスにハーフミラーのアクリルパネルは特に夜のイルミネーションを際だたせて、それは美しいものでした。
1980年代Hirokicks
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B&O BEO SYSTEM 2500
レコードと違い、CDは「いかにスマートにセットするかが勝負」なのかどうかは知りませんが、北欧のB&Oが提案したのはなんと「手をかざすとフロントのドアが左右に開く」というギミック。その下にいかにもアナログチックなカセットデッキ部が見えるのは時代のご愛敬ですが、当時は世界一美しいシステムステレオだったのではないでしょうか。
1980年代Hirokicks
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B&O Beogram 4002
泣く子もだまる、北欧デザインの雄、バング&オルフセンの代表作ともいえるレコードプレイヤーです。1976年に25万円(!)という値段ですからそれはそれは高級だったことでしょう。デザインはもちろん、リニアトラッキング機能などすべてにおいて国産より先を行っていました。このBeogram 4002は、あの「MOMA」にも永久保存されている名作です。
1970年代Hirokicks
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BOSE 4702 II & 301 TYPE-II
ボーズは70〜80年代はボーズ博士が考えた「ちょっとマニアックなスピーカー」メーカーというイメージが強かったのですが101をはじめとする店舗用の小型スピーカーをきっかけに一般の家庭でも普及するようになりました。この4702もボーズのスピーカーを最高のポテンシャルで鳴らすために店舗用に発売されたものですが「BOSE」の文字が光るあたりなんか、独創的なデザインです。もちろん音もボーズならではの独創的発想の臨場感があってグッドです。
1980年代Hirokicks
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CRYSLER CE-5a II
クライスラーというメーカーもスピーカー一筋、みたいなイメージがありますね。主に正面部分にグラフなどを使ったグラフィック処理がされていたり、カバーが着せ替えできたりと、1960年代からユニークなアイデアが取り入られていました。どうしてもデザイン性が目立ってしまいますが、音もなかなかの実力派で当時はファンも多かったようです。
1970年代Hirokicks
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DUAL 1218
オーディオの中でも海外ブランドが強いのはスピーカーとターンテーブル、カートリッジなどでしょうか。このデュアルはデザイン重視の国、ドイツのメーカーです。ターンテーブルとキャビネットが別売りになっていました。特に高級なパーツを使っているワケではないのですがどこか垢抜けた気品みたいなものを感じさせます。ヘッドシェルとシュアーのカートリッジの組み合わせも絶妙です。
1970年代Hirokicks
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HARMAN / KARDON PM645Vxi & HD7400
ハーマンカードンというブランドもよく分からないのですが、今ではPC用のスピーカーなどでよく名を聞きますね。たぶんJBLと同様、アメリカを代表するオーディオメーカーだと思いますが、B級市場ではなかなか目にすることはありませんでした。このアンプは80年代後半に発売された比較的手に入れやすい価格帯の商品ですが、一体どこで売っていたのでしょうか。
1980年代Hirokicks
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LUXMAN PD-272
ラックスマンのレコードプレイヤーは今も昔もコントラストがはっきりしていて美しいですね。もう「何も足さない、何も引かない」デザイン。21世紀になって、レコードが主流ではなくなってから、逆にターンテーブルのデザインが自由になっていきましたが、こういった前世紀から変わらない、エバーグリーンなデザインこそ大切にしたいモノです。
1980年代Hirokicks
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MARANTTZ Model 6100
マランツのレコードプレイヤーというのもあまり見かけませんが、アンプなどのラインナップと共通のデザインイメージ、色づかい、フォントに至るまで、マランツのアイデンティティーが伝わってきます。どこかアメリカナイズされたデザインは、重厚な無垢の家具なんかと合わせるとバッチリキマる・・・と勝手に決めつけています。
1970年代Hirokicks
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MARANTZ CD-80
マランツは約10年スパン(?)で大きくデザインを変えるような気がしますが、こちらは80年代から90年代にかけて主流だった、シャンパンゴールドのフロントフェイスを持つシリーズ。マランツのCDプレイヤーはフィリップス社が開発したCDM-1MkIIというメカニズムが導入されていて、音質も非常に良い印象があります。また両サイドにある梨地に塗装されたダイキャスト製のパネルもデザインにいいアクセントを加えています。
1980年代Hirokicks