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Panasonic LUMIX DMC-ZX1
FujifilmのXQ2の中古を2017年に入手するまで使っていたデジカメはPanasonicのLumix DMC-ZX1でした。小さくて軽くて広角から望遠までカバーできてそれなりに便利だったのです。
手元のファイルを調べるとZX1による最初のカットは2010年5月でしたので丸7年は使っていたことになります。センサーの感度が悪く,ちょっと暗いところで写すと随分と酷い画で泣けてきました,Panasonicの名誉のために付け加えておくと,当時はこれが普通でZX1が特別酷いということは断じてありません。デジタルな機械を7年も使っているなんて,本当に物持ちがよい,と我がことながら驚きます。たぶん,2017年時点ではZX1は既に画質でスマホに画質では負けていたと思われます。もちろんレンズのズーム域など機能ではスマホに負けていませんでした。
ZX1は2009年発売で当時一般的だったと思われる1210万画素の1/2.33インチの小さなCCDセンサーを使ったコンデジです。ライカ判換算で25mmから200mmをカバーする8倍の高倍率ズームレンズを搭載していました。明るさのほうはF3.5からF5.9という平凡なスペックでしたが広角側が25mmをカバーするのはたいへん便利でした。レンズはLeicaブランドでVario-ElmarというオリジナルのElmarとはなんの関係もなさそうな構成のレンズでした。特に可もなく不可もないごく普通のレンズです。発色はビビットでちょっと派手めに感じました。
小さなセンサーのため必然的に高感度耐性はまるでだめで,かつ手振れ補正もそれほど効きがよくなかったため望遠側の200mmで普通に撮れるのは昼間の屋外に限られていました。一方,広角側はそれなりに使えるという印象でした。それでも暗い室内や夜は苦しい戦いを強いられました。
大きな一眼レフとかミラーレスはお仕事用でいろいろ取り揃えていましたが,小さいコンデジはこのZX1を使い続けていました。お仕事用に2016年頃に買ったCanonのPowerShot G7Xも大きなセンサーでよいカメラだと思うのですが,コンデジとしては大きくて重いのでお仕事以外で持ち歩く気にはなりません。ZX1の後継には,結局,FujifilmのXQ2の中古を導入するのですが,位置情報の記録ができないことが気に入らなくて娘に貸し出してしまって自分ではほとんど使いませんでした。
当時,何が目的だったのかわからないのですが,ZX1, G7X, XQ2の大きさの比較写真を撮って残していました。このときの写真が自分が所有したデジタルカメラのなかで,カメラ本体の写真が残っている最も古いものでしたので,ここに挙げておこうと思います。写真を撮った目的が大きさ比較だった(らしい)ので味気のないカットばかり,かつ,下手くそでお恥ずかしい限りです。
1枚目,手前からPnasonicのLumix DMC-ZX1, , Fujifilm XQ2, Canon PowerShot G7 Xです。奥へいくほど大きくなってます。2〜4枚目は左からG7X, XQ2, ZX1の順番に並んでます。5〜8枚目はZX1によるカットです。たぶんこの画がZX1による最後のカットになったと思われます。
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