三菱ギャランVR-4

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三菱のミドルセダン、ギャランの6代目モデルです。トップグレードのVR-4を再現しています。

6代目ギャランは1987年10月に登場、2代目以来となる無印の「ギャラン」の車名に回帰されています。オーガニックフォルムと呼ばれるS字状のサイドビュー、逆スラントノーズ、車高の低い4ドアハードトップ全盛の中で敢えて居住空間を重視した高い全高などがスタイリング上の特徴です。中でもトップグレードとなるVR-4は、三菱の看板車種として開発され、当時のハイテク装備を備えた上、当時直列4気筒史上最強のネット205psを発生する4G63ターボ(インタークーラー)エンジンを搭載した本格スポーツセダンとなっています。因みにこのモデルはマイナーチェンジを経て最終的に240psまでパワーアップしています。このギャランVR-4の4G63ターボエンジンと4WDシステムは後のランエボシリーズへと受け継がれています。WRCでも実績を残し、名実共にランエボのはしりと言える存在となっています。

この6代目ギャランは3代目以来のヒットモデルとなり、日本カー・オブ・ザ・イヤー及びグッドデザイン賞を受賞、1980年代を代表する名車の一台となっています。

ミニカーではブラックとシルバーの2トーンカラーを纏い、マッシブなスタイリングと相まって非常に格好良い雰囲気です。全高を高く取ったスタイリングながら腰高感が無いのも好印象です。このギャランVR-4のミニカーは大変魅力的ですが、敢えてマニアックな仕様もリリースする事も多いトミーテックなので、ここは他グレードの製品化も期待したい所です。

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