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ホンダオデッセイ
ホンダの基幹ミニバン、オデッセイの2代目モデルです。 2代目オデッセイは1999年12月、大ヒットした初代モデルのキープコンセプトで登場しました。2.3ℓ車とV6 3ℓ車が設定され、初代同様走りの良さとユーティリティの高さ、高級感を特徴としていました。一時はトヨタ・ヴィッツ(初代)を上回る販売を見せる等初代同様大ヒットしており、当時のステップワゴン、ストリームと並びホンダの国内販売における稼ぎ頭となりました。それ故ホンダ=ミニバンメーカーと呼ばれる事もありましたが、初代同様ホンダらしい魅力に溢れたモデルでした。 トミカでも初代に続いて製品化され、初代の良さを受け継いだキープコンセプトである事がよく分かるスタイリングとなっています。オデッセイが元来パッケージングに優れた魅力的なミニバンである事を再認識でき、オデッセイのブランドが国内で終了してしまった事がつくづく惜しまれます。室内は3列分のシートがしっかり再現されていますが、2-2-2のキャプテンシート仕様となっているのが特徴です。金色のボディカラーは艶があり高級感に溢れています。バックドア開閉アクションが備わり、ボディの重量感があるのも魅力的です。実車のいかにも楽しそうな雰囲気が伝わってくる、魅力溢れるトミカであると思います。
1/66 トミー(現タカラトミー) 110円 セカンドストリートRatteboss
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マツダCX-5
マツダのミドルサイズSUV、CX-5の2代目モデルです。 2017年に登場した2代目CX-5は、初代同様鼓動デザインとクリーンディーゼルエンジンの搭載(ガソリン車もあり)が特徴となっています。スタイリング的にはキープコンセプトですが、性能面では大きく進化しており初代同様ヒットモデルになっています。数あるマツダSUV群の中でも中軸的なモデルであり、販売面での主力となっています。 トミカではイメージカラーのソウルレッドを纏い、忠実に再現された鼓動デザインによく似合っています。SUVながら然程全高が高い印象が無く、スポーティーに纏まっていると思います。同じ赤系のカラーながらテールランプはきちんと塗り分けられ、エンブレム等も抜かりなく再現されている点も好印象です。尚、バックドアが開閉可能となっています。
1/66 タカラトミー 160円 リサイクルショップRatteboss
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日産スカイライン(止まれ標識付き)
13代目V37型スカイライン(前期型)です。止まれの標識が付属しています。 レギュラートミカでもV37型スカイライン(前期型)は製品化されていますが、そちらとは異なり製品名に「日産」の文字が入っています。ハイブリッド仕様がモデルであり、前期型の特徴であるインフィニティエンブレムも再現されています。 スケールがやや小さかったり、ヘッドランプが塗装での再現になったり等後期型スカイラインのトミカに比べるとやや物足りなさも感じられますが、こちらも出来は悪くないと思います。ホイールが標準タイプですが、赤いボディカラーとの組み合わせが上品で高級感に溢れています。大人の為のスポーティセダンといったキャラクターを上手く表現していると思います。
1/66 タカラトミー 日産 4ドアセダンRatteboss
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マツダアテンザ 個人タクシー
マツダの上級セダン、アテンザ(3代目)の個人タクシー仕様です。 スタイリッシュで魅力的なアテンザですが、個人タクシー仕様もよく似合っていると思います。スタイル優先の雰囲気が強いセダン故実車のタクシーとなれば居住性にやや難がありそうですが、トミカではとても魅力あるバリエーションであると思います。ホワイトのボディにブルーのラインが爽やかな印象です。黄色い行燈もしっかり備わっています。ベースとなっているノーマル仕様のアテンザ同様、細部までしっかり再現されていると思います。 タクシーとしては然程見かけない車種でありますが、この様なスタイル優先といえるセダンをベースにしたモデルも魅力的だと思います。マツダのお膝元である広島であれば、それなりに走っていそうな気もします。尚、左右ドアが開閉可能となっています。
1/66 タカラトミー 400円 リサイクルショップRatteboss
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マツダ3
マツダのCセグメントカー、マツダ3です。4ドアセダンとファストバック(5ドアハッチバック)がありますが、トミカではファストバックが製品化されました。 実車は2019年5月にアクセラのフルモデルチェンジにて国内販売開始となり、従来の「アクセラ」からグローバルで使用されている「マツダ3」に名称が統一されました。デザインは実に欧州車っぽい雰囲気が見られますが、中でもファストバックのデザインの美しさは大いに評価されています。斜め後方の視界悪化に繋がっているものの、太いCピラーがこの車ならではの特徴となっています。日本ではSUV人気に押されたり、価格の高さがネックとなったりして販売が今ひとつの様ですが、欧州では高い人気となっています。 トミカでは実車の美しいスタイリングを忠実に再現しており、フロントグリルを緻密に再現しているのも特徴と言えます。近年のマツダ車のアイデンティティといえるソウルレッドのボディカラーを纏い、スタイリングと相まって玩具とは思えない気品が感じられます。スポーツモデルでないミドルサイズのハッチバックはトミカで割と珍しい存在であり、そういった点でも貴重なモデルであると思います。
1/66 タカラトミー 300円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタRAV4
トヨタのミドルサイズSUV、RAV4の5代目です。トミカでは初代以来の製品化となります。 コンパクト都市型SUVの先駆けとして大ヒットしたRAV4ですが、代を重ね肥大化するのに合わせて日本では次第に人気を落としてしまいました。4代目はついに日本導入されず、一旦RAV4のブランドは日本で途絶えましたが、2019年に日本でも5代目モデルが発売、ブランド復活を果たしました。初代に比べると車格はかなり上がったものの、折からのSUVブームに乗って好調な販売を続けています。時代の要請もあり、ハイブリッド仕様もラインナップされました。 トミカではガソリン車、アドベンチャーグレードがモデルとなっている様です。ワイルドなフロントマスクが忠実に再現され、ボディカラーと相まって非常にアクティブな雰囲気を醸し出しています。尚、後部ドアが開閉可能となっています。
1/66 タカラトミー 240円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタセルシオ(トミカプレミアム発売記念仕様)
トミカプレミアム発売記念仕様となる、初代セルシオのトミカプレミアムです。ホワイトとシルバーの2トーン仕様となっています。 1989年に登場し、世界に通用する高級セダンとして認められたセルシオですが、ホワイトとシルバーの2トーンはパーソナルユースを強く意識した雰囲気が見られ、一般ユーザーにも馴染み深かったと思われます。 トミカプレミアムでの完成度は通常モデルのブラック同様非常に高く、ボディと内装のカラーの組み合わせも魅力的に感じられます。通常モデル同様、左右ドアが開閉可能となっています。
1/66 タカラトミー 950円 BOOKOFFRatteboss
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トヨタセルシオ
トヨタのフラッグシップセダン、セルシオの初代モデルです。トミカプレミアムでは初の高級セダンの製品化となります。 実車はクラウンの上級に位置する高級セダンとして1989年にデビューし、そのクオリティはメルセデスベンツ等海外の高級車メーカーに多大な影響を与えました。日本でもバブルの波に乗って大ヒットしています。尚、海外ではレクサスLSの名で販売されレクサスブランドの旗艦車種として君臨しています。日本でもセルシオの名前で3世代ブランドが続いた後、レクサスブランドの国内展開に合わせ日本でもレクサスLSの名前で販売される事となりました。 レギュラートミカでも嘗て製品化されていた初代セルシオですが、トミカプレミアムでは僅かにスケールが小さくなっています。しかし、それを感じさせない佇まいや重量感が見られスケールダウンしたという印象は感じさせません。ヘッドランプやテールランプのクリアパーツでの再現、リアルに再現されたホイール、グリルの縁取り等プレミアムの名に恥じないクオリティであると思います。ブラック/グレーの2トーンカラーも高級セダンらしく魅力的に映ります。ベージュの内装とのコントラストも風格が感じられます。尚、左右ドアは開閉可能となっています。
1/66 タカラトミー トヨタ 4ドアセダンRatteboss
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マツダCX-5 パトロールカー
マツダCX-5のパトロールカー仕様です。初代がモデルとなっています。 POLICEの文字が非常に目を引きます。マツダのお膝元である、広島県警察仕様となっているのもポイントと言えます。パトランプはクリアパーツにて再現され、後部ドア開閉可能な点も特徴的です。 SUVタイプのパトロールカーは珍しい気もしますが、各自動車メーカーが沢山SUVをリリースしもはやSUVが車の基本と言える様な状況になりつつある現代においては、これからこういうSUVタイプのパトロールカーがどんどん増えてくる気がします。
1/66 タカラトミー 160円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタクラウン(14代目)アスリート
14代目クラウンのスポーティモデル、アスリートです。リアのTOYOTAマークがブルーである事から、ハイブリッド仕様がモデルと思われます。 実車は先代同様ロイヤル・アスリート・マジェスタの三系統となっていますが、時代の潮流に則り初めてそれぞれにハイブリッド仕様が設定されました。セダン市場が厳しい状況の中、ハイブリッド仕様が販売面で貢献しモデル末期まで堅調に売れました。実車はロイヤルよりアスリートが人気となり、トミカでも初めてアスリートのみが製品化される形となりました。 このトミカはイベントモデルとなっており、ボディサイドに「TOMICA EVENT MODEL」の文字が印刷されています。特徴的な稲妻グリルの縁取りや王冠マークの再現もなされており、力の入り具合が伺えます。実車でピンクの限定車がリリースされていた事もあり、通常品もリボーン・ピンクで製品化(本来のターゲットである子どもに合わせての可能性大)されていますが、このブラックの様に落ち着いたカラーリングの方がクラウンには合っていると個人的には思います。
1/66 タカラトミー 680円 リサイクルショップRatteboss
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マツダアテンザ
マツダのフラッグシップセダン、アテンザの3代目です。 元々5ナンバーサイズのミドルセダン・カペラの後継車として誕生しましたが、代を重ねる毎にサイズアップしこの世代ではトヨタクラウンと肩を並べる程になりました。クリーンディーゼル車の設定や、セダンならではの格好良さを追求した魅力溢れるスタイリングが一定の注目を集める事となりました。モデルライフ途中で「マツダ6」に改名され、アテンザの名称はこの代で最後となりました。 トミカではイメージカラーの赤で再現され、その美しいカラーリングが伸びやかでスポーティなスタイリングを引き立てています。鼓動デザインやクリーンディーゼル等が注目され勢いのあった頃のマツダを思い起こさせます。グリル周りや窓枠、トランクリッドモール部には銀の色挿しがなされ魅力的な仕上がりとなっています。左右ドアの開閉アクションも備わっています。 個人的に、近年のセダンタイプのトミカではかなりの良作ではないかと思います。
1/66 タカラトミー マツダ 4ドアセダンRatteboss
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日産アリア(初回特別仕様)
2021年中頃発売予定のSUVのEV車、日産アリアの初回特別仕様になります。 ほぼシルバーとブラックのカラーで纏められたスタイルは、シンプルながら引き締まった印象で格好良く感じられます。いかにも、新時代の車といった雰囲気です。大径タイヤとホイールデザインが、トミカらしからぬ印象です。フロントグリルがクリアパーツで表現されているのも非常に個性的です。 トミカが誕生した半世紀程前には、まさか半世紀後にこんなトミカが世に出るとは誰も想像できなかったのでは、と感じさせます。色々な意味で、これまでのトミカの常識を打ち破る一台であると思います。
1/66 タカラトミー 日産 SUV(EV専用車)Ratteboss
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マツダCX-5 河川パトロールカー
2代目CX-5をベースとした、河川パトロールカーです。 通常のCX-5もトミカで製品化されていますが、そちらの金型とは別になっており、リアゲートの開閉アクションがオミットされている代わりにリアウィンドウがクリアになっているのが特徴です。パトランプもクリアパーツを使用して凝った造りになっています。 実際に存在する河川パトロールカーを再現しており、オレンジのボディカラーが鮮やかです。SUVブームの昨今、SUVベースの働く車も多くなっていると感じられます。トミカでも、SUVベースの働く車がこれからどんどん増えていくのではという気がします。
1/66 タカラトミー マツダ SUVRatteboss
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トヨタクラウン(15代目)
15代目クラウンで、再現しているグレードは2リットルターボのRSと思われます。 実車は2018年6月デビューでしたが、トミカは2020年12月の発売であり比較的製品化までのタイムラグが見られています。実車は伝統のロイヤル・アスリート・マジェスタの名称を廃止し、クラウン史上初の6ライトウィンドゥーを採用しているのが大きな特徴です。 プラットフォームを一新し、ボディースタイルも大胆に変えチャレンジングな姿勢が見えるモデルですが、実車の販売は苦戦傾向が見られています。セダンとしてはそこそこの販売実績を残しているものの、セダン市場の極端な縮小傾向には流石のクラウンも抗えていない様子です。その事がクラウンSUV化の報道に繋がっていると思いますが、賛否両論あるものの個人的には車型を簡単に変えてしまうのは如何なものかと思います。 トミカについてですが、残念ながらドア開閉アクションは無いもののグリルの縁取りやエンブレム類はしっかり再現されている点が好印象で、落ち着いたパールホワイトのボディーカラーも高級セダンらしく魅力的に映ります。見る角度によっては5ドアハッチバックの様に見える実車ですが、トミカはどの角度から見てもセダンらしく纏まっていると思います。 セダン型クラウンとしてのトミカも、この型が最後になるというのは何だか惜しい気がします。
1/66 タカラトミー トヨタ 4ドアセダンRatteboss
