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日産マーチ
日産のコンパクトカー、マーチの3代目モデルです。イメージカラーのパプリカオレンジが目を引くモデルとなっており、スタンダードチョロQでの定番カラーとなっています。 3代目マーチは2002年3月に発売、一週間で受注25000台を獲得する等大人気となりました。ニュービートルにも似た雰囲気の愛らしいスタイリングながら、実用性もしっかりと備えていました。当時のトヨタヴィッツ、ホンダフィットと共に「コンパクトカー御三家」を形成し、手堅く売れ続けました。尚、既に国産車では珍しくなっていた3ドアハッチバックも設定されていますが、マイナーチェンジで廃止されてしまいました。可愛らしい外観ながら、スポーツモデルの12SRもモデル途中よりラインナップされていました。 このチョロQは実車の可愛らしいスタイリングをそのままスケールダウンした印象で、実車がチョロQの様に愛らしいスタイリング故全く違和感の無い仕上がりになっています。初回含めスタンダードチョロQでは6色展開だった上、その他のバリエーションも非常に多くチョロQの世界でも大ヒットの様でした。その中でも、個人的にはやはりイメージカラーのパプリカオレンジが1番魅力的に映ります。本当にチョロQ化されるべくしてされた車種であると強く感じられます。この3代目マーチを含めヒットモデルを立て続けに世に出し、勢いがあった頃の日産を思い起こさせるチョロQでもあると思います。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ No.01Ratteboss
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いすゞベレット1500デラックス
いすゞの小型乗用車、ベレットの4ドアセダン、1500デラックスです。ベレットとしては珍しい異型角形二灯式のヘッドライトが特徴です。 ベレットは1963年にヒルマン・ミンクスの下の車格として発売された小型乗用車で、2ドア/4ドアのセダンをラインナップしていました。1964年には2ドアクーペのベレットGTも追加されています。当時の様々な新規軸が取り入れられ、個性の強い小型乗用車となっていました。特にスポーツモデルでは、日本初のディスクブレーキが採用された事が特徴です。「和製アルファロメオ」の異名をとり、日本で初めて「GT(グランツーリスモ)」を名乗るモデルを設定した事でも知られています。 モデルカーにおいては、ベレットといえばほとんどがスポーツモデルの「ベレG」となる所あえてのセダン、ファミリー仕様となっているのがマニアックでありいかにもトミーテックらしいです。ブルーのボディにブルーの内装が落ち着きを感じさせ上品な印象です。ホワイトリボンタイヤも実に魅力的です。実車が小ぶりなボディだった事を感じさせる雰囲気があります。ベレットといえばどうしてもスポーツモデルのベレGばかりに注目が行きがちですが、普通のセダンも魅力的なモデルである事を感じさせてくれます。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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三菱ギャラン AⅡ GS
三菱が嘗て生産・販売していた中型セダン、ギャランの初代モデルです。角型ヘッドライトが特徴の前期型、4ドアセダンの1500ccモデルであるAⅡの再現となります。グレードはGSです。 1969年末に登場した初代ギャラン(当初はコルト・ギャラン)は従来のコルト1200/1500とは全く異なるコンセプトを特徴としています。当時としては流行の先端を行く「ダイナウェッジライン」を採用した斬新なスタイルが評判を呼び大ヒットとなりました。1.3ℓSOHC(4G30)エンジンを搭載したAⅠシリーズと1.5ℓSOHC(4G31)エンジンを搭載したAⅡシリーズの二本立てとなっており、ボディバリエーションは4ドアセダン及び2ドアハードトップ、3/5ドアライトバンというラインナップでした。 本家トミカでは2ドアハードトップが製品化されているのに対して、こちらは4ドアセダンでの再現となっているのが如何にもトミーテックらしいと感じられます。エクステリアデザインはジョルジェット・ジウジアーロが提案したデザイン案が参考にされているだけあり実に斬新な印象ですが、ミニカーでもそんな実車のスタイリングが忠実に再現されています。ホイールのデザインやホワイトリボンタイヤが派手なオレンジのカラーリングによく似合い、スポーティな雰囲気を感じさせます。みかんを思わせる派手なオレンジのカラーリングと渋いグレーの内装の組み合わせも実に魅力的です。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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スナップオン 路線バス
世界的工具ブランドであるスナップオンの工具・整備用機器等の代理販売を行っている、スナップオン・ツールズ株式会社オリジナル仕様となるバスチョロQです。2001年に登場した路線バスの金型を使用しています。 ボディサイドに貼付されているシールには、スナップオンの英文字の他工具のイラストが印刷されています。パッケージが工具箱をイメージしたデザインになっている点もユニークです。
路線バス タカラ(現タカラトミー) 東京都(港区) 400円Ratteboss
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花巻温泉バス
東北屈指の温泉地である、岩手県花巻温泉郷を代表する花巻温泉行きの送迎バスをイメージして製作されたバスチョロQです。ボディサイドに印刷された「銀沢旅館」は架空の旅館名ですが、「宮沢賢治ゆかりの温泉郷」という文字が味わい深くリアリティを感じさせます。 クリーム色の車体に深緑のルーフ、縦目のヘッドライトがノスタルジックな雰囲気を強く感じさせます。内装の再現はありません。尚、ナンバープレートは「87-09(はなまき)」となっています。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ マイクロバスRatteboss
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SLK
メルセデスベンツの2シーターオープン、SLKの初代モデルです。版権の都合上、製品名が「チョロQ SLK」となっています。 初代SLKはCクラスベースのライトウェイトオープンスポーツカーとして1996年に登場、日本では1997年に「SLK230コンプレッサー」及び「SLK230 AMG」が販売開始されました。全長3995mm×全幅1715mm×全高1276mmというコンパクトな車体が特徴です。 チョロQでは1998年に登場しましたが、バリオルーフの開閉、及び収納アクションが備わり力の入ったモデルとなっています。チョロQが低迷期を脱し勢いを取り戻しつつある中で登場したモデルになりますが、大人の車好きをも魅了する仕上がりであり350円とは思えないレベルと言えます。正にチョロQ復活に大きく貢献し大人のコレクター増加のきっかけを作り出した一台であると思います。ベンツならではのシルバーのボディカラーも魅力的です。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ No.080Ratteboss
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ダイハツコペン
ダイハツの軽オープンカー、コペンの2代目モデルです。基本モデルである「コペンローブ」の再現になります。 2002年に登場した初代コペンは久々の軽オープンカーとして注目を浴び、ハイトタイプが全盛の軽自動車市場で独自の存在感を見せていました。2012年に生産終了したものの、2014年6月にフルモデルチェンジし2代目へ移行しました。2代目では、標準の「ローブ」、タフでアグレッシブなデザインの「エクスプレイ」、初代を思わせる丸目ライトを備えた「セロ」、そして後に追加された本格スポーツモデルの「GR SPORT(こちらはトヨタ版もあり)の四系統になった点が大きな特徴です。外装パーツの着脱が出来る「ドレスフォーメーション」等も話題となりました。ライバルとなるホンダの軽オープンカー、S660程のスポーティさは無いものの独自の個性を放つモデルとなっています。S660が生産終了となってしまった2022年現在では軽自動車唯一の2ドアオープンとなっており、唯一新車で買える軽オープンカーとしての今後の奮闘、更なる進化にも期待したい所です。 トミカでは内装もしっかり再現されており、内装とボディのカラーリングのコントラストが高級感を感じさせます。オープンカーのトミカらしくハードトップ脱着アクションが備わり、2つの表情が楽しめるのも魅力的です。サイズは小さいながらも、独自の主張がしっかりと感じられるトミカであると思います。
1/57 タカラトミー 300円 リサイクルショップRatteboss
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スズキジムニー(4代目)ツートンルーフ オプションスチールホイール装着車
スズキの4代目ジムニー(JB64)のガチャミニカーです。ブリスクブルーメタリックのボディカラーにブラックのツートンルーフ仕様となっており、オプションスチールホイールを装着しています。 実車、ミニカー共に大人気のJB64型ジムニーですが、ガチャミニカーでもかなりのバリエーションが存在しています。オプションのサイドストライプを装着したモデルやツートンルーフ仕様等のバリエーションがありますが、ホイールの違いの再現はかなりマニアックであると思います。スチールホイールはやや業務用にも思える所ですが、鮮やかなブルーのボディにツートンルーフとの組み合わせだと寧ろお洒落な雰囲気すら感じられます。夏の海等がよく似合いそうです。 ホイール以外の部分も細かく再現されており、とてもガチャミニカーとは思えないクオリティに仕上がっていると思います。尚、バックドアが開閉可能となっています。
1/64 トイズキャビン 100円 リサイクルショップRatteboss
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ダンプトラック
タルガよりリリースされたブラインド式のチョロQシリーズ、チョロQ建設隊のラインナップに存在していたダンプトラックです。ダブルキャブ仕様となっており、右ハンドル仕様の内装も再現されています。 ダンプの荷台部分は昇降し、アオリ部分も開閉します。更に砂利パーツも付属しており、砂利の積み下ろしも楽しめます。様々なアクションを楽しめる魅力的なチョロQとなっています。但し、砂利パーツはバラバラになって紛失しやすいので注意が必要となります。
タカラトミー 200円 リサイクルショップ トラックRatteboss
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日産マーチ
日産のコンパクトカー、3代目マーチのチョロQです。日産オリジナル仕様となります。 2002年に登場した3代目マーチはコンパクトカーとしての実用性の高さに加えニュービートルを彷彿とさせる愛らしいスタイリングで高人気を博し、当時のトヨタヴィッツ、ホンダフィットと並んで「コンパクトカー御三家」を形成しました。このチョロQはそんな実車の可愛さを巧みに再現しており、特にヘッドライトがキャラクターの様な親しみを感じさせてくれます。パプリカオレンジのカラーリングも魅力的です。金型は日産特注のオリジナル仕様であり、やや大味な造型ですが実車の可愛さがよく分かるモデルであると思います。ホイールのリアルな再現もまた魅力的です。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ 日産Ratteboss
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白浜温泉バス
和歌山県白浜町にある、白浜温泉行きの送迎バスをイメージして製作されたチョロQです。ボディには「美しい白砂の浜 望洋荘」という架空の旅館名の文字が印刷されています。 赤と黄色のツートンカラーが目を引きます。丸目四灯のヘッドライト、細いバンパー等がレトロな雰囲気を感じさせます。内装の再現はありませんが、窓が大きめなのが特徴で、カラーリングと相まって明るく開放的な雰囲気が感じられます。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ マイクロバスRatteboss
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日産スカイラインセダン(V36)
通算12代目となるV36型スカイラインの4ドアセダンです。日産オリジナル仕様のチョロQとなります。 V36型スカイラインは2006年に登場、先代V35型のイメージを残しつつも幾分スポーティな印象のモデルとなりました。CMキャラクターにイチロー氏を起用した事もあってか、大人のスポーティセダンといったキャラクターをしっかりアピール出来ていたと思います。販売は先代モデルに比べ幾分は上向いたものの、若年層の購入者は非常に少なくユーザーの高齢化が問題視される事となりました。V37型スカイライン登場後も、暫くは2.5ℓ車に限り併売されていました。尚、この代でスカイライン初のSUVであるスカイラインクロスオーバーも登場しましたが、一代限りで終了しています。 デフォルメスタイルながら実車のイメージをしっかり表現しており、濃紺のボディカラーが落ち着きを感じさせます。尚、歴代のスカイラインを製品化しているチョロQですが、実際にチョロQ化されているのはこの代が最後になります。
タカラトミー 300円 リサイクルショップ 日産Ratteboss
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函館市交通局 市電8101形
函館市交通局オリジナル仕様である、市電8101形のチョロQです。市営バスとの2台セットで発売されました。 市営バス事業は2003年で終了しましたが、市電は引き続き走り続けるという事で「走り続ける市電」と銘打たれています。グリーンを基調としたクリーンなイメージの車体になっており、「車椅子対応」「部分低床車」の文字がウィンドウ部に印刷されています。モデルとなった市電8101形は、平成14年4月に函館として初めて導入された低床電車になります。尚、方向幕は「湯の川」となっています。 パッケージは市営バスと斜めで横並びとされており、車両の下にはそれぞれ線路、道路の柄が印刷されたパッケージ部分がある為そのままパッケージごと飾って楽しむ事も可能です。
タカラ(現タカラトミー) 北海道(函館市) 400円(セット価格) リサイクルショップRatteboss
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函館市営バス107号
函館市交通局オリジナルチョロQ2台セットの内の一台です。 1943年からスタートした市営バス事業ですが、2001年に市営バス事業の民営移管が決定し、2003年に駅前営業所を移管して完全な民営化となりました。それに伴い、市営バス事業60年の歴史に幕を閉じました。 このチョロQは、市営バス事業の民営化移行に伴い「さよなら市営バス」と銘打ちリリースされました。モデルとなっている市営バス107号は、車平成2年に三菱自工で車体製造された車体を使用しています。優しい肌色のボディに赤いラインが特徴的です。方向幕の表示は「函館駅前」となっています。リアのコインホルダーには「60年間ありがとうございました」の文字がシールで表現されており、60年間の市営バス事業に対する敬意と感謝の念が感じられます。
タカラ(現タカラトミー) 北海道(函館市) 400円(セット価格) リサイクルショップRatteboss
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光岡ロックスター
光岡自動車の2人乗りオープンカー、ロックスターです。マツダの4代目(ND型)ロードスターをベースに、前後を1960年代のシボレー・コルベット(C2)を彷彿とさせるデザイン風に変更しているのが特徴です。 ロックスターは2018年に光岡自動車の創業50周年を記念するモデルとして発売され、男性的且つ野性味溢れるスタイリングを特徴としていました。P5型1.5ℓ直4エンジン等主要メカニズムはベース車と共通ながら、よりバランスの取れたスタイリングを目指す為全長が430mm延長されています。販売台数は限定200台でした。 このミニカーでも60年代のコルベットを彷彿とさせるスタイリングを忠実に再現しており、アメ車らしい雰囲気が非常に感じられます。とてもマツダ・ロードスターベースと思えない程のオリジナリティが感じられるスタイリングであると思います。爽やかなブルーのボディカラーも好印象です。尚、ソフトトップの脱着が可能となっています。
1/60 タカラトミー 160円 リサイクルショップRatteboss
