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ホンダシビックタイプR(EK9)
ホンダシビックタイプRとしては初代となる、EK9型のモデルです。1999年型となっており、ホットウィールではホワイトに次ぐ2ndカラーとなります。 EK9型タイプRではホワイトに次ぐイメージカラーといえるイエローのボディですが、レッドの内装との組み合わせが実に格好良いです。黒の5本スポークホイールも魅力的です。ベーシックカーながら、灯火類の細かな彩色やエンブレム類の細かな再現など気合いの入ったモデルであると思います。更なるカラーバリエーションにも期待したい所です。ハンドル位置は右側です。
HW HATCHBACKS マテル 294円 イオン玩具売り場Ratteboss
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ホンダTN360 魚屋仕様
ホンダが嘗て販売していた排気量360ccの軽トラック、TN360の魚屋仕様です。1967年式の再現になります。 1963年にホンダ初の市販四輪自動車として初版されたボンネット型の軽トラックであるT360の後継モデルとして、1967年にTN360がデビューしました。4スト・直4DOHCエンジンの搭載など当時の軽トラとしては非常に型破りな車であったT360に比べると、普遍的なモデルとなっています。とは言えミッドシップレイアウトや荷台フロアをフレームとしたモノコック構造を採用するなど、ホンダらしい野心的・革新的な軽トラに仕上がっています。スタイリングは軽トラでは一般的なキャブオーバータイプですが、フロントの大きなHマークがT360の面影を感じさせます。エンジンは、軽乗用車のN360用の4スト直2OHCを搭載していました。尚このTN360はマイナーチェンジ(TN360→TNⅢ360→TN-Ⅴ→TN-7)を行いながら1975年まで生産されています。 このミニカーではデビュー時のTN360を再現しており、三方開平ボディの荷台に魚介類の入った「トロ箱」を積載した仕様となっています。淡いブルーのボディカラーが特徴であり、個人的にスタイリングやカラーがトミカのTN360を思わせます。モデルの設定としては日本有数の水揚げ量を誇る焼津漁港を有する静岡県焼津市の魚屋「魚鈴」で使用されている軽トラになります。ドアに印刷されている、鈴の漢字にかかるカッコの様な記号は屋号に用いられる「カネ」であり、この場合「カネスズ」と読む形になります。 360ccの軽トラならではの可愛さに溢れた実車の特徴を忠実に再現しており、代々ホンダ軽トラのイメージカラーになっているブルー系のカラーリングを採用しているのが実に魅力的です。この懐かしの商用車シリーズではT360、2代目アクティトラックと言ったホンダの軽トラに力を入れている印象ですが、それらと一緒に並べてホンダ軽トラの変遷を卓上で大いに楽しめそうです。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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ホンダS2000
ホンダのオープンスポーツカー、S2000です。クローズドボディの再現になっており、完全な2ドアクーペといった雰囲気です。 派手なイエローのボディが目を引きますが、このモデルはデザイナーの故リュウ・アサダ氏に対するリスペクトの意味合いが強い点が何よりの特徴と言えます。ボディサイドにさりげなく「Ryu」の文字が印刷されている点が実に味わい深いです。リュウ・アサダ氏の実家の車がホンダ車という事で、やはりリュウ・アサダ氏へのリスペクトを示す上ではホンダ車が一番である事を強く感じさせます。ベーシックモデルながら、ヘッドライト及びテールライトの塗り分けが非常に細かく魅力的です。大型のリアスポイラーもインパクト抜群です。上から見ると、何となくトヨタ・GRスープラの様にも見えます。ハンドル位置は左側になっています。
HW J-IMPORTS マテル 299円 トイザらスRatteboss
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ホンダシビックタイプR FK2
FK2型ホンダシビックタイプRです。シビックタイプRとしては4代目であり、イギリス生産車となります。 4代目シビックタイプRは2015年終盤に発売されましたが、その当時シビックの標準車自体が日本で廃盤となっていた為、日本では唯一新車で買えるシビックとなっていました。その為タイプRのベースボディも英国製のハッチバック(9代目シビック欧州仕様車)がベースとなり、輸入車扱いでした。ニュルブルクリンクでのラップタイム7分50秒台に由来し、750台の限定販売でした。シビックタイプRでは初となるターボチャージャー付エンジンの搭載が特徴であり、K20C型2ℓターボの最高出力は310psとなっています。最高速度は270km/hとアナウンスされていました。その一方でアイドリングストップを搭載し、現代のスポーツモデルらしく燃費への配慮も見られているのが特徴です。 トミカではタイプR定番のチャンピオンシップホワイトのカラーリングを纏い、いかにもタイプRらしい雰囲気に仕上がっています。タイプRならではの赤バッジ、ホイールの赤いリム、大迫力のリアスポイラーも魅力的です。実車同様リアのドアハンドルが窓の後方に隠されており、スタイリッシュな外観となっています。尚、ボンネットが開閉可能となっており、中に再現されたエンジン等が覗ける様になっています。
1/64 タカラトミー 750円 BOOKOFFRatteboss
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ホンダS2000
ホンダのオープンスポーツカー、S2000のチョロQです。オープン状態での再現であり、2シーターの座席まで再現されています。 今でもファンの多いS2000ですが、チョロQでも実車の特徴をしっかり捉えておりファンも満足出来る仕上がりになっていると思います。初版モデルのシルバーからの色変えモデルになりますが、美しいライムグリーンのカラーリングがこのチョロQに非常に合っていると思います。座席部分は黒で塗装され、引き締まった印象を受けます。ロー&ワイドなフォルムに軽量なボディが実に魅力的です。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF No.52Ratteboss
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ホンダT360
ホンダ初の4輪自動車で且つホンダ軽トラの始祖である、ホンダT360です。1963年型の再現であり、車のイラストを描いた紙箱が付属しています。 マッチボックスのT360としては、ムービングパーツシリーズで製品化されたブルーに続くバリエーションとなります。人気が高く入手困難であったブルーのT360ですが、早速のバリエーション展開はブルーを買い逃した方にとって朗報だったのではという気がします。イエローのボディに赤いラインが入り、「マッチボックス」と片仮名で印字されている点が味わい深いです。嘗て街中で活躍したサービスカーの様な雰囲気であり、とても魅力的に映ります。重量感はありますが、3インチサイズのT360となると実に可愛らしい印象です。ブルーのモデル同様、ボンネットの開閉が可能となっており中のスペアタイヤを覗く事が出来ます。ハンドル位置は右側です。
マテル 1680円+送料 ヤフオク ホンダRatteboss
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ホンダアクティトラック 農業仕様
ホンダの軽トラ、アクティトラック(2代目)の農業仕様です。丸目の初期型、1988年型の再現になります。vol.18の自転車店仕様とはカラーリングが異なっていますがグレードも4WD・SDXとなっており、芸の細かさがうかがえます。 1988年にモデルチェンジされ2代目に移行したアクティですが、4WDのシステムがトランスファー式のパートタイム4WDから構造が簡単なリアルタイム4WD(スタンバイ4WD)となった点も特徴です。尚、大きな駆動力を発揮するウルトラロー(UL)とウルトラローリバース(UR)の超低速ギアを持つ専用の4速MTと、リアデフロックが標準装備となった、営農用グレード「アタック」も追加されています。この世代では、先代にあった4WD+ATの設定が無くなり4WDはMTのみのラインナップとなっています。 ミニカーでは軽トラックの定番といえるホワイトのボディカラー、4WD仕様、荷台に大型タンクや動力噴霧器、ホースリール等を積載したスタイルでの再現となり、農家で活躍した実車の雰囲気が存分に味わえる魅力的なモデルに仕上がっています。リアのあおり部分においては「12VALVE REALTIME 4WD」の文字が印刷され、どこか誇らしげな印象です。神戸ナンバー仕様となっており、兵庫県淡路島の農家が使っているアクティを想定しての製品化の様です。 軽トラックが特に活躍する場である農家で使用されていたモデルの製品化というのが、特に軽トラファンに刺さる一台ではないかと思えます。質実剛健な懐かしの商用車としてはド定番とも言える仕様での再現であり、懐かしの商用車コレクションシリーズならではの魅力が強く感じられます。
1/43 スパーク 1999円 宮脇書店Ratteboss
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Honda e
ホンダの電気自動車、Honda eです。 2020年10月に日本での発売が開始されたHonda eは、ホンダ初となる量産型フルEVであり「ホンダが提案する都市型コミューター」と位置付けられています。取り回しの良さを確保する為にリアモーター・リアドライブの後輪駆動となります。初代シビックを彷彿とさせる外観になっているのも特徴です。デジタルアウターミラーとなる「カメラミラーシステム」の採用もポイントであり、未来的でスタイリッシュな印象を生み出しています。 トミカではイメージカラーの白×黒の2トーン仕様で再現され、丸いヘッドライトも相まってどこかパンダの様な雰囲気が感じられます。カメラミラーシステムがさりげなく再現されているのもポイントといえます。可愛らしさと未来的な雰囲気が存分に味わえるミニカーであると思います。
1/61 タカラトミー 350円 BOOKOFFRatteboss
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ホンダシビックEG カスタムバージョン
5代目EG型シビックのカスタムバージョンです。ブールバードアソートの一員であり、ヤマダ電機限定販売モデルとなります。 シルバーを基調としたボディに、サイドのグラフィックス、ブラックのボンネットが非常に映える仕様となっています。ホイールもオリジナル仕様となっており、どっしりとした印象を受けます。サンルーフもしっかり再現され、スポーツシビックらしさが感じられます。灯火類の彩色等も細かくなされています。ハンドル位置は右側です。
マテル 770円 ヤマダ電機 ホンダRatteboss
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ホンダオデッセイ
ホンダの基幹ミニバン、オデッセイの2代目モデルです。 2代目オデッセイは1999年12月、大ヒットした初代モデルのキープコンセプトで登場しました。2.3ℓ車とV6 3ℓ車が設定され、初代同様走りの良さとユーティリティの高さ、高級感を特徴としていました。一時はトヨタ・ヴィッツ(初代)を上回る販売を見せる等初代同様大ヒットしており、当時のステップワゴン、ストリームと並びホンダの国内販売における稼ぎ頭となりました。それ故ホンダ=ミニバンメーカーと呼ばれる事もありましたが、初代同様ホンダらしい魅力に溢れたモデルでした。 トミカでも初代に続いて製品化され、初代の良さを受け継いだキープコンセプトである事がよく分かるスタイリングとなっています。オデッセイが元来パッケージングに優れた魅力的なミニバンである事を再認識でき、オデッセイのブランドが国内で終了してしまった事がつくづく惜しまれます。室内は3列分のシートがしっかり再現されていますが、2-2-2のキャプテンシート仕様となっているのが特徴です。金色のボディカラーは艶があり高級感に溢れています。バックドア開閉アクションが備わり、ボディの重量感があるのも魅力的です。実車のいかにも楽しそうな雰囲気が伝わってくる、魅力溢れるトミカであると思います。
1/66 トミー(現タカラトミー) 110円 セカンドストリートRatteboss
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ホンダエディックス
ホンダが嘗て販売していた6人乗りミニバン、エディックスのチョロQです。実車の試乗プレゼント用で新規制作されたモデルになります。 エディックスは3人掛けシート×2列配置の6人乗りミニバンというコンセプトで2004年に登場しました。ユニークなモデルでしたが、販売面では今ひとつ奮わず、2009年に生産終了となりました。以来日本国内ではこの様な3人掛け×2列配置のミニバンは登場していません。その前にも同じコンセプトで日産ティーノがありましたが、やはり販売面では奮わず1代限りで生産終了となりました。ボディが幅広になってしまう等のデメリットもあり、こうしたコンセプトは受け入れられるのがなかなか難しい様です。 チョロQではホンダ特注にて新規金型が起こされており、やや大味な印象があるものの実車の特徴はしっかり捉えていると思います。チョロQのボディカラーはスパークルグレー・パールというカラーリングであり、高級感や落ち着きが感じられます。エディックスのモデルカー自体種類が少なく、貴重な存在であると思います。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF ホンダRatteboss
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ホンダシティターボII
ホンダのコンパクトカー、シティターボIIです。1985年型の再現になります。 1981年に登場しそのトールボーイスタイルが好評を博した初代シティですが、1982年にターボチャージャー付きの「ターボ」、1983年にはインタークーラーターボ付きの「ターボII」(ブルドッグ)が追加されました。この「ターボII」は現行規格の軽自動車よりも短く車重の軽いボディに、最高出力110psを叩き出すエンジンが搭載されており当時の若者に大人気となっています。 ミニカーでもそんな実車のスタイリングを忠実に再現しており、トールボーイスタイルのコンパクトサイズながらスポーティーな雰囲気が伝わってきます。派手な黄緑色のボディカラーに、派手なストライプや「TURBO」の文字の組み合わせが特に目を引きます。サンルーフの再現も特徴的です。インテリアは2シーターのレーシング仕様と割り切った雰囲気であり、スポーティーな外観と相まってとても速そうに見えます。何となく懐かしさも感じられるスタイリングに思えます。ハンドル位置は右側です。
HW TURBO マテル 329円 ドン・キホーテRatteboss
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ホンダシビックタイプR トミカ50周年記念仕様 designed by Honda
シビックタイプR(FK8)の、トミカ50周年記念仕様モデルになります。 非常に派手な仕上がりですが、トミカ50周年を祝う「華やかさ」とタイプRらしい「ハイパフォーマンス感」の表現という意味が込められています。また、0.1秒でも速く走る為のパーツに赤色のアクセントが施されており、スタイリングが際立っているのも特徴です。その他の箇所もかなり細かく再現されています。 非常に特別感の強いモデルに仕上がっている印象で、シビックタイプRのファンには堪らない仕様であると思います。
1/64 タカラトミー 640円 リサイクルショップRatteboss
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ホンダRA272 1965
ホンダが1965年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラカーである、ホンダRA272です。このチョロQは、ホンダコレクションホール監修のモデルとなります。 R271に続く2作目のホンダ製F1マシンであるRA272は、48バルブ、1495.28ccの水冷V型12気筒エンジンを横置きで搭載していました。このエンジンは14000回転まで問題なく回り、1960年代のエンジンとしては異常に高回転である事を特徴としていました。数々のレースで好成績を修めており、ホンダがF1初優勝を飾った記念すべきマシンです。2020年には日本自動車殿堂が選ぶ「歴史遺産車」にも選ばれています。尚、F1マシンが歴史遺産車に選ばれるのは初と見られています。 デフォルメスタイル故チョロQではずんぐりむっくりな印象となってしまうRA272ですが、実車の特徴を捉え文字の印刷も細かい所までされています。因みにゼッケン11番は、1965年に1500cc時代最後のF1選手権最終戦であるメキシコグランプリで、ホンダとして初めて優勝を飾ったリッチー・ギンサーが駆った歴史的車両になります。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF ホンダRatteboss
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ホンダT360
ホンダの市販四輪第一号である軽トラック、T360のチョロQです。完全ノーマル仕様での再現になります。 1963年に発売された実車は、水冷直4DOHCエンジンの搭載等軽トラらしからぬ独自の個性を放っていました。そんな実車の雰囲気を上手くチョロQで再現していますが、チョロQとしては各部への拘りが半端ない印象です。平ボディの荷台も、プルバックゼンマイの干渉を感じさせず上手く再現していると思います。後にこの金型は荷台に積載する物のバリエーションやカラーリングの変更が見られる事となりますが、個人的にはこのノーマルが一番魅力的に映ります。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF ホンダRatteboss
