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日産マーチ
日産のコンパクトカー、マーチの3代目モデルです。イメージカラーのパプリカオレンジが目を引くモデルとなっており、スタンダードチョロQでの定番カラーとなっています。 3代目マーチは2002年3月に発売、一週間で受注25000台を獲得する等大人気となりました。ニュービートルにも似た雰囲気の愛らしいスタイリングながら、実用性もしっかりと備えていました。当時のトヨタヴィッツ、ホンダフィットと共に「コンパクトカー御三家」を形成し、手堅く売れ続けました。尚、既に国産車では珍しくなっていた3ドアハッチバックも設定されていますが、マイナーチェンジで廃止されてしまいました。可愛らしい外観ながら、スポーツモデルの12SRもモデル途中よりラインナップされていました。 このチョロQは実車の可愛らしいスタイリングをそのままスケールダウンした印象で、実車がチョロQの様に愛らしいスタイリング故全く違和感の無い仕上がりになっています。初回含めスタンダードチョロQでは6色展開だった上、その他のバリエーションも非常に多くチョロQの世界でも大ヒットの様でした。その中でも、個人的にはやはりイメージカラーのパプリカオレンジが1番魅力的に映ります。本当にチョロQ化されるべくしてされた車種であると強く感じられます。この3代目マーチを含めヒットモデルを立て続けに世に出し、勢いがあった頃の日産を思い起こさせるチョロQでもあると思います。
タカラ(現タカラトミー) 300円 リサイクルショップ No.01Ratteboss
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日産チェリーバネットラルゴバン ダスキンサービスカー仕様
日産が嘗て生産・販売していた1BOXバン、チェリーバネットラルゴバンの初代モデルです。ダスキンサービスカー仕様で、1982年式を再現しています。 もともとサニーキャブ/チェリーキャブの後継として1978年に登場したバネットの上位機種が、1982年登場のバネットラルゴになります。バネットに比べ全幅を拡大しており、バンと乗用のコーチが設定されました。販売店により、サニーバネットラルゴ/ダットサンバネットラルゴ/チェリーバネットラルゴという名称がそれぞれ与えられていましたが、その違いはバン・コーチ共にヘッドライトケースの塗り分けやエンブレム類のみでした。因みにチェリーバネットラルゴはヘッドライトケース外側:シルバー、内側:黒となっています。 今回製品化されたチェリーバネットラルゴですが、スクエアな実車のスタイリングを忠実に再現しており、実車がコンパクトな車体ながらスペース効率が高い事を感じさせてくれます。ヘッドライトケースやエンブレム、スチールホイール等のリアルな再現も魅力的です。ダスキンのサービスカー(旧塗装)の再現ですが、いかにも80年代の1BOXバンという雰囲気に溢れ魅力的です。筆記体で書かれた「may I help you?」の文字が実に味わい深いです。尚、広々とした荷室スペースには清掃・衛生関連用品が積載されています。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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日産ローレル教習車(92年式)
6代目C33型ローレルの教習車仕様です。派手なイエローのボディに「コアラドライビングスクール」の文字が印刷されているのが特徴です。 6代目ローレルは1989年1月に登場、初めて4ドアハードトップのみのラインナップとなりました。(セダンはセフィーロに統合される)当時流行の背が低いハードトップスタイルを採用した故、アッパーミドルクラスながら大人4人が長時間乗車可能な最低限度の寸法が確保されている程度の居住性でした。V6エンジンが廃止され、直列6気筒2ℓ、直列4気筒1.8ℓのガソリン、及び直列6気筒2.8ℓのディーゼルというエンジンラインナップでした。高級感と走りの良さで人気が高く、生産終了後もドリフトなどのベースとしても活躍しました。ハイソカーブームの中ライバルのトヨタ・マークII三兄弟と鎬を削り、バブル期の日産を象徴する車でした。 ハードトップスタイルながら教習車にも多く採用されたC33ローレルですが、今回後期型ベースで教習車仕様の再現となっています。教習車仕様というのがまたトミーテックらしいこだわりぶりですが、スチールホイールのリアルな再現が特に味わい深いです。一般仕様のラグジュアリーさとは対極となる質素な雰囲気ですが、この様な働くセダンタイプのミニカーもまた魅力的に映ります。内装において、シート部分の色がきちんと塗り分けされているのが目を引きます。教習車らしく、屋根上の看板もリアルに再現されています。
1/64 トミーテック 2450円 BOOKOFFRatteboss
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日産スカイラインGTS-R(R31)カルソニックカラー
R31スカイラインGTS-Rのカルソニックカラーです。1989年仕様の再現であり、スカイラインカルソニックカラー4台セットの内の一台になります。 R31スカイラインにカルソニックカラーのバリエーションは比較的珍しいと思いますが、とても魅力的な仕上がりになっています。テールランプの色挿しや文字の細かな印刷が特徴的です。R31スカイラインならではの特徴であるフロントスポイラーもしっかり再現されています。
タカラ(現タカラトミー) 330円 セカンドストリート 日産Ratteboss
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日産スカイラインGT-R(R32)ガンメタ
スタンダードチョロQのR32スカイラインGT-Rです。渋いガンメタのカラーリングを纏っています。当時スタンダードチョロQではカルソニックカラーのR32GT-Rも併売されており、チョロQにおけるR32GT-R人気の高さがうかがえます。 全体的にシンプルに纏まっていますが、ヘッドライトがクリアパーツで再現されている点が特徴です。コストダウンの為かテールランプの彩色は省かれていますが、ワイパーが印刷で表現されている点は魅力的です。チョロQが大人のコレクターズアイテムとしても広く認識される様になってきた時期ならではの魅力的なバリエーションモデルであると思います。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF No.08Ratteboss
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日産ダットサンADバン 印刷会社仕様
日産のライトバン、ADの初代モデル(ダットサンADバン)です。初代ADバンでは中期型である1985年型の再現であり、印刷会社仕様となります。 初代ADバンは1982年10月、サニーバン、パルサーバン、バイオレットバン、オースターバンの統合後継モデルとして誕生しました。取扱い販売会社毎に名称が異なり、サニー系販社が「サニーADバン」チェリー系販社が「パルサーADバン」日産系販社が「ダットサンADバン」となっていました。車名エンブレムの他、ラジエターグリルの塗装やメッキの有無など細かな違いが見られています。ボディはB11型サニーベースであり、車両型式はVB11型となっています。駆動方式はFFです。 ボディタイプとしては2ドア/4ドアバンのラインナップであり、エンジンラインナップとしては直4の1.3ℓ、1.5ℓのガソリンに1.7ℓのディーゼルが存在していました。前期型では愛嬌のある丸型2灯式ヘッドランプが特徴でしたが、1985年のマイナーチェンジで角型2灯式に改められました。更に1988年のマイナーチェンジでは、取扱い販社毎に異なっていた車名が「ADバン」に統一されています。 ミニカーでは、日産系販社で扱っていた「ダットサンADバン」仕様で再現されています。黒いバンパーに赤いストライプが入っているのがダットサンADバンならではの特徴でありその点もこだわって再現されていますが、そうした違いは余程の車好きでないと識別しにくい点であると思います。4ドア5人乗りのDXグレードを再現していますが、印刷物を積載する都合上リアシートは畳んだ状態になっています。当時のライトバンがよく装備していた、金属製のキャリアが備わっている点も特徴です。 80年代のライトバンはミニカー化自体が貴重ですが、いかにも80年代らしい直線的なスタイリングや商用車らしさ満点のスチールホイール+センターキャップがリアルに再現されているのが実に魅力的です。いかにもバンらしいシルバーのカラーリングに黒バンパー、フェンダーミラーの組み合わせも味わい深いポイントであると思います。本シリーズにおいて、魅力的な80年代のライトバンミニカーを今後も是非リリースして頂きたい所です。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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日産Z プロト
日本では2022年夏デビュー予定である、新型フェアレディZのプロトタイプです。 2021年8月にニューヨークで開催されたイベントにて米国市場向けが初公開され、日本でも2022年1月に東京オートサロンで国内向けフェアレディZが発表されました。併せて、240台限定となる特別仕様車「Proto Spec」も発表されています。ビッグマイナーチェンジとは言え、内外装の多くが変更されておりほぼフルモデルチェンジといっても良い内容となっているのが特徴です。ビッグマイナーチェンジとは言え、スポーツカー受難であり尚且つ電動化の進むこのご時世において純ガソリンエンジンのスポーツカーが登場する事自体が貴重であると思います。いずれはこの車も電動化を免れずまたスポーツカー故に台数も多くは出ないと思われますが、果たしてこの新型Zがどこまで善戦するか注目したい所です。 ミニカーではプロトタイプの特徴を余す所なく再現しており、鮮やかなイカヅチイエローのカラーリングが実に魅力的です。ブラックのルーフがクリアパーツで再現されており、内装もしっかり見える様になっています。ハンドル位置は左側です。
FACTORY FRESH マテル 299円 トイザらスRatteboss
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日産フェアレディZ
日産のスポーツカー、フェアレディZの6代目Z34型です。 ミニサイズでも実車の流麗なスタイリングが巧みに再現されています。落ち着いたシルバーのカラーリングに、スポーティなホイールが似合っており格好良いです。実車は2008年デビューであり2022年夏にはビッグマイナーチェンジモデルへバトンタッチしますが、今でも古さを感じない魅力的なスタイリングである事を改めて感じさせます。
タカラトミー 110円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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日産NV350キャラバン(JAF)
日産NV350キャラバンのJAF仕様です。ハイルーフ車ベースという事で、ポケットトミカとしてはかなり背高スタイルになっています。 小さいながらも細部までリアルに再現されており、レギュラーサイズのトミカにも引けを取らないクオリティを誇っていると思います。
タカラトミー 105円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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LB スーパーシルエット 日産シルビア(S15)
S15型シルビアのグループ5参戦マシンという設定で製作された、LBスーパーシルエット日産シルビアです。もし現代にグループ5が蘇ったなら、というコンセプトでリバティウォークが手がけたマシンになります。S15シルビアの面影はしっかり残しつつ、スカイラインシルエットの様なスタイリングになっているのが特徴的です。 実際に1982年〜1983年頃活躍したシルビア・スーパーシルエットのオマージュと言った雰囲気です。Dmitriy Shakhmatov氏がデザインを担当していますが、ベーシックカーとしてはかなり気合いの入った印象です。黄色い稲妻に23番ゼッケンが正に80年代のスーパーシルエット・シルビアのグラフィックスをそのまま用いた感じになっています。ロー&ワイドなプロポーションが実に魅力的であり、「スフィアライト」の文字も味わい深い印象です。ライトがクリアパーツで再現されている点もポイントと言えます。フロントウィンドウのハチマキ部分が真っ白なのが気になりますが、今後のバリエーション展開が広く予定されておりそこでハチマキ部分に手が入れられるであろう事を予想してしまいます。尚、ハンドル位置は右側です。
HW TURBO マテル 289円 ヤマダ電機Ratteboss
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プリンススカイライン2000GT(S54B)
2代目スカイラインの高性能モデル、プリンススカイライン2000GTのリアルギミックチョロQです。 1963年に登場した2代目スカイラインですが、翌1964年には第2回日本グランプリGTクラス出場の為、ファミリーセダンのスカイラインにグロリアスーパー6用の直列6気筒1988ccエンジンを搭載する事が提案されました。しかし4気筒エンジンのスカイラインに長大な6気筒エンジンをそのまま載せるのは不可能な為、フロント部を約200mm延長し6気筒エンジンを搭載したスカイラインGTが制作されています。ホモロゲーション用に100台が生産(試験車3台、レース出場車5台、一般販売92台)されています。第2回日本グランプリでは、出場していた世界最強のポルシェ904相手に対して一旦は抜いて先頭に立つなど健闘し、スカGの愛称で親しまれました。後のスカイラインGT-R及び日産GT-Rのルーツとなるモデルと言えます。 チョロQではデフォルメスタイルながら実車のプロポーションを上手く表現していると感じられます。グランドノーズ、長いホイールベースである実車の雰囲気がよく伝わってきます。灯火類やエンブレム、グリル等も細部まで非常に忠実に再現されています。リアルに再現されたスチールホイールも似合っており魅力的です。ボンネットが開閉可能となっており、別パーツで再現された中のエンジンを覗く事が出来ます。尚、ディスプレイケースも付属しており、そのまま飾って楽しめます。
タカラ(現タカラトミー) 950円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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日産ティアナ
日産の大型FFセダン、ティアナの初代モデルです。日産オリジナル仕様のチョロQであり、スタンダードチョロQの金型を使用しています。 このチョロQでは後期型のイメージカラーであるグリーンのボディカラーを纏い、上品な印象に仕上がっています。丁寧に再現されたグリルも魅力的です。実車の高級感を巧みに表現したチョロQであると感じられます。
タカラトミー 550円 OFFHOUSE 日産Ratteboss
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日産MID4
日産が嘗て発表していたコンセプトカー、MID4のチョロQです。ローソン限定で販売されていたモデルになります。 MID4はリトラクタブルヘッドライトを採用した2シーターの車体に新開発のVG30DE型V6エンジン(230ps)をミッドシップに横置き搭載し、4WDと4WSの組み合わせを特徴としていました。当初発売予定が無かったものの反響の高さから市販化が検討され、1987年には発展型のMID4-Ⅱが発表されました。その洗練されたスタイリングはいつ市販化されてもおかしくないレベルでしたが、結局は発売に至らず幻の和製スーパーカーとなってしまいました。しかし、エクステリアの完成度の高さから人気は高く、チョロQやトミカを始め様々なブランドでミニカー及びプラモデル化されています。 このチョロQは成形色のグリーン一色でずんぐりむっくりしたスタイリングの為かいかにも玩具らしい雰囲気です。しかし、ローソンチョロQならではの味わいが感じられ魅力的です。エンジンフードが開閉するのがポイントです。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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日産シルビアS15 スペックRエアロ
日産のFRスポーツカー、シルビアの7代目S15型です。スポーツカーコレクションの内の一台になります。ターボモデルのスペックRの再現になりますが、S15型シルビア自体が初のトミカ化であり、このセットでは初代インプレッサ同様大注目の車種と言えます。 S15型シルビアは1999年に登場、S14型で拡大され不評だったボディサイズがダウンサイジングされ5ナンバー車となった事が特徴でした。ターボモデルのスペックRはMT車で250ps、AT車では225psの最高出力を誇っていました。2002年8月、クーペ市場の縮小や排ガス規制の影響を受けR34型スカイラインGT-Rと共に生産終了、シルビアの歴史に幕を下ろす事となりました。販売期間が僅か3年11ヶ月と短命でしたが、派手なデザインと高い走行性能で今でも愛好家の多いモデルとなっています。 トミカで初登場のS15型シルビアですが、スペックRエアロの再現という点が実にマニアックに感じられます。エアロ仕様ですが、落ち着いた紺色のボディカラーが派手すぎない大人のスポーツカーといった雰囲気を感じさせます。エンブレム類の細かな再現やテールランプの塗り分け、銀色のリムが魅力的です。セット内の他の3台に比べ少しボディが小さい気もしますが、初製品化モデルらしい魅力溢れるモデルに仕上がっていると思います。
1/62 タカラトミー 2112円(セット価格) 玩具店(個人経営)Ratteboss
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日産スカイラインセダン V35 個人タクシー
V35型スカイラインセダンの個人タクシー仕様です。嘗てブラインドボックス式で販売された「スカイラインメモリアルコレクション2」で起用されているモデルになります。 ホワイトのボディにブルーのライン、ホワイトのホイールの組み合わせがクリーンで落ち着いた印象です。「個人」と書かれた黄色い行燈の存在感がかなり大きいと感じられます。ラグジュアリー指向になったV35型スカイラインですが、それ故個人タクシー仕様のバリエーションがよく似合っていると感じられます。
タカラトミー 200円 BOOKOFF 日産Ratteboss
