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マイティK
ホットウィールオリジナルの軽トラ、マイティKの2ndカラーです。派手なピンクのボディカラーが目を引きます。 初登場のホワイトもホットウィールらしい遊び心に溢れていましたが、そちらが大人しく感じる程こちらのモデルはインパクト満点であると思います。族車の様な雰囲気ですが、ホイールデザインがホワイト仕様と異なるスポーティなものになっており、いかにも速そうです。「ASADA TIRE SHOP」や「ホットホイール」の文字は変わらず再現されています。軽トラのミニカーにおいてここまで派手なモデルは存在しないと思われ、ホットウィールならではの遊び心が非常に強く感じられます。更なるカラーバリエーション、ホイールのバリエーションも見てみたい気がします。ハンドル位置は右側です。
マテル 299円 トイザらス 軽トラックRatteboss
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ホンダTN360 魚屋仕様
ホンダが嘗て販売していた排気量360ccの軽トラック、TN360の魚屋仕様です。1967年式の再現になります。 1963年にホンダ初の市販四輪自動車として初版されたボンネット型の軽トラックであるT360の後継モデルとして、1967年にTN360がデビューしました。4スト・直4DOHCエンジンの搭載など当時の軽トラとしては非常に型破りな車であったT360に比べると、普遍的なモデルとなっています。とは言えミッドシップレイアウトや荷台フロアをフレームとしたモノコック構造を採用するなど、ホンダらしい野心的・革新的な軽トラに仕上がっています。スタイリングは軽トラでは一般的なキャブオーバータイプですが、フロントの大きなHマークがT360の面影を感じさせます。エンジンは、軽乗用車のN360用の4スト直2OHCを搭載していました。尚このTN360はマイナーチェンジ(TN360→TNⅢ360→TN-Ⅴ→TN-7)を行いながら1975年まで生産されています。 このミニカーではデビュー時のTN360を再現しており、三方開平ボディの荷台に魚介類の入った「トロ箱」を積載した仕様となっています。淡いブルーのボディカラーが特徴であり、個人的にスタイリングやカラーがトミカのTN360を思わせます。モデルの設定としては日本有数の水揚げ量を誇る焼津漁港を有する静岡県焼津市の魚屋「魚鈴」で使用されている軽トラになります。ドアに印刷されている、鈴の漢字にかかるカッコの様な記号は屋号に用いられる「カネ」であり、この場合「カネスズ」と読む形になります。 360ccの軽トラならではの可愛さに溢れた実車の特徴を忠実に再現しており、代々ホンダ軽トラのイメージカラーになっているブルー系のカラーリングを採用しているのが実に魅力的です。この懐かしの商用車シリーズではT360、2代目アクティトラックと言ったホンダの軽トラに力を入れている印象ですが、それらと一緒に並べてホンダ軽トラの変遷を卓上で大いに楽しめそうです。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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スバルサンバートラック
スバル製としては最終型となる、6代目サンバートラックのミニカーです。冊子とのセットになっており、ファミリーマート限定にて販売されました。 6代目サンバートラックは1999年に軽自動車の新規格対応に合わせて登場、キャブオーバースタイルを継承しつつも衝突安全性向上の為フロントに短いノッチが付いたスタイリングとなりました。軽トラ唯一となる4気筒エンジンの搭載や初代から続くRR駆動の継承、最高出力58psを発生するスーパーチャージャー車の設定等が特徴です。3度のマイナーチェンジを経ており、最終型では男らしいスクエアなデザインになっているのが特徴と言えます。スバルの軽自動車生産撤退に伴い、6代目サンバーは2012年3月に惜しまれながら生産終了となりました。その後はダイハツ・ハイゼットのOEMとなり現在に至っています。 ミニカーでは最終型が再現されていますが、フロントマスクやホイール、荷台部分等かなりリアルに再現されています。京商のミニカーで普通の軽トラが製品化されている点も凄いですが、軽トラだからと妥協せず細部まで実車に忠実に再現している点には本当に強いこだわりが感じられます。同時にオンライン限定でWRブルー仕様もリリースされていますが、こちらは軽トラの定番カラーであるホワイトのカラーリングを纏い、素朴な印象となっています。派手さは無いものの、個人的に見ていてどこかほのぼのした雰囲気があり好感が持てます。尚、シートカバーとコンテナ4つが付属しています。ジオラマ作成にもうってつけなミニカーであると思います。
1/64 京商 3990円+送料 ヤフオクRatteboss
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ホンダT360
ホンダ初の4輪自動車で且つホンダ軽トラの始祖である、ホンダT360です。1963年型の再現であり、車のイラストを描いた紙箱が付属しています。 マッチボックスのT360としては、ムービングパーツシリーズで製品化されたブルーに続くバリエーションとなります。人気が高く入手困難であったブルーのT360ですが、早速のバリエーション展開はブルーを買い逃した方にとって朗報だったのではという気がします。イエローのボディに赤いラインが入り、「マッチボックス」と片仮名で印字されている点が味わい深いです。嘗て街中で活躍したサービスカーの様な雰囲気であり、とても魅力的に映ります。重量感はありますが、3インチサイズのT360となると実に可愛らしい印象です。ブルーのモデル同様、ボンネットの開閉が可能となっており中のスペアタイヤを覗く事が出来ます。ハンドル位置は右側です。
マテル 1680円+送料 ヤフオク ホンダRatteboss
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ホンダアクティトラック 農業仕様
ホンダの軽トラ、アクティトラック(2代目)の農業仕様です。丸目の初期型、1988年型の再現になります。vol.18の自転車店仕様とはカラーリングが異なっていますがグレードも4WD・SDXとなっており、芸の細かさがうかがえます。 1988年にモデルチェンジされ2代目に移行したアクティですが、4WDのシステムがトランスファー式のパートタイム4WDから構造が簡単なリアルタイム4WD(スタンバイ4WD)となった点も特徴です。尚、大きな駆動力を発揮するウルトラロー(UL)とウルトラローリバース(UR)の超低速ギアを持つ専用の4速MTと、リアデフロックが標準装備となった、営農用グレード「アタック」も追加されています。この世代では、先代にあった4WD+ATの設定が無くなり4WDはMTのみのラインナップとなっています。 ミニカーでは軽トラックの定番といえるホワイトのボディカラー、4WD仕様、荷台に大型タンクや動力噴霧器、ホースリール等を積載したスタイルでの再現となり、農家で活躍した実車の雰囲気が存分に味わえる魅力的なモデルに仕上がっています。リアのあおり部分においては「12VALVE REALTIME 4WD」の文字が印刷され、どこか誇らしげな印象です。神戸ナンバー仕様となっており、兵庫県淡路島の農家が使っているアクティを想定しての製品化の様です。 軽トラックが特に活躍する場である農家で使用されていたモデルの製品化というのが、特に軽トラファンに刺さる一台ではないかと思えます。質実剛健な懐かしの商用車としてはド定番とも言える仕様での再現であり、懐かしの商用車コレクションシリーズならではの魅力が強く感じられます。
1/43 スパーク 1999円 宮脇書店Ratteboss
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マツダニューポーターキャブ550 りんご園仕様
マツダが嘗て生産していた軽トラック、ニューポーターキャブのりんご園仕様です。1977年型の再現であり、軽自動車の規格改正に伴い大幅マイナーチェンジされた直後のモデルになります。尚、550cc版のニューポーターキャブは史上初の立体化になります。 ポーターキャブは1969年に登場し、比較的小規模のマイナーチェンジを繰り返していましたが1977年に軽自動車の規格改正に伴いビッグマイナーチェンジ、ボディサイズの拡大や排気量の550ccへの拡大がなされました。ボディカラーには、現在でもポーターキャブファンにとってイメージの強い水色が採用されました。エンジンはこのタイミングで、自社開発を止めて三菱自工製の2気筒「バルカンS」搭載になり、三菱ミニキャブ等とエンジンが共用となっています。その後2度のマイナーチェンジ(ボディカラーの白への変更、ヘッドライトガーニッシュの追加)を経ながら1988年まで生産(販売は1989年まで)されました。その後はスズキ・エブリイ/キャリイのOEMであるスクラムにバトンタッチされ、軽商用車の自社生産から撤退となりました。 ミニカーでは、軽トラックの中でも抜群の可愛らしさを誇る実車の特徴を余す所なく捉えており大変魅力的に映ります。私も、ポーターキャブといえばやはりこのボディカラーのイメージがあり、ボディカラーはやはりこの色でないとと思えます。他の方のミュージアムでも仰られていた事ですが、まろまゆげみたいなウィンカー、角丸四角のナセルに飾らせた丸いヘッドライト、通気口がポーターキャブならではの可愛さを感じさせてくれます。ボディに特定の屋号は印刷されておらず、荷台にりんごが入った木箱が積載されています。青森県の架空のりんご園で使われた車という設定の様であり、青森ナンバーとなっています。 今までモデル化に恵まれてこなかったニューポーターキャブですが、これを機に他メーカーでのモデル化も期待したくなります。
1/43 スパーク 1999円 書店Ratteboss
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ホンダT360
ホンダの市販四輪第一号である軽トラック、T360のチョロQです。完全ノーマル仕様での再現になります。 1963年に発売された実車は、水冷直4DOHCエンジンの搭載等軽トラらしからぬ独自の個性を放っていました。そんな実車の雰囲気を上手くチョロQで再現していますが、チョロQとしては各部への拘りが半端ない印象です。平ボディの荷台も、プルバックゼンマイの干渉を感じさせず上手く再現していると思います。後にこの金型は荷台に積載する物のバリエーションやカラーリングの変更が見られる事となりますが、個人的にはこのノーマルが一番魅力的に映ります。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF ホンダRatteboss
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スバルサンバートラック WRブルーリミテッド
京商オンラインショップ限定で販売された、サンバートラックWRブルーリミテッドのミニカーです。冊子とのセットになっています。尚、ファミリーマート限定でホワイトのサンバートラックも同時発売されています。 モデルとなったサンバートラックですが、1999年にスバル製として最終型となる6代目が登場し2012年まで生産されました。この6代目サンバーの生産終了を以ってスバルは軽自動車の生産から撤退しています。サンバーWRブルーリミテッドは、サンバー生産終了を記念しての特別仕様車として2011年に登場、1000台限定生産となりました。スバルのアイデンティティと言えるWRブルーのカラーリングを纏ったサンバーは熱狂的なスバリストから注目の的となりました。 こちらのミニカーは実車同様1000台限定で 登場、細部までしっかりWRブルーリミテッドの実車に則り再現されています。京商のミニカーはマニアックな車種も多いですが、これ程マニアックな車種はなかなか存在しないと思います。尚、コンテナボックス4つと荷台シートカバーが付属しています。
1/64 京商 5800円+送料 ヤフオクRatteboss
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ダイハツハイゼットトラック(幌付き)
アミューズメント限定仕様となる、ハイゼットトラックのミニカーです。脱着不能ですが、荷台に幌の付いた仕様となります。 スケールは不明ですが、細部までこだわって再現されており高い完成度を誇っていると思います。スチールホイールのデザインが実車とはやや異なっていますが、お洒落な雰囲気を感じさせてくれます。尚、プルバック走行可能となっています。
320円 BOOKOFF ダイハツ 軽トラックRatteboss
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スズキキャリイ
10代目スズキキャリイのポケットトミカです。 スタンダードな平ボディ仕様となっています。 実車には設定のないカラーですが、明るめのブルーも軽トラックらしく魅力的なカラーリングであると思います。小さいですのでかなり限られてきますが、荷台にはちょっとした小物を乗せて楽しむ事も出来そうです。
タカラトミー 110円 BOOKOFF スズキRatteboss
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ホンダアクティトラック セオサイクル仕様
1988年式ホンダアクティトラックの、セオサイクル仕様となります。 スバル製サンバーと並び軽トラックでは独自の個性を放っていたホンダアクティですが、今回アクティとしては初のミニカー化となりました。サンバーがこれまで様々なミニカーブランドで製品化されたのに対してこれまで全くミニカー化されてこなかったアクティですが、懐かしの商用車コレクションシリーズの展開によりようやくミニカー化の実現に至りました。 ミニカーのモデルとなったのは、1988年5月に11年ぶりのフルモデルチェンジで登場した2代目アクティトラックの初期型です。可愛らしい丸目が特徴の、550cc末期のモデルになります。既にデビューから30年以上経過したヒストリックスモデルではありますが、割と近年まで現役を見る機会があった事、つい先頃(2021年4月)生産終了したばかりの4代目にも通じるスタイリングである事から個人的にあまり旧車らしさは感じられません。2代目アクティのスタイリングは先代に比べて一気にモダンになった印象で、エンジン等も大きく進化しています。 このアクティトラックのミニカーですが、千葉県船橋市に本店を置き、関東地方の1都3県を中心に約130店舗を展開するサイクルショップ「セオサイクル」にて使用されていたという設定でリリースされました。落ち着いたブルーのボディカラーが、アクティトラックのイメージにピッタリであると感じられます。各部のエンブレムやホイールデザイン、特徴的なドアノブやテールランプ等、非常に拘って再現されています。荷台には自転車が3台斜めに積載されており、軽トラックの積載能力の高さを改めて感じさせます。 自転車店仕様がよく似合うアクティトラックのミニカーですが、バイク屋さんや電器店仕様等、他のバリエーションも期待したくなります。
1/43 スパーク 1998円 宮脇書店Ratteboss
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ダイハツハイゼットトラック 2014年9月発行
2014年9月にフルモデルチェンジを果たし、10代目となったハイゼットトラックのカタログです。表紙のグレードは、上級仕様のエクストラです。 15年振りのフルモデルチェンジとあって、かなり気合の入った内容でした。4速ATの採用や軽トラ初の8色のカラフルなカラーバリエーション、農業女子パックの設定等が話題となっています。 フルモデルチェンジ以降、一貫して国内におけるトラックの年間車名別販売台数No.1を記録し続けています。2021年以降、軽トラックの自社生産モデルはこのハイゼットとスズキキャリイのみになってしまいましたが、今後も共に切磋琢磨しながらの商品力の着実な強化が期待されます。
ダイハツ 軽トラックRatteboss
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三菱ミニキャブトラック 発行年不明
7代目三菱ミニキャブトラックです。表紙の写真はGグレードです。 当代より自社生産から撤退し、スズキキャリイのOEMとなりました。キャリイとの相違点はエンブレム程度となっています。2021年以降軽トラはスズキキャリイ、ダイハツハイゼットの2系統しか選択肢がなくなってしまいましたが、薄利多売となる軽トラ市場ではやむなしといった状況です。 キャリイOEMのミニキャブも地方では見かける頻度が多くなり、三菱のエンブレムもさほど違和感なく馴染んできた印象です。長らくボディカラーがホワイトのみでしたが、モデルライフ途中でシルバーが追加されています。
三菱自動車 軽トラックRatteboss
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三菱ミニキャブMiEVトラック 発行年不明
軽トラック初のEV車としてデビューした、ミニキャブMiEVトラックです。 2013年より軽トラ唯一のEV車として販売されましたが、あまり売れず2017年には販売終了となりました。価格は高いですが、自動車の電動化が着実に進められており軽トラの今後についても心配される現在であれば、もう少し注目されていたかもしれません。少し世に出るのが早すぎたのではという気がします。
電気自動車 三菱自動車 軽トラックRatteboss
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スズキキャリイ 石焼き芋仕様
スズキの10代目DA63型キャリイをベースとした、石焼き芋屋さん仕様のチョロQです。 モデルカーの題材としては珍しい車種でありどこかほのぼのとした雰囲気がありますが、屋台部分はかなり精巧に造り込まれています。キャリイのチョロQとして考えても、エンブレムやグリル、ホイール等がリアルに再現され実車の特徴をしっかり捉えた良作であると思います。
タカラ(現タカラトミー) 210円 BOOKOFF No.93Ratteboss
