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スバルレガシィB4 イタリア警察仕様
3代目スバルレガシィB4(レガシィとしては5代目)のイタリア警察仕様となるパトロールカーです。 2009年に登場したレガシィシリーズは北米市場のニーズに合わせ大型化され、スバル伝統のサッシュレスドアが廃止されサッシュ付きドアに改められたのが特徴です。日本では大型化が仇となり苦戦、主力のツーリングワゴン廃止(後継はレヴォーグ)に至ったものの北米ではヒットモデルとなりました。 5代目レガシィではセダンのB4の方がトミカ化されましたが、実車がラージクラスの4ドアセダンになった為かパトカーのバリエーションがよく似合うと感じられます。イタリア警察仕様はユニークだと思いますが、大型セダンらしい貫禄が感じられ魅力的に映ります。薄青のボディに白いラインの組み合わせ、「POLIZIA」の文字が印刷されている点がしっかりイタリア警察仕様である事をアピールしています。クリアパーツで再現された青のパトランプも特徴です。尚、ボンネット開閉アクションが備わっています。
1/60 タカラトミー 770円 イオン玩具売り場Ratteboss
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トヨタクラウン(11代目)タクシー
11代目クラウンのタクシー仕様です。ロイヤル系ベースであり、イベント限定モデルになります。 1999年に登場した11代目クラウンですが、自家用向けも4ドアHTから4ドアセダンに改められたのが最大の特徴です。20世紀最後且つ21世紀最初のクラウンですが、従来からの角ばったクラウンとしてはこの代が最後と言えます。まだ広く普及しなかったものの、時代の先を見据えたマイルドハイブリッド車の設定も話題となっています。 クラウンのトミカにはタクシーのバリエーションも欠かせない存在ですが、角ばったスタイリングであるこの11代目にはとりわけ似合っており魅力的な仕上がりであると思います。敢えてグリルを黒く塗装している点もタクシーらしく好印象です。グリーンのボディにイエローのライン、行燈の組み合わせがいかにもタクシーらしい雰囲気であり、子ども受けも良いと思います。左右ドアが開閉可能となっていますが、ドアに「TOMICA EVENT MODEL」の文字が印刷されているのがイベントモデルである事をアピールしています。
1/62 トミー(現タカラトミー) 1950円 BOOKOFFRatteboss
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トヨタクラウンセダン 金のフジタクシー
2007年、フジタクシーグループが創業50周年を迎えた事を記念しての登場となった「金のフジタクシー」を再現したミニカーです。 愛知県名古屋市を走る金のタクシーは、一期一会を大切にしており世界にたった一台のモデルとなっています。金のタクシーは成田山萬福院にて、交通安全の御祈祷をしている事も特徴です。 このミニカーでは全身金色の高級感溢れるボディが特徴で、細部に渡り非常に完成度の高いモデルに仕上がっています。兄弟車であったタクシー専用車、クラウンコンフォートとの細かな違いも余す所なく再現されています。3インチサイズながらも、堂々とした佇まいが感じられます。ディスプレイケースが付属しており、そのまま飾る事が可能です。
1/64 ガリバー64 990円 セカンドストリートRatteboss
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いすゞベレット1500デラックス
いすゞの小型乗用車、ベレットの4ドアセダン、1500デラックスです。ベレットとしては珍しい異型角形二灯式のヘッドライトが特徴です。 ベレットは1963年にヒルマン・ミンクスの下の車格として発売された小型乗用車で、2ドア/4ドアのセダンをラインナップしていました。1964年には2ドアクーペのベレットGTも追加されています。当時の様々な新規軸が取り入れられ、個性の強い小型乗用車となっていました。特にスポーツモデルでは、日本初のディスクブレーキが採用された事が特徴です。「和製アルファロメオ」の異名をとり、日本で初めて「GT(グランツーリスモ)」を名乗るモデルを設定した事でも知られています。 モデルカーにおいては、ベレットといえばほとんどがスポーツモデルの「ベレG」となる所あえてのセダン、ファミリー仕様となっているのがマニアックでありいかにもトミーテックらしいです。ブルーのボディにブルーの内装が落ち着きを感じさせ上品な印象です。ホワイトリボンタイヤも実に魅力的です。実車が小ぶりなボディだった事を感じさせる雰囲気があります。ベレットといえばどうしてもスポーツモデルのベレGばかりに注目が行きがちですが、普通のセダンも魅力的なモデルである事を感じさせてくれます。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタカムリ 覆面パトロールカー
トヨタの上級FFセダン、10代目カムリの覆面パトロールカー仕様です。廃盤になってしまった10代目カムリWSグレードのトミカの金型を使用したバリエーションモデルになります。 白いボディに小型のパトライトを装着した、いかにも覆面パトカーらしいシンプルな雰囲気ながらもWSグレードならではのスポーティなフロントマスクが迫力を感じさせます。実際にこのカムリ覆面パトカーは広く活躍していますが、ハイブリッド車の覆面パトカーは警視庁初という事で話題となっています。TRDのエアロパーツを装着している点もポイントです。 トミカの覆面パトカーとしても非常に出来が良く、迫力あるマスクがとても目立っている印象です。子どもから大人まで幅広く人気を集めそうですが、更なるバリエーション展開に期待したい所です。
1/64 タカラトミー 349円 トイザらスRatteboss
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三菱ギャラン AⅡ GS
三菱が嘗て生産・販売していた中型セダン、ギャランの初代モデルです。角型ヘッドライトが特徴の前期型、4ドアセダンの1500ccモデルであるAⅡの再現となります。グレードはGSです。 1969年末に登場した初代ギャラン(当初はコルト・ギャラン)は従来のコルト1200/1500とは全く異なるコンセプトを特徴としています。当時としては流行の先端を行く「ダイナウェッジライン」を採用した斬新なスタイルが評判を呼び大ヒットとなりました。1.3ℓSOHC(4G30)エンジンを搭載したAⅠシリーズと1.5ℓSOHC(4G31)エンジンを搭載したAⅡシリーズの二本立てとなっており、ボディバリエーションは4ドアセダン及び2ドアハードトップ、3/5ドアライトバンというラインナップでした。 本家トミカでは2ドアハードトップが製品化されているのに対して、こちらは4ドアセダンでの再現となっているのが如何にもトミーテックらしいと感じられます。エクステリアデザインはジョルジェット・ジウジアーロが提案したデザイン案が参考にされているだけあり実に斬新な印象ですが、ミニカーでもそんな実車のスタイリングが忠実に再現されています。ホイールのデザインやホワイトリボンタイヤが派手なオレンジのカラーリングによく似合い、スポーティな雰囲気を感じさせます。みかんを思わせる派手なオレンジのカラーリングと渋いグレーの内装の組み合わせも実に魅力的です。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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プリンススカイライン2000GT(S54B)
2代目スカイラインの高性能モデル、プリンススカイライン2000GTのリアルギミックチョロQです。 1963年に登場した2代目スカイラインですが、翌1964年には第2回日本グランプリGTクラス出場の為、ファミリーセダンのスカイラインにグロリアスーパー6用の直列6気筒1988ccエンジンを搭載する事が提案されました。しかし4気筒エンジンのスカイラインに長大な6気筒エンジンをそのまま載せるのは不可能な為、フロント部を約200mm延長し6気筒エンジンを搭載したスカイラインGTが制作されています。ホモロゲーション用に100台が生産(試験車3台、レース出場車5台、一般販売92台)されています。第2回日本グランプリでは、出場していた世界最強のポルシェ904相手に対して一旦は抜いて先頭に立つなど健闘し、スカGの愛称で親しまれました。後のスカイラインGT-R及び日産GT-Rのルーツとなるモデルと言えます。 チョロQではデフォルメスタイルながら実車のプロポーションを上手く表現していると感じられます。グランドノーズ、長いホイールベースである実車の雰囲気がよく伝わってきます。灯火類やエンブレム、グリル等も細部まで非常に忠実に再現されています。リアルに再現されたスチールホイールも似合っており魅力的です。ボンネットが開閉可能となっており、別パーツで再現された中のエンジンを覗く事が出来ます。尚、ディスプレイケースも付属しており、そのまま飾って楽しめます。
タカラ(現タカラトミー) 950円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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日産ティアナ
日産の大型FFセダン、ティアナの初代モデルです。日産オリジナル仕様のチョロQであり、スタンダードチョロQの金型を使用しています。 このチョロQでは後期型のイメージカラーであるグリーンのボディカラーを纏い、上品な印象に仕上がっています。丁寧に再現されたグリルも魅力的です。実車の高級感を巧みに表現したチョロQであると感じられます。
タカラトミー 550円 OFFHOUSE 日産Ratteboss
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三菱ランサーエボリューションⅣ
三菱のスポーツセダン、ランサーエボリューションⅣです。スポーツカーヒストリーコレクションの内の一台になります。 ランサーエボリューションⅣは、1995年に5代目へモデルチェンジされたランサーをベースとし、第二世代のランエボとして1996年に発売されました。左右の後輪への駆動力を変化させ、旋回性を向上させるアクティブ・ヨー・コントロール(AYC)がGSRに搭載された事が最大の特徴です。これにより、エボⅢに比べ旋回性能が大幅に向上しています。エンジンは当時の自主規制いっぱいの280psとなっています。また、前後の揚力バランスを見直しリアウイングを小型に設計している点が外観上のポイントと言えます。ランエボとしては最後の5ナンバーモデルであり、センセーショナルな形が人気を呼び歴代のランエボでは最も生産台数の多いモデルとなっています。 このトミカでは落ち着いたシルバーのボディカラーを纏い、端正なスポーツセダンのスタイリングによく似合っています。ヘッドライトはクリアパーツで再現され、ウィンカーがきちんと塗り分けされているのが魅力的です。ランエボらしくボリューム感のあるモデルに仕上がっていると思います。スポーツカーヒストリーコレクションにおいて、長年のライバル関係にあるインプレッサWRXとランエボ、それも実車の年式が近い2台が揃ってラインナップされているのが本当に魅力的であると思います。
1/59 タカラトミー 2112円(セット価格) 玩具店(個人経営)Ratteboss
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日産スカイラインセダン V35 個人タクシー
V35型スカイラインセダンの個人タクシー仕様です。嘗てブラインドボックス式で販売された「スカイラインメモリアルコレクション2」で起用されているモデルになります。 ホワイトのボディにブルーのライン、ホワイトのホイールの組み合わせがクリーンで落ち着いた印象です。「個人」と書かれた黄色い行燈の存在感がかなり大きいと感じられます。ラグジュアリー指向になったV35型スカイラインですが、それ故個人タクシー仕様のバリエーションがよく似合っていると感じられます。
タカラトミー 200円 BOOKOFF 日産Ratteboss
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日産ティアナ
日産のアッパーミドルセダン、ティアナの初代モデルです。イメージカラーであるブルーの塗装が非常に綺麗です。 ティアナは2003年にローレル/セフィーロの後継モデルとして登場、モダンリビングのコンセプトが好評を博し日産のセダンとしては久々のヒットとなりました。特に助手席のオットマンシートが人気となっていました。その後二度のモデルチェンジを受けるも、残念ながら初代の様には人気とならず国内ではモデル廃止となりました。これにより、ローレル/セフィーロの系譜も途絶えてしまいました。 チョロQではまず日産オリジナルの金型で登場した後、こちらのスタンダードチョロQが登場しています。全体的にまとまりの良いフォルムとなり、ヘッドライトがクリアで再現されているのが特徴です。トランク部が非常に短く、6ライトウィンドウと相まって4ドアクーペないし5ドアハッチバックの様に見えます。セダンのチョロQの中でも明確なキャラクターが感じられ存在感の強いモデルだと思います。
タカラ(現タカラトミー) 200円 BOOKOFF No.90Ratteboss
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三菱ランサー GSRエボリューションⅥ(99年式)
三菱のスポーツセダン、ランエボの第二世代最終進化型であるGSRエボリューションⅥです。 ランエボⅥは1999年に登場、エボⅤに比べて細部のポテンシャルアップが果たされています。外観上の特徴としては、ナンバープレートが中央から左側へ移された事やフォグランプの小径化、空力改善の為のリアウイングの2段化等が挙げられます。エンジンの耐久性や信頼性も向上しています。グレード構成は、引き続き標準のGSRと競技ベース仕様となるRSの2グレード構成となっています。2000年には特別仕様車の「トミ・マキネン・エディション」も登場しています。 トミカリミテッドヴィンテージNEOでくまなく製品化されている第二世代のランエボですが、このミニカーでは第二世代最終進化型のエボⅥならではの特徴が余す所無く再現されています。ピレネーブラックのボディカラーが、獰猛なエボⅥのスタイリングを一層引き立てていると思います。シートの細かな塗り分けも実に魅力的です。 ランエボⅥは現在においても充分魅力的なスタイリングであると思いますが、もう実車の発売から20年以上が経過しているという事実には驚きです。三菱自動車は国内でセダンの製造・販売から撤退しており、電動化の進む自動車業界の影響もある為ランエボの復活は最早望めませんが、このミニカーではランエボが輝いていた頃を思い起こさせ、改めて実車の魅力を感じさせてくれるには充分過ぎるほどのクオリティが備わっていると思います。
1/64 トミーテック 1500円+送料 ヤフオクRatteboss
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スバルWRX S4 覆面パトロールカー
スバルのスポーツセダン、初代WRX S4の覆面パトロールカー仕様です。 2014年に登場した初代WRX S4はCVTを搭載した大人のスポーツセダンとして注目されましたが、高性能版であるWRX STIと比較しても然程引けを取らない走り、日常ユースでも不満の出ない快適性が大きな特徴と言えます。日本国内においてスポーツセダンが少なくなった中、モデルライフを通し根強い人気を誇りました。 トミカでは初登場となったWRX S4は覆面パトロールカー仕様となっていますが、覆面パトロールカーのベースとしては実にぴったりな車種であると思います。WRXシリーズらしく、いかにも速そうな雰囲気が感じられます。因みにこのトミカのバリエーションとしては、ルーフの赤色灯をオミットした乗用車仕様もイベントモデル等で存在します。幅広いバリエーション展開がしやすいのも魅力であると思います。ボンネット開閉アクションが備わっている点も特徴です。
1/62 タカラトミー 350円 BOOKOFFRatteboss
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日産セフィーロ
日産の中型セダン、セフィーロの初代モデルです。 チョロQzeroではマニアックな車種の製品化も多いですが、中でも初代セフィーロの製品化は非常にマニアックであると思います。特徴的なヘッドライトの細かな再現、ホイールのリアルな再現等にトミーテックらしい強いこだわりが感じられます。サンルーフの再現も魅力的です。薄水色のボディカラーもよく似合っていると思います。 ドリフトベースで人気を博した影響か近年徐々に数を増やしてきている初代セフィーロのミニカーですが、チョロQzeroでの完成度の高さを見るとトミカリミテッドヴィンテージNEOでの製品化も期待したくなります。
トミーテック 1580円+送料 ヤフオク Z-42aRatteboss
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日産スカイラインセダン(V36)
通算12代目となるV36型スカイラインの4ドアセダンです。日産オリジナル仕様のチョロQとなります。 V36型スカイラインは2006年に登場、先代V35型のイメージを残しつつも幾分スポーティな印象のモデルとなりました。CMキャラクターにイチロー氏を起用した事もあってか、大人のスポーティセダンといったキャラクターをしっかりアピール出来ていたと思います。販売は先代モデルに比べ幾分は上向いたものの、若年層の購入者は非常に少なくユーザーの高齢化が問題視される事となりました。V37型スカイライン登場後も、暫くは2.5ℓ車に限り併売されていました。尚、この代でスカイライン初のSUVであるスカイラインクロスオーバーも登場しましたが、一代限りで終了しています。 デフォルメスタイルながら実車のイメージをしっかり表現しており、濃紺のボディカラーが落ち着きを感じさせます。尚、歴代のスカイラインを製品化しているチョロQですが、実際にチョロQ化されているのはこの代が最後になります。
タカラトミー 300円 リサイクルショップ 日産Ratteboss
