パイロクスマンガン石・菱マンガン鉱 (pyroxmangite/rhodochrosite) 懸橋鉱山 #0058

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パイロクスマンガン石と菱マンガン鉱は共に丹波Ⅰ型の堆積岩中に胚胎する層状マンガン鉱床から産出します。鮮やかなピンク色を呈するパイロクスマンガン石の周囲に淡紅色~灰白色層状の菱マンガン鉱を伴っています。(1枚目の写真は背景をソフトウエア処理しています。)

懸橋鉱山は、京都府中部の由良川周辺地域に分布する層状マンガン鉱床を開発した鉱山の一つです。京都府内では戦前から1970年代まで丹波帯の多くの場所で採掘が行われましたが、その規模は小さく、ほぼ家内工業的に採掘されていました。

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