巨神ゴーグ
このゲームは、簡単に「巨神ゴーグ」の世界を楽しむことを目的に、今までのゲームとは少し違った角度からアプローチして作られたゲームです。
本作はテレビアニメ「巨神ゴーグ」から主人公・田神悠と青い巨人ゴーグのオウストラル島における冒険と、ガイル軍の軍事行動を扱ったゲームです。キャラクターや軍隊、マップ地形はすべてカードで表されていて、プレイヤーの行動もカードで行う、カードだけでできたゲームです(サイコロも1個入っています)。しかし、地形カードはマップの空間と時間を表したもの、キャラクターや軍隊のカードはコマの代わりで地形上に置かれて移動するものなので、純粋なカードゲームとは言えません。プレイの度にマップが変わる「ローグライク」なウォーゲームです。
悠とゴーグ側の目的は行動カードを引き切る前にマップを進んでマノンに会う事、ガイル側の目的はその阻止です。ガイル軍ではゴーグを破壊することはできず足止めするのが精一杯ですが、それでも一手でも二手でも進撃を遅らせるために涙ぐましい努力をすることになります(アニメの通りです)。
面白いゲームなのですが欠点が2つ。地形カードは最終的に20枚以上縦に並んで1メートルを超えるほどの場所を取ります。後方の地形はほぼ使わないので畳んでもいいのですが、そこにガイル軍が取り残されがちで畳めなくなるのが困りものです。
もう1点はカードが全種類同じ規格なので、地形の上に部隊を置きにくい事。今なら間違いなく別サイズになるのでしょうが。
カードは、地形カード100枚、行動カード138枚、キャラクターカード20枚、ガイル部隊カード40枚(陸軍20枚、空軍15枚、海軍5枚)です。
#ジャイアント・ゴーグ #ゴーグ
ターンスケール: アブストラクト
マップスケール: アブストラクト(マップタイル・カード制)
ユニットスケール: カード1枚=個人1人または軍隊1部隊
