インセイン 同人シナリオ集「ニムセイン」編

0

この2冊はサークル「ニムセイン」による、TRPG『インセイン』のシナリオ集同人誌です。
『さよなら世界』は2016年12月発行、B5判42ページで「現代日本」セッティングのシナリオ4本を収録しています。同サークル2冊目のインセインシナリオ集だそうです。
『クラブ・アリアーヌへようこそ』は2019年12月発行、B5判42ページでシナリオ4本を収録しています。5冊目のシナリオ集だそうです。ロールプレイやマスタリングや謎解きや、若干難易度高めになっています。ホラーなのに4本とも残酷描写がありません(「ない」というコンセンサスです)。

特に『クラブ・アリアーヌ』では巻頭に各シナリオのプレイヤー向けトレイラーがまとめてあるなど、丁寧で巧みな構成で読みやすくなっています。シナリオはいずれも慣れている人向けかな。

#同人誌 #インセイン

https://muuseo.com/Sin_Oga/items/309

マルチジャンル・ホラーRPG インセイン
『マルチジャンル・ホラーRPG インセイン』は新紀元社の新書ブランド「Role & Roll Books」から2013年に出版された、冒険企画局の「サイコロ・フィクション」シリーズの第七弾です。本書は2014年発行の初版第4刷です。 「サイコロ・フィクション」はプレイヤーシーン×サイクル制のTRPGで、『インセイン』では19世紀のゴシックホラーから現代のネットロアまで様々な時代・ジャンルのホラーをプレイできます。新書判で奥付までの総ページ288ページ。前半の164ページまでがリプレイノベル、後半がルールパートです。ワールドセッティングとして「本当は怖い現代日本」「狂騒の二〇年代」「暗黒のヴィクトリア」の3つがシナリオフックと共に紹介されています。またサンプルのシナリオが1本入っています。 『インセイン』は「サイコロ・フィクション」シリーズで1・2を争うヒット作です。追加ルールやシナリオ集も多く出版されています。「秘密」と「心の闇」をシステムのキーとして、ホラーなら何にでも対応できるのが強みなのでしょう。 魚蹴(宮澤伊織)と4人のプレイヤーの手によるリプレイがさすがの傑作(ちゃんと怖い)で、これも人を惹きつける原動力になっていました。 #ホラー #インセイン https://muuseo.com/Sin_Oga/items/311 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/312
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/309

Default