HOm スイスの電車のレストア(完結編)…の巻
初版 2020/09/05 01:11
改訂 2023/08/05 09:58
ベモ社のHOm、12mmゲージの機関車のレストアを先日終え、残る一両は登山電車のABe 4/4です。
前回までは、スノープロウを再製したところまでやりましたので、残るは壊れている屋根上の高圧線、パンタグラフの調整、細部のパーツ付けです。
実は、今回のレストアには…

↑↑↑この懐かしいアメリカ兵が活躍するのです。
何をどう使うかは後半のお楽しみ(笑)
さて、先に付属パーツを付けちゃいましょう。

前面が引き締まりましたね。

お次はパンタグラフ。
前にも書いた通り、架線集電できるようにバネの力でかなり上まで跳ね上がり変な形になってしまいます。
今回使うのはこちら。

極細の金属線です。
これで目立たないようにパンタの下枠と上のシューを縛って跳ね上がらないようにするのです。
左が処置後、右が処置前↓↓↓

両方やってこんな感じです。
実感的な形になりました。

…そして、ここからが難題。
屋根の上の高圧線、線が無くなっているだけでなく、ガイシも7箇所取れて無くなっているのです。
大きさは1.5mm程度、とてもゼロから作れるサイズではありません。
そこで思いついたのがこれ。↓↓

昔からのMMファンには有名な「この人w」が投げているヤツ…、

そう、1/35のパイナップル手榴弾です。

これの下側を少し取り去り、真鍮線の芯を入れまして、、、

ガイシふう、の出来上がり。
頂部は、あとでピアノ線を取り付けるので溝を切ってます。
塗装は、ピンになっているところを利用して消しゴムに刺して…

黒でチョイチョイ塗りまして、、、

元の位置にはピンバイスで穴を開けておきます。
そこに「ガイシふう」を差し込んでいくと、、、

…違和感ないですね。(私の目には小さくてよく違いが見えてない・笑)
ここに高圧電線を再現するには、硬いピアノ線(0.4mm)を使います。

現物合わせでガイシの位置に合うように曲げていきます。

そして、ガイシの頂部に瞬着でくっつけていきます。
先程現物合わせで曲げてますからピシャリ合うのです。

完成〜!!!




またまた持ち主にしかわからないレベルのレストア結果ですが、無事に再生完了!
乗客の皆さんもまさか屋根上に手榴弾が7個も載ってるとは気付かないだろう(笑)
完成したところで走らせたいのはヤマヤマなんですが、さすがに遅いので寝よう…。
祝杯も明日だ…。
みなさん、おやすみなさいm(_ _)m
#レストア
#BEMO
#Muuseo模型倶楽部
toysoldier
2020/09/05す、すごい
まさかタミヤのキットからレストア用品を調達するとは。
しかも手榴弾とは。発想が素晴らしい。。
車上で爆発しないですか?(笑)
9人がいいね!と言っています。
T. S
2020/09/05お褒めいただき(^人^)笑
ガイシをジーっと見ていて、このサイズで流用できるものは無いかな…と考えているうちに💡💡💡と閃きました。
最近ミリタリーのキットの山を整理したときに見たぞ!ってw
8人がいいね!と言っています。