「英軍の部隊章 1914-18 British Battle Insignia (1) 1914-18」(Osprey Men at Arms/Mike Chapell著)

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お?と思ったのは、いつもイラストレーターのマイク・チャペル氏が著者でもあるのがこのシリーズでは珍しいなぁ、と。

しかし、精緻なイラストをこれまで描いていらしたのは、このように兵士の徽章、階級章、部隊章の知識があるからだったんですね。この書ではその知識をバッチリ出してます。

こちらは1914年から1918年、つまり第一次大戦期を対象とした資料です。
このころの英軍兵士はヘルメットに部隊章を描いているのが興味深いですね。

以下は背表紙の解説のコピペです:
1914 年に戦争に赴いたイギリス兵は、連隊の記章だけを身につけていたが、1918 年 11 月の休戦までにイギリス軍の記章は大きく変化した。
制服、ヘルメット、車両、銃、看板、旗に、目もくらむような色彩豊かな記章が付けられるようになった。連隊の記章はそのまま残っていたが、師団の記章も加わった。しかし、前線ではほとんど見られなかった。代わりに戦闘用に「パッチ」が登場した。
この美しいイラスト入りの本で、マイク・チャペルは第一次世界大戦中にイギリス軍が使用した色とりどりの記章について考察している。

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