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- 「高熱隧道」(新潮文庫/吉村昭著)
「高熱隧道」(新潮文庫/吉村昭著)
私の愛読書10選のうちのひとつです。
吉村昭、1967年(昭和42年)の作品。戦前に、黒部第3発電所の建設を巡るトンネル工事のドキュメンタリー小説。
発電所の水路のため黒部峡谷の山々を貫くトンネルを掘る計画が、準備の資材運搬たけでも転落者が続出、そして、トンネル工事も堀り進むやいなや極めて高温の地熱帯にぶつかり想像以上の難工事となり、また、山中の工事宿舎が雪崩で吹き飛ばされるなど、300余名の犠牲者を出す事態となる。自然の力と戦う人間たちのドラマ。
いちどこのトンネルには行ってみたいとは思っていますが、なかなか機会がなく。
数年前に富山に出張の際、少しだけ時間があったので、宇奈月から一駅だけ黒部峡谷鉄道に乗ってみることができました。
いつか、上の欅平あたりまで行ってみたいものです。
