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St. Pauli ( Märklin / HO )
ドイツ、ハンブルグ市にかつてあった「セント・パウリ醸造所」です。 メルクリンの1970年代の古い貨車模型で、この時期のプラ製のボデーは経年劣化で屋根が反り、車体上部が歪んでしまっているものが殆どなのですが、この個体はややマシです。 入手時点でかなり汚れていたので、アルカリイオン水を使い印刷部分をさけて綿棒でちまちま拭き掃除をしましたが、…コイツも漂白水に漬け込みたい感じです(笑) 間違いなく印刷が弱りますが、そのあとでコスらなければいいわけで、漬けて黄ばみと汚れを落としたい衝動に駆られております…。 さて、セント・パウリ醸造所ですが、創業は1897年、ハンブルクのアルトナ地区にて創業。当初の名前は「ババリア醸造所」(Bavaria Brauerei)でした。 その後、周辺の醸造会社を次々に買収し拡大、1922年に「ハンブルグ・アクティン醸造所」("Aktien-Bier-Brauerei in Hamburg)と合併した際に社名を「ババリア-セント・パウリ醸造所」(Bavaria- und St. Pauli-Brauerei)に変更しました。 1932年にアルトナの工場は閉鎖されてハンブルグ市内の別の場所に移転し大戦を生き延び、戦後も営業を続けますが、1990年代に当時の親会社の経営再編によりセントパウリは閉鎖が決定、2003年までに全ての施設も撤去され、現在は存在しません。 2021.5.4追記 漂白に成功しました(笑) https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/177
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ワイン大樽貨車 #3「No.4510 Wine Car」( Märklin / HO )
おそらく1960年代以前のものと推測される、独メルクリン社の古い貨車模型、ワインの大樽を二つ乗せた「ワイン貨車」です。 樽の側面には「BORDEAUX」と表示され、特定のシャトーの銘柄名などは書いてありません。 また、底面には同社の刻印と「GERMANY」と…。 骨董品です。 メルクリンはこのタイプの樽x2つの貨車が好きで、ビヤ樽も含めて何種類も発売しています。 こうした樽貨車だけで編成を組んでも面白いですネ。
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LIESINGER BIER #3 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 ちょっと工夫されてるな、というところは、アクスル部がボギー台車のように首を振る構造で、急曲線にも対応する?ようになっているところです。 この「その3」は、だいぶ古いモデルのようで、屋根の色が抜けちゃってましたので塗装をし直しました。また、白い車体に水転写デカールでロゴマークが貼ってあるだけ…、しかも古いのでパリパリ割れちゃってましたので、クラフトボンドで補修…。 レストア工程 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
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LIESINGER BIER #2 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 この「その2」は、だいぶ古いモデルのようで、屋根の色が抜けちゃってましたので塗装をし直しました。 白い車体に水転写デカールでロゴマークが貼ってあるだけ…、これも「手抜きが過ぎる」造形ですが、、、きっと新品価格も安かったのでしょうね。 レストア工程 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
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LIESINGER BIER #1 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 この「その1」は少しだけマシでしたが、車体も屋根もグレー1色…、いくらなんでも手抜きが過ぎます…。(まぁ、こういうのもあるんだな、というサンプルとして、手を加えずこのままで管理します。)
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Post Brauerei Weiler ( ROCO / HO )
ポスト・ビール醸造所、ドイツ南部のバイエルン州の最南端、ボーデン湖に近いリンダウ郡、ウェイラー(Weiler)地区にあるプライベート醸造所です。 ボーデン湖はコンスタンツ湖とも呼ばれ、ドイツ、スイス、オーストリアが国境を接する湖でもあります。 もともとビールも作る宿屋として1650年に設立、1852年にバイエルン王立郵便局と宿屋が統合し、その頃からブランド名に「ポスト」という名称を加え、その後は宿屋の所有者が何度か交代しますが2度の大戦も乗り越え現在に至ります。 2010年には建物を大改修、いまでは醸造所兼ホテルとして運営されています。 この地域で唯一地下水源をもつ醸造所であり、地下160mの深さの第三紀の地層から湧き出る水を水源としているそうで…。 模型はオーストリアのロコ社製のHOゲージ、木造の2軸貨車を再現しています。 側面にシンプルに「Post Bier」のロゴと「seit 1650」(since 1650)と創業年が誇らしげに書かれています。 スポーク車輪で足回りも精密に再現されています。
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Hofbrau #5 ( ROCO / HO )
シュツットガルター・ホフブロイの5両目、デッキなしの3両目と同じオーストリアのROCO社製ですが、片端がデッキとブレーキ手の小屋が付いたタイプです。 ドイツのSAARトレイン模型店より中古品で購入、いかにもビール貨車らしいデザインがイイです。 こういうのが正に「ビール貨車」だと思います。 バッファーがひとつ欠損だったので、入手後に正規パーツでレストアしました。 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
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Schwaben Bräu #1 ( Liliput / HO )
シュワーベン醸造所、ドイツ、シュトゥットガルトのビール醸造会社です。 1878年、ロバート・ライヒト・ビール醸造所の名前でロバート・ライヒト氏によって設立されました。 模型はオーストリアの老舗・鉄道模型メーカーのリリプット社製、まだオーストリアで製造していた時代の製品です。 シュワーベン醸造所(SchwabenBräu)は、1897年、ドイツで最初にビールをトラックで配達した醸造所としても知られています。 1903年には自動ボトル充填システムを導入するなど、新しい試みを次々に行う会社のようですね。 1977年から始まった自転車レース「シュヴァーベンブロイカップ」、これはツールドフランスの一環として1987年にも開催されたサイクリングレースですが、シュワ―ベン醸造会社はこのレースのスポンサーにもなっています。 1996年、シュパーテンの傘下にあった大手醸造会社ディンケルアッカ―社と合併し、ディンケルアッカ―=シュワ―ベン醸造会社(Dinkelacker-Schwaben Bräu AG)となりますが、2003年に親会社のシュパーテンが世界屈指の飲料会社であったインベブ社に買収されたことでシュワ―ベンもインベブの傘下に入ります。 その後、2007年にインベブの事業再編によりその傘下を脱し、現在はまたディンケルアッカ―=シュワ―ベン醸造会社(Dinkelacker-Schwaben Bräu GmbH & Co. KG)という名前で再び独立して現在に至ります。 現在、シュワ―ベン醸造所は、ドイツで2番目に大きい国民的ビール・フェスティバルであるシュトゥットガルトの「カンシュタッター・フォルクス・フェスト」にあける4つのビールテント会場の一つを任されています。(なお、他の3つのテントは、フュルステンベルク、ディンケルアッカー、シュトゥットガルト・ホフブロイによって運営されています。)
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ASTRA #2 ( Liliput / HO )
アストラビールです。 側面に大きく書いてある『Unser Bier kommt 』とは、Google翻訳先生によるとドイツ語で“我々のビールが来た”という意味だそうで…。 商品名よりキャッチコピーをメインに出すところが面白いですね。 ASTRAは、ババリア・サンクト・パウリ醸造会社(Bavaria St. Pauli)のブランドの一つで、JAVER(イェーファ)もこの会社の子会社だそうですね。 日本ではこのビールは売ってないでしょうか?見たことがないですね。 模型はオーストリアのリリプット社製。 傘がついた面白いデザインの貨車ですね。ツボルグの貨車がこの形です。(実際に存在します)
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LICORNE ( ROCO / HO )
おフランス🇫🇷のビール、リコーンヌ…。 フランス語ですのでブロイじゃなくてブラッセリ…、Brasserie Licorneです。 模型はオーストリア🇦🇹のロコ社の製ですが、ちゃんと貨車の側面に「SNCF」(フランス国鉄)の表示のある仏車になってます。(※当鉄道でもSNCFは数少ないです…) ドイツの模型屋からオーストリア製のフランス国鉄の貨車模型を€建てで買う…というユーロ感満載の海外通販でした。 醸造所のホームページを開くといきなりフランス語で「アナタハ18サイイジョウデスカ?」と聞かれるので、「ウイ」と答えないと閲覧できませんw フランスはアルザス地方、バラン県にあるサヴェルヌという町にあり、創立は1845年、1912年に醸造所は現在の場所に移動し現在も操業しています。(普仏戦争後の1870年から1919年のヴェルサイユまでドイツ統治下でしたので、ドイツとも関わりが深いんですね、ここは…。) 1973年にドイツのベッカー醸造会社と提携しますが、同社がデンマークのカールスバーグ社の傘下に入ったことで、リコーンヌも1989年以降はカールスバーググループ(Karlsbräu)の傘下に入りますが、同社の経営方針の転換でフランスよりドイツに注力することとなりリコーンヌを手放したため、2020年より再び独立した会社としてビールの生産を続けているそうです。
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KAISER ( KLEINBAHN / HO )
オーストリア北東部のニーダーエスターライヒ州の町、ヴィーゼンブルク。(Wiesenburg) この町にある「ヴィーゼンブルグ醸造所」のブランドの一つがこの「カイザー・ビール」です。 2003年からハイネケンの傘下に入りました。 この町でのビールづくりの歴史は1650年から始まったとされ、醸造所としての公式の記録は1770年まで遡ることができます。 その後も順調に拡張を続け、2度の大戦も乗り切って現在に至ります。 醸造所には博物館も併設され、醸造所ツアーとともにその伝統を学ぶことができます。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 国内のネットオークションで購入しました。 同社の模型は「廉価」を追求する方針のため作りがチャチイですが、別途展示している「Liesinger」と比べると、それらが古い製品であるのに対しこちらは比較的新しい製品のため、少し作りが進化して「まぁマシ」なレベルです。 印刷などなかなか小綺麗にできています。
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UNION #4 ( ROCO / HO )
ドイツのSAARトレイン模型店より購入、ロコ社(オーストリア)製のHOビール貨車、珍しいコンテナ車タイプです。 積載している冷蔵コンテナを取り外すと、シャーシ部分が精密に再現されていることが分かります。 ビールの銘柄はドイツ・ドルトムントの『ウニオン醸造所』、正式には「ドルトムンダー・ウニオン・ブラウレイ」といいます。 多くの醸造所が合併してできた共同会社なのでunionという社名になったとか。 大きな「U」の文字がこの会社のロゴで、この貨車の側面にもビアジョッキの絵の右側に「U」の字があしらわれたロゴが描かれています。 この車両は、ノベルティ的なビール貨車と言うよりは、実在のコンテナ貨車の模型のようですね。 ちょっとビール貨車らしさに欠けますが、たまにはこういうのもイイですね。
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Furstenberg #2 ( ROCO / HO )
南ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州、バーデン地方のドナウエッシンゲンという町にある醸造所、ファシュテンベルグです。 このドナウエッシンゲンという町は、いわゆる「黒い森」(シュヴァルツヴァルト)の中にある町だそうです。 ファシュテンベルグ醸造所はこの町の地場産業で、かつてこの地を治めていたファシュテンベルグ公の名を冠したビールを発売しています。 h ttp://www.fuerstenberg-beer.com/our-beers/ さて、この模型はドイツのSAARトレイン模型店より購入。 ロコ社(オーストリア)製のHOビール貨車、珍しいコンテナ車タイプです。 積載している冷蔵コンテナを取り外すと、シャーシ部分が精密に再現されていることが分かります。 この車両は、ノベルティ的なビール貨車と言うよりは、実在のコンテナ貨車の模型のようですね。
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PAULANER #3( Herkat / HO )
2021年3月の「ナゾ車その3」、メーカー不明、スケールも微妙に不明のビール貨車です。 カプラーはフライッシュマン式ですが、どうもフライッシュマンではなさそうで…。 ドイツのSAARトレイン模型店より中古品で購入。 製造メーカーの手掛かりが全くなく、正体不明です。 そして、不思議なのが「微妙に大きい」ところ…。サイズ的には1/76のOOゲージ(英国の鉄道模型)のような感じなのですが、ドイツの車両ですし…。 くわしくはこちら ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/168 ビール貨車はビール貨車なんですが…、銘柄はミュンヘンのビール、Paulaner(パウラーナー)です。 そして、ナント謎が完全に解決編‼️ ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/189
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Plochinger Waldhorn Bräu ( ??? / HO )
2021年3月の「謎車シリーズ」その2、製造メーカー不明の謎のビール貨車、ドイツのSAARトレイン模型店より中古品で購入しました。 ビールの銘柄は『Plochinger Waldhorn』(プロヒンゲル・ワルドホルン)、ドイツ南部のバーデン・ヴュルテンベルク州、エスリンゲンの地区のプロヒンゲン(Plochingen)の町にあった醸造所です。 1869年設立、1995年に閉鎖されて現在は生産されていません。 参考:h ttp://www.weizenbierglaeser.de/plochinger-waldhornbraeu.html
HO ??? 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
