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オコジョ
スウェーデン 1996年 Wikipediaより引用 学名: Mustela erminea 食肉目イタチ科イタチ属に分類される動物。イギリスを含むヨーロッパ中北部、アジア中北部、北米、日本の東北地方や中部地方などに生息している。 体長はオスで16–33㎝、体重は150–320g程度。 イタチ科は一般に胴長短足であるが、オコジョの後ろ足は比較的長く、これによる強力な跳躍力を有している。目から鼻にかけての吻が短く、イタチ科にしては丸顔をしている。耳も丸い。 一年に2回換毛をし、夏は背側が茶色で腹側が白い。冬は全身が白になる。尾の先は黒い。 気性が荒く、ノネズミなどを食べる他、自分の体よりも大きいノウサギやライチョウを捕食することがある。 単独で生活し、岩や樹根の隙間に営巣したり、ネズミの巣穴を乗っ取って自分の物にすることもある。 動きはきわめて敏捷で、木登りや泳ぎなども得意。
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ピューマ
アルゼンチン 1959年 Wikipediaより引用 学名:Puma concolor 食肉目ネコ科ピューマ属に分類される食肉類。カナダのブリティッシュコロンビア州から、チリにかけて分布。 体長オス107-168㎝、メス96-141㎝。尾長57-92㎝。体重オス39-80㎏、メス22.7-50㎏。 背面は淡黄褐色や濃黄褐色で、斑紋は入らない。耳介の外側と尾の先端は、黒や濃褐色。 嗅覚が鋭く。ネコ科の大型肉食獣の中では特に眼球が大きく、視力が高い。 森林や低木林・草原・サバンナ(パンタナルやパンパなども含む)・岩が多く植生の点在する砂漠など、様々な環境に生息する。基本的に単独行動であり、オスでは平均の広さ250 km2(半径9 kmの円)程度の縄張りを持つとされる。 主に中型から大型の有蹄類を食べる。
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ウマ(クリオージョ種)
アルゼンチン 1959年 南米のパンパ地方(ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイにまたがる地域)原産の馬。小柄だが首や脚は太くがっちりしている。
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ユキヒョウ
フィンランド 1989年 Wikipediaより引用 学名:Panthera uncia 食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。 アフガニスタン東部、インド北部、ウズベキスタン東部、カザフスタン東部、キルギス、タジキスタン、中華人民共和国西部、ネパール、パキスタン北部、ブータン、モンゴル国、ロシア南部に分布。 体長オス104-125㎝、メス86-117㎝。尾長78-105㎝。肩高60㎝。体重オス25-55㎏、メス21-53㎏。毛色は背面が淡灰色や淡黄色、腹面は白い。体側面には、暗色の斑紋で縁取られた不明瞭な斑紋が入る。正中線に沿って、黒い筋模様が入る。 標高600-6,000mにある岩場や草原・樹高の低い針葉樹林などに生息する。獲物や積雪にあわせて夏季は標高の高い場所へ、冬季は標高の低い場所へ移動する。夜行性だが、人間のいない環境や冬季は昼間に活動することもある。 主に大型有蹄類を食べ、ハタネズミ・マーモットなどの齧歯類・ナキウサギ・ノウサギなどの小型哺乳類、鳥類なども食べる。
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コアラ
オーストラリア 1994年 Wikipediaより引用 学名:Phascolarctos cinereus 双前歯目コアラ科コアラ属に分類される有袋類。 体色は背面が灰色で、腹面が白色、体長は約65-82㎝、体重は約4-15㎏である。タンニンや油分を多く含むユーカリの葉や、アカシア、ティーツリーの葉や芽を食べる。 オーストラリア(クイーンズランド州南東部、ニューサウスウェールズ州東部、ビクトリア州、南オーストラリア州南東部)に分布している。 西オーストラリア州、タスマニア州には分布していない。分布域内では熱帯雨林、温帯のユーカリ林、疎林などに生息する。特に川沿いや海岸地帯に近い、肥沃な場所でユーカリ類に含まれるタンニンや油分が少ない場所を好む。通常は単独性で、群れを作らない。
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オオハム
スウェーデン 1986年 Wikipediaより引用 学名:Gavia arctica アビ目アビ科に分類される鳥類の1種。北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカ、アラスカ西部、南はバイカル湖、アムール川で繁殖し、冬季はやや南下してヨーロッパの大西洋沿岸や、黒海沿岸、沿海州から中国東部にかけての日本海、東シナ海沿岸に渡り越冬する。 日本では冬鳥として、九州以北の沿岸に飛来する。 全長約72cm (58-73cm)、翼開長約120cm (110-130cm)。頭頂は平らであり、くちばしは黒色でまっすぐとがる。 雌雄同色。夏羽の前頸は緑色光沢のある黒色で、背は黒色に白色の角斑が並ぶ。冬羽では背面は暗褐色で、下面は白色。泳いでいるとき後脇に白色部が見える。幼羽は後頸と背が淡い褐色で、背には淡色の羽縁が認められ不明瞭なまだら模様に見える。 主に魚類などを潜水して捕食する。飛翔の際は水面を足で蹴って助走を行い、小刻みな翼動で直線的に飛ぶ。
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イエネコ
オーストラリア 1991年
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フクロギツネ
オーストラリア 1987年 Wikipediaより引用 学名:Trichosurus vulpecula 双前歯目クスクス科フクロギツネ属に分類される有袋類。 オーストラリア(内陸部、大陸西部の乾燥地帯を除く)に分布。体長35-55cm。尾長25-40cm。体重はオスが1.3-4.5kg、メスが1.2-3.5kg。全身は灰色の体毛で覆われ、腹面は乳白色オスの胸には臭腺があり、赤褐色の斑となる。尾の体毛は黒く、尾の腹面には毛が生えていない。そのため物に巻きつけることに適していて、樹上での移動に役立っている。鼻はピンク色。 市街地から森林まで幅広く生息し、樹幹の移動や地上に餌を見つけた場合は地上に降りるが、ほぼ樹上性。夜行性で、特定の巣は作らず、昼間は木の樹洞などで休む。オスは肛門腺や胸にある臭腺などでマーキングし縄張りを作る。天敵はディンゴ、オオトカゲ、ネコ、キツネ等である。 食性は雑食で、木の葉や果物、昆虫類、鳥やその卵等を食べる。 オスは約2年で、メスは約1年で性成熟し、寿命は平均で6-7年、最長でも11年程度。
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フクロモモンガ
オーストラリア 1984年 Wikipediaより引用 学名:Petaurus breviceps 二門歯目フクロモモンガ科フクロモモンガ属に分類される哺乳類。 インドネシア(ニューギニア島、モルッカ諸島など)、オーストラリア北部および南部(タスマニア島を含む)および東部、パプアニューギニア(ニューギニア島、ビスマルク諸島)に分布。 体長16cm-21cm。尾は胴体よりも長く、人の親指ほどの厚さの胴を持つ。体重90g-150g。毛色は背面がパールグレイで、一部が黒とクリーム色である(鼻筋から頭頂部、背中にかけて黒のラインが走る)。腹面は顎の先端から尻尾のつけ根までクリーム色が一般的である。黒色に縁どられた大きな瞳、鼻はピンク色、頬部はクリーム色、耳は斜め前方に張り出し、褐色である。尾は先端がやや細くなり、末端の四分の一は黒くなっている。 巣穴に適した樹洞のある樹木があり、また十分な食料のある地域に生息する。小型で警戒心が強く、また夜行性であるため野生下で見つけることは困難。 通常、明確な縄張りを持たず、他の個体と共有し、シェルターとして利用可能な樹洞があれば、1km2あたり1頭の割合で生息する。7頭以下(1匹のオスのリーダーに、5頭がメスや幼獣で構成)の群れで巣を共有する。 雑食性でアカシアや数種のユーカリの樹液、果汁、花粉および昆虫類等を食べる。
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ハチクイ
オーストラリア 1980年 Wikipediaより引用 学名:Merops philippinus ブッポウソウ目ハチクイ科の鳥。 オーストラリアで繁殖する。オーストラリア北部では留鳥として周年見ることができる。南部で繁殖したものは冬期は北部に渡り、ニューギニア、セレベス等まで飛来する。 体長約26cm。頭上、上背、胸等はやや褐色味のある緑色で、下背、腰、尾羽はコバルト色の美しい鳥である。雌雄ほぼ同色。過眼線は黒色。尾は角型で、中央の2枚の羽が長く伸びて先が尖っている。 開けた場所を好む。飛翔してハチ等の昆虫を捕食する。地上でアリを食べることもある。ハチを捕食する場合は毒針を抜いてから食べる。また、ハチの毒に対する免疫を持っているため、ハチに刺されても死ぬ事は無い。
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サンショクヒタキ
オーストラリア 1966年 Wikipediaより引用 学名:Petroica multicolor オーストラリアヒタキ科サンショクヒタキ属の鳥類。 オーストラリアのクイーンズランド州南東部(サウス・イースト・クイーンズランド地域)、ニューサウスウェールズ州東部、ビクトリア州、南オーストラリア州南東部、西オーストラリア州南西部、タスマニアに分布。生息域内では森林、疎林などに生息している。 全長12-14cm。オスの頭部から背面、尾羽にかけて黒色。またくちばし脚も黒色。前頭、下腹部から下尾筒にかけて白色。胸から腹部にかけては明るい赤色である。メスはオスで黒色である頭部から尾羽にかけての部分が茶褐色で、胸の赤色も薄い。若鳥は背面が褐色で、胸は赤みを帯び、縦斑がある。
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オーストラリアマツカサウオ
オーストラリア 1985年 Wikipediaより引用 学名:Cleidopus gloriamaris キンメダイ目マツカサウオ科に属する魚類の一種。クイーンズランド・ニューサウスウェールズ・西オーストラリアの沿岸に分布する。岩礁や港などの深度6-200mで見られる。 全長22cm。体は丸く、後ろ向きの鋭い棘のある大きな鱗に覆われている。鱗は黄色から白で、後縁は黒い。頭部は大きく、頑丈な骨に覆われ、粘液孔がある。吻は丸くせり出し、その下に大きい口がある。歯は顎・口蓋・鋤骨にあり、細く小さい。唇と顎の一部は黒く、下顎の発光器まで赤い筋がある。下顎の口角にある凹みには発光バクテリアが共生し、口を閉じると隠れる。光は若魚では緑だが、年とともに赤みがかる。 鰭が小さく鱗が硬いため、泳ぎはうまくない。夜行性で、日中は洞窟や岩棚の下に隠れている。夜間に砂地に移動し、発光器で小エビをおびき寄せて捕食する。
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タイリクシマドジョウ
スウェーデン 1991年 Wikipediaより引用 学名:Cobitis taenia ドジョウ科の淡水魚。ボルガ川流域からフランスに分布する。アイルランド、スコットランド、ウェールズ、スカンジナビア北部を除く、アルプス山脈以北の温帯ヨーロッパの大部分に生息する。アルプス山脈の南側にも生息している個体もある。イギリスでは、イングランド東部のトレント川、ウェランド川、ウィザム川、ネネ川、グレートウーズ川の5つの東流域に限定されているようである。 成魚の体長は通常8~10cmだが、メスは12cmまで成長することもある。成魚の体重は20〜60g。背中は黄褐色で、脊椎稜に灰色または褐色の小さな鱗が多数ある。腹部の鱗は淡黄色または橙色である。体全体は細長い。
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オーストラリアウンバチクラゲ
オーストラリア 1986年 Wikipediaより引用 学名:Chironex fleckeri ネッタイアンドンクラゲ目ネッタイアンドンクラゲ科に属するクラゲ。オーストラリア北部からインドネシア近海に分布。 立方クラゲ類の最大種であり、傘高は30-50 cm、傘の四隅にある葉状体から最多で15本ずつ伸びる触手は最長で4.5 mほどに達する。 本種は地球上で最も強い毒性を持つクラゲとして知られ、触手に触れた小魚や甲殻類を瞬時に殺して捕食する。この毒はヒトに対しても極めて有害であり、刺されると耐え難い程の激痛を感じ、次いで刺傷箇所の壊死・視力低下・呼吸困難・心停止等の症状が現れ1 - 10分程で死に至る。刺傷箇所がごく小範囲であれば一命を取り留めることもあるが、傷跡は残ることが多い。 傘が半透明のため水中での視認が困難であり、加えて触手がアンドンクラゲやハブクラゲよりも多く長いために気付かずに接触してしまうという事が起こりやすい。昼行性であることもあり、海水浴客にとっては非常に危険な生物である。
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オウシュウオオチャイロハナムグリ
スウェーデン 1987年 Wikipediaより引用 学名:Osmoderma eremita コウチュウ目コガネムシ科に属する昆虫。 成虫の体長は28~32mmになる。イギリス、アイスランド、アイルランド、マルタ、ポルトガル、サンマリノを除く、ヨーロッパのあらゆる場所で見られる。 生息地の減少や分断により、分布域の全域で減少している。このため、欧州のほとんどの国で保護されている。
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