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Chevrolet Caprice New York Police
モデルは香港UT社製、NYPD(New York Police Department)のパトカーです。1990年代半ばにおける最もポピュラーなパトカーでした。アメリカのパトカーは州ごとに異なる塗装で楽しめます。NYはライトブルーと白、カリフォルニアロスアンゼルスが日本と近い白黒のカラーリングだったと思います。
ミニカー UT MODELS 21021 1998年頃 1/18Zephyre
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Chevrolet Caprice Yellow Cab Taxi
1990年代半ばのニューヨーク、イエローキャブタクシーの主流がこのシボレーカプリスとフォードクラウンビクトリアでした。二台共互いに区別がつかないほどよく似たデザインでした。モデルはUT社1/18の大型スケールでドアこそフロントドアしか開閉しませんがボンネット、トランク開閉、ハンドルと連動してのステアリング等よくできています。
ミニカー UT MODELS 180 142095 1998年頃 1/18Zephyre
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Porsche 911 Turbo 1995
モデルの箱書きは911 Turboの記載しかありませんがボディ形状から1995年頃に登場した993ターボと思われます。UTモデルは香港のメーカーで主に1/18の大型スケールを取扱っています。モデルの出来具合は、京商程の精緻さはないがBburago 廉価版ほどチープでもないといったところでしょうか。
ミニカー UT Models 1/18 中国Zephyre
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ZIL-157 Fuel tank
ZIL-157は1958年から生産された旧ソ連の量産型トラックです。同封の説明書によるとこの年のベルギー、ブラッセル世界自動車ショーでグランプリを獲得したとの事です。ICMはウクライナのプラモデルメーカーでアメリカにも販売子会社を持っているようです。現状を鑑みると旧ソ連製の軍用モデルをウクライナで生産している事に複雑な想いが募ります。
プラモデル ICM 72561 Hong Kong 2005年頃Zephyre
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ZIL 157 Soviet Fuel Tank Truck
ZIL-157は1958年から1994年にかけて旧ソ連モスクワにあるZavod Imeni Likhachova、(リハチェフ記念工場の意味)で生産された2.5Tonの多目的トラックです。中国ではCA-30「解放」という名でライセンス生産されました。モデルは中国トランペッター製のタンク車ですがタンク側面のロゴやフェンダーの形状や丸くなっていることから旧ソ連仕様のものと思われます。写真6枚目でウクライナ製の同じモデルと比較していますが、パーツ構成が異なる金型で作られている事が判りますが、デカールのプレートナンバーが全く同じなので何らかの関係があるのかもしれません。2003年6月3日の日付が入った品質検査証が同封されています。
プラモデル Trumpeter Item No. 01102 上海 2005年頃Zephyre
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Volkswagen Passat Variant
1981年から1988年にかけて生産された二代目パサートB2のモデルです。外観はサンタナとほぼ同じです。Variant はステーションワゴンの意味で用いられており、セダンの派生といった意味でしょうか。モデルは当時物のGAMA製です。作りはゆるアマでボンネットやリアゲートが開口時固定されず横にして撮影しました。
ミニカー GAMA 1154 1/43 ドイツZephyre
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VW Beetle “The Love Bug Herbie”
箱書きにはVW Beetleとしか記載はありませんが、塗装とゼッケン番号からこのモデルは1968年公開のディズニー映画で人間の心を持つハービー君だと思われます。こちらのモデルは2023年10月15日に開催された新宿おもちゃフェスティバルの国際貿易のブースで購入しました。
ミニカー Hongwel Cararama 4-11840 新宿おもちゃカーニバル会場 2023年10月15日Zephyre
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Toyota Prius Singapore Comfort TAXI Yellow
シンガポールご当地トミカです。シンガポール駐在帰りの友人から譲ってもらいました。同モデルには青色のヴァリエーションもあります。コンフォート社だけに昔はクラウンコンフォートが多く使用されていました。海外ご当地トミカのタクシーでは香港、マカオタクシー、台湾タクシーなどがあります。
ミニカー Tomica 50 1/65 ベトナムZephyre
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Mercedes Benz Unimog Chasse-Neige(除雪車)
Atlas社による復刻版仏ディンキーのウニモグ除雪車です。除雪プラウ(鋤)が上下するギミックが付いていますが、購入したモデルは緩くて鋤を上げた状態で固定できません。コロナ以来久しぶりに開催された新宿おもちゃカーニバルで買ってしまいました。
ミニカー Atlas French Dinky 567 新宿おもちゃカーニバル会場 2023年10月15日Zephyre
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Morris J Van “The Topper Mickey the Monkey”
“Mickey the Monkey”は、英国の漫画雑誌 “The Topper”誌に1953年から1970年代まで連載されていた架空の猿の主人公のことだそうです。ミッキーといえば、ネズミとしか思い起こしませんがイギリスでは猿だったのですね。モデルはモーリス社の子会社であるモーリス・コマーシャル社(Morris Commercial)により1949年から1961年まで販売されていた10 cwtクラスのバンですが、マンガチックなコミカルなフロントの顔つきがいいですね。
ミニカー Corgi Classics 96887 1/43 中国Zephyre
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Fa-4EJ改 第三航空団 第八航空隊 青森県 三沢基地
同封の解説書には、「F-104Jの後継機が、 米空軍のF-4Eをベースに爆撃管制装 置や空中給油装置を外したF-4EJでした。 1971年から自衛 隊への配備が始まったF-4EJは、それから約10年後の1981 年には若返りのために大規模な手術が行われます。そして生 まれたのがF-4EJ改でした。各型合わせて5000機以上が生産されたF-4シリーズのなか で、ここまでアップデートされたのはF-4EJ改だけ。 イス ラエルもEJ改と同じくHUD装備の機体を登場させています が、さすがに高性能の対艦ミサイルは運用できません。 もし かしたら最強のF-4がこのEJ改かもしれません。EJからEJ改への主な改修点は、 搭載電子システムの換装による戦闘能力の大幅アップでした。 F-16Aが搭載する AN / APG-66と同等のレーダーシステムが採用され、さら に主コンピュータもF-15Jと同じデジタル方式になりまし た。これでF-16Aの索敵能力とF-15Jの攻撃能力が併せて 盛り込まれ、最新型のAIM-7F スパローやASM-1/2空対 艦ミサイルが使えるようになりました。〜」とまるでタミヤやハセガワの本格プラモの解説書のように熱く語ってくれる、食玩キット恐るべしです。
Plastic model plane F Toys JASDF 日本の翼コレクションVol.6 1/144Zephyre
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F-1 第三航空団 第三飛行隊 青森県 三沢基地 (〜2000年)
1960年代、F-104Jの配備が進むにつれ、 余剰となったF- 86Fが支援戦闘機として対地攻撃任務に使われるようになり ました。 やがてそのF-86Fも老朽化したため後継として登場 したのが国産初の超音速戦闘機であるF-1です。 エンジンやー 部の電子装置は外国製ですが、 機体など主コンポーネントコンポーネントの ほとんどは国産品となっています。性能的な特徴は、空対艦ミサイルを2基搭載できることと、 ときには数十mの超低高度を高速で飛行できる部分に尽きま す。 翼の小さい尖ったフォルムはそうした任務に向いた、高 速安定性を重んじた結果のスタイルです。 シート配列や攻撃 用電子機器、電波高度計の有無を除けばF-1とT-2はほぼ同 じ機体で双子の関係にあると言っていいでしょう。
Plastic model plane F Toys JASDF 日本の翼コレクションVol.6 1/144 中国Zephyre
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F2-A 第八航空団 第六航空隊 福岡県 築城基地
同封の解説書には、「航空自衛隊の戦闘機には、 要撃戦闘機と支援戦闘機の2つが あります。 F-2はF-1支援戦闘機の後継にあたる自衛隊でも最新鋭の機体です。計画当初は日本独自の国産機を開発する予定でした。試作1号機は1995年に初飛行、それから9年後の2004 年から領空侵犯対処任務の実戦配備が完了しています。主翼をはじめ多くの個所に複合材料が使用されていることも 構造上の特長です。機能的に見れば、F-1やF-4EJ改では2基しか搭載できなかったのですが、F-2は国産の対艦ミサイルを4基も搭載できることが最大のポ イントでしょう。 F-2はその状態で800km先まで進出して 対艦攻撃を行うことが可能です。 また格闘戦にも長けていて、 なにも搭載しない状態での模擬空戦ではF-15Jと互角以上に 渡り合えるとも言われています。F-2はベースとなったロッキード・マーチン社のF-16戦闘機 航空自衛隊の任務に合わせて設計し直した機体と言えます。 F-16には輸出型など様々な仕様があって、 F-2は米空軍の使 使用するF-16Cのブロック40型を基本としています。 …」とマニアックな解説が沢山盛り込まれています。
Plastic model plane F Toys JASDF 日本の翼コレクションVol.6aDX 1/144Zephyre
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F104J 第38航空隊 第207航空団 沖縄県 那覇基地 (1972〜1985)
同封されている説明書によると、「F-104JはF-86Fの後継機で、 航空自衛隊の二代目主力 戦闘機です。 1964年から85年までの21年間に渡って使用 され、 高度15000mまで1分間で達する卓越した上昇能 力を生かして日本本土防空の任務に就きました。 自衛隊の ものは三菱重工がライセンス生産したJ型で、 これは主に ドイツなどヨーロッパ諸国向けのF-104Gを日本向けにモ デファイしたものです。 F-104には米空軍が採用したF- 104AやF-104C、 イタリア空軍のF-104Sもありました。 自衛隊は当初グラマン社のF-11F-1Fスーパータイガーを 採用する予定でしたが、 最終的に F-104Jに決定。 当時の航空幕僚 長が機種選定のために自ら米国へ乗り込んだと いう話は有名です。 最終的には単座のF-104Jが210機、 複座のF-104DJが20機生産され、 7個飛行隊に配備され ました。F104といえばピカピカのシルバーですが、 沖縄に配備されていた第207飛行隊の機体だけは対塩害塗装でエアクラフトグレー1色でした。 また、 戦技競技会 でグレー塗装の低視認性効果が認められてからというもの、競技会向けに秘策のカラーリングを施す飛行隊が多 くなり、全面黒に近いグレーや現在のロシア機のようなブルー系の迷彩も出現しました。」と記載されています。
Plastic model plane F Toys JASDF 日本の翼コレクションVol.6 1/144Zephyre
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F104J 第2航空団 第201飛行隊 北海道 千歳基地(~1975年)
説明書には、「まるでミサイルのような突き抜けたデザインとマッハ2の 最高速度から「最後の有人戦闘機」とも言われましたが、 皮肉なことに自衛隊のF-104Jは現役引退後に無人標的機 として生涯を終えました。 また無駄を極端に廃し、徹底的 に絞り込むことで高性能を得ていた機体だけに兵装の搭載量が少ないなど汎用性に乏しく、 大型戦闘機を好む米空 軍ではわずか10年で現役を退いてしまいました。 しかし、 力強く真っ直ぐに飛ぶF-104は、 低空をドンとすっ飛ん でいく低空侵攻任務にも向いており、冷戦下のヨーロッパ では全天候型の多目的戦闘機として長く活用されました。 このようにF-104は研ぎ澄まされたがゆえに様々なエビ ソードを生み出した戦闘機だったといえるでしょう。コンパクトさを追求した結果、 初の量産型であるF-104A コのシートは脱出時に機体下方へ射出される形式となっ ていました。 機体をロールさせる必要があるので低空での脱 出はまさに命がけ。 さすがに後になって上方射出に改められ ましたが、それでもタイトなコックピットのせいで、計器バ ネルの縁でつま先を切断してしまう危険性が高かったのです。 またナイフのような切れ味を持つ主翼前縁も有名な話でした。 ダイコンはおろか手もスッパリとやってしまう鋭さのため、 駐機中には前縁を覆う特製カバーで「人」 をガードしなけれ ばなりませんでした。 多くの関係者がいまなおF-104に強い 愛着を持つのは、 どこまでも輝くその鋭いイメージが鮮烈な 記憶として残っているからでしょう。」等とかなりマニアックな事が書かれています。
Plastic model plane F Toys JASDF 日本の翼コレクションVol.6 1/144Zephyre
