【マオ助役】新入社員がやってくる！？・・・のか？

ここは詰所兼バックヤード

マオ助役「アタシはマオ♪人間で言えば30さい♪そうよ♪アラサー女♪脂がのった♪お年頃♪」

マオ助役「これで最終列車も見送った」

マオ助役「そして在庫整理も終わった」

マオ助役「これであがりかにゃん。にしても毎日激務になってるにゃん！残業ばっかりするし、そもそも残業代貰ってないし。ひょっとしてアタシはブラック企業に就職しちゃった！？」

R「お疲れ様ですマオ副駅長。あっ！今、ここはブラックなところって思ってましたね」

マオ助役「いやいや思ってないにゃん！ただ黒い企業だなとは思っていたにゃん」

R「おんなじ意味ですよ。ソレ」

マオ助役「キューリョー明細を見たらアタシの残業代も付いてないし、あと食堂のカリカリ定食が320円から360円に値上げしていたし」

R「定食のことはシェフに言って貰って、マオ副駅長は残業というより職場に残って寝てるだけですよ？何か作業するならまだしも寝てるだけじゃ残業代は出せません」

マオ助役「そんな！！癒しを届けているにゃん！？でも猫の手を借りたいくらい激務なっているにゃん。アタシ猫なのに・・・」

R「う〜ん確かに忙しいのは一理あるなぁ。今募集を出してるんですけどね、今んとこ誰一人と応募してこないですね」

マオ助役「ほ〜ら、ここブラックだから・・・」

R「しゃらーっぷ」

マオ助役「う〜ん、そこら辺のたぬきさんでもきつねさんでもいいから応募してこないかにゃん」

R「ところで明日の業務でマオ副駅長さんにやってもらうのはレールクリーナーと機関車シャフトの発注とあと税金とかの支払い・・・」

マオ助役「あぁ忙しい！こうなったらモ⚫︎プチギフトも経費で発注してやるにゃん！！」

R「ダメです。欲しけりゃ稼いだ給料で買ってくだせぇ」

マオ助役「ああっ！もう！」

数日後・・・

マオ助役「じゃあ昼休憩入るにゃーんオーナー！あっ電話してる・・・」

R「は〜い！じゃあここに履歴書を送ってもらってその後に面接を・・」

マオ助役「ん？履歴書？・・！！ということはついに新しく入ってくる人が・・・」

R「ああマオ副駅長！昼休憩行ってらー」

マオ助役「キャー！！入って来るのが王子様だったらどうしよう！？」

R「なっ、何を盛り上がっているんだ・・・」

果たして新入社員はあらわれるのか！？　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　ーつづくー