TOMIX 98367 国鉄 キハ82系 特急ディーゼルカー(にちりん・おおよど)基本セット

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キハ80系は上野~青森間の特急「はつかり」のスピードアップと無煙化を目的に特急形ディーゼル車両として1960年に登場しました。
キハ82は貫通型ながら美しい形状を持つ車両で、分割併合を得意とし、四国を除く全国各地で特急網を構築しました。
キロ80を普通車に改造したキハ80-900は元グリーン車特有の小窓の姿が特徴で、晩年は鹿児島運転所に所属し「にちりん」「おおよど」の名物車両として運用されました。

〜モデルについて〜
キハ80 900番台というグリーン車から普通車に格下げした車両をTOMIXでモデル化したわけであるが「なぜここで!?」と思うのは私だけではないはず。
確かに、キハ82のにちりんやおおよどに組み込まれていた車両だが、これをセットにして販売するより単品で販売した方が、なお売れると思うのだ。(特急くろしおや特急やまばとにも使うこともできる・・・・と言いつつ、ついついセットを買ってしまう私がいるが)
さて、キハ80 900番台だが、特徴としては車両客室窓をそのままに元々、グリーン車だった室内の座席を普通席に戻したため、客室窓とシートピッチが合っていない。
実車は1968年に土崎工場(今の秋田総合車両センター)で改造され、向日町運転所(今の吹田総合車両所京都支社)に移動。くろしおなどで活躍後、秋田機関区へ移り、鹿児島運転所(今の鹿児島車両センター)にやってきた。そこで日豊本線の特急「にちりん」および、肥薩線吉都線特急「おおよど」として活躍した。
「おおよど」は肥薩線、吉都線経由で博多駅〜宮崎駅を結んだ特急。1974年に博多駅発着の急行「えびの」のうち1往復を格上げした形で登場した列車で「にちりん」の間合い運転として登場した。しかし、利用客が少なかったためか、1980年に特急「にちりん」はすべて電車特急となる頃、「おおよど」も廃止された。
廃止以降、肥薩線に特急が途絶えるわけだが、2004年になって特急「くまがわ」が誕生したことにより特急が復活。今では「SL人吉」や「かわせみ やませみ」といった個性豊かな車両たちが走っている。
活躍期間が短かった「おおよど」だが、2020年現在も人吉駅ホームに乗車位置案内が残っており、発着する列車たちを見守っているらしい。

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