JLP_72.ベンチャーズ・ポップス・ベスト14(POPS BEST 14)
初版 2024/02/16 06:13
ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM
- ベンチャーズ・ポップス・ベスト14
東芝 Liberty LP-80378(S/E) 1972.01.07 (H) ¥2,000 1M
総目録掲載期間
1973年版〜1976/77年版。
裏ジャケット
内ジャケット
レーベル
ソング・オーダー
Side-A
- 雨の御堂筋
- 長崎慕情
- 霧のめぐり逢い
- 京都慕情
- 京都の恋
- 北国の青い空
- 二人の銀座
Side-B
- さすらいのギター
- 異国の人(トラ・トラ・トラ)
- 鳴門
- 雷電(エレクトリック・モンスーン)
- 名古屋特急
- さすらいの心
- この道を歩こう
US盤
なし。
コメント
総て既発売曲のコンピレーション。
B2 は「トラ・トラ・トラ」としてシングル発売されていたもので(JSg_65 : LR-2824 : 1971.07.05)、
アルバム収録はこれが初となる。興味深いのは「異国の人」という邦題が付けられていること。
これは、キャニオンから発売された小幡桂子盤「異国のひと」(A-70 : 1971.08)
に由来していると思う。
小幡桂子盤の「異国のひと」は、「トラ・トラ・トラ」に歌詞を付けて歌われたもので、
作曲:J.ゴールドスミス
編曲:小杉仁三
作詞:ちあき哲也
とクレジットされている。
が、音を聞く限り、明らかにベンチャーズ・バージョンを下敷きにしているように聞こえる。
イントロの音色がバンジョーで代用されていること、ドラムスが加わってテンポ・アップされ、
大きく盛り上げて行くところなど、そっくりだ。
ただ、実態はそうだとしても、東芝が主体的に行って来た一連のベンチャーズ歌謡とは、一線を画す
制作方針によって作られたものだと思う。(そもそも作品がベンチャーズのオリジナルではない)
このアルバムには、歌詞を付けて歌われた楽曲にはその歌詞が印刷されているのだが、
「異国の人」として掲載されている歌詞は「ちあき哲也作詞」とクレジットされており、
小幡桂子盤で歌われているものと同じ。
ベンチャーズ・バージョンの「トラ・トラ・トラ」は、この後もアルバム収録されているが、
「異国の人」という邦題は使われていない。
その「異国の人」はほとんどモノに近い疑似ステレオ。
小幡桂子盤の「異国のひと」
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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