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ミュージック・ライフ誌 1947年10月号
「ミュージック・ライフ」1947年10月号です。 表記は「ミュジック・ライフ」です。 (全28ページ) 画像1 表紙 第1巻・10号となっていますが、6月号が8号でしたので、 発行は隔月だったようです。 画像2 旅のつばくろ、 内容は6月号とさほど変わりません。 イラストがすごいですね… 画像3 可愛い童謡 この時代は、こに掲載されている「可愛魚屋さん」や「みかんの花咲く頃」 といった、童謡のヒット曲があったようです。 画像4 レコード噂話 「地方に行くとにせ物の専属歌手が多くなった」 などと書かれています。 「○○レコード専属」という謳い文句が有効だったのでしょう。 にせもの興行と言えば、 「エノケン」ではなく「エノケソ(E-NO-KE-SO)来たる」 などというポスターで客を釣っていたという話を聞いたことがあります。 画像5 今月のレコード紹介 こんなコーナーもスタートしています。 加藤省吾さんは、前述の「可愛魚屋さん」や「みかんの花咲く頃」の 作詞者です。 コロムビヤ(!)の中に、松田トシさんのデビュー盤が紹介されています。 戦前から活躍されていた方ですが、レコードはなかったのでしょうか? なんといっても「うたのおばさん」のイメージが強いです。 #音楽雑誌 #ミュージック・ライフ(MusicLife) #アナログ・レコード情報
新興音楽出版社 ¥25 1947年10月chirolin_band
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ミュージック・ライフ誌 1947年6月号
「ミュージック・ライフ」1947年6月号です。 表記は「ミュジック・ライフ」ですね。 1951年9月復刊の筈なのに、こんなものが存在するのです。 全部モノクロ印刷で、紙質はわら半紙に近い感じです。 (全32ページ) 画像1 表紙 写真はハーモニカのミヤタ・バンドだと思います。 画像2が奥付ですが、 発行日:1947年5月20日 発行人:草野貞二 発行所:新興音楽出版社 となっていますので、間違いないでしょう。 編集後記にも「第8号まで漕ぎつけました」とありますので、 1946年には復刊していたのではないでしょうか。 画像3 夜霧のブルース(ディック・ミネ) ご覧の通り、中身は歌本です。 ディック・ミネさん、若いですね。 こういうイラストを見ると、義務教育時代のバス旅行、 バス・ガイドさんの手作り歌集を思い出します。 歌詞の上に書かれているのは、ハーモニカの数字譜です。 歌の出だしが「671(ラシド)」となっているということは、 KEY がCm(♭3つ)であることを前提として、 C D E♭と吹きなさいということなのでしょう。 (いわゆる「移動ド読み」) 画像4 かへり船(田端義夫) ちょっと写真が古すぎるような…… 戦前のものでしょうか… 画像5 夜霧のブルース(ギター譜) 画像6 さくらスヰング(ピアノ譜) 画像7 さくらスヰング(ハーモニカ譜) 冒頭にKEY(F=Dm)と記されているので、やはり「移動ド」ですね。 ハーモニカは、当時の人々にとって、 比較的手に入れ易い楽器だったのかもしれません。 (どれだけ流通していたのかは判りませんが) もう15年以上前になりますが、この1947年発行の雑誌について、 シンコー・ミュージックに(サイトを通じて) 問い合わせをしたことがあります。 結果は完全にスルーでした…… ウィキでは、出典が示されていませんが、 1946年 『ミュージック・ライフ』として復刊するが、後に休刊。 と書かれています。 こうして現物が存在しているということは、 恐らくそういった歴史があったのだろうと思います。 #音楽雑誌 #ミュージック・ライフ(MusicLife) #内外アーティスト情報
新興音楽出版社 ¥25 1947年6月号chirolin_band
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CBSソニー 1980年版音楽レコード総合目録
CBSソニー 1980年版音楽レコード総合目録です。 発行日は1979年11月21日、発行所は(株)CBS・ソニーです。 レコードのみで、ミュージック・テ-プは別冊です。 画像2,3 目次ページです。 画像2は、洋楽の目次ページです。 画像3は、新商品記号体系の説明です。 「25AP」など、定価(¥100単位)を盛り込んだ体系で、 その後他社も似たような記号で追随しました。 CD時代に入っても継承されましたが、 1989年に消費税が導入され、意味がなくなってしまいます。 (¥3,008等、¥100単位では表現できなくなってしまったため) その後、全メーカー共通の体系が作られることになります。 画像4 リスト・ページ1 ポピュラーのLPページです。(旧品番) ジャニス・イアンが日本でブレイクしたのは、この「愛の回想録」 辺りからと思いますが、デビューは1966年なのだそうです。 目録としては、ジャケ写がなくなっており、活字も小さくなって いささか見づらいのですが、アルバムには1枚ごとにコメントが 記されており、情報量は豊富になっています。 画像5 リスト・ページ2 ポピュラーのLPページです。(新品番) ELO,シカゴ,TOTO、ビリー・ジョエル等の名前が 見えます。 画像6・7 リスト・ページ3,4 邦楽のLPページです。(新品番) 画像3にはキャンディーズの解散コーサート等を収録したアルバムが 掲載されています。 3枚組 ¥6,000 という高額商品ですが、これはよく売れました。 画像7は、当時の人気者たちのベスト盤です。 (見にくいと思いますが……) #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #CBS・ソニー
音楽(レコード) (株)CBS・ソニー 日本chirolin_band
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キング番号順総目録(邦楽) 1979/80年版
キング番号順総目録(邦楽) 1979/80年度版です。 発行日は1979年11月25日です。 ページ数は 332 ですが、巻末に「出荷打ち切り商品のお知らせ」と アーティスト別のインデックスが掲載されています。 洋楽とミュージック・テープは別冊となっています。 画像2,3 目次ページです。 大まかにページを色分けしていますが、鶯色,藤色,白茶色と 当時としても、古風な表現かなと思います。 画像4 リスト・ページ1 倍賞千恵子さんの日本の詩シリーズです。 「さくら貝の歌」の初出盤(SKK-680)が出た時(1971.6.1) 亡母が聴きたがっていたのですが、品切れでなかなか入荷せず、 漸く買えたのは一ヶ月以上経ってからでした。 画像5 リスト・ページ2 歌謡曲のシングル盤ページです。 布施明さん、夏木マリさん、さとう宗幸さん等に混じって、 競走馬のテンポイントに因んだレコードもあります。 画像6 リスト・ページ3 日本のジャズ名盤シリーズです。 「ミッド・ナイト・イン・トウキョウ」シリーズは、 オリジナル盤が1957年に発売されていますが、 東京のナイトクラブ各所で録音された意欲作でした。 JAZ-3000シリーズとしては、新旧取り混ぜての発売になっている ようです。 画像7 リスト・ページ4 ベルウッド・レーベルのLPですが、流れとしてはURCレコードからの 移籍組の受け皿にもなっていた感じです。 あがた森魚さんは、ベルウッドとしての新規契約アーティストでしたが、 「赤色エレジー」(OF-1:1972.4.25発売)が、シングル盤の第1弾に なっていました。 画像8 リスト・ページ5 クラシックの国内制作盤です。 枚数は多くありませんが、意欲的なレコードが発売されていました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キングレコード
音楽(レコード) キング・レコード(株) 日本chirolin_band
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キング番号順総目録(洋楽) 1979/80年版
キング番号順総目録(洋楽) 1979/80年度版です。 発行日は1979年11月25日です。 ページ数は 569 ですが、巻末に「出荷打ち切り商品のお知らせ」と アーティスト別のインデックスが掲載されています。 邦楽とミュージック・テープは別冊となっています。 画像2,3,4 目次ページです。 シリーズ(品番体系)の多いメーカーでした。 メーカー直輸入盤(いわゆるメ直盤)も豊富でした。 画像5 リスト・ページ1 クラシックのページです。 ロンドン・レーベルのメインは SLA-1000 シリーズでした。 画像6 リスト・ページ2 ジャズのブルーノートが、キングより発売されていました。 これは名盤150選のシリーズです。 画像7 リスト・ページ3 LAX シリーズの廉価盤です。 ストーンズなどもまとめて発売されています。 基本は限定盤ですが、「ご好評につき、アンコール・プレス」 などというケースもままありました。 画像8 リスト・ページ4 ポピュラー・シングル盤のページです。 「ポップコーン」はテクノ・ポップの草分けになるのでしょうか。 いかにもシンセの音という感じですが、 これが新しかったんでしょうね。 不思議なのが「ふたりの天使」(ダニエル・リカーリ) です。 この曲は、コロムビアから LL-2354 として 1970.6.10 に 発売されていました。(AZ = アーゼット・レーベル) その際には、バックがサン・プルー楽団となっていました。 キングからの HIT-2049 はレーベルがバークレーで、 楽団名は明記されていません。 現物を見ても別録音を匂わせていますが、 音を聞く限り同一録音です。 チェロのミス・トーンでひどい不協和音を奏でるところが、全く同じです。 何故ふたつのレーベルから発売されたのか、経緯は良く判りません。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キングレコード
音楽(レコード) キング・レコード(株) 日本chirolin_band
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徳間音工 1980年度番号順総目録
徳間音工 1980年度番号順総目録です。 発行日の記載はありませんが、1979年末頃とおもいます。 発行所は徳間音楽工業(株)です。 リスト・ページ数は 358 ですが、レコードとテープの全ジャンル が掲載されています。 画像2 分冊発行予定 かつては貼り込み用のシールで新譜対応していましたが、この時代は 分冊が定期的に発行されています。 画像3 目次ページ バーボン、ダン、ハーベスト・レーベルのページです。 画像4 ミノルフォン・シングル KA-1000シリーズは、歌謡曲系のメイン・シリーズでした。 旧作の焼き直しも結構含まれているようです。 画像5 ダン・レーベル・シングル サーカスのデビュー盤は、このレーベルでした。 南佳孝さんの作品ですね。 画像6 バーボン・レーベルLP セールス的に最も成功していたのは、柳ジョージ&レイニー・ウッド だったと思いますが、結構多彩な顔ぶれが揃っていたことが 判ります。 画像7 クラシックLP 発売当初のレーベル名は「クラヴィエール」でした。その後「エテルナ」 を経て「ドイツ・シャルプラッテン」となります。 東独のレーベルですが、個人的にスウィトナーさんの モーツァルト・シリーズは愛聴盤となっていました。 #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #徳間音楽工業株式会社
音楽(レコード,ミュージック・テープ) 徳間音楽工業(株) 日本chirolin_band
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クラウンレコード 1980年版番号順総目録
クラウンレコード 1980年版番号順総目録です。 発行日は1979年12月10日、発行所はクラウンレコード(株)です。 リスト・ページ数は 406 、レコードに加え、ミュージック・テープも 収録されています。 洋楽はありません。 画像2~3 目次ページ 画像は省略しましたが、テープの目次がもう1ページあります。 画像4 歌謡曲シングル 会社発足当初の CW-1 シリーズがずっと継続しています。 画像5〜6 パナム・シリーズ・シングル PWシリーズは、1970年3月から発売された旧シリーズです。 既に大半がカタログ落ちしていますが、「神田川」などは しぶとく生き残っています。 ZPシリーズは新シリーズで、この時点ではこちらがメインになって います。 画像7 ニュー・ミュージックLP GW-4000シリーズは、この系統の最重要シリーズでした。 個々のアーティストとの契約条件(印税の率とか)は判りませんので、 利益ベースの話は出来ませんが、販売ベースでみる限り、 クラウンという会社にとっても、ドル箱シリーズだったことは 間違いないと思います。 画像8 かぐや姫フォー・エヴァー GWXは特別企画シリーズですが、この「かぐや姫フォー・エヴァー」は 1975年3月5日に発売されて以来、その後何年にも亘ってベスト・セラーを 続けました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード,ミュージック・テープ) クラウンレコード(株) 日本chirolin_band
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RCA 1980年版番号順総目録
RCA1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はRVC(株)です。 リスト・ページ数は 676 、レコードだけでなくテープも 掲載されています。 画像2~3 目次ページ 画像2は洋楽のポピュラーとクラシック。 画像3は邦楽とその他の契約レーベルです。 カメラータは、1975年に設立された (株)カメラータ・トウキョウが録音・制作したレコードです。 日本の会社ですが、カール・ライスター等 訪日した海外アーティストの録音も行っていました。 目次としてはこの後にテープのページがあります(画像は省略)。 画像4 RVPシリーズ・LP 洋楽のメイン・リーズで、定価 ¥2,500 です。 デヴィッド・ボウイがずらりと並んでいますが、みな再発盤です。 「世界を売った男」は、フォノグラムから発売された時は 「この世を売った男」というタイトルでした。 画像5 RDCシリーズ ダイレクト・カッティングのシリーズです。 テープを介在させず、マイクで拾った音をそのままカッティングする という方式です。当然、録音後の編集はできません。 オーディオ志向の強いものです。 画像6 RVCシリーズ・LP クラシックのメイン・シリーズです。 冨田勲さんの「月の光」と「展覧会の絵」は再発盤ですが、 オリジナルの「月の光」(SRA-2947)は、 シンセ・アルバムとしての第1弾でした。 当初日本で発売を拒否されたため、アメリカで最初に発売されました。 日本のレコード会社にとって、名誉になる話ではありませんね。 画像7 RVS-1000シリーズ・シングル どちらかと言うと歌謡曲系のシリーズ。 西城秀樹さん、浅野ゆう子さん、クール・ファイブ等。 ジャッキー佐藤さんは、ビューティー・ペアの方で、解散後の ソロですね。レイジーや越美晴さんもこちらのグループですか。 画像8 RVS-500シリーズ・シングル どちらかと言うとニュー・ミュージック系のシリーズ。 桑名正博さん、シモンズ、惣領智子さん、大貫妙子さん、竹内まりやさん 山下達郎さん 等々。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #RCAレコード
音楽(レコード,ミュージック・テープ) RVC(株)(RCAレコード) 日本chirolin_band
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ビクター邦楽 1980年版番号順総目録
ビクター邦楽 1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はビクター音楽産業(株)です。 リスト・ページ数は 548 、邦楽のレコードのみです。 画像2~3 目次ページ 画像2は歌謡曲系、画像3はニュー・ミュージック系などです。 実際は純邦楽やインビテーション・レーベルなどのページも あります。(画像は省略) 画像4 SVシリーズ・シングル 歌謡曲などのメイン規格で、定価 ¥600です。 森進一、ピンク・レディー、殿さまキングス、松崎しげる等 かなり多様な顔ぶれです。 画像5 SFシリーズ・シングル 長渕剛さんのデビュー曲が掲載されています。読みは「ながぶち・ごう」 だったんですね。 画像は SF-6000 シリーズですが、SF-1 シリーズの ¥500 盤では、 チェリッシュ。マイペース、五つの赤い風船なども発売されていました。 画像6 VIH-1000シリーズ・シングル インビテーション・レーベルのページですが、何と言っても出世頭は サザンですね。初めて聞いたときは、ずいぶんと早口の歌だなぁ と思ったものです。 画像7 ディスコメイトLP 因幡晃さんのイメージが強かったですね。 画像8 アルファ・シングル ミスター・サマー・タイム(サーカス)に原曲があったことは、 随分後になってから知りました。 また、これがサーカスのデビュー曲ではなかったことも、 ずっと後になってから知りました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード) ビクター音楽産業(株) 日本chirolin_band
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ビクター洋楽 1980年版番号順総目録
ビクター洋楽 1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はビクター音楽産業(株)です。 リスト・ページ数は 516 、洋楽のレコードのみです。 画像2~4 目次ページ MCAもこの目録に吸収されています。 CD-4 ⇒ 4チャンネル・ディスク バイノーラル ⇒ ヘッドフォン鑑賞用ディスク ダイレクト・ディスク ⇒ ダイレクト・カッティング オーディオ志向の強いレコードも、数は少ないですが、 発売されていました。 A&Mレーベルが加わっています。 画像5 ポピュラーLP メイン規格は VIP-6000番台で、定価 ¥2,500です。 ダイアナ・ロス、JAPAN、アラベスク、ヴィレッジ・ピープル 等の顔ぶれが並んでいます、 画像6 ディスコメイト・シングル 何と言ってもアバのイメージが強かったです。 DSP-105 の「オルゴールの恋唄」ですが、 曲:渡辺真知子となっています。 ヤマハのポプコン関連の曲ですが、 「迷い道」でソニーからデビューする前に ソング・ライターとしてレコードが発売されていたのですね。 画像7 A&M LP リタ・クーリッジは印象深かったです。 画像8 クラシック(国内制作) 朝比奈隆さんのレコードがたくさん発売されていました。 朝比奈さんがベルリン・フィルを振った時のエピソードですが、 リハーサルの時、若いヴィオラ奏者が「どうせ刻みだもんね」という いい加減な弾き方をしているのを見て「君たちの敬愛する作曲家 (ベートーヴェン)に対して失礼ではないか!」 と渇を入れたのだそうです。 それを見ていた後方の老楽員が、小声でひとこと「ブラボー!」 例え伴奏型であっても「きちんと弾け」が信条の朝比奈さんらしい エピソードです。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード) ビクター音楽産業(株) 日本chirolin_band
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テイチク 1980年版ミュージック・テープ総目録
テイチク 1980年版ミュージック・テープ総目録です。 発行日は1979年09月20日、発行所はテイチク(株)です。 リスト・ページ数は 232 です。 画像3,4 目次ページ 画像3がカセット・テープ、画像4がカートリッジ・テープです。 それぞれ型式として「12型」「20型」などと書かれていますが、 これは、収録曲数の(大まかな)目安です。 「12型」は12曲収録の言わば1LP仕様、「24型」は2LP仕様 (LP2枚組に相当)となります。テープの場合、4型も24型も 外観の違いがないため、こうした表記が使われていました。 画像5 リスト・ページ(邦楽カセット12型) 画像6 リスト・ページ(邦楽カセット20型) 20型は、所謂全曲集になります。 20曲入りのLPというのもありましたが、LPは詰め込むと カッティング・レベルが低くなってSN比が悪くなったり、 内周部の音質劣化も一層目立って来ます。 テープの場合は、物理的なテープの尺が長くなるだけであり、 もともと線速度一定型(テープの走行速度は常に同じ)なので どちらの問題もありませんでした。 画像7 リスト・ページ(洋楽カセット12型) ミレイユ・マチューとポール・モーリアの組合せのアルバムが 掲載されています。 彼女はこのアルバムにも含まれている「愛の信条」がデビュー曲ですが、 その作曲者はポール・モーリアでしたので、結びつきは強かったのかも しれません。 日本でのデビュー・シングルはキング(HIT-1354 1966.07.01発売) でした。 画像8 リスト・ページ(カートリッジ4型) カラオケの TR シリーズです。最初は「価格が高いのでは?」 という声もありましたが、猛烈に広がりました。 特に、業務用(スナック等でのカラオケ)としてなくてはならないものに なりました。 サラリーマンが、オケ伴で歌える時代は、ここから始まりました。 #アナログレコード #ミュージック・テープ資料 #テープ総目録 #テイチク・レコード
音楽(ミュージック・テープ) テイチク株式会社 日本chirolin_band
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テイチク 1980年版番号順総目録
テイチク 1980年版番号順総目録です。 発行日は1979年11月10日、発行所はテイチク(株)です。 リスト・ページ数は 380 で、レコードはオール・ジャンルで 掲載されていますが、テープは別冊となっています。 画像3 目次ページ 邦楽の17cm盤を中心とした目次ページです。 いわゆる大メーカーではありませんでしたが、老舗らしく 幅広いレパートリーを持っていました。 画像4 邦楽シングル(テイチク) 歌謡曲のシングル盤です。RS-300シリーズは旧作のベスト・カップル 盤となっていました。 画像5 邦楽シングル2(ユニオン) 同じ邦楽のシングル盤でも、UNION レーベルのUCシリーズは、 よりポップス寄りになっていました。 「硝子坂」は高田みづえさんのデビュー曲でした。 矢吹健さんなど、ペスト・カップル盤も含まれています。 画像6 洋楽シングル ホット・ブラッドの名を目にすると、ディスコ・ブームのことや 「ジンギスカン」「モスクワ」などを思い出します。 この時代は、リスナーとしてではなく、レコード流通の仕事を通じて 接していました。 「ストップ・ザ・ミュージック」や「スカイ・ハイ」は再発盤ですね。 画像7 洋楽LP(ジャズ) この時代は、MPSレーベルがテイチクにありました。 オイゲン・キケロ、オスカー・ピーターソン等、かつて日本コロムビア から発売されていたレコードです。 画像8 洋楽LP(クラシック) コレギウム・アウレウム合奏団は既にキングから発売されていましたが、 注目を集めたのはテイチクになってからだったと思います。 オリジナル楽器による演奏は、アルヒーフなど古くからありましたが、 多くはバロックやそれ以前の音楽でした。 ベートーヴェンの主要シンフォニーの領域は、このレコード辺りからでした。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #テイチク・レコード
音楽(レコード) テイチク株式会社 日本chirolin_band
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キャニオン・レコード 総合目録1979〜1980
キャニオン・レコード 総合目録1979~1980です。 発行日は1979年7月20日、発行所は(株)キャニオン・レコードです。 リスト・ページ数は 272 ですが、付録が色々付いています a.アーティスト別インデックス(主要アーティストのみ) b.ジャンル別インデックス(特定ジャンルのみ) c.1978年度廃盤商品一覧 d.1979年度廃盤商品一覧 cとdは、品番だけでなく、タイトル/アーティストも含めたもので これは珍しいと思います。(画像3) 画像4 目次ページ 1970年設立のレコード会社としては新しい会社ですが、 品番体系が随分たくさんありますね。 画像5 邦楽シングル・ページ(ニュー・ミュージック) AVシリーズは古いシリーズなので、廃盤で大部歯抜けになってますが、 中島みゆきさんや谷山浩子さんのデビュー曲など、 さすがに生き残っているのは、有名どころばかりです。 (谷山浩子さんは、これより古いキング録音がありましたが) 画像6 邦楽シングル・ページ(子供向け) テレビのポンキッキ系など、子供向けのシリーズです。 「およげ!たいやきくん」もこのシリーズの1枚でした。 画像7 クラシック・ページ クラシックのレコードも発売していました。 戦前のSP盤の復刻版ですが、他社から出ていないものも多かったです。 SP音源は、復刻の仕方によって大部聴感が異なるものですが、 キャニオン盤を好むマニアは、少なからずいました。 画像8 邦楽LP・ページ C25Aの新シリーズのページです。 石川セリさんのデビューはキャニオンでした。 このファースト・アルバムと絵夢さん2枚は再発盤で、 旧品番が添えられています。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #キャニオン・レコード
音楽(レコード) (株)キャニオン・レコード 日本chirolin_band
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ワーナー・パイオニア 1978年版番号順総目録
ワーナー・パイオニア 1978年版番号順総目録です。 発行日は1978年1月1日、発行所はワーナー・パイオニア(株)です。 リスト・ページ数は 196 ですが、アーティスト紹介やアーティスト別の インデックスなどが 66 ページに亘って掲載されています。 画像3 レーベル省略記号 洋楽のPシリーズ、邦楽のLシリーズだけで大半のレパートリーが カバーできる、という品番体系を構築していました。 レーベルは「P-10221Y」のように、企画番号の後ろに付加されて いました。この記号は流通段階では省略されていましたが、 国会図書館のオンライン検索を使う場合は必要です。 (不明な場合はワイルド・カード「*」でOK) 画像4 邦楽 「洋楽に強いメーカー」というイメージが強いかもしれませんが、 邦楽も独自のカタログを揃えていました。 画像5,6,7 洋楽 EL&Pは再発盤ですね。 画像8 アーティスト別インデックス これは利用するお店にとっても、大変便利なものだったと思います。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ワーナー・パイオニア・レコード
音楽(レコード) ワーナー・パイオニア(株) 日本chirolin_band
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トリオ・レコード 1976年版番号順総目録
トリオ・レコード 1976年版番号順総目録です。 発行日は明記されていませんが、1975年12月発売まで掲載されています。 発行はトリオ株式会社(レコード事業部)で、総ページ数は 88 です。 画像2 契約レーベル 画像3 目次ページ レーベル毎にシリーズを分ける、という考え方はありません。 規格はできるだけ少なくし、価格帯毎に番台を設定しています。 画像4,5 邦楽 久保田麻琴と夕焼け楽団、憂歌団など、いかにもトリオらしい アーティストだと思います。 邦楽はひとつのシリーズの中に、様々なジャンルが混在しています。 貴ノ花は、輪島のライバルだった初代貴乃花関(故人)です。 マイナー・キーのフォーク調の曲です。 「おそうじオバチャン」は憂歌団のデビュー曲です(放送禁止?)。 画像6 ポピュラー(ジャズ) キース・ジャレット、チック・コリア等の良いレコードが揃っていました。 画像8,9 クラシック 若き日の井上道義さんのレコードが掲載されていますが、 デビュー直後の指揮者にこういう有名曲を録音させるというのは、 大手のレーベルとは違うな、と感じます。 それだけ期待されていたということもあるでしょう。 ピアニストの宮沢明子さんも、数多くのレコードを このレーベルに残してくれました。 モーツァルトのソナタ全集は、一番の大物でした。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #トリオ・レコード
音楽(レコード) トリオ・レコード(トリオ株式会社) 日本chirolin_band
