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タカトク アイアンキング ミニソフビ
1972年、タカトクより発売。大きさは約15センチ。 スターである石橋正次、浜田光夫のW主演という、当時では(というか今でも)考えられないキャスティング。しかもアイアンキングはあくまでサポートで、人間である静弦太郎が敵を倒すというのも特徴的だ。 タイトルにもなっているヒーローなのに、見せ場を全部弦太郎に持っていかれるという、不運のヒーローでもありますね(笑)『活動時間は1分』『水をガブ飲みする』という設定も、頼りなさを感じてしまいます。 やはり、当時売り出し中の石橋正次をメインに据えるという思惑もあったんでしょう…。 ミニソフビでありながら、実物の特徴をよくとらえていてなかなかの出来だと思います。
特撮 タカトク 2014年ちしお
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タカトク デビルマン ミニソフビ
<解説> 1972年、デビルマン放送時にタカトクより発売された。 当時定価は不明。大きさは約15センチ。 アニメ版のデビルマンをモデルとしているが、何ともゆるい造形が特徴。 しかしカラーリングは割と忠実で、造形がいまいちでも一目でデビルマンとわかるのはさすがライセンス品というべきか。 なお、デビルマンの正式な立体物は少なく、これ以外にはバンダイ製のスタンダードサイズソフビと、タカラ製の変身サイボーグくらいである。 <個人的な思い出など> これを入手して真っ先にやったのが『マジンガーZ対デビルマン』の再現です(画像4枚目)。やはりヒーローの共闘は燃えます! デビルマンはアニメよりも原作の方が印象深いですね。私が読んだ時にはこの手の作品は世に溢れかえっていたため、トラウマというほどのショックを受けたわけではないのですが、その後の人生にだいぶ影響を受けました。 もちろん、アニメも面白いと思いますよ。デーモンとしての使命を捨ててまで、惚れた女のためだけに戦う。そんなのカッコよすぎじゃないですか(笑)
タカトク 2016年1月ちしお
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タカトク 人造人間キカイダー 1・2・3 まわる まわる 変身ベルト
1972年、タカトクより発売。 本体はアルミ製。バックル上部にあるスイッチを押すと、中心部分が音を鳴らしながら回転する。 タカトクからは電動のベルトも発売されてますが、こちらは廉価盤といったところ。それでも、こちらの方が劇中のデザインに近いので、なかなか出来はいいと思います。 なお、スイッチは3つあり、向かって右から①(白)②(白)③(赤)と番号が書いてあります。 ジローが変身する時の『1、2、3!』をイメージしているのでしょうが、実はギミックがあるのは③だけで、①と②はダミーだったりします(笑)。
特撮 タカトク 2017年2月ちしお
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タカトク 仮面ライダー 変身ベルト
<解説> 1971年、タカトクより発売。 当時の定価は500円(?) 当初、仮面ライダーのメインスポンサーはタカトクであり、商品ラインナップにこの変身ベルトも含まれていた。 タイフーンおよびエナージコンバータ部分は金属製で美しい仕上がり。 ベルト部分はビニールだが、表面に革状の加工がなされておりなかなかリアルだ。 ギミックは特に内蔵されておらず、風車が手動で回せるのみである。 これをもとに、ポピーが『光る・回る 変身ベルト』を開発し大ヒット。その実績を認められ、仮面ライダーのみならず、その後の東映作品のメインスポンサーになったのはご周知の通りである。 <個人的な思い出など> ポピーの電動変身ベルトが有名すぎて、これの存在を知らない人も多いと思います。 しかし、これが無ければ今まで続くDX変身ベルトの歴史はなかったかもしれない。これこそが、紛れもなく元祖変身ベルトなのです! #タカトク #仮面ライダー #変身ベルト
特撮 タカトク 2014年ちしお
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タカラ リカちゃん きれいなやさしいママ ブックレット
タカラ(現:タカラトミー)のロングセラー商品といえば、『リカちゃん』。 ママが登場したのは、発売から2年後の1969年(昭和44年)。当時、女性の社会進出が目立ち始めていたこともあってか、ファッションデザイナーという職業が設定されている。ママのデザインも、アップスタイルの髪型にファッショナブルな服と、アクティブな印象が特徴。 これはリカちゃんの人形に同梱されていたブックレットで、洋服や小物の紹介だけでなく、キャラクターのデータなども載っており、資料としての価値も高い。 いやぁ、初代ママってほんとに色っぽくて美人ですよねぇ…。 最近のママって、リカちゃんをちょっと大きくしただけというか、母親にしては童顔すぎるというか、そんな印象だったんですよね。なので、この初代ママを見たときに、その大人の女性の魅力に完全にやられてしまいました^^; ドレスの種類の多さもすごいのですが、それを全部着こなしちゃうなんて、さすがとしか言いようがありません…! その上優しくて上品。もう嫁にもらいたい!(笑) ママを手に入れるべく、ショップやネットをこまめにチェックしてはいるですが… 箱付き完品となると、全然見かけないんですよね。しかし、ママの美しいお姿をいつでもそばに置いておきたい…と思い、このブックレットを入手。 いずれ本体が嫁いできたら、ご紹介したいと思います(笑)
ドール タカラ 2017年11月ちしお
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タケミ 風雲ライオン丸 ミニソフビ
<解説> 1973年、風雲ライオン丸放送時にタケミより発売された。 大きさは約14センチ、当時の定価150円。 大ヒットとなった「快傑ライオン丸」の後番組として制作されたが、前作ほどの人気を得られず半年で放送終了。商品化も少なく、ソフビはタケミからこのサイズが3種(ライオン丸、アグダー、地虫忍者)が発売されただけに留まった。 ミニサイズではあるが、細かいところまでよく再現されている。惜しむらくは、特徴的なマントが省略されている点だろう。 <個人的な思い出など> 私、大好きなんですよ、風雲ライオン丸。 快傑ももちろん面白いと思うのですが、子供番組とは思えないほど重くて救いのないストーリーとか、戦国時代とウエスタンの入り混じった不思議な世界観とか、哀愁を感じる主題歌・挿入歌…。もう全部好きです! ちなみにこのソフビ、当時付き合っていた彼女(今の妻)からの誕生日プレゼントだったりします。ただでさえ理解を得辛い趣味だというのに、ほんとにいい人と出会えたものです(笑)。
タケミ 2014年5月ちしお
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ニッコー おはよう!こどもショー ロバくん ペンダント
<解説> 1970年代にニッコーより発売された。 ロバくんのソフビは数種類あるが、こちらは一番小さく、チェーンがついているペンダントタイプ。実物の着ぐるみではなく、イラストの立体化のようだ。 <個人的な思い出など> 思い出…ありませぬ(笑) アニメや特撮と違い、ソフト化や再放送もされていない(はず)ので、触れる機会が全くありませんでしたし。今でいう「おかあさんといっしょ」的な番組だったんでしょうか? ある時たまたまこの人形を見つけ、「めちゃくちゃ可愛いやん!」と思い、調べたらロバくんというキャラだったと。 着ぐるみは結構クタクタですけど、このデフォルメは可愛いです!ロバくんという名前も単純だけど響きが可愛いよなぁ。 #ロバくん #こどもショー
ニッコー 2016年ちしお
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ブルマァク ウルトラマンA 変身セット
<解説> ウルトラマンA・北斗星司・南夕子のミニソフビのセット。 台紙の後ろには、ミニソフビのカタログが封入されている。 <個人的な思い出など> 実は大学時代、ア○ドルマスターに情熱を燃やしており、ヴィンテージトイ収集から離れていた時期がありましたが、これを見つけたことでおもちゃの道に舞い戻ったという過去があります。 特筆すべきは、南夕子のソフビ。正直、もうちょっとどうにかならなかったのかと(笑)。夕子といえばおかっぱ(夕子カットというらしい)なのに、そこらへんのおばちゃんのようなもっさりした真ん中分け、横につぶれた顔、真っ平らな胸(おい)。スタンダードの夕子は実物以上に美人だというのに…。 各々のソフビはそれほど珍しくないかもですが、この「変身セット」というパッケージは、あまり見かけない気がします。
ブルマァク 2011年12月ちしお
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ブルマァク ウルトラマンタロウ 大サイズ
<解説> 1973年、ブルマァクより発売されたウルトラマンタロウのソフビ。 当時の価格は450円で、大きさは約30センチ。 長身でスマートなタロウを上手く表現している。 足の裏の名前が「ウルトラマンタロー」になっており、時代のおおらかさを感じさせる。 余談だが、ウルトラマンタロウ第35話『必殺!タロウ怒りの一撃!』では、最後のシーンに女の子へのプレゼントとしてこの人形が登場する。 <個人的な思い出など> 私の中では、タロウと言えばこれ!というくらいお気に入りのソフビです。 とあるフィギュア系雑誌でこの存在を知ってから、そのカッコよさに一目惚れしてしまいました。復刻も持っていたのですが、やはりオリジナルには敵いませんね…。
ブルマァク 2004年ちしお
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ブルマァク キングギドラ スタンダードサイズ
<解説> 1970年代にブルマァクより発売された。 当時の定価は350円。大きさ約25センチ。 首が3本で1つのパーツとなっている。コスト面・作業工程の面からこのようになったのかもしれないが、複雑な形状を1つの金型で抜いている技術力の高さに驚かされる。 尻尾の形状は、劇中では先が2つに分かれているのに対し、こちらは1本のままである。翼の形状・位置も劇中とは違う。 オレンジの成形色に、グリーンとブルーメタリックの塗装が鮮やかだ。 <個人的な思い出など> 私、昔はヒーロー側にしか興味が無く、怪獣・怪人は1体も持っておりませんでした。 ところがある日、地元にできたレトロ玩具店に足を運んだところ、このキングギドラが置いてあったのです。劇中とは似ていなくても、荒々しく迫力のある造形に魅了されてしまい、「怪獣もいいんじゃね…?」と考えが変わっていき、何度か通ったのちについに購入。 怪獣に目覚めた記念すべきソフビとして、末永く大事にしていこうと思うのですが… めっちゃ場所取るから飾るのに一苦労なんですよね、これ^^;
ブルマァク 地元のレトロ玩具店(現在閉店…) 2011年秋ごろちしお
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ブルマァク ゴジラ ミドルサイズ
<解説> ブルマァクより発売された、ミドルサイズのゴジラ。大きさは約13センチ。 正確な発売時期は不明だが、同サイズのメカゴジラやメガロがあることを考えると、昭和48~49年ごろだろうか。 マルサン時代から続くスタンダードサイズとは大きく異なる造形が特徴。このころのゴジラを上手く表現している。 なお、成形色が茶色の個体も存在する。 <個人的な思い出など> 小学生の時『ブルマァク クロニクル』という本を購入したのですが、これが載ってるんですよね。いつかは欲しいな~と思ってたのですが、4年前、秋葉原のお店で見つけました。 ブルマァクの造形は、このころがピークだと思ってます。このゴジラをはじめ、メガロやキングギドラなど、素晴らしい造形のものばかりです。 #ゴジラ #ブルマァク
ブルマァク 2013年5月ちしお
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ブルマァク ゼンマイノシノシシリーズ ウルトラかぞく ウルトラマンタロウ
<解説> 1973年、ウルトラマンタロウ放送当時に発売。 当時の価格は、箱に“NO.350”と記載があるので350円か? ダルマのようなデフォルメのウルトラ戦士が、ゼンマイでノシノシ歩くというおもちゃ。 これはウルトラマンタロウだが、ウルトラの父と母、ゾフィー以下5兄弟の、全8種がラインナップ。 <個人的な思い出など> 今の目で見ても可愛いデフォルメです。こんな可愛いタロウ他に知りません! 箱から出す勇気が無くて歩かせてはいないのですが、体を左右に振りながらノシノシ歩く姿を想像すると…微笑ましいですw
ブルマァク 2017年4月ちしお
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ブルマァク ブルペット ウルトラマンタロウオートバイ
<解説> 1973年、ウルトラマンタロウ放送時にブルマァクより発売された。 当時の定価は750円。 ブルペットとは、ダイキャストを使用して作られた飛行機や車などの乗り物玩具のシリーズであり、ポピーで言うところのポピニカである。 当時、仮面ライダーの人気に便乗するかのように、本来バイクに乗らないはずのヒーローでも、乗り物と組み合わせた玩具が多数発売されていた。 これもそのひとつであり、ウルトラマンタロウがバイク(ナナハンだろうか)に乗っているのが特徴。 全体的にポピニカより小さく、モールドも甘い傾向にある。 箱は黒を基調としたデザインとなっており、ダイキャスト製品としての高級感が感じられる。 <個人的な思い出など> コレクションを始めて20年ほどになりますが、実はつい最近まで1度も観たことが無かったんですよね、これ。当時のブルマァクのカタログに載っているので存在は知っていたのですが、縁が無かったのか、ずっと出会うことができなくて…。初めて手にしたときはちょっと興奮気味でした。 高いか安いかはともかく、めずらしいかそうでないかで言えば、断然めずらしいアイテムだと思います! 本体自体は、単にタロウがバイクに乗っているという、いかにも昭和チックな玩具であります。 箱底面に記載されたバイクの説明がこれまた面白い。ZATが製作したことになっており、かなりハイスペックなマシンなのですが、そもそもタロウ自身ハイスペックなので、乗る必要あるのかな、と思ったり。。。 いや、昭和のおもちゃにそんな突っ込みは野暮ってもんですね(笑)
ブルマァク 2016年10月ちしお
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ブルマァク ヘドラ スタンダードサイズ
<解説> 1971年、『ゴジラ対ヘドラ』公開時に発売された。 当時の定価は350円。 ボリュームのある造形と、実物とはかけ離れた派手な彩色が特徴。 この他にも、成形色がピンク色のバージョンもある。 <個人的な思い出など> 中学の時、社会の授業でビデオを見せられたのですが、その中に『ゴジラ対ヘドラ』の映像がありました。生々しい公害の様子や、ひたすら「返せ」と連呼する主題歌、魚マスク(笑)など、とにかく印象的な作品です。今では一番好きなゴジラ映画だったりするんですけども(笑) さて、造形は適度なデフォルメをしつつも、実物のイメージをよくとらえています。 それ以上に特筆すべきは、劇中ではグレーっぽいヘドラを、黄色の成形色にするというぶっ飛んだセンス。 でも、それによって身体に悪そうというか、毒性の強そうな雰囲気は十分出ているかと。カドミウムイエローって言いますし^^;
ブルマァク 2012年10月ちしお
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ブルマァク レッドマン ミドルサイズ
<解説> 1972年、ブルマァクより発売された。 大きさは約15センチ。当時の価格は150円(?) 『おはよう!こどもショー』内の1コーナー。これといったストーリーはなく、レッドマンが道行く怪獣に何の脈絡もなく襲い掛かりバトルを繰り広げるという、今見るとシュールな内容。それがネット上で話題となり、現在もカルト的な人気を誇る。 彼の攻撃は容赦がなく、槍で突き刺したり、崖から突き落としたり、ナイフでメッタ切りにしたりと、あまりにむごい。おまけに死んだかどうか、1体1体確認するという念の入りよう。 通称「赤い通り魔」。 <個人的な思い出など> まさか単独イベント(赤いアイツ展)を開くまでになるとは、誰が予想したでしょうか。行きたかったなぁ~(笑) 劇中の粗暴なイメージとは裏腹に、造形はブルマァクらしく綺麗にまとめられています。 カネゴン、逃げて・・・! #ブルマァク #レッドマン #赤い通り魔 #赤いアイツ
ブルマァク 2017年10月ちしお