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三星堆とは?
中国・四川省にある、
三星堆(さんせいたい)の遺跡から発掘された遺物が切手になっており…
おそらくこの宝物な切手は、ザッと見てこれだけかと。
この地域、かつては蜀の国と呼ばれたところ。
そう、三国志でいうところの“蜀”の国
でしょか。
つまり奥地も奥地、ってことになります。
そんな場所になんと!
最古の夏(か)や殷王朝と同じか、
それより古い頃に、
この三星堆文明が花開いてたという…。
ちなみに、黄河文明の栄えた地とされるのが、
この殷の遺跡がある一帯(6枚目)。
ところが同時期に、
あるいはそれより古くに三星堆があったとなると、、
黄河文明のザ・ファースト感が揺らぐ!💧
とのことで、
三星堆が発掘された当時は大騒ぎだったそうな。
でも?
想像してみれば・・・
広い国土に単発でたった一つ、
いきなり栄える文明のみ…なんてあるでしょうか。
って私には思えます^^
散発的に、どこからか影響受けた文明があったとしても不思議はないんでは?
三星堆に黄河の殷王朝…
どちらも青銅器時代だったことは共通してる。
ですが、、
作られた遺物の形がまるで違うとのこと😳
殷と三星堆には、
交流がなかったものとされてます。
三星堆の特徴と言えば、
そのユニークな仮面文化、
目の飛び出た造形、
人がたをかたどった青銅器、
金細工もあり、
象牙も大量に出土・・・
一方、殷の青銅器は器が多く、
人物像はまるでなく、金細工もない。
ところで、この奇妙な造形はどこから⁈
と言えば、古ーい蜀の文化が影響してたりするようです。
にしても四川の奥地で。。
こんな田舎からどんな文明が💧
でも地図見てみれば、、
遠く西洋とつながるルートに近いのは…
黄河より、三星堆のほうだと気づく。
出土品には、遠くユーラシア文化の影響が見てとれるとか、、
なんてロマンなんだ♪
三星堆は西だけでなく、
南からも交易してた形跡があるそう。
3枚目の大きな立像…
この切手だと模様までわかりませんけども💦
アップにすると、
繊細な模様だったりします(7枚目)。
蜀の名産として織物工芸があるそうで。
紀元前な頃から、交易品だったのがうかがえる。
さらに貝好きなツボから言うと😁
“ショクコウラ”という巻貝があるんですが(8枚目)。
漢字で書くと、蜀紅螺ってなります。
“螺”は、らせんを巻く巻貝からきており。
蜀の織り物のように、美しい模様の貝…
からその名がついたんではと?
確信しとります。
三星堆とショクコウラがつながるなんて!
と…🤣歴史つながりがツボだったり♪
ナゾ多き三星堆には、惹かれるものを感じますねー。
8823hayabusa
2024/10/22 - 編集済みホント不思議ですよね。 人類の夜明けは大河の下流から発祥したという世界四大文明、その黄河文明とはまた別に、しかも距離も離れていて交流も無いなんて。
しかし、見方を変えれば交流が無かったから影響を受けていない特有の文化が発展したのでしょうね。
しかし実際、どんな風に始まったのか興味が尽きません。
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fanta
2024/10/22本当にそう思っちゃいますね…
とかく、最初はコッチ!と決めたがる傾向にある中で、、
最初は無名の誰かさんが始めた制作なり、考え方なりが広がっていき。。
って感じなのでしょうか😊
影響しないからこそ、
ある意味のびのびとオリジナリティが育つ…ってことは言えますな♪
それでも、どこから影響されてて、どこまでオリジナルなのか…
厳密に線を引くのは難しそうですワね💦
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tomonakaazu
2024/11/03 - 編集済み「蜀の国」
その存在すら知りませんでしたー。
中国の地図に地名を入れてくださるfanta館長の、その親切な解説に感謝です♡
3枚目の切手の人物像の、衣服の拓本があるのもすごい!小さくなった切手では表現できない、細かな模様が美しいですね〜〜😍。
それにしても、貝の名前が、そんな昔の宝物を賞賛した言葉に起源を持つとは、まったく興味深いです。だれか「蜀の国」の風物を知っていた人が貝をみて、あぁ、かの国の紅と模様が似ている、、とつぶやいて、誰か(おそらく、貝の専門家)がそれを書き留めた。。。想像すると、超遠い目になりますねーー。
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fanta
2024/11/04いえいえ、ありがとうございます😁
拓本は、中国青銅器の模様取りや、
器内部に刻印された漢文などでも見かけたりします。必見の?調査方法なんでしょか。
あるモノが、もとはどんな形や色だったか⁈
を、遠く時代の経った我々が再現するのは難しいですよね😅
最近見たので“古代ローマ兵の短剣”が発掘!
ってのがあったんですが、
修復を重ねて…想像以上にきらびやかだったのがロマンに感じたり♪
一兵卒に配給された剣が、素晴らしく豪華なのにはオドロキでした😆
貝の名づけもロマンですワね。
貝集めしてた私も持ってる貝なんですけど、
そこに蜀の工芸を思い重ねた人がいるのか~と思うと、物語性を感じてしまいます♪
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