と言ってもお酒の話ではありません。靴です。
お手入れついでに、ちょいとご紹介。
スコッチグレインはヒロカワ製靴さんのブランド名。
ヒロカワ製靴さんは創業1964年と、リーガルの日本製靴さんに比べると(明治時代)かなり新しいメーカーさんです。
ヒロカワ製靴さんのいいところは、そのクオリティコントロール。
複数のブランド展開や、海外モノのOEMなどは一切行っていません。また定年を迎えた職人さんを修理専門会社で再雇用するなど、自社製品に対する愛を強く感じる会社です。
高校生になって初めて買ってもらった革靴はリーガルでした。
プレーントゥのシンプルなやつ。
ホントはローファーが履きたかったけど…私、甲高なんです。
痛くて痛くて、とてもじゃないけど歩けません。ヒモ靴ですらゴリゴリに靴擦れが出来て、馴染んだのは1年生も終わる頃…。
その後社会人になり幾つか試すものの合わないんですよ、既製品が。
ジョン・ロブ、J.M.ウィンストン、エドワードグリーン、クロケット&ジョーンズなどなど…。色々試しましたが合わない。
かと言って、若造がいきなりオーダーで作るといっても知識がない。
今でこそ何でも検索出来ますが、当時はグーグル社も存在しない頃。
結局、靴擦れとの闘いは続いていました。
月日は流れやっぱり自分の足に合った靴が欲しいなぁ…と思うようになり、遂にオーダーしようかなぁと思った矢先に出会いました、スコッチグレインに。
http://scotchgrain.co.jp/
ブランド名の由来は「スコッチグレインレザー」から。
以前はファミリーセールをやっていて、経路は忘れましたがインビテイションを頂いたので行ってみたんです。
店員さんが私の足をみてくれて「お客さまは甲がお高うございますので…」と、同行した家内のツボに入る接客の末、まさかのピッタリ合う一足を手に入れました。
それがコチラ↓
未だ現役です。ソールは2回張り替えてます。
元々はレザーソールでしたが、コチラに仕様変更。
アウトソールに硬さの違うラバーを2枚貼り合わせてたものを使っていて、レザーに近い履き心地になっています。
完全に私の足の形になっていて、玄関にあると家内が笑います。
それでは、その他の新旧お靴探訪イッてみましょ〜✨
↑コレはスコッチグレインのビジネスシューズ。トップは防水加工された革を使っていて、ソールもラバー製。コレも前述のタイプのラバーソールに張り替えています。修理の際にヒモも新しく出来ます。幾つかタイプが選べるようになっていてます。
http://www.takumijapan.co.jp/
↑甲高の私でも楽に履けるダブルモンク。レザーソールですがリーズナブルでベリグー✨
↑コレはベルオムマーブルというシリーズ。トップレザーに大理石柄を"プリント"してあります。このブルーグレーが意外と合わせ易い✨コレもソールを張り替えました。
↑限定品のローファー。
流石のヒロカワさんでも、ローファーは1日履いてると甲が痛くなってきます(靴擦れは出来ませんが)。余り歩かない時用…。
↑コレはちょいとお高いライン。当時6万円代でしたが、クロケット&ジョーンズ級のクオリティがあります。適度な重さ、クッションとしなりが絶妙なソール、トップレザーも吸い付くようでとても歩き易い一足。
舶来モノも幾つか。
↑その色っぽさに一目惚れした一足。スリッポンタイプとヒモタイプの2種があり、スリッポンタイプは甲が痛くありませんでした。それでも画像でわかるくらい、甲がかなり持ち上がってますね^^;
脱がないとメーカーがわからないところがグー✨
↑ちょっとお洒落なデザートブーツ。
ヤラシイでしょ^^;
履き心地はまずまず。甲高をカバーする為にワンサイズ上を選んだ為にノーズが長くなったのが残念。
↑コレはヒロカワさんの。
足に合っていることもありますが、靴としてのクオリティはコチラの方が上に感じます。
↑アッパーのスウェードがお気に入りの一足。
旅行したときのお土産です。
本店のセール品コーナーにありました。見た目だけで決めたローファーですが、ノン靴擦れ。でもまぁ…1日は辛いかなぁ^^;
そしてラストは、
アイリッシュセッター✨✨✨
年季入ってるでしょ?
スッキリデザインのプレーントゥ。
けっこう滑ります^^;
ようやく日本法人が出来たので、そろそろ張り替えようかなと思っています。
男の背中✨
#紹介
#スコッチグレイン
#レッドウィング
2022/5/2
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