ケイブンシャ 怪獣怪人大全集2 ガメラ 大魔神 大映怪獣篇 当時物

0

初版発行 昭和47年6月30日
発行所 株式会社 勁文社

「怪獣怪人大全集1 ゴジラ 東宝怪獣篇1」に続いて発売された、ケイブンシャの「怪獣怪人大全集シリーズ」第2弾「怪獣怪人大全集2 ガメラ 大魔神 大映怪獣篇」です。
前作同様「原色怪獣怪人大百科」を彷彿させる装丁の箱に、内側には大映の永田雅一社長の実子で副社長だった永田秀雅氏(あの「ガメラ・マーチ」の作詞を手掛けた方でもあります)による「ぼくらのガメラと大魔神」と題された寄稿文が掲載されていて、中にはやはり小冊子が三冊納められています。
一冊目には、ガメラシリーズ第1作『大怪獣ガメラ』・第2作『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』・第3作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』が単色やカラー写真で紹介され、他には「ガメラ解剖図」「ガメラと戦った怪獣全解剖図」が掲載。
二冊目には、第4作『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』・第5作『ガメラ対大悪獣ギロン』・第6作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』・第7作『ガメラ対深海怪獣ジグラ』が単色やカラー写真で紹介され、他には「ガメラ古戦場地図」「ガメラ怪獣年表」「ガメラのポスター・パンフレット他」「僕らのガメラ」が掲載。
三冊目には、大魔神シリーズ第1作『大魔神』・第2作『大魔神怒る』・第3作『大魔神逆襲』、そして、「その他の大映怪獣映画」として『宇宙人東京に現る』・『妖怪百物語』などが単色やカラー写真で紹介され、他には「大魔神解剖図」「大魔神のポスター」「ガメラ、大魔神、その他の大映怪獣映画リスト」「大魔神古戦場地図」「ガメラ、大魔神のエピソード」「大魔神・・・驚異と恐怖」が掲載されています。
スチール写真や特写写真に加え、フィルムから直接焼いた画像もふんだんに使われていることから“フィルムブック”のような趣もある「怪獣怪人大全集2 ガメラ 大魔神 大映怪獣篇」。カラーの割合も増えているし、その内容の充実度は前作以上だと思います。個人的には、三冊目の「その他の大映怪獣映画」の項で、未制作に終わった『大群獣ネズラ』に3ページ割いているのにビックリしました。
映画産業の斜陽化が一段と進み、本書が刊行される約半年前(昭和46年暮れ)に遂に倒産してしまった大映ですが、それだけに結果的に特撮・怪獣映画史における同社の功績を振り返ったような内容となったのは面白いところですね。

#ケイブンシャ #勁文社 #ガメラ #大魔神 #大映怪獣 #怪獣

Default
  • File

    オマハルゲ

    2020/4/30

    弟が持ってました。そうそう、ネズラを初めて知ったのがこの書籍です。近年直接関係はないものの映画化されましたが、当時制作されたのが見たかったなと。

    返信する
    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2020/5/1

      大映が倒産した1971年、ネズラとは毛色は異なりますがアメリカでは『ウイラード』が公開され、続編が作られるくらいヒットしましたが、それを考えるといろんな面で早すぎた企画だったんでしょうねぇ...

      返信する