角川書店 角川文庫 悪魔の手毬唄 第2期

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昭和四十六年七月十日 初版発行
昭和五十一年十二月十日 二十四版発行
発行所 株式会社角川書店

昭和32年(1957年)から昭和34年(1959年)にかけて雑誌「宝石」に連載された横溝正史の長編小説「悪魔の手毬唄」。
岡山と兵庫の県境にある鬼首村で起こった奇怪な連続殺人を描いた、こちらも横溝正史を代表する一作ですね。古い旧家と新興勢力の家、二つの勢力が対立している閉鎖的な寒村が舞台の、如何にも横溝的なシチュエーションの作品ですが、村に伝わる手毬唄の歌詞通りに若い娘たちが次々と殺されるという“童謡殺人”の趣向が取り入れられ、独特のサスペンスが醸成されているのが特徴です。角川文庫には昭和46年(1971年)、「八つ墓村」に続いて収録されました。
画像は昭和51年(1976年)に角川書店より刊行された「角川文庫 悪魔の手毬唄 第2期」です。手毬を持った市松人形の画が何とも不気味ですが、昭和52年(1977年)に東宝で映画化された際はこの画がポスターやパンフレット、サウンドトラックのジャケットにも使用されたこともあって、こちらも世代人には馴染み深い表紙画かと思います。
映画化を告知する宣伝帯付きです。

#横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説

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    woodstein

    2022/09/26 - 編集済み

     この図柄は『悪魔が来りて笛を吹く』と並んで、インパクトのある表紙でした。

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    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2022/09/27

      “髪が伸びる”お菊人形とこの「悪魔の手毬唄」の表紙画が、「市松人形=怖い、不気味」のイメージを決定付けたような気がします。

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