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- 角川書店 角川文庫 女王蜂 第3期
角川書店 角川文庫 女王蜂 第3期
昭和四十八年十月二十日 初版発行
昭和五十六年八月三十日 三十六版発行
発行所 株式会社角川書店
昭和26年(1951年)から昭和27年(1952年)にかけて雑誌「キング」に連載された横溝正史の長編小説「女王蜂」。
源頼朝の後裔と称する大道寺家の娘・智子は18歳の誕生日を機に、それまで住んだ伊豆半島の月琴島から、東京に住む義父・欣造のもとに引き取られることが決まっていたが、それを阻止せんとばかりに脅迫状が関係者のもとに届く。「あの娘のまえには多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である......」その文言通りに一人、また一人と智子に群がる男たちが殺されてゆく。母娘二代、19年に渡る事件の謎に名探偵・金田一耕助が迫る。
源頼朝の血を引くといわれている伊豆の旧家・大道寺家の娘・智子の周囲で起こる血なまぐさい連続殺人を描いた、横溝正史の代表作の一つですね。横溝正史が「犬神家の一族」に続いて手掛けた長編作ながらも評価の点では今一つ低いのですが、舞台設定や登場人物の華やかさが好まれてか、映画やテレビで映像化されることが多く、知名度が高い作品です。特に昭和53年(1978年)に市川崑監督・石坂浩二主演の“金田一耕助シリーズ”の第4作目として公開された東宝映画『女王蜂』は、シリーズ中最も豪華なキャスティングやカネボウ化粧品とのタイアップCMの効果もあって、当時の横溝ブームを知る世代人には思い出深い映画ですね。角川文庫には昭和48年(1973年)に収録されました。
画像は昭和56年(1981年)に角川書店より刊行された「角川文庫 女王蜂 第3期」です。絶世の美女との誉れも高いヒロイン・大道寺智子に延びる男たちの手。まさに「女王蜂」の世界観をストレートに表現した、素晴らしい表紙画です。
映画『悪霊島』『蔵の中』公開時の“横溝正史フェア”帯付きです。
#横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
woodstein
2025/01/19 - 編集済みそれにしても、中井貴恵が「絶世の美女」とは?
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dape_man
2025/01/21やっぱり百恵ちゃんの大道寺智子が見たかったですね。
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woodstein
2025/01/22「病院坂」が桜田淳子だったことを思えば、「山口百恵もあり」と思われますね。
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dape_man
2025/01/23結局、百恵ちゃんの市川作品への参加は引退映画の『古都』でやっと実現しましたが、やっぱり金田一シリーズか『牢獄の花嫁』で見たかったです。
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BACKDRAFT
2025/01/21 - 編集済み毎回違うキャラで楽しませてくれる、
三木のり平さん&草笛光子さん
映画版「女王蜂」でもいいキャラでした👍️
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dape_man
2025/01/23『女王蜂』ではお二人が夫婦でしたね。で、いつものり平さんのおかみさん役の沼田カズ子さんが、なんと草笛さんのお母さん役という。沼田さんも本職は結髪のスタッフさんながらも、シリーズには欠かせない人でした。
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