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ALASKA フジカラー 怪獣トランプ(パチ怪獣) 昭和48年版 当時物
またまた絵柄を差し替えてリニューアルされたALASKA製パチ怪獣トランプ。こちらはフジカラーの販促品として出回ったバージョンです。 絵柄が差し替わったのは、 スペードA・・・スティラコ → ライオン丸もどき → ガッチャマンもどき スペード5・・・ワドラー → バロム・1もどき → ゾーンファイターもどき スペード9・・・スパイダー → ライオン丸もどき → 仮面ライダーV3もどき スペードK・・・ゴリアン → ライオン丸もどき → キカイダー01もどき ハート2・・・アイアラス → 仮面ライダーもどき → ガッチャマンもどき ハート3・・・ヘシトキング → 仮面ライダーもどき → キカイダーもどき ハート6・・・アルケロン → 鬼火マムシもどき → デビルマンもどき ハート7・・・アダルト → ワクランバもどき → ロボット刑事Kもどき ハート10・・・エダホザウルス → ウルトラマンAもどき → レインボーマンもどき ハートJ・・・ボーズンギャス → 変身忍者嵐もどき → アイアンキングもどき ダイヤA・・・ヘドロン → 変身忍者嵐もどき → ガッチャマンもどき ダイヤ5・・・ケトラス → バロム・1もどき → ウルトラマンタロウもどき ダイヤ9・・・カパーヤ → ネコマンダラもどき → ロボット刑事Kもどき クラブ6・・・ステゴザウルス → 不死身マシラもどき → デビルマンもどき クラブ7・・・スパンジス → オロチもどき → マジンガーZもどき クラブ10・・・アロザウルス → ウルトラマンAもどき → デビルマンもどき クラブJ・・・ボスゴン → 変身忍者嵐もどき → ハカイダーもどき ジョーカー・・・謎の鳥人風ヒーロー → 血車魔神斎もどき → タートルキングもどき、ドクトルGもどき 『人造人間キカイダー』 『デビルマン』 『科学忍者隊ガッチャマン』『レインボーマン』 『アイアンキング』 『マジンガーZ』 『仮面ライダーV3』 『流星人間ゾーン』 『ロボット刑事』 『ウルトラマンタロウ』 『キカイダー01』・・・、昭和47年後半から昭和48年にかけての子供向けヒーロー番組のタイトルがズラリと並んだ、錚々たるラインナップですね(と言ってもパチモンですが...)。 しかし、ジョーカーを含む新規絵柄19枚のうち、8枚がアニメ番組からのヒーローやロボットで、“怪獣トランプ”なのに怪獣色がかなり弱まっていることに一抹の淋しさを感じるのも事実です。こうした無版権アイテムは、ある意味「時代を映す鏡」でもある訳ですが、こうしてALASKA怪獣トランプの変遷を辿ってみるとつくづくそれを実感しますね... #ALASKA #怪獣トランプ #怪獣 #パチ怪獣 #パチモン #変身ヒーロー #ロボット #フジカラー
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ALASKA ペア★トランプ 当時物
ALASKA製の「ペア★トランプ」です。 裏面の絵柄に仮面ライダーXもどきの変身ヒーローと、ゲッターロボもどきのロボットヒーローが描かれているトランプが2個セットで入っています(数字面は普通のトランプと同じです)。 昭和49年頃の商品ですかね。昭和46年から48年にかけて、怪獣~変身ヒーロー~アニメヒーローと、絵柄を差し替えながら子供向けヒーロー番組戦国時代をしぶとく生き抜いてきたALASKA製パチ怪獣トランプも遂に怪獣の姿が消え、裏面の絵柄がヒーローだけという仕様になってしまいました... #ALASKA #怪獣トランプ #怪獣 #パチ怪獣 #パチモン #変身ヒーロー #ロボット
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ALASKA 伊藤園 怪獣トランプ(パチ怪獣) 昭和48年版 当時物
ALASKA製パチ怪獣トランプ、こちらは「お~いお茶」でお馴染みの伊藤園の販促品として出回ったバージョンです。 トランプの絵柄はフジカラー版と同じなので省略しますが、裏面が何と、茶屋でお茶しているお爺さんの写真! この方は当時、伊藤園のテレビCMに出演していた俳優の島田正吾氏ですが、新国劇の名優と、パチ怪獣やパチヒーローとのギャップが素敵過ぎますね(笑) それにしてもフジカラーや伊藤園のような一流企業でも、販促品にパチモンを堂々と使っていた、というのには驚かされます。ホント、大らかな時代だったんですねぇ... #ALASKA #怪獣トランプ #怪獣 #パチ怪獣 #パチモン #変身ヒーロー #ロボット #伊藤園
ALASKAdape_man
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ALASKA 怪獣トランプ(パチ怪獣) 昭和46年版 当時物
ALASKA製の怪獣トランプです。 一口にALASKAの怪獣トランプといっても、人によっては版権物であるウルトラ怪獣が描かれているバージョンや、あるいはそれを某消臭剤メーカーの販促品として衣替えしたバージョンを思い出す方も多いと思いますが、こちらは第二次怪獣ブームの真っただ中の昭和46年頃に出たと思われる、絵柄のほとんどがパチ怪獣に差し替えられたバージョンです。(版権の要らない恐竜については、一部がそのまま流用されています) ウルトラ怪獣版から流用された恐竜4種(アルケロン・エダホザウルス・ステゴザウルス・アロザウルス)を除く、48枚の絵柄がコラージュ系とイラスト系のパチ怪獣で構成された、何ともカオスなALASKA製パチ怪獣トランプ。 コラージュ系はヨコプロの5円引き怪獣ブロマイド、「怪獣世界一周」からの流用で、ブロマイド版では不明だった名前や身長・体重・出身地データがしっかりと掲載されています。イラスト系のほうも反転した数字やジャンケンマークが写りこんでいるものがあることから、これまたメンコか何か他のパチ怪獣アイテムからの流用だと思われます。謎の鳥人風のヒーローが描かれたジョーカー以外の52枚全てが怪獣・恐竜の絵柄、まさに“怪獣トランプ”の名に恥じない、昭和怪獣ブームの隠れた名品です。 #ALASKA #怪獣トランプ #怪獣 #パチ怪獣 #パチモン
ALASKAdape_man
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ALASKA 怪獣トランプ(パチ怪獣) 昭和47年版 当時物
絵柄を差し替えてリニューアルされた、ALASKA製パチ怪獣トランプのバージョン違いです。 絵柄が差し替わったのは、 スペードA・・・スティラコ → ライオン丸もどき スペード5・・・ワドラー → バロム・1もどき スペード9・・・スパイダー → ライオン丸もどき スペードK・・・ゴリアン → ライオン丸もどき ハート2・・・アイアラス → 仮面ライダーもどき ハート3・・・ヘシトキング → 仮面ライダーもどき ハート6・・・アルケロン → 鬼火マムシもどき ハート7・・・アダルト → ワクランバもどき ハート10・・・エダホザウルス → ウルトラマンAもどき ハートJ・・・ボーズンギャス → 変身忍者嵐もどき ダイヤA・・・ヘドロン → 変身忍者嵐もどき ダイヤ5・・・ケトラス → バロム・1もどき ダイヤ9・・・カパーヤ → ネコマンダラもどき クラブ6・・・ステゴザウルス → 不死身マシラもどき クラブ7・・・スパンジス → オロチもどき クラブ10・・・アロザウルス → ウルトラマンAもどき クラブJ・・・ボスゴン → 変身忍者嵐もどき ジョーカー・・・謎の鳥人風ヒーロー → 血車魔神斎もどき 『仮面ライダー』 『快傑ライオン丸』 『超人バロム・1』 『変身忍者嵐』 『ウルトラマンA』・・・、これらのタイトルのヒーローや怪人のパチモンであることから、このバージョンの怪獣トランプは昭和47年頃に出回ったものだと思われます。時あたかも怪獣ブームから変身ヒーローブームへの移行期にあり、そんな状況を如実に物語っているラインナップです。 #ALASKA #怪獣トランプ #怪獣 #パチ怪獣 #パチモン #変身ヒーロー
ALASKAdape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 アストロモンス スタンダードサイズ 平成物
東光太郎が東京湾の埋立地に植えたチグリスフラワーの球根が成長し、怪獣化したアストロモンス。 番組プロデューサーにして、怪獣デザインも手掛けていた熊谷健氏がデザインした怪獣ですが、それまでのウルトラシリーズに登場した人気怪獣の意匠(アーストロンやブラックキングを髣髴させる湾曲した一本角、グドンを髣髴させる右手のムチ)と、かつて自身がデザインしたベムスターのアイデアを“花弁”という形で焼き直しして盛り込んだ怪獣ですね。 個人的に興味深いのは、アストロモンスの耳の辺りにやはり熊谷氏がデザインを手掛けたムルチを思わせるヒレのようなものあるんですが、これはアストロモンスの役割が「怪獣の復権」だったことを考えますと、前作『ウルトラマンA』で超獣ドラゴリーにムルチが惨殺されたことへの“意趣返し”の意味が込められているようにも感じるのですが、それは考え過ぎでしょうか? そんなアストロモンスの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年11月に発売されました。 良い造形ですね。この怪獣はキングザウルスシリーズやバンダイウルトラ怪獣シリーズでもソフビ化されていますが、それらにも引けを取らないというか、むしろこちらのほうが大きい分、怪獣ソフビとしての存在感では上という気がします。精緻な造形とおもちゃとしてのデフォルメが上手く共存している絶妙なバランス・・・、ブルマァクの名匠ならではの手堅い仕事です。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第1話「ウルトラの母は太陽のように」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 オイルドリンカー スタンダードサイズ 平成物
最後の超獣と思われたジャンボキング亡き後、突如東京湾に出現した超獣の生き残り、オイルドリンカー。 初登場時は東光太郎とZATの連係プレーの前に撤退し、再び現れたときは超獣をも凌ぐ力を持つ“大怪獣”アストロモンスの腹に一瞬のうちに飲み込まれてしまうなど、いい所なく消え去っていった不運な超獣ですね。 元々が『ミラーマン』に登場したゴルゴザウルスの着ぐるみを改造したものということもあって、色目も装飾も超獣と呼ぶには少々地味ですが(鈴木儀雄氏のデザイン画では、もっと刺々しい雰囲気の超獣なんですが・・・)、その見事なやられっぷりから、ザザーンと並ぶウルトラシリーズ屈指の“かませ犬超獣”として記憶に残っています。 そんなオイルドリンカーの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 いわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年12月に発売されました。 手足のバランスの悪さや大雑把な体表表現など、仕事ぶりにやや粗笨な部分が感じられることから、このオイルドリンカーだけ他の10体とは別の原型師だと思うのですが... とはいえ、別項で紹介するアストロモンス共々、記念すべき『ウルトラマンタロウ』第1話に登場する超獣&大怪獣コンビのソフビがスタンダードサイズで揃うのは嬉しいですね。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第1話「ウルトラの母は太陽のように」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 キングクラブ スタンダードサイズ 平成物
異次元人ヤプールがカブトガニと宇宙怪獣を合成して造り出した超獣、キングクラブ。 クモやサソリの近縁であるカブトガニをモチーフにした超獣、ということですが、ネーミングやビジュアルから受ける印象は、やはり甲殻類の蟹(crab)のほうですかね。 キングクラブをデザインした鈴木儀雄氏といえば、デザインする怪獣の腕をハサミ状にすることが多いという印象なのですが(笑)、キングクラブではハサミをあえて腕ではなく口に持ってきて、全体的なフォルムは二足歩行怪獣で仕上げたのが斬新だと思います。 そんなキングクラブの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2003年2月に発売されました。 キングクラブの複雑な背面をちゃんと作り込んでいるなど、やはり良い造形のソフビだと思いますが...、あのタイラントにも採用されたほどの特徴的な尻尾がオミットされてしまったのが残念ですね。 このB-CLUBのキングクラブにも、バラバと同じく、幻11体の金型が発見される前に当時のカタログに掲載された写真を参考にして作られた新規造形版がありますが、こちらも本家と比べると作りの甘さが目立ちました。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ ウルトラマンA(エース) 第15話「夏の怪奇シリーズ 黒い蟹の呪い」 平成15年(2003年)dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 キングトータス スタンダードサイズ 平成物
海底火山の爆発によって出現したオロン島に棲む巨大な亀の怪獣、キングトータス。 地層深く埋もれていた2億年前の古代亀の卵が、地殻変動で圧力の薄い地上に飛び出し開放され巨大化した怪獣で、雌のクイントータスと共に仲良く静かに暮らしていましたが、二匹を捕獲しようとする悪徳興行師や、自国の領内に怪獣がいることを良しとしない地球警備隊のスミス長官などによって追い詰められ、人間社会に牙を向くようになってしまいます。 この第4話・5話の前後編は、『ウルトラQ』の頃からウルトラシリーズを支えてきた脚本家、上原正三氏の『ウルトラマンタロウ』初参加にして、昭和ウルトラシリーズ最終作となった作品。氏の脚本で夫婦怪獣というと、東京を竜巻や津波で破壊した『帰ってきたウルトラマン』のシーゴラス・シーモンスを思い出しますが、このトータス一家のエピソードではお得意の東京破壊の描写こそ控えめですが、ある意味、沖縄の寓話ともとれる「怪獣一家とそれを追い詰めていく人間たち」のドラマが実に辛辣で、相変わらずのウエショウ節が炸裂していました。(“明るく楽しい”イメージが強い『タロウ』ですが、この前後編以外でも結構シビアなエピソードが多いんですよね・・・) そんなキングトータスの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年9月に発売されました。 歴代の名ウルトラ怪獣の意匠を盛り込んだアストロモンス(第1話登場)や、ユーモラスなビジュアルが印象的だったライブキング(第2話・3話登場)の後だけに、実存生物の巨大化怪獣であるキングトータスは怪獣としてのキャラクターがやや弱い印象を受けますが、むしろそうした怪獣たちをカッコいい怪獣人形に仕立てることにかけてはピカイチのセンスを誇るブルマァクの名匠によるものと思われる造形は素晴らしいの一言。精緻な造形と、おもちゃとしてのデフォルメが絶妙なバランスで共存している傑作怪獣ソフビです。 地味なように見えて、実は意外にデコラティブなキングトータスの数少ない立体物としても貴重ですね。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第4話「大海亀怪獣東京を襲う!」・第5話「親星子星一番星」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 コスモリキッド スタンダードサイズ 平成物
前作『ウルトラマンA』で好評だった「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの父」といったウルトラファミリー路線を更に発展させ、もはや“ホームドラマ”の域にまで達した感のある「ウルトラの母」の登場。そして、超獣から怪獣が再び主役の座を取り戻した、怪獣世界の変革のドラマ・・・、見どころ満載の展開で視聴者のハートをガッチリと掴んだ『ウルトラマンタロウ』第1話に続く第2話・3話は、早くもシリーズ初となる前後編のエピソード。 奇怪かつユニークな特性を持つ二大怪獣と、それに対して次々繰り出されるZATの奇抜な作戦。そして、タロウのピンチに駆けつけたウルトラの母の母性愛・・・、現代のおとぎ話ともいうべき奇想天外な作風と、ウルトラファミリー路線の総決算的な内容で第二期ウルトラシリーズきっての人気作となった『ウルトラマンタロウ』の物語は、いよいよこの前後編でその方向性が確立されることとなります。 そんな印象的なエピソードを大いに盛り上げたのが、コスモリキッドとライブキングの二大怪獣です。 まずは体を液体に変化させることが出来る特殊能力を持つ怪獣、コスモリキッドから。 タロウ怪獣の中では比較的、正統派の趣きがある容姿の怪獣ですが、そんなビジュアルとは裏腹に自在に伸びる長い舌で人間を捕食するという、『タロウ』きっての“トラウマ怪獣”という面もあります。 タロウとの最初の交戦後、一旦は「何でも呑み込む穴」(実はライブキングの鼻の穴)に吸収されてしまいますが、ライブキング出現後にZATの高圧パイプ作戦で緑色の液体となって体内から放出され、復活する場面はこの怪獣の真骨頂でしたね。 そんなコスモリキッドの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年6月に発売されました。 流麗なフォルムに腹部の丁寧なモールディング、劇中での印象を上回る造形美ですね。さすが名匠の仕事、といった感じです。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第2話「その時ウルトラの母は」・第3話「ウルトラの母はいつまでも」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 サボテンダー スタンダードサイズ 平成物
異次元人ヤプールが球形サボテンとハリネズミを掛け合わせて生み出した超獣、サボテンダー。 全身の棘をミサイルのように発射したり、体を丸めて体当りをしたりと、元になった生物それぞれの特性を生かしたユニークな攻撃をするこの超獣、Aパート冒頭に街中にいきなり現れ、TACやウルトラマンAと戦闘になりますが、旗色が悪いと見るや一時撤退。その後、小さな球形サボテンに姿を変え、縁日の露店のサボテン売り場に紛れ込み、そこで昆虫を捕食しているところを見た露天商の息子・三郎に気に入られ、彼のペットのような存在になります。しかし、三郎が「サブロテン」と名付けたこのサボテンを見せびらかす為に学校へ持っていったことから次々と奇怪な事件が起こり、遂には再び巨大な超獣として復活します。 星型の目に、サボテンの花状の口。『ウルトラマンA』第一クールの超獣といえば、メインライター・市川森一氏が打ち出した「神と悪魔の戦い」というコンセプトが根底にあった為か、デモーニッシュな雰囲気をストレートに押し出したものが多かったのですが、そんな中で愛嬌すら感じるサボテンダーの存在はホッと一息つける感じでしたね。 また、このサボテンダーのエピソードはゲストで出演している顔ぶれがやたら豪華だったのも印象に残っています。一連の事件を捜査する刑事役の桜木健一氏やサボテンに詳しい学者役の近藤正臣氏といった当時の人気俳優から、露天商で三郎の父親役の高品格氏や三郎の学校の校長役の天草四郎氏、サボテンに喰われてしまう用務員役の大村千吉氏といったいぶし銀のバイプレイヤーまで、とにかく出演者を見ているだけでも楽しいエピソードでした。(特に桜木氏は当時、『A』と同じTBS系の人気ドラマ『刑事くん』に主演していたこともあって、同じ刑事役での出演は実に遊び心のあるキャスティングだったといえますね) さて、B-CLUB製ブルマァク復刻版のサボテンダー。 2002年から翌2003年にかけてリリースされた、いわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の第一弾(2002年4月)として発売されたソフビです。 子供向けのおもちゃらしく先端こそ丸くなってますが、特徴的な棘が上手く表現された造形は、この時期のブルマァク造形らしくリアリズムでもって仕上げられていて完成度が高いです。彩色のセンスに難があったB-CLUB時代の商品ですが、ピンクの成型色にグリーンと赤が映える仕様は着ぐるみっぽくもあるし、ソフビの色合いもなかなか良い感じです。 復刻版扱いとはいえ、実質的な初商品化となったこのサボテンダー、多くのソフビファン・コレクターの注目を集め、発売されるやいなや市場からあっという間に姿を消し、結構なプレミアムアイテムとなったのは記憶に新しいところですが、最近になって現行ブルマァクから色替え再販されたこともあって相場も多少落ち着いてきてるようです。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンA(エース) 第12話「サボテン地獄の赤い花」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 ジレンマ スタンダードサイズ 平成物
満月が赤く染まる夜、東光太郎が下宿する白鳥家に蠢くナメクジ様の奇怪な生物。この生物こそ、光太郎がエジプトから持ち帰ったペンダントの宝石を狙って、はるばる海を渡ってやって来た伝説の生物・ジレンマでした。翌日、光太郎がさおりにプレゼントしたペンダントを狙って、再び白鳥家にジレンマが現れますが、その際に光太郎が不用意に放ったZATレーザーを浴びてジレンマは巨大な怪獣と化してしまいます... 怪獣のモチーフとして、多いようで意外と少ないナメクジの怪獣、ジレンマ。ナメクジの怪獣というと、まず思い出されるのが『ウルトラQ』のナメゴンですが、ジレンマは純然たるナメクジの怪獣だったナメゴンに比べるとヌメヌメ感も弱く、しっかりと四肢があることから、より怪獣らしさを目指したナメクジ怪獣といえます。それでいて上から見た姿は、四肢が完全に背面に隠れ、ナメクジの雰囲気を損ねていないのが素晴らしい。触角の先端にある赤く光る目玉を含め、目が六つもある奇怪なビジュアルも、いかにも古代より生き永らえてきた怪獣、という雰囲気が醸し出されていていい感じです。 正直、あまり顧みられることの無い怪獣ですが、この辺りのデザインの妙味はもう少し評価されてもいいと思います。 そんなジレンマの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年10月に発売されました。 劇中でのジレンマは基本的には四足歩行の怪獣ですが、マルサン~ブルマァクの怪獣ソフビではよくある「四足→二足にアレンジしてソフビ化」の例に倣って造形されています。とはいえ、劇中でのジレンマは二足で立ち上がる姿も見られますので、さほど突拍子も無いアレンジ、という訳ではありません。もちろん、造形も良いですし、見る角度によって印象が変わる、ジレンマのデザインの妙味を再確認出来るソフビですね。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第6話「宝石は怪獣の餌だ!」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 タガール スタンダードサイズ 平成物
八丈島近海で“大ガニ怪獣”ガンザと対決するも、触手2本を切断され、片目を潰された挙句、敗走した怪獣、タガール(その後の生死は不明)。 『ウルトラマン』のチャンドラーやドラコ(初代)、『帰ってきたウルトラマン』のザザーン、『ウルトラマンA』のムルチ(二代目)、そして『タロウ』のオイルドリンカーらと同様、怪獣世界内の弱肉強食のドラマを描く為のかませ犬としての役割を課せられた哀しき怪獣ですね。とはいえ、タガール以前の歴代かませ犬怪獣たちはレッドキングやタッコング、ドラゴリー、アストロモンスなど、ウルトラシリーズの名だたるメジャー怪獣を相手にしていたので、かませ犬としての存在感もそれなりに発揮したりもしてましたが、タガールの場合は相手がガンザという、タロウ怪獣の中でもかなり地味な部類の怪獣ということもあって、その印象も今ひとつ...という感じになっています。 怪獣というよりも、同時期の東映あたりの等身大ヒーローものの怪人と言ったほうがしっくりきそうな、タコを人間体型にアレンジしたデザインも悪くはないのですが、ウルトラシリーズの怪獣としては捻りが無いというか、ちょっと物足りないような気がします... そんなタガールの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年7月に発売されました。 前述したように、着ぐるみ怪獣としてのタガールはデザイン的にも造形的にも残念な印象の怪獣ですが、このソフビ人形のタガールはそうした印象を一変させる素晴らしい造形です。 流麗でしなやか、そして躍動感のあるフォルム。吸盤状のモールドに見られる丁寧なディティーリング。実物よりも数段格好良く、魅力的に見えるアレンジを得意とするブルマァクの名匠の技巧が冴え渡っています。 この名匠の造形でガンザも見てみたかったですね。 以上、B-CLUBから発売された幻11体シリーズのタロウ怪獣7体。 エース超獣4体も良い出来でしたが、タロウ怪獣の7体は正統派フォルムあり、異形フォルムありと、バラエティに富んでいるのが良いですね。 #ウルトラマンタロウ #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンタロウ 第7話「天国と地獄 島が動いた!」dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 バラバ スタンダードサイズ 平成物
異次元人ヤプールがアゲハチョウの幼虫(柚子坊)と宇宙怪獣を合成して造り出した超獣、バラバ。 見た目からは柚子坊の要素はほとんど感じられないのですが、デモーニッシュな不気味な顔の上に備えた剣、右手が鉄球で左手が鎌(この両腕に関しては、どちらかというと『ウルトラマンタロウ』に登場するタイラントのほうで有名ですかね)になっている“殺る気満々”のビジュアルが良いですね。まさに二つ名の「殺し屋超獣」に相応しいものであります。 このバラバ、2話に渡る「ゴルゴダ星編」通して登場するメインの超獣なのですが、後編はゴルゴダ星でウルトラ兄弟を苦しめたエースキラーのインパクトの前にやや影が薄くなってしまった感がありますかね。とはいえ、「放射能の雨」に守られながら暴れまわるバラバの姿には禍々しさが横溢していて、個人的には好きな超獣の一体です。 そんなバラバの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2003年1月に発売されました。 左手が鎌ではなく、ノコギリ状になっているのが残念ですが、その点を除けば良く出来ているソフビではないでしょうか。 ちなみB-CLUBのバラバには、幻11体の金型が発見される前、当時のカタログに掲載された写真を参考にして作られた新規造形版もあるのですが、やはり本家と比べると作りの甘さが目立つシロモノでした。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ ウルトラマンA(エース) 第13話「死刑! ウルトラ5兄弟」・第14話「銀河に散った5つの星」 平成15年(2003年)dape_man
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B-CLUB ブルマァク復刻版 ホタルンガ スタンダードサイズ 平成物
異次元人ヤプールがホタルと宇宙怪獣を合成して造り出した超獣、ホタルンガ。 怪獣のモチーフとしては非常に珍しい、ホタルの超獣ですね(他にホタルモチーフの怪獣っていましたっけ?)。登場するのは全てナイトシーン、ホタルの超獣らしく、尻尾が妖しく光る演出が実に効果的でした。 阿波踊りの女踊りで用いられる「編み笠」をかぶったようなも頭部のデザインもユニークでしたね。 そんなホタルンガの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。 こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年8月に発売されました。 マイナーで地味な印象の超獣ですが、意外と複雑な形状を見事にソフビ化しています。 以上、B-CLUBから発売された幻11体シリーズの超獣4体。 この4体のソフビの原型は、ブルマァクで数多くの傑作ソフビを手掛けた名匠の手によるものだと思いますが、リアルだけど、トンガリ過ぎない柔らかなフォルムで、精緻さと、子供の為のおもちゃとしてのデフォルメが上手く共存している絶妙なバランスの造形が素晴らしいですね。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #ソフビ
B-CLUB ブルマァク復刻版 スタンダードサイズ 平成14年(2002年) ウルトラマンA(エース) 第17話「夏の怪奇シリーズ 怪談 ほたるヶ原の鬼女」dape_man