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(株)バンダイ B-CLUB SPECIAL 怪獣玩具
発行日/昭和61年8月5日 発行/(株)バンダイ 昭和61年(1986年)に(株)バンダイより刊行された「B-CLUB SPECIAL 怪獣玩具」です。かつてバンダイ出版課が刊行していた模型雑誌「B-CLUB」の“B-CLUB SPECIAL”レーベルの本で、怪獣ソフビコレクターの第一人者、倉治隆(くらじたかし)氏の監修・構成による怪獣ソフビ写真集です。 マルサン商店から刊行当時のバンダイウルトラ怪獣まで、昭和の怪獣ソフビを幅広く、美麗な写真で掲載していますが、メインとなるのはやはりマルサンやブルマァクといった第一次・第二次怪獣ブーム期のソフビでしょうか。マルサン1期のウルトラQ怪獣はもちろんですが、個人的にはブルマァクの山吹色キングマイマイ、白いキング・ボックルに大きな衝撃を受けました。 「発行日/昭和61年8月5日」と、もはやこの本自体が“昭和レトロ”といっても良いぐらいの年数が経ちましたが、昔も今も変わらぬ怪獣ソフビファンの“バイブル”です。 #倉治隆 #バンダイ #怪獣玩具 #怪獣ソフビ #怪獣 #ソフビ #マルサン #マルザン #ブルマァク #ポピー #ウルトラマン #円谷プロ #写真集
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飛鳥新社 馬場さんが、目にしみる ジャイアント馬場への恋文
平成七年十二月十二日 第一刷発行 発行所 株式会社飛鳥新社 平成7年(1995年)に飛鳥新社より刊行された「馬場さんが、目にしみる ジャイアント馬場への恋文」です。 情感溢れる筆致で“馬場プロレス”を語る栃内良氏が名著「馬場派プロレス宣言」以来、13年ぶりに発表したジャイアント馬場の本です。 「馬場派プロレス宣言」では「ジャイアント馬場のプロレスはとてつもない器量を必要とする“超プロレス内プロレス”である」と説き、“過激なプロレス”全盛だった当時のプロレスブームの中で肩身の狭い思いをしていた馬場ファンの溜飲を下げてくれた部分がありましたが、もはや馬場と猪木の対立概念がプロレス界の中心ではなくなった平成において発表されたこの本の中で栃内氏が綴っているのはより深化した、ジャイアント馬場への終わることのない愛です。時にそれは栃内氏の個人的な思いが強く出た“私小説”的なものに映るかも知れませんが、そんな部分も含めて最後まで一気に読ませるエッセイです。 #ジャイアント馬場 #プロレス #プロレス本 #栃内良 #飛鳥新社
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音楽専科社 玩具人生デラックス ブルマァク クロニクル
2001年10月8日 発行所/(株)音楽専科社 平成13年(2001年)に音楽専科社より刊行された「玩具人生デラックス ブルマァク クロニクル」です。惜しくも3冊で休刊してしまった同社の玩具専門誌「玩具人生」のデラックス版という位置付けの本で、当時のブルマァクが販売促進用に撮影したオリジナルのポジまたはネガから構成された、資料性を重視した内容となっています(一部、マルザン期の宣材写真の掲載もあり)。カタログカラーのソフビ怪獣や店頭用のジャンボソフビなど、コレクター垂涎のアイテムが大判サイズ、美麗な写真で拝めるのがうれしいところです。 そして、何といってもこの本の目玉は、「玩具人生」本誌では遂にお披露目が叶わなかった、エース超獣・タロウ怪獣、幻のスタンダードサイズ11体の掲載だと思います(第六章)。当時のカタログには掲載されていたエース超獣4体はもとより、全く存在が知られていなかったタロウ怪獣7体の造形の素晴らしさに痺れました。特にジレンマやタガールといった、本編では今一つ印象に残らなかった怪獣が、ソフビではグッと存在感を放っているのが良いですね。幻11体は、そのほとんどがマルサン~ブルマァクで数多くの傑作ソフビを手掛けた名匠の手によるものだと思いますが、実物よりも数段格好良く、魅力的に見えるアレンジを得意とするこの名匠の技巧の素晴らしさを改めて実感します。 #音楽専科社 #玩具人生 #ブルマァク #マルサン #マルザン #ソフビ #怪獣 #ゴジラ #ウルトラマン
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音楽専科社 SHOXX8月号臨時増刊 玩具人生 第一号
発行日/2000年8月4日 発行/株式会社音楽専科社 平成12年(2000年)に音楽専科社より刊行された「SHOXX8月号臨時増刊 玩具人生 第一号」です。'90年代後半から'00年にかけての頃って、スポーンやら食玩やらが流行った“フィギュアブーム”全盛の時代でしたが、そんな時代にあえて“旧玩具”をメインに打ち出した、ユニークな玩具専門誌でしたね。 創刊号は「ウルトラセブン」特集。セブンや宇宙人・怪獣のソフビ総カタログは、マルザン~ブルマァクで発売されたソフビの様々なモデルやサイズ、カラーバリエーションが多く掲載され、見応え充分です。他にタカラ変身サイボーグの世界観を振り返った「変身サイボーグストーリー」や、歴代スーパー戦隊ロボを玩具的な視点から振り返った「スーパー戦隊ロボクロニクル」等々。個人的には、第二次怪獣ブーム期の小学館各学年誌の付録を体系的に取り上げた「第2次怪獣ブーム時期 別冊付録怪獣図鑑の系譜」が興味深かったです。 #玩具人生 #音楽専科社 #ウルトラセブン #マルザン #ブルマァク #怪獣 #タカラ #変身サイボーグ #スーパー戦隊 #ロボット
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音楽専科社 SHOXX2月号臨時増刊 玩具人生 第三・四合併号
発行日/2001年2月1日 発行/株式会社音楽専科社 平成13年(2001年)に音楽専科社より刊行された「SHOXX2月号臨時増刊 玩具人生 第三・四合併号」です。第三・四合併号は「世紀末覇王ゴジラ玩具大全」特集。マルサン~ブルマァク~ポピー~バンダイで発売された歴代ゴジラ玩具がズラリと掲載され、見応え充分。他にマルサン~ブルマァクで発売されたウルトラQ怪獣のソフビを振り返った「ウルトラQソフビ総カタログ」や、'70年代後半のポピーのカタログにスポットを当てた「カタログ人生 ポピー編」等々。そして前号に引き続き、昭和45年(1970年)に「週刊漫画TIMES」という漫画誌に掲載された、マルザン倒産からブルマァク設立までの流れを漫画化した『三匹のゲリラ』の後編も。そうそう、金型まで作られながらお蔵入りになっていた、ブルマァクの未発売怪獣の金型発見のスクープも、この号のくらじたかし氏の連載コラムでしたね。しかも、当時のカタログには掲載されていたエース超獣4体以外に、全く存在が知られていなかったタロウ怪獣がなんと7体も作られていたのには本当に驚きました... 残念ながら「玩具人生」はこの号を以て休刊となってしまいましたが、発売された3冊は何かと貴重だと思います。 #玩具人生 #音楽専科社 #ゴジラ #ウルトラQ #マルサン #ブルマァク #ポピー #怪獣
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音楽専科社 SHOXX11月号臨時増刊 玩具人生 第二号
発行日/2000年11月9日 発行/株式会社音楽専科社 平成12年(2000年)に音楽専科社より刊行された「SHOXX11月号臨時増刊 玩具人生 第二号」です。 第二号は「ジャンボマシンダー」特集。各キャラクターはもちろんのこと、敵役として発売された「恐怖の悪魔軍団」、ジャンボマシンダーオリジナルの武器商品「XX計画」や「無敵城計画」、更にはカタログや宣材コレクション、プレゼントノベルティに至るまで網羅されていて見応え充分です。他に昭和48年(1973年)から昭和53年(1978年)までの東映まんがまつりをパンフレットで振り返った「東映まんがまつりパンフレットグラフティー」や、ブルマァクと円谷エンタープライズで発売されたミラーマンと怪獣のソフビを紹介した「ミラーマンソフビ総カタログ」等々。円谷エンタープライズ版ミラーマン怪獣のNG彩色見本は、この特集でしか紹介されていないと思います。この号もいろいろと濃い内容ですが、個人的に実は一番の目玉は昭和45年(1970年)に「週刊漫画TIMES」という漫画誌に掲載された、マルザン倒産からブルマァク設立までの流れを漫画化した『三匹のゲリラ(前編)』の復刻掲載ではないか、と思っています。 #玩具人生 #音楽専科社 #ジャンボマシンダー #ポピー #東映まんがまつり #パンフレット #ミラーマン #怪獣 #ブルマァク #円谷エンタープライズ
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青弓社 オカルトの帝国 1970年代の日本を読む
2006年11月27日 第1刷 発行所:株式会社青弓社 平成18年(2006年)に青弓社より刊行された「オカルトの帝国 1970年代の日本を読む」です。 本来、「隠された“知”」であるはずのオカルトが、こと日本においてはライトなノリのサブカルチャーの一ジャンルとして定着していったのは何故か?本書は、大学などで教鞭を執る11人の気鋭の論客たちがその答えを1970年代の日本社会に遡って求め、それぞれの専門分野から考察した評論集です。 タイトルとは裏腹になかなかアカデミックな内容の本ですが、テキスト的に扱われているのが「日本沈没」「横溝正史」「エクソシスト」「ノストラダムスの大予言」「心霊写真」「UFO」「超能力」といったところなので、この辺りを通り過ぎてきた世代人には興味深く読める一冊だと思います。 #オカルト #心霊 #UFO #超能力 #一柳廣孝 #青弓社
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青幻舎 昭和ちびっこ怪奇画報 ぼくらの知らない世界1960s-70s
2014年7月20日 初版発行 2014年12月1日 第二版発行 発行所:株式会社青幻舎 平成26年(2014年)に青幻舎より刊行された「昭和ちびっこ怪奇画報 ぼくらの知らない世界1960s-70s」です。 超能力、空飛ぶ円盤、ネッシー、雪男、心霊写真、ノストラダムスの大予言...、いわゆる“オカルトブーム”に沸いた1960年代~70年代。これらの情報の発信源は主にテレビでしたが、もう一つ忘れてはならないのが少年誌や学習図鑑といった子供向け書籍類に掲載された「怪奇画」の類。小松崎茂、石原豪人、南村喬之、柳柊二など、錚々たる絵師たちが筆を揮った「怪奇画」は、一過性のテレビに比べ、何度も何度も繰り返し見ることが可能だった為に、そのおどろおどろしい絵柄が深く脳裏に刻み込まれている昭和子供世代も多いかと思います。 この本はそんな忘れ得ぬ「怪奇画」を「心霊」「秘境」「異形」「残酷」「狂気」の五つの項目に分類し、紹介したものです。見ているだけでこれらの「怪奇画」を震えながら見た当時の記憶が甦ること請け合いですが、出典元や絵師名の表記もあるので昭和子供文化の資料としても貴重だと思います。 #怪奇 #ホラー #幽霊 #初見健一 #小松崎茂 #石原豪人 #南村喬之 #柳柊二 #青幻舎
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集英社漫画文庫 女王蜂
昭和53年4月30日第1刷発行 昭和55年6月15日第3刷発行 発行/(株)集英社 集英社漫画文庫より刊行された、岩川ひろみ版の『女王蜂』。 『女王蜂』は昭和53年2月に市川崑監督の映画版が公開され、同年8月には毎日放送「横溝正史シリーズⅡ」で放映されましたが、この岩川版はそれらに先駆け、「週刊マーガレット」昭和52年15号から25号まで連載されたものです。 いかにも少女漫画らしい絵柄の漫画ですが(金田一が物凄く美形!)、内容は映画版やテレビドラマ版よりも原作に忠実で(宇津木慎介やカオルまでちゃんと登場する)、横溝ファンならば読んでおいて損は無い漫画です。 岩川ひろみ氏は当時デビュー間もない新進気鋭ですが、寡作なまま消えていった“幻の少女漫画家”だそうで、この『女王蜂』だけが唯一コミックスになっているそうです。 #女王蜂 #横溝正史 #岩川ひろみ #金田一耕助 #週刊マーガレット #集英社
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金田一耕助の事件匣 DVD-BOX
昭和51年から54年にかけて5作品が製作された市川崑監督・石坂浩二主演の金田一耕助シリーズの中から、東宝製作分の『悪魔の手毬唄』『獄門島』『女王蜂』『病院坂の首縊りの家』の4作品に、特典ディスクや「金田一耕助讀本」と題された44ページのブックレットがセットになったDVD-BOXです。 本編の4作品は単品DVDでも販売されていますが、このDVD-BOXには市川崑監督と石坂浩二氏の対談や、『獄門島』の撮影中に収録されたドキュメンタリーのテレビ番組、シリーズに欠かすことできない名脇役、加藤武氏へのインタビューなどを収録した特典ディスクが付いているのがうれしいですね。市川監督と石坂氏の金田一耕助のイラストが表紙と裏表紙のブックレットも、当時のキネマ旬報の記事などの再録でこちらも貴重だと思います。 いずれブルーレイ化されるかと思いますが、その際はシリーズ第1作『犬神家の一族』も諸事情をクリアして是非ラインナップに加えて、「真・金田一耕助の事件匣」として発売して欲しいものです。 #市川崑 #石坂浩二 #金田一耕助 #横溝正史 #東宝 #DVD-BOX
東宝株式会社dape_man
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都市と生活社 リングの目激者
昭和五十八年三月二十日初版発行 昭和五十八年三月三十一日第五刷発行 発行所―株式会社都市と生活社 昭和58年(1983年)に都市と生活社より刊行された「リングの目激者」です。 当時、“過激な仕掛人”として良くも悪くもレスラーより目立っていた新日本プロレスの名物フロントマン、新間寿氏。雑誌「ゴング」「別冊ゴング」の名物編集長として名を馳せ、プロレス評論家・解説者としても活躍した竹内宏介氏。舟橋慶一アナ・古舘伊知郎アナ時代の「ワールドプロレスリング」の名物解説者としてプロレスファンに親しまれた東京スポーツの桜井康雄氏ら3人による共著です。「闘魂アントニオ猪木との出会い」「我が思い出に残る決死の仕掛け」「スーパー・アイドル育成作戦」など6つのテーマについて3人がそれぞれの立場から綴った記事と、「私だけが知っている馬場―猪木の対立と友情」と題された座談会が収録されています。 当時のプロレス人気を縁の下で支えていたお三方による興味深い裏話の数々。個人的には“新間節”が炸裂している座談会が面白かったですね。ちなみにこの本の刊行から数ヶ月後、新間氏は新日本プロレス内部で勃発したクーデターにより失脚の憂き目に遭う訳ですが、この座談会の時点では想像もしてなかったでしょうね... #プロレス #プロレス本 #新間寿 #竹内宏介 #桜井康雄 #都市と生活社
都市と生活社dape_man
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近代映画社 スクリーン臨時増刊 THE HORROR MOVIES PART5
昭和61年11月15日発行 発行/(株)近代映画社 THE HORROR MOVIESシリーズ最終号となったPART5。 東京国際ファンタスティック映画祭'86の特集がメインとなっていて、出品作品の『悪魔のいけにえ2』や『ポルターガイスト2』、『悪魔の毒々モンスター』などを紹介しています。 #ホラー #スプラッター #SF #ムック本 #スクリーン
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近代映画社 スクリーン臨時増刊 THE HORROR MOVIES PART4
昭和61年8月5日発行 発行/(株)近代映画社 表紙がトビー・フーパーの『スペースインベーダー』、裏表紙がジェームス・キャメロンの『エイリアン2』、どちらも当時の新作ですね。 記事では『エルム街の悪夢2 フレディの復讐』が新作ホラーとして紹介されていますが、旧作紹介でも『猿の惑星』シリーズが取り上げられたりして、この号は全体的にSF度が高めです。 #ホラー #スプラッター #SF #ムック本 #スクリーン
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近代映画社 スクリーン臨時増刊 THE HORROR MOVIES PART3
昭和61年5月5日発行 発行/(株)近代映画社 PART2から約半年後の昭和61年5月に発売されたPART3。 新作として『死霊のえじき』『バタリアン』もしっかり邦題で紹介されていますが、注目は『マイドク ~いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか~』と『デッドリー・スポーン』ですかね。前者はやたらと長い邦題(笑)が、後者は低予算ながらもパワフルなモンスター描写が好事家たちの間で話題となりましたね。 ロメロ映画に欠かせないトム・サビーニや、リック・ベーカー、ロブ・ボーティンなど、特殊メイクアップアーティストたちの特集記事も読み応えありました。 #ホラー #スプラッター #SF #ムック本 #スクリーン
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近代映画社 スクリーン臨時増刊 THE HORROR MOVIES PART2
昭和60年11月5日発行 発行/(株)近代映画社 PART2では話題の3大新作として、『DAY OF THE DEAD』『RETURN OF THE LIVING DEAD』『FRIGHT NIGHT』が紹介されていますが、『DAY OF THE DEAD』は『死霊のえじき』、『RETURN OF THE LIVING DEAD』は『バタリアン』ですね。まだ日本公開前なので邦題が付いていないんですね~ 『ビヨンド』や『墓地裏の家』など、日本未公開だったルチオ・フルチ作品の日本版ビデオが発売されたのもこの頃ですね。 #ホラー #スプラッター #SF #ムック本 #スクリーン
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