gibson custom shop Historic Collection 1958 Les Paul Junior TV DC

ソープバーの方が大人しい問題について

ギブソンはP-90に仕様の違いは無いと否定してるのに、ドックイヤーのP-90の方がソープバーのP-90より音が暴れる、とかワイルドだ、とよく言われている。レスポールジュニアの方がスペシャルやゴールドトップより荒々しい音がする、というものだ。 今までは私もギブソン担当者と同じ意見で、利用者のイメージで語られてるのではないかと思っていた。レスリーウエストの方がボブマーリーよりギターの音がワイルドな感じがする、と。 しかし上記のほぼ同年代、同材、ボディ厚も同程度、ピックアップの数以外はほぼ同等の二台を比べると確かにドッグイヤーの方が荒々しい。 何故なのだろう。配線が長くなる分信号が劣化している？フロントピックアップとコントロールキャビティのザクりのせい？ブリッジが一体化なせい？ヒスコレ同士の比較の際はボディ厚が違いすぎたのと、どっちも十二分にうるさいのであまり気にしていなかった。 当然個体差が重なってたまたま、ということもあり得るのだが中々に興味深いものである。 #コレクションログ

実機で確認

世間ではヒスコレはいい、いい、と言うし、ビンテージそのもの、とか完全再現だ、と言われる。実際にいいギターだし、手に入ったオリジナルと比べ、確かにそっくりに再現されているのも確認できた。ヒスコレだけ買っていたとしても自分の人生にはそんなに影響はなかったのではないかと思う。むしろ安くないオリジナルを買わない分金銭的な余裕があったかもしれない。だが、実際に実機で見たり弾いたりして比べるととても面白い。この楽しさが収集の原動力でないかと思う。 だが、楽しさに我を忘れているかと言うとそうではなく、ある程度以上の値段のものは無意識に敬遠している。数もギター好きとしては普通だろうし、高価でも珍しくもないものも多い。この中途半端さがコレクターと言い切るにはまだまだな所とも言えるが、反省して正すべきかと言うとそうでもないようにも思える。 #思い出