Fortune Lens
デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。
リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
ミューゼオで来館されて気になるカメラを、出品してるかも知れないので、お暇なとき立ち寄って見て下さい。
https://www.mercari.com/jp/u/708520704/
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趣味に仕事に集めた、クラシックカメラの紹介です。
引越しの際に埋もれていたカメラが、積みプラならぬ、積みカメラが沢山出てきました。
何台ではなく、遂に量り売りの如くお重さになってしまいました。
何かしらの特徴があって集めたカメラなので、ミュージアムを整理しながら紹介できればと思います。
01F-日本のカメラ/レンズ
02F-ドイツのカメラ/レンズ
03F-アメリカのカメラ/レンズ
04F-ロシアのカメラ/レンズ
05F-スイスのカメラ/レンズ
06F-フランスのレンズ
07F-スウェーデンのカメラ
08F-イギリスのカメラレンズ
09F-中国のカメラレンズ
10F-デジカメ
11F-中判・大判カメラ/レンズ
12F-二眼レフ
13F-レンジファインダーカメラ
14F-蛇腹カメラ / スプリングカメラ
15F-コンパクトカメラ
16F-トイカメラ/ミニカメラ
17F-インスタントフィルムカメラ
18F-シネカメラ
19F-水中カメラ
20F-マウントアダプター
21F-標準レンズ
22F-マクロレンズ
23F-Bellows 接写装置
24F-バブルボケレンズ
25F-レフレックスレンズ
26F-Printing Lens
27F-Projection Lens
28F-特殊レンズ / ギミックレンズ
29F-カスタムレンズ
30F-カメラ用品/アクセサリー
31F-カメラ修理道具
32F-フィギュア
33F-女子フィギャ
34F-セクシーフィギュア
35F-にいてんご フィギュア
36F-猫 グッズ
37F-怪消し繋がり交流館
38F-ミニカー
39F-富岡光学
40F-TOPCON 東京光学
41F-KOWA 興和
42F-KODAK
中判フィルムを利用する縦長の箱型のカメラで、二つの光学系・レンズが縦に並んでいます。
二つレンズが並んでいるので、2眼レフカメラと言います。下の光学系が撮影用で焦点面にはフィルムがあり、上の光学系がファインダー用で焦点面にはスリガラスがあります。同じ焦点距離の写真レンズで、連動するピント合わせ機構を持ち、ファインダー用光学系で狙った被写体にピントを合わせると撮影用光学系でもピントが合う仕組みです。
ラーメンが30円で食べれる時代に、ローライフレックスが約9万円ほどしたそうです。そこに登場したリコーフレックスのカメラは5800円という価格は破格の値段でした。
一眼レフカメラほど複雑な機構でないため軽量で故障も少なく、製造が簡単なために価格も安く製造できた為、1950年代第2次二眼レフカメラの大ブームが起こります。
100種をこえる二眼レフが次々と誕生して、四畳半でも生産できるため、零細企業は四畳半メーカーとも呼ばれました。
戦後の復興に、一役買ったカメラでもあります。
1930年代から1950年代頃まで、製造されていたカメラです。一眼レフカメラが普及する以前に、広く使われていたカメラです。レンズをカメラボディに収納するのに、蛇腹が使われているのでそう呼ばれています。フォールディングカメラ、スプリングカメラなどとも呼ばれています。
今でも、レチナ、スーパーイコンタ、パール、マミヤ6など、現代でも十分に通用するレンズのカメラがあります。長きに渡って製造されていたので、名玉と言われるレンズを搭載したカメラも少なくはありません。カメラから割合簡単にレンズだけを取り外せるので、マウントアダプターを制作して、デジタルカメラで楽しんでいます。
50年代以降、レンジファインダーカメラ、一眼レフカメラに地位を奪われていきます。
ニコンの全天候カメラ ニコノスニコノスシリーズ 28mmF3.5 / 35mmF2.5 / 80mmF4
陸上でも使用可能なレンズが用意されており、水中に限らず全天候カメラとしての側面があり、水中よりむしろスキー場での活躍の場が多かったような気がします。しかしピント合わせは目測によるため、35mm広角レンズを3m位にして、パンフォーカスによる撮影が主体で、デジカメ用にマウントアダプターを制作して、ビューファインダーで、ピントを合わせるともの凄くよく写るレンズだったということが判明しました。
それもそのはず、35mmF3.5のレンズ設計はニコンS型より以前のニコンI型の時代から交換レンズのラインアップに登場しておりニッコール草創期を飾るレンズでした。
ラインナップとしては、陸上用にUWニッコール50mmF2.0 が欲しかったです。
αEマウントアダプターとM4/3マウントアダプターを制作したので、ピントバッチリの写真が撮れます。
特にローアングルの撮影がしやすいです。
1本のレンズが、カメラの数だけ楽しめます。
レンズマウントアダプター、今ではポピュラーなマウントアダプターも、一時代前純正以外他のメーカーのレンズを装着することを邪道のように言われていた。マウントアダプターを販売する所もないので、自力で撮影用に加工したものです。
今では、旋盤も2台ほどあるので、図面さえ引ければ大抵のマウントアダプターが制作できるようになりました。
昔はレンズが高価な大盤カメラのレンズを、中判カメラでも使えるようにしたものです。
今は、フィルムカメラ時代のマニュアルレンズを、各社デジタルカメラに付けられるように加工しています。
ソニーのNexマウント用アダプターは、30種ほど制作したような気がします。
マニュアルレンズの入門は、やはりペンタックスのスクリューマウントでしょうか?
フランジバックの長いレンズを、フランジバックの短いデジタルカメラボディーに装着して楽しむのが基本です。
カメラマウントの種類は、カメラメーカーの数だけあると思って良いほどです。
ミラーレスカメラは、フランジバックの短いカメラなので、今まで装着しても無限大に合わすことができなかったレンズも、装着できるようになりました。
バブルボケ、玉ボケ、バブルソープ、バブルリング、シャボン玉ボケ、最近話題のバブルボケ写真です。
ドイツのメイヤー・オプティーク社が作ったトリオプラン100mmF2.8が、バブルボケ写真の始まりのレンズです。
H.D・テーラーが1893年に開発した3枚のガラスを使ったトリプレットタイプのレンズが原型です。
3群3枚というシンプルな構成にもかかわらず、ザイデル収差の全てを調整するアナスチグマートという特長があります。このため特に中央部は非常にシャープでコントラストの高い像が得られる。しかし、像面湾曲の補正を十分にするのは難しく、特に周辺部で非点収差となり、レンズ開放の状態でバブルボケが発生します。トリオター、ノバー、ランサー、レオマーなど、廉価な中判及び35mmカメラに多数搭載されたトリプレットタイプです。戦前から戦後1960年代後半に製造された多くのカメラにそれらのレンズを見ることができます。バブルボケするレンズは、他にも色々とあるので、機会があれば紹介したいと思います。
21世紀以降では写真レンズとしてはほぼ姿を消しているものの、2024年に新規開発されたハーフ判フィルムカメラである『ペンタックス 17』では3群3枚トリプレット構成の25mm F3.5レンズが採用されました。
一寸、撮影してみたい気分になります。
レフレックスレンズ、または、ミラーレンズとも言われ、光学系に反射ミラーが配置されているのでそう呼ばれます。
写真撮影用レフレックスレンズのルーツは、17世紀後半にスコットランドのジェームス・グレゴリー、イギリスのアイザック・ニュートンが考案した天体望遠鏡の発展型の反射屈折式(Catadioptric・カタジオプトリック)と呼ばれ、写真撮影用レンズのほとんどは、マクストフ・カセグレン式のカタジオプトリック、(欧米では略してCATレンズ)レンズです。
フィルムカメラ時代は、レンズが暗くピントが合わせ辛かったが、デジタルカメラとの相性は抜群です。
ISO感度を上げて、ライブビューでピント合わせ、センサーシフト式手ぶれ軽減機能を備えたボディなら鬼に金棒、
お手軽に超望遠の世界を楽しめます。
因みに、月を拡大撮影するのなら、鏡に映った月を撮影すれば簡単に拡大撮影ができます。
Printing Lens 引き伸ばしのレンズは、フィルムに記録された情報をできるだけ忠実に印画紙に投影するために設計されたレンズで、小さな原版をシャープに拡大できる解像性能を備え、歪曲収差や色収差など諸収差が極限まで補正されているのが特徴です。それだけに、撮影レンズとしても高い解像性能が期待できるというわけです。
L39ネジなので、ライカL用のマウントアダプタを利用すればカメラに装着するのは簡単です。ただ、引伸しレンズにはフォーカスリングがなく、そのままではピント合わせができないので、実際に使うにはL39-M42変換リングを使いM42スクリューマウントにして、M42ヘリコイドマウントでピントが合わせられるようになります。
ただ、引き伸ばしレンズには決まったフランジバック長が無いので、焦点距離によってフランジバック距離は違います。また、同じ50mmレンズでもメーカーやモデルの違いにより、マウント面の位置が異なるので、縮長の違う何種類かのヘリコイドアダプターがあると便利です。
映写機(Projection Lens)は、フィルムに現像された静止画に光を当て、その透過光をレンズを用いてスクリーンに映像として映し出す。一般的な35mmフィルムの機材を転用しやすい拡大投射できるスライド映写機は1990年代まで盛んに用いられ、小型軽量安価で動作の確実なスライド映写機は、各メーカーから発売されていました。欧米ほど映写機が一般に普及しなかったのは、スライドフィルムで撮影する習慣がなく、壁面投射しにくい日本家屋の構造にも起因すると思われます。
注目して集めているのは、映写機ではなく映写レンズの方です。
中央部は非常にシャープでコントラストの高い像が得られる、トリプレットレンズが多く使われています。焦点距離も60mm〜80mm F2.8と、ポートレート撮影にはぴったりの画角です。像面湾曲の補正も十分に補正されていないので、特に周辺部で非点収差となり、レンズ開放の状態でバブルボケが発生します。