久しぶりのバルチャン散歩
初版 2021/12/02 02:07
改訂 2021/12/02 02:07
今日の主役は、
ルミックス G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH/MEGA O.I.S. H-VS014140 、長い名前である。
もう一本、Carl Zeiss Jena Tessar 2.8/50 Macro Ver. 多分世界で一番生産されたレンズだろう ………
東ドイツのカメラには、このレンズが付いていないカメラが無いほど、ポピュラーなレンズだけれど、設計から100年たった今でも、一向に色あせないレンズです。
Tessar 50mm F2.8 Altessa Macro Lens Ver.
晩秋のイタヤカエデを挟んで喜ぶ、バルちゃん!!
今回は、M4/3 ズームレンズのレビューのご依頼が有り、バルチャン散歩と相成りました。
14-140mmのレンズを新品で購入したのだが、Lumixのボディとバランスが悪いのでお蔵入りしたまま、触るのは今回でなんと2回目であります。
14mmの広角、収差も無く、色調もノーマル、解放ボケも悪くない。
50mmの標準、一番使用頻度が高い領域、高倍率ズームでは、中々の描写では無いだろうか? この焦点域から望遠にシフトしていくと、背景ボケが顕著になります。
140mm望遠、背景が蕩けるボケになっています。
望遠にありがちな、描写の崩れも無く、発色も全域に渉って自然で、色飛びも無く、
とても使いやすいレンズです。
カメラは基本的に、ボディとレンズのメーカーが一緒なのですが、
M4/3のカメラの開発に当たって、オリンパスとルミックスが共同開発したので、
カメラ、レンズ互換性はバッチリで、古いルミックスではレンズ性能が発揮できなかったが、EM-5に装着して、改めてレンズ性能を再発見!!
(Mark Ⅱ ならもっと凄いのかな?)
14mmの風景、真ん中にぽつんとサギがいがいます。
10倍ズームは、凄いです。こんなに大きく写せます。
普段、単体レンズしか使わないので、この便利さに引き込まれそう ………
そして、このレンズの凄いのは、追いピンができること!
普通は、AFでピントを合わせると、ピントリングにトルクが掛かって、ピントリングを回すことができないのですが、再度ピント合わせができるのです。
通常は、AFでピントを合わせると、サギのくちばしでピントが合うから、サギの目にピントは来ませんが、追いピンをして目にピントを合わせることができます。
その際は、ファインダーが拡大モードになって、更に合わせやすくなります。
これなら、野鳥の撮影に限らず、普段撮影でも思い通りにピント位置を変えることができます。この機能は、使わないで置くのは勿体ない!!
今回は、メーカー同士の良いとこ取りの、コラボレーションでした。
万能な高倍率ズームレンズの実写レビューでした。
好い事だけ書きましたが、長所短所は、物に限らず必ずあるものです。
短所を上回る長所があれば、好いレンズと言うことでしょう ………
単発のレビューでした。
#コレクションログ
#ウルトラマン
#参考
#比較
Fortune Lens
デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。
リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
ミューゼオで来館されて気になるカメラを、出品してるかも知れないので、お暇なとき立ち寄って見て下さい。
https://www.mercari.com/jp/u/708520704/
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