- guhehehompodasu Museum
- 1F モロッコの三葉虫
- Zlichovaspis spinifera
Zlichovaspis spinifera
モロッコで出土する三葉虫では一般的なズリコバスピス。普通種とされる本種ですが、一部の地域では背中にトゲを生やしたズリコバスピスが産出されます
トゲといっても目に見えて痛そうな尖ったものではなく、健康器具にある様なちょっとしたイボ。最早無いよりかはマシといった頼りないトゲですが、イボでも強く押せば痛い様に、そこそこの防御力があったのかもしれません
この棘のあるズリコバスピスは棘のない種と比較し産出量が圧倒的に少なく、一般種ながら希少という特異な立ち位置にあります。それ故コレクション価値が高く、もし大きく棘のある本種が売りに出されれば、目玉が飛び出る値段になる事は確実です
