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うつわの中の宇宙

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趣味で集めたものたちです。その中でも、銀河釉という名前の陶器を紹介していきたいと思います。

銀河釉は、佐賀県武雄市の陶芸家、中尾哲彰氏が創出した釉薬の総称で、春銀河、夏銀河、秋銀河、冬銀河と睦月銀河が基本の釉薬になるようですが、それに茜銀河、真朱銀河、漆銀河など、釉薬のバリエーションがあります。

いずれも窯変結晶釉ですが、窯入れも一度ではなく、何度も焼成してひとつの作品が完成しますので、途中で駄目になる作品も多く量産ができません。また、ベースとなる釉薬の色合いが従来の結晶釉とは大きく異なり、他に類を見ない、唯一無二のものとなっています。