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#001 新釈エジプト風タロット
二見書房より1974年に発売された、辛島宣夫氏によるエジプト風デザインのモノクロカード。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 書籍「タロット占いの秘密」に解説書とともに同梱されていた。大アルカナ、小アルカナ共にウェイトのデックを元にはしているが、人物の向きや構図、持ち物等に違いもある。大アルカナには対応する占星術のサイン(星座)の記号も描きこまれている。自分好みの色に彩色して使用する事が配慮されている。 裏面はスカラベをモチーフにした上下対称のデザインとなっている。 #ウェイト系 #新釈エジプト風タロット
二見書房 101×54×0.35 1974ひろのすけ
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#002 J.K.TAROT
大陸書房より1975年に発売された、アレクサンドリア木星王の監修で、作画は中島靖侃氏。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 書籍「タロット 本とカード」に専用解説書「タロット 入門と占い」とともに同梱。 ウェイトのデックを元にしているが新たな解釈によって細かな変更が行われている。特に色合いが大きく異なり、個人的にはオリジナルよりこのデッキの方が好み。 右下にはカードの内容と対応するヘブライ文字が描かれている。 カードの裏は初期の頃は小豆色に白でヘキサグラムとヘブライ文字が描かれており上下非対称。その後、模様が紫色のチェックで上下対象となった。 カードケースには写真のものの他、クリーム色の物もあり、1975年(カード裏小豆色、茶色のホック付きケース)、1975年(カード裏紫色、茶色のホック付きケース)、1989年(カード裏紫色、茶色のホック無しケース)、1989年(カード裏紫色、ベージュのホック無しケース)の4パターンがある。 2024年にイギリスのTarotcollectibles社からThe J.K(Jupiter King)1975 Version(パッケージカードが魔術師)とThe J.K(Jupiter King)1989 Version(パッケージカードが愚者)が復刻されてカード単独で発売されている。両バージョンともカード裏は紫色で、日本の魔女の家でも取り扱い(1975 Version)されている。 この他にパッケージカードが世界の缶入りもあるようだ。カード裏は紫色。 #ウェイト系 #J.K.TAROT
大陸書房 118×71×0.30 1975ひろのすけ
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#003 1JJ SWISS TAROT CARDS
1974年、日本では日本遊戯玩具株式会社より「TAROT FORTUNE TELLING GAME」として専用解説書とセットで販売された。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 18世紀のフランスで作られたブザンソン版を元に、スイスのAGMULLER社が1974年に復刻したもの。 大アルカナの2がJunon、5がJupiterとなっており、デック名の1JJはここに由来する。 カードの裏はベージュに黒と青のチェック柄で上下対称。 #未分類系 #1JJ
AGMULLER 111×61×0.33 1974ひろのすけ
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#004 TAROT OF MARSEILLES
フランスのB.P.GRIMAUD社から1973年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。最近は様々なタイプのマルセイユ版が復刻発売されているが、当時マルセイユ版と言えばコレであった。 このデックはカードに厚みもあり、表面のコーディングも良く、非常に扱いやすい。カード裏は薄いブルーのチェック柄で上下対象。 #マルセイユ系 #MARSEILLES
B.P.GRIMAUD 123×65×0.50 1973ひろのすけ
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#005 THE RIDER TAROT DECK
アメリカのU.S.GAMES SYSTEMS社から1971年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 初め1909年にイギリスのRIDER社より発売された為、長い間ライダー版と呼ばれていた。また、RIDER社のカードは青い箱に入っていた為「青箱版」とも呼ばれた。 日本ではこのU.S.GAMES SYSTEMS社の物が多く出回っており今でも同じパッケージで販売されている。カード裏はチェック柄で上下対象。 最近はRWS(RIDER WAITE-SMITH)と呼ばれる。RWSは、タロットのバリエーションを産むきっかけのデックであり、また、RWS自身もパッと見ただけでは分からないが、ハッチングの入り方や色等発行年代によって数多くの種類が存在する。 #ウェイト系 #RIDER #RWS
U.S.GAMES SYSTEMS 120×70×0.33 1971ひろのすけ
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#006 TAROT ARISTA
フランスのB.P.GRIMAUD社から1964年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 小型のデックで大アルカナは1枚毎にベースの色があり、小アルカナはスート毎にベースの色が割り当てられている。 カードには正位置、逆位置に対応した解釈についてフランス語で記載されている。カード裏はチェック柄で上下対象。 #マルセイユ系 #ARISTA
B.P.GRIMAUD 113×60×0.33 1964ひろのすけ
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#007 AQUARIAN TAROT
アメリカのMORGAN PRESS社から1970年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 アメリカのデザイナーDAVID PALLADINIが作ったもの。登場人物が上半身のみで大胆にカットされている。 大アルカナは2の女教皇等一部を除いてバックは白、小アルカナもワンドとカップも同様のデザインとなっている。対照的にソードはピンクと紫、ペンタクルスは水色の雲状のバックが美しい。 カード裏はブルーで上下対象。 最近ではU.S.GAMES SYSTEMSのものを購入する事ができる。こちらのカード裏は青と白のうろこ状のデザインで上下非対称。キャラメルボックス入りや缶入り、解説書とのセットなどのバリエーションもある。 #ウェイト系 #AQUARIAN
MORGAN PRESS 119×76×0.33 1970ひろのすけ
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#008 EL GRAN TAROT ESOTERICO
スペインのFOURNIER社から1976年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 デックの構成はマルセイユ系だが、図柄はオリジナルとも言える独特のデザインで、それぞれのカードには、ヘブライ文字や星占いの星座や惑星の記号が描かれている。 MARITXU GULERが監修し、LEWIS LONGERが描いた。カードの裏は上下非対称のデザイン。 #マルセイユ系 #ESOTERICO
FOURNIER 110× 60×0.31 1976ひろのすけ
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#009 THE ROYAL FEZ MOROCCAN TAROT
スイスのAGMULLER社から1975年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 PAUL FOSTER CASEのモロッコ起源説を元に作られた。 デザインは線画で、使用している色数も少な目。それぞれのカードは黄色い枠で縁取られ、背景はモノクロでスートのアイテムと人物が彩色されている。 カード裏は上下対象。 #ウェイト系 #MOROCCAN
AGMULLER 120×70×0.33 1975ひろのすけ
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#010 EGYPTIAN TAROT CARDS
アメリカのTHE CHURCH OF LIGHT社から1964年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 1936年にGloria Beresfordによってデザインされ、C.C.ZAINによりBROTHERHOOD OF LIGHTSより発行されたデック。 エジプトをテーマにしたモノクロの線画でデザインされており、各カードには星占いの星座やヘブライ文字も記されている。 カード裏は上下対象。 #マルセイユ系 #EGYPTIAN
THE CHURCH OF LIGHT 108×63×0.31 1964ひろのすけ
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#011 TAROT CARDS(SHERIDAN DOUGLAS TAROT)
イギリスのMANDRAGORA PRESS社から1972年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 ALFRED DOUGLAS監修でDAVID SHERIDANが描いたもの。 カードはコーティングされてツルツルピカピカ。デザインも大胆に省略されながら、原色を中心にベタ塗りされている。 1970年代のものはパッケージにはTAROT CARDSとのみ表記されている。カード裏は上下対象だが、2006年に再販されたものはカードの裏に模様がデザインされ、カードの厚みも若干薄くなり、パッケージの表記もSHERIDAN DOUGLASとなっている。 #未分類系 #SHERIDAN #DOUGLAS
MANDRAGORA PRESS 118×66×0.48 1972ひろのすけ
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#012 THE OSWALD WIRTH TAROT
アメリカのU.S.GAMES SYSTEMS社から1926年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 OSWALD WIRTHによって1889年に大アルカナ22枚が作られた。その後1926年に小アルカナ56を含む78枚のデックとして発行された。 日本でも薔薇十字団のタロットとして大アルカナ22枚が流通した事もある。 カード裏は上下対象。 #マルセイユ系 #OSWALD #WIRTH
U.S.GAMES SYSTEMS 132×71×0.32 1962ひろのすけ
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#013 THE GOLDEN DAWN TAROT
アメリカのU.S.GAMES SYSTEMS社から1978年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 ROBERT WANGがMACGREGOR MATHERSの解釈に基づいて作成されたオリジナルを元に作成した。 カード裏は上下非対称。 #マルセイユ系 #GOLDEN #DAWN
U.S.GAMES SYSTEMS 127×79×0.35 1978ひろのすけ
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#014 THOTH TAROT DECK
アメリカのU.S.GAMES SYSTEMS社から1978年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 ALEISTER CROWLEYの指導によってFRIEDA HARRISが描いたもの。 現在、様々なTHOTH TAROTがあるが、こちらは1970年代の「WHITE BOX C」と呼ばれるもの。 大アルカナは、並びはマルセイユ系と言えるが、8の正義が調整に、11の力が欲望に、14の節制が技に、20の審判が永劫に、21の世界が宇宙になっている。 カード裏は上下非対称 #マルセイユ系 #THOTH
U.S.GAMES SYSTEMS 140×95×0.30 1978ひろのすけ
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#015 TAROT(BOTA TAROT)
アメリカのBUILDERS OF THE ADYTUMから1931年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 パッケージにはTAROTとのみ記載されており、PAUL FOSTER CASEによって作成された。 BUILDERS OF THE ADYTUMを略してBOTA版と呼ばれる。 小アルカナの10から1は数札となっており、大アルカナはウェイト系の並びとデザインで、パッと見た印象はモノクロのRWSと言った印象だが、1魔術師の向きが正面では無く、斜めを向いていたり、9隠者のフードにヘブライ文字が描かれていたりと独自の解釈も取り入れられている。 カードの材質はケント紙の様な吸水性の良いもので、利用者が好みで彩色して利用者出来る様になっている。 カード裏は上下非対称 #未分類系 #BOTA版
BUILDERS OF THE ADYTUM 106×64×0.40 1931ひろのすけ
