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近鉄 道明寺線・長野線 入場券

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近鉄道明寺線は、南大阪線道明寺駅からJR橿原駅までの全駅3駅、2.2kmの路線です。また、長野線は南大阪線の古市駅から河内長野駅までの全駅8駅、12.5kmの路線です。現在は、南大阪線の支線となり別々の路線ですが、生い立ちは南河内地区から大阪への輸送を担う目的で当時の国鉄柏原駅から古市まで開業したのが始まりです。その後河内長野まで延伸し、将来は高野山へつなぐ計画だったようですが、高野山へは南海が延伸を果たしています。国鉄へ接続することから関西では少数派の軌間幅1067mmを採用し今に至っています。当初は、国鉄線を経由して大阪に乗客を運ぶ路線で開業しましたものの、独自で大阪を目指す方針転換により、道明寺から分岐して阿倍野橋まで路線を拡張しました。一方、大和の方向へも延伸が計画され、現在の橿原神宮前駅まで開業され、阿倍野橋-橿原神宮前間が本線となり、道明寺線、長野線は分断されそれぞれ支線となっています。本線である南大阪線は、道明寺駅、古市駅を出発するといずれも左急カーブして阿倍野橋、橿原神宮へと向かうのは、道明寺線、長野線が本線であった証です。