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Not Assured / Relic Gold Burst Pink Paisley Tele
私のMUSEUMをあちこちご覧いただいていると、案外と「赤い」ギターが無いことに気づかれるかも知れません。 「いやいや、チェリーサンバーストのLes Paul Modelもあれば、SGタイプもLes Paul jr.もダークチェリーだし、赤いじゃ無いですか」とか思われるかもですが、やっぱりちょっと何か違う気がしていました。 かといって、ソリッドレッドのES335とかは柄じゃないし。。。と、還暦記念のギター選びについては近年ずっと悩んでいたのです。 今年の1月にちょっとした要件で名古屋に行く機会があったのですが、そこでGRECO ZEMAITIS WF1800、という、これまたレアなギターに触れる機会がありました。赤系で、いわゆる「真っ赤」ではない、ダークな赤と虎杢のメイプルが合わさった、とても気になっていたギターだったのです。残念ながら予算の都合が付かず(本当に数日泣いてました)、手に入れられなかったのですが。。。。 そんな失意の中、「もう、こだわりなくなんでも良いかなぁ。。。」なんて思いながらweb surfしていたら、これも憧れであった「Relic Gold Burst Pink Paisley Tele 」の写真を見かけたのです。 「うわー、これも欲しかった奴なんだけどなぁ。。。」なんて見てたら、メチャクチャなお値段が付いている。。。安い方で。。。 「あぁ。。。中国製のレプリカね。でも、意外と見た目はいいよなぁ。。。。」なんて思いながら、『見始めて』しまったのが運の尽き。 中国製などのギターに詳しい先輩のお話などを参考にしたりして、「ええわ、どうぜ僕自身もパチモンみたいなものだし、一度くらい、騙されたと思って記念にこういうのに手を出してみるか!」なんて思って、その商品がeBayで扱われていることを知り、eBayを使って今年のバレンタインデーに発注したのです。 (中国系の通販会社は流石に怖かったので、eBayで出ているなら大丈夫かも、という思惑もあったのです) 到着予定日はなんと、5/6。。。だいぶん、先やなぁ。。。 なんて思いつつeBayの発注履歴などを見てたら(進捗状況などがUpされる)どんどん出荷に近づいていて、「え?え?」とか思っているうちに上海を出荷、空路日本に到着、で、あっという間(3/21)に到着、と相成りました。 郵便局まで(EMSで来た)引き取りに行ったら。。。やたらと軽い!本当に中身、入っているのこれ?ってくらいに。 そして御多分に洩れず、パッケージは黄色いくっさいテープでぐるぐる巻きにされてました(笑)。 ご対面、、、、してみるとまぁ、ボディーの仕上がりはとても良い感じ。見た目、すごく綺麗に仕上がってます。 うんうん、これなら文句ないよなぁ、あの値段で買えたなら、ヨシとしようか。 と、帰宅が深夜だったので、試奏は翌日、にしたのです。 。。。。が。。。。 商品説明には確かに「Relic」とありましたし、汚し(わざと)とかは物凄く稚拙ですが(塗装をサンドペーパーで適当に削ったような感じ。とても演奏して汚れた感じには見えない)やってありまして。 。。。ですがね。。。。 指板のポジションマークのところ、15フレットと19フレットのドットマークの所なんですが、 『割れて』るんですよ。。。おまけにその『割れ』がフレットにまで掛かってて、フレット浮が発生。 18フレットの音が『全然鳴らない』状態であることがわかったのです。 早速、出品者に連絡。 以下、その出品者とのやり取りをここに残しておきます。 ************************************** Feb 13 商品購入 Mar 21 配達済み Mar 22 返品開始 返品理由 不動・欠陥 詳細 ネック指板の所、19フレットのポジションマークのところが割れていて、フレットが浮いてしまっています。18フレットの音が鳴りません。 また、15フレットの所の修正があまりに汚い削られ方をしています。 返品交換、返金をお願いします。 Mar 23 出品者がお客様にメッセージを送信しました hello friend, send back need more time and fees , give you 60.00 AUD please keep it is ok ? <お友達、返品するには時間もお金も掛かるから、商品そのままで60豪ドル返してそれで良い? 私、怒り狂いまして。 Mar 24 メッセージを送信しました Dear xxxxxx, I got your message now. That say, send back need more time and fees At this point, I understand what you say. However, give you 60.00 AUD please keep it is ok ? So you mean I have to pay for this DO NOT WORK MUSICAL INSTRUMENT ( JUNK ) 468 - 60 = 408 AUD? I do not think I have to pay for such a rubbish over 400 AUD. because It is Really Out of USE to play any music, I think, Also I have to pay for this trush for City Hall if I ask them to dispose this. How do you think? <親愛なるxxxxxxさん(一応伏せた)、今、あなたのメッセージを受け取りました。それには、送り返すにはお金も時間もかかるから、とあり、その部分では理解できたのですが、続いて、60AUD返金するのでそのまま受け取ってもらえませんとあります。 つまりあなたはこの役に立たない楽器(ゴミ)に対して400AUD以上、468-60=408AUDも私に支払えというのですか?こんなゴミに400ドル以上なんて支払えません、なぜならこれは、どんな音楽をやるにも全く使い物にならないのです。おまけにもしこれをゴミに出すなら、私は自治体に対してその費用も支払わねばなりません。どうお考えでしょうか? するとお返事が。 Mar 24 出品者がお客様にメッセージを送信しました hello friend, The product quality is very good. give you 120 AUD refund? please keep it is ok ? or how much you can keep it ? <お友達、商品品質はとても良いのです。120豪ドルを返せば良い?そのまま持ってくれてOK?もしくは、いくらやったらそのまま引き取ってくれるのん? 私さらに頭に来まして、不具合箇所の写真を撮影し、演奏しても音が出ないという証明の動画を撮影して編集、ギガファイルにて送り付けました(現状もう期限切れて見れないですが) Mar 25 メッセージを送信しました Dear Sir: I ordered an Electric Guitar to play, not to see. Cosmetic is pretty good but it is out of use to play. I tried to buy this guitar for our anniversary and we are deeply disappointed. See this Movie, and I don t think it has not enough quality to pay. https: 84.gigafile.nu/0330-l660ad8926677f6f9e2bb3fa093883bb2 <私は演奏するためにエレキギターをオーダーしたのであり、みるためのものではありません。外観はそこそこ良いですが、演奏はできません。私は我々の記念の品、としてこのギターをオーダーしたので、非常にがっかりしております。お送りした動画をご覧ください。こ俺では支払いに充分な品質とは言えません。 そしたら、恐らくなら担当者の上役が出てきて(二人称の表記が変わった)、こんなこと言いやがりました。 Mar 25 出品者がお客様にメッセージを送信しました hello buyer ,gIve you 200 AUD keep it is ok ? or please tell me you paypal . i will pay you Return shipping cost, please send back it , then we send you full refund. thanks ~! <こんにちは、落札者さん。200AUD返すからそのまま受け取ってもらえませんか?もしくはそちらのPayPalアカウントをお知らせください。 こちらからそのPayPalアカウントに返送料を送金するので、返品後全額お支払いします。 468-200=268 AUDである。こんなゴミにそんなに払えない。 払えても半分以下だ。 おまけにこっちのPayPal アカウントを教えろとか言い出しやがった。 そんなもん教えたらどうなるか、その方が怖いわ。 もうちょっとねじ込んでやろうかとも思ったけれど、まぁ半額にしてくれるなら考えなくもない。 変にキレられても困るからね。。。 で、以下のメッセージを送り返した。 Mar 26 メッセージを送信しました Hi, seller, so you say I have to pay for this junk 268 AUD with no fault of mine? The ONLY FAULT of mine is that I decied to buy this one. But, if you think so, then, we should share half of the price, shall we? I will pay for it 234 AUD, and I will pay to dispose it in Japan. How about this? <販売者さま:こちらの落ち度もないのに268 AUDも支払えとおっしゃいますか?私が犯したミスは一つだけ、それはこの商品を買おうとしてしまったことです。しかし、もしそんなふうにお考えでしたら、半額で手を打ちませんか?私は234 AUDを支払い、おまけに日本での処分費も持ちます。これでどうでしょう? Mar 26 出品者が23,565 円の部分返金を申し出ました 購入時の為替レート:1 円 = AU $0.00993 出品者は、元の支払い方法へAU $234.00の部分返金手続きを開始しました。3〜5営業日以内に返金が届かない場合は、eBayのサポートを依頼することができます。 ***************************************** これにて、とりあえず商談成立、としてやりました。まぁ良い状態のBodyは手に入ったので、telecasterのネックは日本製のTokaiのストックが一本分あるし。(実はここを踏まえての商談だった) で、手元にあるこのJUNK品を早速分解、ネックとボディーを外してみる。 ネックプレートのサイズはしっかりとFenderサイズ、これならそのままTOKAIのTEのネックが。。。。あれ? ネジ穴が合わない?なんで??? 。。。。そうか、ボディーのネジ穴、ハンドドリルでテキトーにねじ込んだな、コレ!💢 ネジが真っ直ぐ入ってないから、ネジ出口の位置がぐちゃぐちゃなんやな!? おかげで「しっかりと作られた日本製」のネックにそのままでは嵌まらない。。。。 仕方ないのでお世話になっている京都市内の某ギターショップへ持ち込んでみたのでした。 オーナーさん曰く「おぉ、ええ色やねぇ、ボディー材はなんやろこれ?軽いなぁ!」 ドリルかけたら、積層構造(いわゆる合板ボディー)材でした、やはり(苦笑) それでも穴を開け直していただいて、しっかりとTOKAI製のNECKが装着され、細々とした調整もしていただけて晴れて一本のギターとなったのでした。 弾き込みはこれからまだまだ時間がかかるので、とりあえずはこの時点でのまとめでした。 見た目はとっても気に入っております。ネックも、持っていたネックが再利用できて、逆にええ感じになったかな。 掛かった費用的には、 468 AUD = 47130 ➗2 = 23565 + ギター修理代 4400 = 27965(円) となりました。 余談ですが、掲載写真、1~4と5~7、ネックが違うんですよ(笑)。
エレキギター 不明 27965円Kei Maeda
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1982 Fernandes ST-85 DM
本当に、偶然だった。 たまたま、HammerSmithのリハーサルで大阪に出ることになっていた。 元々、朝から昼までのリハーサルだったので、昼ごはんをメンバーと摂って、その後楽器店にでも行こうかと思っていたのだ。 一緒に食事していたメンバーには、「カッパさん」と呼ばれている、IRON MAIDENの熱烈なファンであるギタリストも含まれていた。とはいえ、HammerSmithは初期Whitesnakeのカバーバンドなのだけれど。 喫茶店で食事してメンバーと歓談、その後茶屋町の裏でみんなと別れ、そのまま某イシ○シ楽器へ向かう。 まぁいつものことだ。 大体、ここへ行くときは気楽な物見遊山、つられている(主に中古楽器)ギターをああでもないおやこれは珍しいこれは高いな、などと無責任に見て回る、楽器屋好きに通じる言い方で言い換えると「パトロール」なのだ。 いつものように中古楽器を見始めて。。。おや、なかなか良いのもあるじゃないですか、でも流石に高いなぁ、こんなのとても買えないよね(だったら来るなよww)、って感じだったのだ。 ところが、だ。 とあるところで、「?」となった。 見間違いか?いや、違う。 確かに、こう書いてある。 「¥6,600」と。 よく見ると、「ジャンク品」。 なんだ、ジャンクか。なら、さもありなん。大体、弦すら張らずに吊り下げておくなんて(苦笑)。 でも、なんでジャンクなんだろう。。。不思議と、どこが悪いのか、書いていない。 ものをよく見てみると、メイプルネックのスモールヘッドのストラトキャスター。色は黒。 ピックアップはH-S-Hのレイアウト、、、、って、よく見たらこれ、DiMarzioのPU乗っかってない? それもSuper Distortionが2つ、見た感じ、初期のものっぽい。 。。。って、あれ?エスカッションも、金属。。。多分ブラス。。。ナットも、アームユニットも。。。 メーカー名は、Fernandes、らしい。ヘッドのロゴは、消されている。。。 吊るされている状態ではボディー裏側とかが見えにくかったので、(ちょっと無理やり)捻って覗き込む。 。。。ネックプレートが、いわゆる「石ロゴ」だ。。。。 そういえば昔、石ロゴフェルナンデスはTokaiがOEMで作っていたとか、そんな話を聞いたことがある。 俄然、興味が湧いてきた。けど。。。。確証はない。。。。 そもそもジャンク品、「付属品なし、現状渡し、NC/NR」である。ケースすらない。買っても、電車でどうやって持って帰るのだ。剥き出しの弦すら張ってないエレキギターを電車で持ち帰る58歳。異常だ。 うーん。。。と悩んで、大体そもそもストラトなんて普段からあんまり弾かないではないか、あんたLes PaulとかのGibson系がほとんどでしょ、それも最近はアコギばっかり弾いてるじゃないか、なんて思ってしまった。 冷静になろう、冷静に。 その場を離れて、Gibson系、Fender系のラックを見て、他のギターを見て。。。ほら、脳裏から消えてきて。。。。ないなぁ。。。 しゃーない、アコギを見に行こう。 Martinはやっぱり高いなぁ、欲しいけど。D-35とか比較的まだ安いなぁ。。。あぁ!Gibson Doveがある!1974年製?うわー、好みのルックス!おずおずと「試奏させてもらえませんか?」と店員さんに頼む。 簡単に弾かせてくれた。 うーん、良いなぁ!このジャリジャリ感がたまらん!結構傷いっぱいの個体なのでお値段はお安め(それでも大体40万円)、音も割に好みかも、でも40万なんて出るわけないじゃないか。 いやー、堪能した堪能した。さっきのわけわからんギターなんて。。。。あれ?まだ、気になる。 もう一度、見にいく。まだ誰も持って行ってない。。。DiMarzio Super Distortionが2発、これだけでもこの¥6,600の価値はある。けど、これが断線してないか保証がない。そこだけでもチェックさせてもらえないだろうか。。。。(とか思案しつつ、SNSに投稿する) 「これ、アンプに繋いでみても良いですか?せめてPUが生きているかだけでも見てから、買いたいのですが。。。」 ちょっと怪訝そうな顔をする店員。しかし、「良いですよ」と、用意してくれる。 「これ、ジャンクとありますけど、どこが悪いんですか?」 思い切って、聞いてみた。 「えーと、入ったばかりで、何にも手をつけていないんですよ。どこがどう悪いんだか、まるでわからないんです」 ふーん、そんなもんなのか、それでも店頭、並べちゃう時もあるんだなぁ。。。。まぁ、本当にキチャナイ感じだし、言っていることは嘘じゃなさそうだし。 アンプに繋いで、PUをドライバーで軽く叩いてみる。 「コン、コン」 良かった、両方とものPUは、生きているようだ。 ついでにVolume、Toneのノブも回しまくってみる。 ノイズは出ているが、多分接点復活剤で治るくらいのものだろう。 弦は張っていないので、試奏はできない。ネックの反りやネジレもはっきりしないが、まぁ多分大丈夫だろう。 流石にピックガード外したいとかネック外してネックポケット調べたいとか、ジャンクのギターにそこまで手をかけさせるのもどうかと、冷静になって考えて止めた(笑)。 SNSもチェックしてみたら、数人のメンバーが背中を押してくる。 「すいません、これ、ください。」 あぁ、やってしまった。一体何本目のギターなんだこれ。 もう最近は恐ろしくて数えてもいない。でもまぁいいじゃないか、こんなジャンクギター、いざとなったら売ったって良い。元でもかかっていないのだし、ヤフオクとかで流したらそれなりに利益も出るだろう。 (過去そんなこと、一度もしたことないじゃない!と後で嫁さんに言われた。。。。) 仕様からお気づきの方も多いかと思われるが、このギターはIRON MAIDENのギタリスト、Dave Murryさんのモデルだ。きっと前のオーナーがこの仕様にしたくて色々改造したのだろう。 気になるのは、リアPUのエスカッションのところの造作があまりにも丁寧で仕上げがプロっぽいところだ。さぞかし、しっかりした人がやった作業に違いない、と踏んだ。 そしてありがたいことに、サービスでベース用のボロケースもつけてくれた。これで電車の中でキ○ガイ扱いされることもないだろう、多分。 支払いをして、店の外に出て、先ほど投稿したSNSを再度みると、みんな更に、やたらと背中を押してくる。ありがとう、君たちのおかげで踏ん切りがついたよ。IRON MAIDENのギターだから、よく考えたら¥6,660にしてもらったらオチもついたのに、なんて思いながら、屋外に出て、なんとなくTokaiのカタログっぽい写真を撮れそうな場所を見つけて記念写真。 それをUpしたら、SNSが炎上した。 「これはすごい!」 。。。え?そうなん? 。。。どうやら皆さんの見聞では、かなり貴重な逸品らしい。 個人ビルダーの改造品かと思っていたこのギター、ちゃんとしたメーカー正規品で、しかも数量がかなり少ないものの様子。こりゃ、帰宅して早速色々調べないと。。。。 ちょっとワクワクして帰宅、早速分解と掃除。そして各部のチェック。 同時にネットで資料検索。 SNSでも、皆さんがたくさんの資料を下さる。ありがたいことだ。 各部を検証し、確信した。 「これは、間違いない。Fernandes ST-85 DMだ!」 *********** ここから、このギターに関する資料がしばらく続きます。 ご興味ない方は(ここまで読んで来られた方は恐らく読まれるとは思うのですが)、 ################# のところまでお進みください ********************* 資料1:ヤフオク出品履歴の記事から引用① cf: https://detailtext-aucfan.com/detail/yahoo/196488869/ 「かなり最初期物です!1982年頃に製造されたと思われますデイヴ・マーレイモデル『FERNANDES ST-85DM』。 デイヴ・マーレイといえばNWOBHM ( New Wave Of British Heavy Metal )ムーヴメントの代表的バンド「アイアン・メイデン」ギタリスト。今でこそかなりノーマルに近いルックスのストラトキャスターを使用しているものの、デビュー~90年代までの長きに渡り1957年製をベースにH-S-Hレイアウトを施したストラトキャスターを使用しておりました。 こちらのデイヴ・マーレイモデル、80年代当時カタログでは「デイヴ・マーレイモデル」と堂々とうたってはおりましたがあくまでシグネチャーモデルという事ではなく何の許可も得ずに「勝手にシグネチャーシリーズ (笑)」的なことで製造販売されておりました。(当時はまだこういうの緩かったんです…。) このデイヴマーレイモデルは1982年のカタログに初めて登場し1986年のカタログまで4年間販売されていた事になりますが (1986年のカタログでは品番が「ST-80DM」と変更になります。) 私は今までに4~5本このST-85DMを入手しておりまして、販売されていた4年間の中でも大きく「前期」と「後期」の大きく2パターンに分かれる様です。(細かく言いますともっと分かれますが…。) 前期はブラス製のブリッジが搭載されているもの、後期は通常のメッキ仕上げのトレモロブリッジにチェンジされたものに分かれます。 前期でもさらにディテールの違いが有り、基本前期はRST-80が製作の土台となっているのですが最初期はS-S-Sのキャビティーを拡張されただけの物、その後きれいにH-S-H仕様に加工される様になります。 他にも最初期はエスカッションまでブラス製、その後クロームメッキのメタル製に変更になったりとちょこちょこと仕様を買えつつ4年間生産が続けられて様です。 後期はブリッジの仕様変更や本体自体もRST-80を土台にした物ではなく専用に加工される様になります。 本機はST-85DMの中でも最初期仕様となっており、完全にRST-80を土台に加工が施されております。ピックアップキャビティー内はファクトリーにてフロントとリアがルーターで拡張されており再塗装も施されずそのままの状態でセットアップされています。ネックもネック裏の特徴的な面取りや三角グリップネックなどRST-80のまんまです。ブリッジ&ナットはもちろんブラス製!エスカッションも現在はデイヴマーレイに近づける為と操作性の為に後のデイヴモデルに付いていたものと同じメタル製のものに交換されていますが元々取り付けられていたのはブラス製でした。(ブラス製の物はかなり厚みが有りボリュームノブがその上に乗る為かなり操作性が悪くなるので薄いメタル製に交換…といいますか本人のストラトは本機の様に薄いメタル製なのですが…なぜ当時フェルナンデスが分厚いブラス製にしていたのかが不思議です。笑 ) ピックアップは「ディマジオ スーパーディストーション」を2基マウント (80年初頭、当時物のビンテージディマジオです。センターは「L-5000 Vintage」) となっております。サウンドも良い具合に古くさく(笑) ハイパワー&ハイゲイン至上時代のまさに80年代メタルサウンドそのもの! 資料2 : ヤフオク出品履歴からの引用② https://aucfree.com/items/b511325305 フェルナンデスの80年代リバイバル期のデイヴマーレイモデルです。 ほとんど市場には出てこない貴重なモデルです。 型番はST-85DM、当時定価85000円の高級モデルです。 ネックは、いままでリバイバルのストラトのRST50や80を見たことがありますが、RST80と同じような、よい材を使用し、ヘッド裏の面取りもなめらかにしてある感じです。 以前、JUNKで購入し、コツコツレストアしていく予定でしたが時間が取れませんので出品いたします。 80年代フェルナンデスのアイアンメイデン デイブ・マーレーモデル、ST-85DMです。 ピックアップ配置がH-S-Hとなっており、ハムバッカーはディマジオ、シングルはVS-2となっております。 ネックはソフトVシェイプとなっております。 パーツですがエスカッションやそのネジやバネが無かったりバックパネルが無かったりしておりますが 見落としたり書き忘れてる物も出てくるかと思います そしてここからは、このギターが Tokai製なのかそれともKawai製なのか、についての資料。 資料3: スタンプから見る恒常判定(チバカン楽器、大崎様の記事より) cf: https://chibakan-gakki.jp/information/%e3%80%90fernandes%e3%81%ae%e5%b7%a5%e5%a0%b4%e3%81%ae%e8%ac%8e%e3%80%91%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%83%97%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%bf%e3%82%8b%e5%b7%a5%e5%a0%b4%e5%88%a4%e5%ae%9a%ef%bd%9etokai/ (こちらの内容はご一読いただく方が良いかと思います、ぜひ読んでみてください、流石のチバカン楽器さんです!) 資料4 : Fernandes RSTシリーズの研究考察/ ちゅうずでい様のブログ http://tyuuzudeidu.blog.fc2.com/blog-category-9.html (第三話、がネックスタンプなどの資料に詳しいです。こちらの方、とってもマニアックです(笑)。他の記事もとても参考になります!素晴らしい!) ########################## というわけで、この個体は1982年製のFernandes ST-85 DMであるとほぼ確定した。 そこで、昔のカタログを漁ってみて、こんな資料が出てきたので添付しておく。 これは1982年のFernandesのカタログに掲載されていた「ミュージシャンモデル」の解説資料。 cf: https://brochures.yokochou.com/guitar-and-amp/fernandes/1982/jp_index.html .pdfからの転載なので、文字が見えにくいこともあるかと思って転記しておいた。 (それでも読みにくいところがあって、完全再現ができなかったが、、、) ちなみにこの手の「手書き解説文」は1979年のTokaiのカタログが採用した手法で、当時とても熱心に読んだ記憶がある。 (以下、解説文転載) ********************* ST-85DM ¥85,000 DAVE MURRY MODEL ヘビーに決めるにはこれしかない!! オールドクルーソン フルコピーのチューニングギア ‘57年頃のストラトなので クラ型ストリングガイドが1コマウント デイブマレー選手もジェフベック先生と同 じくブラスナットがお気に入りのようだ メイプルワンピース Vシェイプネック フレットは2.0m/mのニッケルシルバーで きまり!! デイブマレー選手の ストラトはオールド モデルだからいうま でもなくアルダー材 を使用しているのだ ヘビーメタル大会でセマル には、このP.U.レイアウトが極め付け フロントとリアにはディマジオ”スーパ ーディストーション”をマウント。 デイブマレー選手のものとまったく 同じだ。 白1プライ8点止めが本格的 デイブマレーMODEL L-500 / Vintage P.U.をマウント オールディーで枯れたサウンド、スーパーディ ストーションのハードなサウンドと枯れた オールドサウンドを求めるよくばりなディ ブマレー選手。しかしこのレイアウトは かなりイケルね! マウンティングリングはむろんブラス製 ボリュームノブがあたってしまうので リングをカットしてある所までまったく同じ。 3way5ポジションSWだからハーフポジション でもまた新しいサウンドが出せちゃう。使いこなしてみよう。 デイブマレー 選手はオールブラスの トレモロユニットがお気に入り。 ブロックは(2wayの高い )<ここが不明瞭 の最高級品を使用。アームもブラス。 *************************** 「選手」とか「先生」という言い方がとっても昭和だが(笑)、当時はこうだったのだ。 S/N N/A(入手時点で、残念ながら消されてます)
エレキギター Fernandes ( KAWAI ) 6600円(税込) 大阪市内楽器店Kei Maeda
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2005 EDWARDS Les Paul Jr. TV YELLOW ☆
所有しているGibson Les Paul Jr. 1959との比較対象用にお友達からお借りしている一本。 シングルカッタウェイなのに、ダブルカッタウェイの59Jr.より軽い(笑)。この辺がマホガニーの材質の差、なのでしょうか。 まだまだ弾き込んでいないのでサウンド的なコメントは出来ないのですが、とても良く出来た子、っていう印象です。
エレキギター エドワーズ 2000年代Kei Maeda
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Tokai LSs
Kei Maeda
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LEOLANI Ukulele
この子はお友達から譲ってもらったウクレレ。 滋賀県内某所、骨董屋さんに入った際に見つけました。 どう見ても「ハワイの空港か土産物屋で売ってるウクレレ」なのですが、その買ったお友達は 「 LEOANI って、結構有名でしょ?聞いたことある!」とテンション上がってしまって購入されました。 で、持って帰るの面倒だから、しばらく預かっておいて、と仰るので、預かりつつ 「そういや、ウクレレってどうやって弾くの?」と思った私。 ちょいちょい、と練習を始めたのです。 しばらく経ってご本人の前で演奏してみたら 「。。。やる気、なくした。。。」 と一言。僕のところに永住することとなった次第です(笑)。 買ったまんま、何の調整もしていないせいか、チューニングとピッチが甘いです。ちょっと楽器としては使えないですね、現状では。 どなたかウクレレにお詳しい方に一度見て貰った方が良いかなぁ、と思っています。 インテリア/オブジェとしてはとても可愛いのですけどね。
ウクレレ LEOANI 滋賀県内骨董品店Kei Maeda
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Strunstick D-33 Grand Strumstick
厳密にはMartin製ではないのですが。。。 Martin Backpackerを手に入れて結構お気に入りで弾いていた頃、某楽器店から 「こんなんあるねんで?」と紹介されたのがこのStrumstick。Bob McNallyさんとおっしゃる方が製作されてます。 この方はどうやら1980年にMartin Backpackerを作った人の様で、その意匠を継いでいるわけですね。 Official Homepageにその辺の事が書かれています。 https://strumstick.com/ 基本的にはダルシマーの造りなので、演奏が簡単。 「楽器が弾けない人でも楽しめる楽器」という感じで売り出してました。 Backpacker同様、このボディで「これでもかっ!」という音量、音質です。弾ける曲には限りがありますが(Keyの変更に対応しきれない部分がある、僕が慣れてないだけかもですが)、ポロポロと遊ぶには良いですね。 レコーディングでちょっとしたアクセントが必要な時に、隠し味的に使用したりしています。
アコースティック Strumstick 滋賀県内某店Kei Maeda
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1961 Suzuki Manline No.203
この子も「元」お友達の楽器です。(あ、お友達とはその後も付き合いはちゃんとありますw) 「ずっと前に買ったんだけど、ケースの鍵が壊れてて開けられないの」 という話から、一体どうなっているんだろうと預かってみたら、単にロックを外すところがダメになってただけで(グラグラしてたので外しました)ちゃんとご対面できました。 中に貼ってある内張りのラベルから、どうも1961年製くらいのSUZUKIの製品であろう、ということで、このタイトルにしております。(でも正確な年代は不明なんです) ずっとケースに入りっぱなしの子だったのですが、案外と問題なく動いてくれました。ちょっと最初のうちペグが動き悪かったです。 そして、案外と大きな音がします。当時の職人さん、本当に良い仕事をされていますね。 中古市場的な価値はあまりないと思われますが、大事にしたいと思っています。それよりまずは練習だなぁ(苦笑)。
マンドリン SUZUKI 2020年Kei Maeda
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Mid 1990's Martin Backpacker
1993年に入手。当時いろんな広告などで評判であったこのBackpacker、兄弟が務める楽器店に入荷、と聞いて手に入れました。 そんなに頻繁に使う楽器ではないけれど、アウトドアでのイベントなどで重宝しています。 Martin Guitarは憧れはあるものの、実際にはなかなか手が出ない、という方も多いかと思うのですが、この子は「さすがMartin!」って唸らせる音量と音質を兼ね備えています。デビューしてもう30年ですが、基本的に昔から何も変わらないという点を考えても、完成度の高さがわかりますよね。 弾き込んでいるので結構汚れてたりしますが、大事にしていきたい一本です。 S/N 51844
アコースティック Martin 滋賀県内某店Kei Maeda
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Johnson AXL 998-1 Resonator Guitar
この子とも、ご縁を感じる出会いでした。 2000年ごろ、大阪で「MPC (Musician's Partner ...Cが何の頭文字だったか失念しました、すいません)」という楽器、特にギター関連に特化したイベントがありました。良くお世話になっていた楽器店さんも数多く出店されていたので、毎年楽しみにして参加しておりました。 ある年、「じゃんけんゲーム」があって、賞品にこのギターが出てまして。「いちまんえんでこのギターを買えます!」というもの。 その頃、Bob Brozmanのギターに傾倒していたこともあって、「ドブロええなぁ。。。」なんて思っていた私、ついつい参加したのです。 そしてなんと、最後の二人のところまで! 相手は一緒にイベント参加してた友人。 結果。。。じゃんけんには負けたのですが(笑)。 そしたらそのお友達、「僕、使わないからお金さえ払ってくれたらそのまま譲りますよ?」と申し出て下さって、結果、僕のものになった子です。 付属のセミハードケースには、会場にいらした鮫島秀樹さん、Ichiroさんのサインも頂いてホクホクです。 賞品を提供された楽器店さんからは、「ボディーとかは韓国/中国製だけど、リゾネーター自体はアメリカ/Dobroが使っているものと同じですよ」と言われております。なかなかの音量と音色を兼ね備えた、BluesとSlide、Open Tuningが似合う一本です。なかなか出番がないのですけどね、もっとこの子用の練習を積まないといけません。 S/N 2000_05330
リゾネーターギター Johnson 10000円Kei Maeda
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Hommage to Led Zeppelin
Kei Maeda
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Les Paul Styles 2
Kei Maeda
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1981 Tokai VS60 VF
1981年は、僕がエレキギターを本格的に始めた年。LS120Vを手に入れて、「エレキはもう、これで充分!アームはないけど、そんなのいらん!EVHみたいなギターが弾けると思わないし、僕はもっとシブいめの音楽をするねん!」と思っていました。そしてそれは確かにそうだったのですが、そんな僕が「ぐらっ」と来た製品が、この年、Tokaiから限定で出たのでした。 当時大流行のHeavy Metal。その時代に合わせたような、フラットトップのストラトタイプ。 おまけにTopの木目が美しい。アーム(トレモロユニット)もロック式でないのもとても好感が持てたそのギターは、Tokai VXシリーズと言いました。 当時は「エレキギターを何本も持つ」なんて贅沢は出来るはずもなく(想像すらしていなかった)、ただただ憧れのギターだったのです。 昨年のコロナ禍の夏の入りっぱなでした。 所用で友達のところに行った際、近くにあったリサイクル店を冷やかしに行きました。 「大したものはないよな。。。え?」 と見つけたのがこの個体。あのころとっても憧れたVXシリーズが、目の前にあったのです。しかも大好きなVIolin Finish! それでもそんなものを買って良いかどうか、といえば買ってたらアカン立場の現在。。。。貧乏ですからね。 うーん、うーん、と悩んでその日は引き返したのです。 。。。でもやっぱり。。。気になる。。。当時の限定ものが出てくることは滅多とありません。 しかも、それほどプレミアムがついていたわけでもなし。 「よし、明日もう一度行って、売れてたら諦めもつく。残ってたら、貯金叩いてでも買う!」 。。。果たして、このギターは僕を待っていてくれていたのでした。 購入後、友達のリペアマンのところへこのギターを持っていくと、 「あ!やっぱり買ったの、君だったか!」と笑われてしまいました(苦笑)。 僕はそのリサイクルショップの商品、彼がメンテナンスしているのを知っていたのでした(笑)。 ギターの元の状態や現在手を入れたところ、不具合のチェックを友達とやって、より完成度が上がりました。 手に入れた際には、ノブは変えられていて、PUもなんだかよく分からないものになって、エスカッションも黒になってました。 ちまちまとパーツを集めて、ここまで復元しております。あとはミニスイッチをクロームに、そして当時のトレモロユニットを手に入れたら完成(オリジナル戻し)です。 今にして思えば、この当時の東海楽器はGibsonやFenderからの圧力を受けてコピーものの製品を作り続けられない状況に陥り始めていたのでしょう。大量に仕入れた良質のギター材をどうにかして処理していかねばならなかったのだなぁ、と思うようになりました。 そこで、このVXシリーズでは、良質の木材をガンガン使って高い技術力で製品化していたのではないかなぁ、と考えています。 実際、精度は高いし塗りなんかも最高に薄くてしっかりしています。この個体もTopのBookmatchは完璧と言って良いと思えます。 2PUのモデルが欲しいなぁ、とも思ったこともありますが、1PUでこの材をじっくり愛でるのがこのギターの美味しいところではないかと今では思っています。 S/N 1019135
エレキギター TOKAI 55000円Kei Maeda
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1991 Warwick Streamer Bass ☆
これもお友達の所から修行に(笑)来ている子です。 その友達が手に入れてからかなりの時間が経過していたのですが、たまーに弾くくらい、とのこと。 メンテなんかもちゃんとしてない感じだったので、 「この子は腐らせたダメ!」 と、その友達のバンドでBassを担当することを条件にお借りしています。 僕自身はBassistではなく、まだまだわかっていないことばかりなのですが、そんなど素人Bassistの僕でさえ「エエBassやなぁ。。。」と弾きながら思ってしまう一本です。Bassistのお友達からは「Bassって、こんなにラクに音が出るんだなぁ。。」と感心される優等生っぷり。 シンプルだけど幅の広いコントロールサーキットのおかげで、カバーできないジャンルなどないです。どんな現場に行ってもこれ一本で片付いてしまう、そんな優秀な子。実は元々、著名なプロミュージシャンの使用されていたもので、この子にはその方のアイデアが詰め込まれております。由緒正しい一本、これからもじっくりと、Bassってなんだ?という僕の疑問に答えてくれると信じております。(返せ、って言われないように大事に使っておりますw) S/N L-004XXX
エレキベース WARWICK 1991年Kei Maeda
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1980 Tokai LS80 OS Les Paul Reborn ☆
2014年、諸事情あって引っ越しをした僕。 新しい街で暮らし始めてすぐに、ご近所の方に親切にしていただき、感謝の毎日でした。 音楽をしていることやギターのお話などもいっぱいして、とても良い関係を頂いております。 そんな彼が、「実は僕もエレキギター、持ってるんですよ。もう全然使ってないので、面倒見てやってもらえますか?」とお話ししてくださって、お貸し頂いているのがこの一本。 「どんどんライブとかでも使ってやってくださいね!」を言われてはいたものの、、、 モノを見たら、そうやすやすと持ち出せる代物ではありません。 1980年製、Tokai LS80 Les Paul Reborn。 このヘッドストックが何を意味するのか。 それは、TokaiがLSシリーズを作り始めた最初期の製品である、ということです。 そして、LS120とは異なり、Topのメイプル材は完全削り出しのもの。 とても自然な杢の入ったTopの佇まいは、惚れ惚れとしてしまうものです、これだけでお酒飲めます。 色目もオリジナルのOld CherrySunburstが綺麗に残っていて、美しいことこの上なし。 PUはオリジナルの GOTOH PAF。 不勉強で知らなかったのですが、このカバードタイプのPU、比較的簡単に(ネジ二本で)カバーの取り外しが出来、 中にはゼブラタイプのPUがosamatteimasu.1980年当時にゼブラボビンを採用していたTokaiに心からの拍手を!って言いたくなります。 現在は自宅で爪弾く程度なのですが、この子も是非日の目を見せてあげたいところ。 無茶な現場でないのなら、是非皆さんの前で弾いてあげたい一本です。 でもお借りしている立場上、慎重にならざるを得ない部分もまた、あるのです。 現在はレコーディングなどで使用しています。
エレキギター Tokai 1980年Kei Maeda
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1966-71 Flash Model 820 with Bigsby-type ☆
ヘッドストックには「Flash」とあるのですが、この個体以外にはこのブランド名では見かけたことはありません。 下記のKentのファンサイトにも一本だけ、「日本のコレクターが所有する物」として、No BrandのGuitarとして紹介されているだけです。 大阪南部の楽器店に赴いた際に、一緒に行った友達がセミアコが欲しいと以前から言っていたのですが、現場でこの子を見て一目惚れ。 「買って帰る!」と、購入したのです。 ところがギッチョン(旧)。 本人、ほとんどギターを弾かない。。。 もったいないので、うちで預かって時々弾いてやるようにしました。 Kentのファンサイト(下記参照)でも書かれていますが、どうやらGuyatoneの製品の様です。(ひょっとしたらTeiscoか?ご存知の方いらっしゃったらお知らせ下さい) Wikiによると、Kentブランドの生産はあちこちの会社が持ち回りでやっていた感があって、この個体がどこで作られたかは不明でもあるのですが。 詳しくはこちらのWikiにて。 https://en.wikipedia.org/wiki/Kent_(guitar) ボディ内部に携帯のカメラを差し込んで確認、ボディ厚はセミアコですが、構造上はフルアコです。おかげで軽い! のちに手に入れたカタログ(Web上で、ですけれどね)で見る限り、一つ見慣れないスイッチがあるのですが、手に入れた時にはこのスイッチは切り替えが出来なくなっていました。操作はできたのですが、それほど音色は変わりません。 (カタログ上では「 rhythm / solo switch」となっています) スイッチは同じものが見つからなかったので、現時点ではサーキットから外してあります。 アームユニットはKent / Flashオリジナルのものですが、まんまBigsby、って感じです。 よく考えたら僕もBigsby付き、持ってたじゃん。<持ってないと思ってた(笑) 「何に使えるかなぁ。。。」と思いながらあまり使えてなかったのですが、この間HM弾いたら案外イケそうw。 これでメタルやるのも新鮮かもですね。ハウリングが怖いですけど。 今回このギターについて調べた際、とっても参考になったのはこちらのKent Guitarのマニアさんのページです。 A lot of thanks to the web site owner! https://kent-820.webstarts.com/index.html このページでも紹介されてましたが、YouTubeでの演奏デモ発見。良い音してます! https://www.youtube.com/watch?v=Z2DreMKuvS4
エレキギター Flash 日本Kei Maeda
