Yellow Magic Orchestra “BGM”

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2022年の初っ端はこれです❗️漸くYMO (Yellow Magic Orchestra)の登場です。私は基本的にはテクノポップは好きなのですが、何故か、YMOを聴くのは避けてきました。そんな中で、唯一気になって購入したのが、このアルバム”BGM”です。YMOのことは私が書くよりもよく知っている方がいらっしゃると思いますので、ここでは極々簡単に書きます。YMOのメンバーは細野晴臣(B, Kbd, Vo), 坂本龍一 (Kbd, Synth, Vo)と高橋幸宏 (Vo, Dr)の3人ですが、4番目のメンバーとして松武秀樹 (Programming)がいます。彼等はそれぞれが音楽界で既にある程度の知名度を得ていましたが、細野氏の「コンピューターを用いたエキゾチックな音楽」を実現する為に、1978年に結成されました。その後、彼等は国内及び海外でも大人気を博し、一躍、「テクノポップの怪物」と言われる程の成功を収め、時代の寵児となりましたが、1984年に散開しています。その後,単発的に再結成はされますが、現段階でも完全には解散はしていません。このバイオグラフィーからも分かる通り、彼等は、その時代時代で、最新のテクノロジー(ARPなどのシンセ、Roland MC-8やTR-808, 「箪笥」と買われるMoogシンセ、Sampler LMD-649など)を用いて、常に新しい電子音楽を実践してきました。それが、怪物と言われる所以でしょう。ザックリと言うとこんな経歴の持ち主です。
それで、本作品”BGM”です。これは彼等の4枚目のスタジオアルバムになりますが、それまでの作風と違い、メンバーそれぞれの個性や好みに基づいた、より個人的と言うか実験的側面を持ったアルバムになっています。勿論、その「実験性」と言うのは、あくまでもポップ・ミュージックの範疇での話しです。また、このアルバムでは、各メンバーの作曲した曲とYMOとして作曲された曲があり、それぞれの曲の特徴が全面に出ており、興味深いんですが、その中でも、細野氏の曲2曲がずば抜けて凄いです。特に”Mass”の帝国主義的な軍歌的曲調で、私がTechno Mensesを演ろうとしたキッカケになりました。また、坂本氏の曲 “Happy End”やYMO名義の曲”Loom”は松武氏の全面的アレンジを押し出したアンビエントな曲で、画期的であったと思います。当時、それに匹敵できるのはThe Human Leagueの”Toyota City”位しか思い当たりません。また、YMO名義の曲”U.T.”のミニマリズムも凄いですね。それともう一つ面白いところは、A面とB面で、曲の並び順に曲の長さが同じになっている点です。そのような内容ですので、当然、それまでのファンは着いて来れず、売り上げ的にはイマイチだったようです。しかし、私が彼等を評価出来ない理由として、フュージョン臭いところと英語の歌詞なんですよね。本作ではフュージョン臭い所はあんまり無いのですが、どうも英語の歌詞が気になりますねぇ。んてな訳で、世間的にはヒットはしなかったアルバムですが、YMOのバックボーンを見るのには面白いアルバムですので、皆さんも是非聴いてみて下さい。

https://youtu.be/cWK0i-g9DOo

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