Kraftwerk “Autobahn”

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また、出ました、Kraftwerkの4枚目のアルバムにして、プログレ史上最大の問題作”Autobahn”です❗️(因みに私が持っているのは米国盤で、リマスターされたものです) 何が問題なのかと言うと、それまでのプログレはどちらかと言うと、凄いテクニカルな演奏を長々と演っていて、熱狂的なファンにしか受けないと言うジャンルであったのですが、ここにきて、Kraftwerkは、電子音で構成された, 長いながらもポップな路線に舵を切った、と言うよりテクノ・ポップの元祖のような作品を世に出しだからです。ここから、全ては始まった的な作品です。後進に与えた影響は半端でないと思います。それでこのアルバム作製について書きたいと思います。
この作品から、それまでのFlorian SchneiderとRalf Hütterのデュオに加えてKlaus Röder (G, Flute)とWolfgang Flür (e-Perc)が後から加わります。このアルバムは初期の実験的なクラウトロックからシンセやドラムマシーンを加えたエレ・ポップへの過渡期的作品になります。と言うのも、1974年初頭に、彼等はMinimoogやthe EMS Synthi AKSを購入、また、Wolfgangは、Vox Percussion Kingと言うドラムマシーンのFarfisa Rhythm Unit 10を抜き出して、カスタマイズして、自作の電子パーカッションとして使ってます。また、この作品の歌詞や見た目に関しては、彼等の協力者Emil Schltのアイデアに従っており、アウトバーンを車で走る時の快適さみたいなものをコンセプトにしています。このアルバムは米国でもリリースされ、ビルボードで5位にランクインします。それで、Phonogramのサポートを受けて、米国ツアーを行うことになりますが、その時に、Karl Bartosが電子パーカッションとして加入し、以後、4人(Florian Schneider, Ralf Hütter, Wolfgang Flür及びKarl Bartos の4人で、Klaus Röderはアルバム作製には参加していましたが、その時に音楽性の違いから脱退しています)が鉄壁のメンバーとなります。それで本作品はConny Plankが録音に関係した最後のアルバムとなり、以降はKraftwerkは彼等所有のKling Klang Studioで、全ての作業が行われることになります。
それで内容なんですが、A面片面を使ったタイトル曲”Autobahn”は長尺ながら、ポップネスがあり、反復するメロディと変化に富んだアレンジで、飽きさせません。確かにアウトバーンを走ったら、この位気持ち良いだろうなとは思わせてくれます。B面も、初っ端こそ重めのイントロから始まりますが、やがて躍動感のある曲へと移行していきます。ここら辺の繋ぎは彼等の十八番ですね。最後の曲は軽やかで爽やかなフルートとシンセの音色が心地よいです。そんなファニーなドライブに最適なアルバムを皆さんも聴いてみませんか?

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PL803B2522308D3DA9
 
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